たひお備忘録

趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

東京都三鷹市 中華そば みたか

東京都三鷹市 中華そば みたか

 東京都三鷹市の『江ぐち』といえば、私でも知っているような名店というか老舗で、是非ともいつかお伺いしてみたいなどと思っていたのですが、残念な事に昨年の1月末で閉店となってしまいました。ですが、その『江ぐち』のあった場所に、江ぐち時代に店を手伝っていた方?がお店を出されたと知り、丁度三鷹のお隣の武蔵野市で所用があったものだから、ついでとばかりにお伺いしました。

 それでお店には、開店の15分くらい前に着いたのですが、既に数人程待っている方が。なのでその後ろに並ぶと、開店の頃には結構な行列となりました。で、やがて時間となり、開店と同時にカウンターのみの店内は満席に。それで驚いたのが、そのほとんどのお客さんがビール(と竹の子orチャーシュー)を注文したことです。

ビール小 400円 + 竹の子 200円
ビール小 400円 + 竹の子 200円
 というわけで、郷に入りては郷に従えという言葉もありますので、私も小瓶のビールと竹の子を注文。サッと出てきた竹の子はいわゆるメンマなんですが、煮上がったメンマにラーメンのタレと魔法の調味料、そして刻んだネギを載せた物で、これがビールと良く合いますね。(ビールは中瓶にしとけば良かったかなぁ。)

ラーメン 450円
ラーメン 450円
 そして頃合いを見て、お目当てのラーメンを注文。程なくして、小さめの丼で出てきたラーメンは、見た目からして「中華そば」という感じです。で、まずは醤油で黒々としたスープを啜ると、煮干しの香りにガツンと醤油の味が。タレ自体は先程のメンマにかかっていたもので、どのような味かは先刻承知だったのですが、煮干の風味が強めのスープと合わさる事により、煮干し出汁から出る僅かな酸味や甘味も感じられるようになりますね。それにしても、紛れもなくラーメンのスープなのですが、個人的には蕎麦つゆも連想させる味かなぁ、なんて思ったりして。また麺は、ソリッドな食感の中細ストレート麺。シコシコの中華麺というよりも、どちらかというと蕎麦に近い気がします。それほど量はありませんが、飲んだ後だとこれくらいが丁度良いですね。そして具は、たっぷりの竹の子(メンマ)、細かく刻んだネギ、そして控えめなチャーシューと真ん中のナルトが泣かせます。

 というわけで、ビールと竹の子、そしてラーメンを堪能したのですが、こちらのお店って、ラーメン自体の味もさることながら、こちらに来て気さくな店主さんとしゃべりつつ軽く一杯やってからラーメンで〆るという行為そのものが、皆に愛されているんだな、なんて思ったりして。個人的にはラーメン店でビールは頼まないのですが、ここなら美味しく飲めそうな気がしますし、今度来る機会があれば、小瓶ではなく中瓶を、1本ではなく2本くらいいってみたいなぁ、なんて。ごちそうさまでした。

平成23年5月訪問

栃木県大田原市 とんこつラーメン 西記 【閉店】

 こちらにお伺いするのは約2年半ぶりなのですが、お店に入ると、カウンターの中にいる店主さんが「券売機がカップラーメン」とおっしゃるので何の事かと思ったら、先日の東日本大震災で食券の券売機が店主さん曰く「シコ踏んだ」際に中のセンサーが壊れてしまい、普段は電源を切ってあるとの事。で、お客さんが来るとカウンターから出て電源を入れてくれるのですが、「自販機荒らしにあったのを無理に使っている状態」との事で、電源を入れて3分後に防犯用のブザーがビーーーー!とけたたましく鳴ってしまうのをそう表現されていたようで。と、店主さんのユニークなキャラクターは変わっておられずひと安心したところで、その券売機で購入した食券は、以下のものたち。

とんこつラーメン 550円
とんこつラーメン 550円
 スープは名前のとおり豚骨スープ。基本的にはサラッとしたクセのないタイプなのですが、様々なスパイス類や豚骨スープの旨味と相性の良いチーズなどの追加アイテムで、何とも奥深い味わいです。また麺は、店主さんオススメの固茹ででお願いしましたが、細くて歯応えのある麺が旨いですね。また、チーズと絡めていただくと、これがまた。そして具は、注文毎に丁寧にフライパンで暖めるチャーシューと、半熟具合が絶妙(個人的には、トロトロよりこれくらいの方が好みかも)の味付け卵。それに前述のチーズに、九州の豚骨ラーメンっぽいキクラゲなど。というわけで、熊本っぽくもあり、細い麺は博多の長浜っぽくもあり、チーズなど店主さん独自の改良もあって、とても美味しい一杯だと思うのですが。

焼き餃子 380円
焼き餃子 380円
 こちらは焼き始める時、半透明のトレーに載った餃子をフライパンに並べだしたので一瞬???となったのですが、さすがはこちらの店主さんが提供する物。普通水を投入するところを、豚骨スープを(けっこうたっぷりと)投入し、じっくりと焼き上げていました。で、お味の方は、パリパリサクサクの羽が付いて香ばしい皮に、中まで豚骨スープの旨味が染み渡ってトロトロの餡の組み合わせが結構いけてるかと。ただし、中の餡は激熱なので、いただく時不用意に口に入れてしまうと、結構つらい事になるかも知れません。

 そんなわけで、両方とも美味しくいただいたのですが、それも店主さんのキャラクターがあっての事。ちなみに、件の券売機について、修理しようにも古くて部品が無く、店主さんによると「店を閉めるまでこれで使うしかないね」との事なのですが、いつまでも閉めずに頑張っていただきたいと思う今日この頃でございます。ごちそうさまでした。

平成23年5月訪問

栃木県宇都宮市 支那そば 竹風

 私の職場の同僚というか後輩に、なぜだか最近急に鶏白湯にハマったヤツがいるのですが、そいつが「いろいろな鶏白湯も食べてみたい」と言ったので、連れて行ったのがこちら。個人的には、久しぶりの訪問となってしまいました。

岩のり塩らーめん 750円
岩のり塩らーめん 750円
 で、そんな中、私がいただいたのがこちら。塩味の鶏白湯スープは、鶏の旨味がギュギュっと出つつもどこかサラッとしたところもあり、くどすぎないような。そしてそこに絶妙なコンビの岩のりがたっぷりと入って、もう。また麺は、スープと良く合うソリッドな食感のストレート麺。そして具は、前述の岩のりの他、ホロトロのチャーシューと良い塩梅の味玉など。また、何気にネギが青ネギというのも良いですね。

 というわけで、同行者共々美味しくいただいたのですが、思えば、個人的に鶏白湯+岩のりの相性の良さを知ったのが、こちらに初めてお伺いした時にいただいた『岩のり竹風麺』だったとのですが、さしづめこれはその進化形といったところでしょうかね。ごちそうさまです。

平成23年5月訪問

栃木県那須塩原市 ふうふう亭

 聞くところによれば、先月、こちらのメニューがリニューアルされ、味噌をメインに据え品数を絞ることになったとのこと。でもそこはさすがこちらというか、その中で、こちらのお店ではこれまでなかった白味噌をメインに使った新メニューが登場しました。

白味噌拉麺 770円(と、写真にはないけど 小ライス 60円)
白味噌拉麺 770円(と、写真にはないけど 小ライス 60円)
 されを早速いただいたのですが、まずは一口啜ったスープの第一印象は、こちらの味噌拉麺の白味噌バージョンといった感じ。元々、こちらの味噌拉麺は、(味噌や背脂などの)コクがあるけど(香味野菜などの)キレがあるといった印象を持っていたのですが、白味噌を使う事により、そこに甘味とまろやかさが加わったように感じました。また麺は、もうすっかり馴染んだ全粒粉使用の太麺。そして具は、表面が香ばしくもトロトロのチャーシューと、黄身がトロトロの味玉が半分。あと大ぶりですが柔らかいメンマがあり、これらはどれも良い塩梅で、相変わらず素晴らしいです。また、モヤシとほうれん草は、他には濃い目のスープと良く合いますね。で、麺をいただいた後は、残ったスープに小ライスを投入すれば、やっぱりというか当然というか、絶妙のマッチングでございます。

濃厚白味噌拉麺 790円
濃厚白味噌拉麺 790円
 こちらは、先日まで提供されていた『濃厚○○味噌つけ麺』シリーズの、いろんな意味で濃厚なつけ汁に似たスープのように感じました。個人的にはナッツ類を連想する深いコクと白味噌が絡み合い、更にコックリとした味になっているのではないかと。また麺と具は白味噌ラーメンと共通ですが、味の方向性は別というか、こちらはこちらで、良いですね。

 というわけで、新登場の白味噌系2品なのですが、両方とも美味しくいただきました。(あ、ちなみに、1人で2品いただいたわけじゃないです。例によって同行者と半分こしましたので。)ごちそうさまです。

平成23年5月訪問

長野県長野市 らーめん みそ丸

 今年のGWは、用足しも兼ねて長野、岡山、兵庫とクルマで回ってくるという、自分でも少々訳がわからないものになったのですが、その最初の目的地である長野市某所の近くに、行く前に調べた時評判の良い味噌ラーメン屋さんを発見。折角なので、お伺いしてみる事にいたしました。

味噌丸 700円 + 半熟煮玉子 100円 + ばくだん 100円
味噌丸 700円 + 半熟煮玉子 100円 + ばくだん 100円
 いただいたのは、こちらの基本メニューっぽい味噌丸に、店長おすすめトッピングと書かれた半熟煮玉子ばくだんをプラスして。それでまずスープですが、あっさりとしたベースに、信州味噌を用いたタレが丁度良い濃さというか。また、炒め野菜から出た旨味、背脂と思われるコクなどが加わって、後を引く味になっています。また、結構太さがある麺は、縮れがついた、ムチッとした食感のもの。あと具は、前述の炒め野菜(モヤシなど)の他、炙りの入ったチャーシューや、かなり太めのメンマなど。また、結構入っている青葱と胡麻が何とも良いアクセントになっていますね。それと、追加の煮玉子は名前のとおり黄身が丁度良い半熟で、程良くかつ深みのある味付けに感じました。そして、しばらく食べ進んだところで、別皿に添えられた「ばくだん」を投入。爆弾と言っても、豚挽肉にニンニクや唐辛子などで味を付けたものなんですが、名前のとおりかなり刺激的で、これが加わると全体がかなりパンチの効いた味になりました。ちなみに投入後は、個人的にはご飯が欲しくなる味ですねぇ。(このばくだんだけご飯にのっけてもいけそうです。)

餃子 300円
餃子 300円
 一緒にいただいた餃子ですが、こちらの餃子は少々変わっているというか、結構ジューシーな豚肉と野菜の餡には、しっかりとした味噌味が付いています。更に、薬味的に添えられたマスタードも珍しいのですが、そのままでも、またお酢やマスタードを付けてもいける塩梅。それにしても、なかなかにオリジナリティーがあって良いですね。

 というわけで、どちらも美味しくいただきました。ごちそうさまです。

平成23年5月訪問

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栃木県のちょいと北の方に住んでいるアラフィフのオッサン。
ラーメン・そば・うどんなどの食べ歩き、乗り鉄、競馬の旅打ち、モータースポーツ観戦、PC自作など嗜んでいます。

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