趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
こちらは、宇都宮の政木屋食品という製麺工場に併設された直営のお店。前を通る度に気になっていたのですが、今回、ちょうどお昼時に通りかかったのでお伺いしてみることにしました。
入り口の上に「製麺所に一番近い飲食店」と掲げられたお店は、簡素ながら結構広く感じます。また卓上のお品書きを見ると、製麺所直営らしくラーメン、うどん、そば、つけ麺、まぜそば、焼きそば、そして皮が自家製となる餃子までメニューにあったのですが、他にも、お店のフェイスブックに載っている裏メニュー的品もあるようで。(この時も、お品書きに書いていない酸辣湯麺を注文していた人がいました。)
政木屋のしょうゆラーメン 500円
それで今回は、初めてということで、一番左上に書かれたしょうゆラーメンをいってみることに。ちなみに、このメニューに限って大盛りは無料となっていましたが、今回は普通盛りでお願いしました。で、程なくして登場したラーメンですが、見た目からしてとってもベーシック。その印象は、スープに口を付けても変わらず、特に凝ったところは感じないものの、必要十分というか。そして麺は、結構細めのストレートタイプ。ハリやコシなどもちゃんとしていて、悪くないですね。
餃子 300円
こちらは、一緒にいただいたもの。皮は薄めで、中の餡は汁が滴るほどではないですけど結構ジューシー。あと、ニンニクが個人的には効いているように感じましたが、これは栃木では標準程度の効き方くらいかなぁ、と。
というわけで、どちらも、ベーシックながら悪くないというか、凝ったところや尖ったところはないものの、必要十分という感じでした。それと、なんと言っても(麺類の)コストパフォーマンスが良いのが嬉しいですね。なので是非ともまたお伺いして、別のものもいただいてみたいと思います。ごちそうさまでした。
平成28年3月訪問
このところ月イチペースでお伺いしているこちらのお店なのですが、今月もそういう感じで。っていうか、ラーメン屋さんに通う条件って、その味もさることながら、個人的には場所的なものも大きいと思うのですが、実はこちらのお店って、我が家から国道4号を使えばわりと近かったりするんですよね。
つけ麺 800円 + 半熟味付玉子 100円
ライス 100円
それで今回いただいたのが、こちらでは初めてとなるつけ麺なのですが、冷・温選べる麺は、暖かい方でお願いしました。で、登場して早速、麺をつけ汁に浸けていただいてみたところ、豚骨というか家系ベースのつけ汁は、結構甘味が効いている印象。また、角切りチャーシューやメンマなどの具はつけ汁の中に入っていたのですが、そういえばメンマって、こちらのお店で初めていただいたかも。そして途中から麺のところに添えられた魚粉を投入すれば、これは間違いの無いお味。スープ割りの有無は訊かなかったのですが、麺を食べ終わった後は、残ったつけ汁にライスをインすれば、丁度良い感じになりました。で、残しておいた半熟味玉と共にいただいて〆。
味噌ラーメン 750円 + ほうれん草増し(たくさん) 100円
こちらは、同行者がいただいたもの。後で写真を見てあっと思ったのですが、味噌ラーメンは麺が若干太いんですかね?で、味見させて貰ったところ、ただ単に味噌で味付けした家系という感じではなく、これは個人的に丸々一杯いただいてみたいというか。
というわけで、今回は同行者を含め家系では変化球的チョイスとなったのですが、それはそれでなかなかでございました。ごちそうさまです。
平成28年3月訪問
日光市の旧藤原町エリアにあるこちらのお店。ちょっと特徴的なラーメンと共にラーメンムック本などに紹介されていて、個人的に宿題となっていたお店でしたが、今回、日光を訪れたついでにお伺いしたというか、半ばこちらのお店にお伺いするために日光まで来たというか。
自家製山菜入りからし味噌らーめん(塩味) 700円
それがこちらの品。ムック本には「山菜入り辛子味噌入り塩ラーメン」と書かれていたのですが、お品書きに準処して今回はこんな感じで書いてみました。ちなみに読む時に「山菜入り」と「からし味噌」の間で区切るのではなく、「からし味噌」と「らーめん」の間で区切っていただけると、どんな品なのか想像が付けやすいのではないかなぁ、と。で、前置きが長くなってしまったのですが、まず見た目から、スープがかき玉状になっていたり、ラーメンの具としては珍しい山菜や、これまた珍しい豆腐の上に件の山菜入りからし味噌が載っていたりするなど、一般的なラーメンとはちょっと違うというか。それでまずは、スープからいってみたところ、わりとしっかりとしたトロミが付いていて、アツアツ。またそこからは、ちょい辛からピリ辛程度の辛味と、ちょっとした野趣というか山菜的風味が感じられましたが、未だ豆腐に載ったからし味噌は溶かしたりしていないので、最初から少量がスープに溶かし込まれているのでしょうか?そして麺は、縮れの入った太めのもの。お品書きにアピールこそしていないものの、手打ちでしょうか?チュルチュル、ムチムチ、シコシコと、申し分ないです。それと具は、山菜の他、肉っぽいチャーシューがとても好み。またからし味噌の載せられている豆腐も田楽的面白さがあったのですが、何といってもからし味噌自体がインパクト有るというか、途中から溶かしてみたところ、山菜の風味と辛味に鮮烈さが増し、これがまた。
らーめん 550円
こちらは、同行者がいただいたもの。例によって少々味見させて貰ったのですが、こちらはこちらで、甘味のあるスープが印象的。前述のチャーシューと合わせて、チャーシューメンでいただいてみたいですね。
お店に着いた時は、そのちょっとレトロな店構えが逆に作用したというか、正直言ってちょっと不安に思ってしまったのですが、申し訳ありませんでした。どちらの品も美味しく、かつ印象的でした。栃木県北と言っても自宅からだと通うには少々辛い立地なのですが、また当地を訪れた時には、是非とも立ち寄りたいと思います。ごちそうさまでした。
平成28年3月訪問
3月中旬に、クルマで行った高知旅行の二日目。その最後に訪れたのが、この旅行の目的の一つである高知競馬場なんですが、この日は旅館で朝食を食べ損ねて以来何も食べていなかったので、午前11時頃に競馬場に到着して最初に向かったのが、場内にあるこちらの食堂です。
らーめんやきめしセット(サラダ付) 800円
そこで同行者とシェアしつついただいたのが、こちらのセット。(と、実はもう1品有るのですが、それは別記事に。)高知競馬場のグルメで調べると、結構な割合で出てくるのがこの品なんですが、小ぶりのラーメンと焼きめしは、ポテトサラダと共にいただいて丁度良い量ですね。それでまずは、ラーメンから味わってみたのですが、淡い色の澄んだスープは、同行者が「食べたことがない味なのに、何故か懐かしい味!」と言っていたのがピッタリな表現かと。私の舌では、何から出汁を取っているのか明確にはわからなかったのですが、あっさりとした中にもしっかりとした旨味と、ちょっと記憶にないような、それでいて決して嫌じゃない風味があり、そこに加わる、当地のものと思われる醤油の丸みのある味わいが、何とも良い感じです。また細めのストレート麺は、優しいと表現した方が良いような食感が個人的にとても好み。スルスルっと入っていきます。そして具は、失礼ながら思いのほかちゃんとしていたチャーシューとなどですが、モヤシが入っているのが西の方のラーメンという感じです。それからセットのやきめしは、若干濃いめの味付けといい、具がネギや玉子の他、ニンジンやピーマン、そして豚肉?などバラエティー豊かなことといい、お袋の味的もの。更に手作りっぽいポテトサラダが泣かせるというか。
というわけで、これを作ったお店のおばちゃんの人柄が味に出たようなこの品々。思い入れ込みで大変美味しくいただきました。ごちそうさまです。
平成28年3月訪問
3月中旬に、クルマで行った高知旅行。今回高知に向かった理由はいくつかあるのですが、そのうちの一つが、須崎市で食されているという「鍋焼きラーメン」というご当地ラーメン。戦後、須崎の路地裏の食堂で誕生したと言われ、その後、元祖の店の閉店と共に廃れかけたものの、地元有志の方々によって復活。平成14年からは、地元商工会議所が『須崎名物鍋焼きラーメンプロジェクトX』として地域活性化のためにPRされているそうで。で、どんなものか詳しくは鍋焼きラーメンを紹介している商工会議所のウェブサイトやウィキペディアを見ていただきたいのですが、その須崎名物鍋焼きラーメンプロジェクトXでは、以下の7つを鍋焼きラーメンの定義としているようで。
それで今回、どこでいただくのか、なのですが、初めてということもあり、超有名なこちらのお店にお伺いすることに。開店時間である午前11時の15分前に到着したのですが、お店に近い方の駐車場は1台分を残し満車。そこにクルマを停め、店頭に置かれたノートに名前を書いて待つ事暫し。その間にもお客さんはどんどん増え、開店と同時にかなり広めの店内は満席になり、入店待ちも出る盛況ぶり。ちなみに週末のピーク時には、入店まで1時間以上待つこともあるそうで。その後席に着き、先程のノートに書かれた順番通りに注文となるのですが、メニューは至ってシンプルというか、鍋焼きラーメン、そして付きものだというご飯サイズの大小(ラーメンが普、大、特大、ご飯が小、中、大)、そしてビール(ノンアルコールも)しかないので、あまり迷わずにこちらの組み合わせに決定しました。
なべ焼ラーメン(大) 660円 + ごはん(小) 110円
(登場したところ)
なべ焼ラーメン(普) 550円(と、見切れてるけど + ごはん(小) 110円)
大サイズが私、普(普通)サイズが同行者のものになるのですが、違いは麺(とスープ?)の量ですかね。それで定義どおりスープが沸騰した状態で登場したので、レンゲで冷ましてからいただいてみたところ、鶏ガラスープのコクに、やや甘味の効いた醤油ベースの味付けが、シンプルながらも必要十分。また、やや細めのストレート麺は、懐かしい味と香り。定義どおり、登場した時は硬めですが、沸騰したスープに浸かっているにも関わらず、時間が経っても柔らかくなり過ぎることはないように感じました。それと具も当然ながら定義どおりの品々。親鳥の肉は硬いですが噛むほどに旨味が染み出し、また結構な量が入っていたので、スープにもその旨味がプラスされているように感じます。あと、ちくわも意外に合うというか、ラーメンのトラディショナルな具であるナルトよりも鶏ガラスープとの相性が良いんじゃないでしょうか。それと生玉子は、どのタイミングで、またどうやっていただくか迷ったのですが、半分くらいいただいた時に鍋の中で割って、黄身を麺に絡めてみたところ、これもまた。他のテーブルの、いかにも地元っぽい方は黄身の部分のそっくりご飯に載せていただいていましたので、そういうのもアリなんですね。そして、何よりも鍋焼きラーメンで印象に残ったのが、ご飯との相性の良さ。麺をご飯の上に載せたり、レンゲに麺と共に載せスープに浸していただいたりしたのですが、どの食べ方でも合うというか。この時、添えられた、酸味の効いた沢庵も活躍するのですが、その沢庵。口直しにも良いですね。
というわけで、とても美味しくいただいたのですが、こういった、その地域で古くに根付いたラーメンって、いただいてみるとその味に加え、根付いた背景なども感じられて、何とも良いものですね。それと同時に、他のお店も気になりますので、またいつか、須崎を訪れ、食べ歩いてみたいと思います。ごちそうさまでした。
平成28年3月訪問
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