たひお備忘録

趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

鹿児島県奄美市 マルエーフェリー フェリー波之上 船内レストラン

 前の記事で触れた、令和8年1月末から2月頭にかけての、鹿児島県と沖縄県の旅。
 初日に鹿児島空港まで飛び、市内で複数の用足しを済ませたあと向かったのが、鹿児島新港の奄美・沖縄フェリーターミナル。ここからマルエーフェリーのフェリー波之上に乗って沖縄県の那覇港まで行くことが、この旅の大きな目的の一つであった。
 それでこの航路は、鹿児島新港を18時に発ち、奄美大島、徳之島、沖永良部島、与論島、そして沖縄本島の本部港に立ち寄り、那覇港に到着するのは翌日の19時。25時間にわたる乗船時間となるので、船内のレストランも、出発日の夕食、到着日の朝食と昼食と3度の営業する。船内には売店もあり、おにぎりや菓子パン、カップ麺なども売られているが、折角なので、3食とも利用することにした。
 ちなみにレストランは、エントランスや案内所、売店と同じ4階にあり、レストランとしての営業時間以外は、フリースペースとして解放されている。

【鯵フライ定食 1,200円】
鯵フライ定食 1,200円

 まず、出発日の夕食営業は、出港前の17時50分から営業開始のアナウンスが。(~18時40分)するとすぐに食券の券売機を先頭とした行列が出来ていた。
 そこでいただいたのは、ビールが飲みたかったので、それに合うものをと思い20を越すメニューの中から選んだ、アジフライ定食。ちなみにビール(と発泡酒)は、レストラン内の自販機で購入できる。また注文は食券制で、券売機で食券を買うと自動的に厨房に注文が伝えられ、出来上がると食券番号で呼ばれる仕組みだが、その際、申し出れば、ライス抜きにも出来たようだ。(知らなかったのでそのままだが。)
 それで鯵フライ(タルタルソースの小袋付き)の他、マカロニサラダと生野菜(千切りキャベツ・トマト・レタス)。小鉢にひじきの煮物。あとはお新香、ごはん、麩と豆腐の味噌汁といった構成。鯵フライは揚げたてであった。

【朝定食(焼き魚) 900円】
朝定食(焼き魚) 900円

 次に朝食だが、奄美大島の名瀬港出港後の6時15分から営業開始のアナウンス。(~6時45分)。営業時間が短い旨も併せて放送されている。
 それで今回は、メインが明太子もしくは焼き魚の朝定食、そしてカレーライスの中からの選択となるが、焼き魚の方の朝定食を選択。券売機で食券を買うまでは同じだが、メニューが絞られているためそのまま受け取り口に進み、食券と引き換えに受け取るシステムになっていた。
 で、焼き魚の朝定食だが、メインの焼魚は鯖。それ以外は明太子の朝定食と共通のようで、さつま揚げ、昆布の佃煮、高菜漬け、梅干し、別皿に沢庵、小鉢に味付け海苔と温泉玉子、そしてタマネギ・油揚げ・豆腐の味噌汁という構成。味噌汁の具が昨晩と変えられているのが嬉しい。
 またご飯の盛りは良かったが、それでも、おかず類に対して米が不足気味で、高度なライスマネジメントを求められた。

【カレーうどん 900円】
カレーうどん 900円
【白ごはん 300円】
白ごはん 300円

 船内最後の食事となる昼食営業は、沖永良部島の和泊港停泊中の11時45分から営業開始のアナウンス。(~12時15分)今回も朝食に続き、短い旨も併せて放送されている。
 それで今回は、カレーうどんに白ごはんという組み合わせで。昨晩、隣で食べていた若者がこの組み合わせで、それがうまそうに見えたので、若くはないが注文した次第。今回は食券購入後、受け取り口付近で待つこと少しで出てきたが、食券購入時に自動で注文が伝えられているだけなのにもかかわらず、うどんとごはんが同じトレーに載せられていたのには驚いた。
 で、肝心のカレーうどんであるが、かけうどんにカレーライスのルーを掛けたものだと思っていたが、ちゃんとツユがカレー汁になったタイプ。味加減は万人向けであるが、だからと言って不満は全く無い。
 ウドンは、ツルツルのとした口当たりに、グミグミっとした弾力ある強めの歯応えから、多分冷凍麺。これはこれで悪くない。
 そして具は、刻んだ油揚げと薬味のネギだけだが、これで十分。

 というわけで、3食に渡っていただいたが、船の上でちゃんとしたものを食べられるだけで有り難かったのに加え、私の舌にとってはどれも悪くなく、特に最後のカレーうどんは満足した。ごちそうさま。

令和8年2月訪問

鹿児島県鹿児島市 味の老舗 やぶ金 桜島フェリー店 (桜島フェリー 第十六桜島丸船内)

 前の記事で触れた、令和8年1月末から2月頭にかけての、鹿児島県と沖縄県の旅。初日に羽田空港から飛んだのは、鹿児島空港。
 今回、鹿児島を訪れたのにはいくつか目的があったのだが、その一つが、桜島フェリーに乗ること。というのも、一昨年、旅行で鹿児島に来た際、乗船を予定していたのだが、これもその際、乗車を予定していた鹿児島市電のダイヤが乱れており、その時は市電を優先したために、泣く泣く諦めたということがあった。
 なので今回、別の用事で再び鹿児島に来ることになった際、ついでではあるが、真っ先に計画に組み込んだ次第。

 というわけで、鹿児島に到着してまずは第一の用事を済ませた後、鹿児島駅前から市電に乗車。2つ目の水族館口停留場から歩いて5分ほどで、鹿児島港桜島フェリーターミナルに到着。すると、1隻の船が出港していったが、程なくして、折り返し次便となる船が着岸。その船に乗船して真っ先に向かったのが、こちらの「やぶ金」という屋号の売店。
 今回乗る桜島フェリーだが、実は船内で食べられるうどんが名物にもなっていて、それを食べるというのが、このフェリーに乗る目的の一つだったりする。それで、この売店はかなり混むという話も聞いていたので、乗船後直ちに向かったのだが、仕入れ中ということで営業しておらず、店内で営業開始を待つことに。やがて、出港の5分ほど前だったろうか、店員が仕入れから戻り営業開始となったが、その頃には行列が店外ま長くで伸びていた。

【名物桜島うどん 1,000円】
名物桜島うどん 1,000円

 それで今回いただいたのが、品名に「名物」と入ったこの品。いわゆる、全部載せ(品書きにもその旨書いてある)で、ウドンの上には、ごぼう天、さつま揚げ、温玉、山菜の水煮がところ狭しと並んでいる。
 だが、まずはじめはツユから。九州のうどんのツユ、とすごく雑な言い方になるが、出汁が効いているものが多く、味付けは醤油が立っていないという印象がある。ここもそのような感じだが、味加減はいい塩梅で、ごぼう天や温玉にも負けていなかった。
 またうどんは、茹で麺と思われるが、ツルっとした口当たりにそれらしい歯応えと、極めて一般的な味と食感。こういうところで食べるには、過不足がない。
 そして具は先述のとおりであるが、中でも印象的だったのが、ごぼう天。ゴボウを2つ割りや4つ割りにした太くで長いものではなく、かと言ってかき揚げにしたものでも無く。マッチ棒くらいの太さで短く細切りにしたものをバラバラ揚げたような、1本1本が別れたタイプで、カリッと歯応えのある軽快な食感と、揚げた衣やゴボウの香ばしさが、ツユに風味を加えていた。また、小振りなさつま揚げも、当地らしくて良く。

 正直なところ、この一杯のために桜島フェリーに乗ったまであるのだが、美味しくいただいて、期待どおり満足であった。ごたそうさま。

令和8年1月訪問

東京都大田区 てんぷら・そば 門左衛門 (羽田空港 第2旅客ターミナル 3階ターミナルロビー内)

 これから暫く、(令和8年)1月末から2月頭にかけて鹿児島県と沖縄県を回ってきた時の食べ物ネタが続く予定だが、まず最初は、鹿児島空港への出発前、羽田空港でいただいたこちら。実はこの店、今から15年と少し前の平成22年11月、沖縄への渡航前に訪問したが、その時、店名に入っていた「釜焚おにぎり」の文字が消え、「てんぷら・そば」だけになっていた。

 宇都宮を午前3時に出た高速バスで、羽田空港第2ターミナル着いたのが、午前6時前。今朝は午前1時に起きて飲まず食わずでここまで来たのでたいそう空腹ということもあり、ここで朝食を食べていくことに。ターミナル内の飲食店のうち、一番早く開店するのは午前6時からなので、その中から食べる店を探すことにした。
 食べるなら混んでいる店の鉄則があるが、ここは、開店から10分と経たないうちに席が埋まっている。店員たちが、定期的に店外に向かって「いらっしゃいませ!」と大きな声を出しているのも効果的なようだ。
 その声に釣られた訳では無いが、店外に掲げられた朝食用の品書きを確認して入店。カウンター席に案内されたが、店内は、私同様出発前で慌ただしい気配の人たちに加え、店員が新人を指導する声など、それらのガヤで、活気があるというよりも少々殺気立った雰囲気に感じられた。
 そんな中、私が注文したのが、朝のざる天丼。この後、鹿児島へと飛んでからも、色々といただく予定があったものの、何より空腹だったことが選ばせた。また、そばは温かいものに変更可能であったので、注文の際、そうして貰った。
 その後、注文からあまり待たずに提供されたのは有り難い。

【朝のざる天丼(温かいそばに変更) 1,298円】
朝のざる天丼(温かいそばに変更) 1,298円

 提供されたらまず、その温かいそばのツユからいただいたところ、出汁感は強め。味付けは、東京にある店なのに濃口醤油が効いておらず、薄口醤油がメインだろうか?塩気はあまり濃くなく、むしろ薄めに感じた。
 またソバは、生麺か茹で麺か冷凍かは判らなかったが、ツルツルと喉の奥に消えていくのではなく、モチっとした噛み応えを感じるタイプ。
 具は、薬味のネギの他、蒲鉾1枚とワカメ。あるだけ有り難い。
 そして天丼は、海老天2尾とインゲン豆。天ぷらは揚げたてであった。
 それと、添えられた漬物が、一般的な浅漬ではなく、いぶりがっこと赤カブ漬け。赤カブ漬けは、以前、ここでいただいた時にも添えられていた。

 というわけで、私も周囲の客に負けじと、出発前に慌ただしい気分でいただいたが、これはこれで旅っぽくあるな、とも。ごちそうさま。

令和8年1月訪問

栃木県那須塩原市 手打ちうどん 美月

 美味いうどんが食べたくなると足が向くこちらの店。だが、いざ伺うと、最近はけんちんうどんを除いて「本日のおすすめセットメニュー」ばかりいただいている気がする。値段的にお得なことに加え、付属の小鉢で店主さんの料理をもう一品堪能できるからだが、今回は少し趣向を変えたかったので、鍋焼きメニューの中から、個人的には未食だったこの品を。

【とり鍋 1,300円】
とり鍋 1,300円

 それが、このとり鍋。以前、家人が食べていたものを味見させて貰ったことはあるのだが。
 提供されたら呑水に適宜取り分け、まずはツユからいってみたところ、これが、もう。こちらのツユは、出汁感と濃口醤油が拮抗した当地らしい濃い目の味付け(だが、そこが良い)という印象だが、そこに、具の鶏肉からの動物性の旨味が加わることによって、膨らみのある丸い味になっている。更に散らされた白ゴマと、この季節ならではの柚子皮が風味を加えており、何とも良い味わいである。
 またウドンは、弾力よりも密度を感じる重めの食感のものだが、鍋焼きにすることでツユの味を適度に染み込ませることができ、何とも良い塩梅に。ましてや今回は、鶏肉の旨味もたっぷり入っているのだからなおさらという感じである。
 そして具は、鶏肉と一片のカマボコに加え、えのき茸がたっぷりめに入っており、ここからも旨味が出ているのは間違いない。それと玉子は、周囲に火が通るくらいの煮加減で、具として食べるというよりは、味を変えるために最後に崩してという感じで。うどんに絡めて食べれば、これも、また。
 実はおすすめセットメニューをいただいた際も、鶏肉の入った煮込みうどんを食べられることがあり、その時に同じようなものを味わってはいるが、他の具材の存在や正規の大きさで丸々一杯いただく事も含め、この品でしか味わえないものがあるように思えた。

【けんちんうどんとミニとろろめしのセット 1,200円】
けんちんうどんとミニとろろめしのセット 1,200円

 こちらは、同行の家人がいただいた品。訳あって、このところずっとこの品を食べているが、毎回満足している様子である。

 というわけで今回も、どれも美味しくいただいて、大変に満足。ごちそうさま。

令和8年1月訪問

東京都千代田区 蕎麦29東京 (JR東京駅 八重洲中央口1階改札内)

 前の記事でも触れた首都圏費日帰り旅の折、昼食に立ち寄ったのが、この店。
 東京駅改札内の駅そば店は、以前いただいた新幹線ホーム上の「グル麺」が閉店してしまい、今は、これも以前いただいたグランスタ東京内の「そばいち」だけになったと思っていたのだが、今回、東京駅で昼食を摂ることになり改めて調べたところ、八重洲中央口1階にあるこの店を発見。(ついでにもう一店舗あるのも発見したが。)もっとも、駅そばと言っても「そばいち」のような一般的なものではなく、今どきの流行りである、付け汁にラー油の効いた肉つけそばの店らしいが。

 総武線の快速列車を降り、地下ホームからあるお店を目指すが、田舎者ゆえ何度利用しても東京駅に慣れておらず、八重洲中央口に目指す店舗があると知ってはいるが、向かう方向が合っているか不安で仕方がない。それでも何とかお店にたどり着くと、お昼時とあって、店外の食券券売機で数人待ち。食券購入後は、先客から順に、入店時に食券と引き換えに商品を受け取って入店するようなシステムになっていたが、幸い立食いカウンターのある内部はそれほど混んでおらず、更には隣接する「ほんのり屋」(JR東日本クロスステーションが運営するおにぎり店)と繋がっているため、その椅子席も利用できるのが有り難い。 

【肉つけそば 1,080円 + 大盛 220円】
肉つけそば 1,080円 + 大盛 220円

 それで今回いただいたのが、お品書きや店名から看板メニューの様に思えた肉つけそばを大盛りで。席に着いたら早速、ソバを上に載った豚肉と共に適宜箸で掴み、付け汁につけて啜り込む。
 まずソバは、断面は真四角が、つけ麺などの太い中華麺と同じくらいの太さ。更に、噛み応えもマッチョで適度な弾力があり、噛んでると口中に甘みが広がった。
 またツユは、ラー油入りだが、そのままではあまり辛みは効いておらず、逆に甘みをわりと効かせ、万人向けに調整といった感。薬味は、蕎麦の上に千切りの白ネギと輪切りの青ネギ(小ネギ)、刻み海苔と胡麻が掛かっているが、どれも良い感じにアクセントを加えている。
 そして途中から、付属の生卵をツユの中へ。元々のツユの味が濃いめなので、生卵1つくらいでは薄まった感はせず、まろやかさが加わってなかなかに良かった。

 というわけで、流行り物ではあるが、そつなく美味かった。ごちそうさま。

令和8年1月訪問

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栃木県のちょいと北の方に住んでいるアラフィフのオッサン。
ラーメン・そば・うどんなどの食べ歩き、乗り鉄、競馬の旅打ち、モータースポーツ観戦、PC自作など嗜んでいます。

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