たひお備忘録

趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

茨城県笠間市 常磐自動車道 友部SA(上り線) スナックコーナー

 今回、航空自衛隊百里基地の航空祭に初めてお伺いするのですが、そこ向かう途中、朝食をいただくべく立ち寄ったのがこちら。で、スナックコーナーでは、サンプルの入ったディスプレイが珍しいですね。

 そこで、いつものごとく天玉そば(ここだと、「かき揚げそば」と「生たまご」になるかと)と思いましたが、そのディスプレイをよく見ると海鮮かき揚げそばというのもあり、ノーマルのかき揚げそばと比べると値段は130円アップしている模様ですが、せっかくなのでそっちをいただきました。

海鮮かき揚げそば 630円 + 生たまご 40円
海鮮かき揚げそば 630円 + 生たまご 40円
 で、その海鮮かき揚げそばは、懐かしい感じの器に入って登場。また、生たまごは別皿というか、食券を買った時に既に注文が入っているシステムらしく、丼に入れてくれとお願いするのは難しかったです。なのでとりあえず卵をインしてから汁を啜ると、醤油がダシよりも強く感じる関東標準タイプ。塩気は十分なのですが、かき揚げのお菓子っぽい(というか、小麦粉と油の甘っぽい)風味が汁に移って、それがちょっと強く感じました。また、そのかき揚げは、これが海鮮と言うことか、柔らかい食感の烏賊が角切りでゴロゴロと。麺は、食感からすると冷凍でしょうか?前述のとおり食券購入時には調理に入っている為(また、厨房も衝立の奥なので)確認できませんでした。

 というわけで、ごちそうさまでした。

平成21年9月訪問

栃木県日光市 ユタの店

 日光市の今市地区って、評判のお店が多く何気にラーメンの激戦区だと思うのですが、その今市にあって、昨年出た某ラーメン本に載ったり、某有名店店主がお店のウェブサイトで紹介していたりして気になっていたお店がこちら。JRの今市駅からわりと近い住宅街の一角にあって、土曜日のお昼ちょっと前にお伺いしたところ店内は丁度満席。さすがに評判のお店ですねぇ。それからさほど待たずに空席が出来ましたが、その間にも、数組のお客さんが私たちの後ろに新しく並んでました。

特製ラーメン 580円 + 角煮のせ 210円
特製ラーメン 580円 + 角煮のせ 210円
ランチタイムの麺類に付く半ライスと杏仁豆腐
ランチタイムの麺類に付く半ライスランチタイムの麺類に付く杏仁豆腐
 いただいたのは、某ラーメン本にも載っていた特製ラーメン。 図らずも某ラーメン本や某有名店主さんと同じく角煮のせにしたおかげで表面は結構賑やか。それでまず初めにレンゲでスープを一口いただこうとしたところ、口に入れる前からふわっと香るのはエビ油でしょうか?で、これが結構個性的というか、キャラクター強いですね。そして口に入れると旨味はナチュラルに濃く、そこに角の丸い醤油ダレも結構効いていて、全体的に、コッテリしているのとは違う『濃さ』のようなものを感じました。また麺は、中くらいの太さのやや平打麺。加水率は高めらしいポニョっとした舌触りとソフトな食感かと。そして具は、追加の角煮がトロトロで味加減も丁度良く美味。そのままはもちろん、麺と一緒にいただいても合うし、ランチタイムサービスの半ライスのおかずにもいいですね。また、ワンタンは大振りで食べ応えがあり、中の餡もしっかりとしたもの。それと、チャーシューも肉の食感が良く、青菜はシャキっとしていました。それと、途中から卓上の山椒油を追加したところ、華やかな香りと軽い刺激によって、これまで濃い感じのしていたラーメンが、今度は軽く感じられるように。これは面白いというか、最後まで飽きずにいただけていいですね。あと、ランチタイムは半ライスの他に杏仁豆腐がサービスで付くのですが、この杏仁豆腐がまた美味しかったというか、別にお金を払って注文してもいいと思える品でした。

特製担々麺(ちょい辛) 730円
特製担々麺(ちょい辛) 730円
 次に特製担々麺。元々同行者が注文したもので、注文時に選べる辛さは、標準より一段階辛い「ちょい辛」で。それで味見(といっても結構な量をいただいてしまいましたが。)させてもらったところ、とってもクリーミーでまろやかなゴマのコクのある味が口の中に。スープ自体の塩気は控えめに感じられ、なんていうか、このゴマの味で食べさせる感じでしょうか。ただ、そのバックには、ゴマだけではなく、出汁の旨味やエビの風味、そして、自家製ラー油の豊かな香りと辛みもあって、とってもリッチな一杯という印象です。また、こちらの品は、卓上の山椒油がベストマッチ。投入すると、その風味によってより一層奥深い味になるというか。

しそ餃子 350円
しそ餃子 350円
サクサク海老春巻(2本) 380円
サクサク海老春巻(2本) 380円
 それから、こちらは一緒にいただいたもの。しそ餃子は、結構大きなサイズで食べ応えあり。噛むと中はジューシーで、しその風味がとってもいいですね。あと、サクサク海老春巻は、名前どおり皮がサクサクとクリスピーで、中はエビのすり身を使った餡がプリっプリで美味。また、何気に添えられた辛子にはちゃんと味が付いていました。

 そんなわけで、今回は都合4品もいただいてしまったのですが、どれも美味しいのは勿論、(偉そうな物言いになってしまいで申し訳ないですけど)細部まで精緻に作り込まれている味といった印象を受けました。店員さんもとても感じが良く、これなら、評判のお店になるのも納得でございます。ごちそうさまでした。

平成21年9月訪問

栃木県矢板市 米沢ラーメン 鈴木屋

 先日お伺いした時にいただきそこなった、昨年出た某ラーメン本がらみの新メニューである『桜そば』ですが、間を置かずして昼時に矢板のほうにお伺いする機会がありましたので、捲土重来を期し再訪したところ、今回は無事いただくことが出来ました。で、その桜そばですが、某ラーメン本によると、梅をタレに使い、青じそを浮かべたラーメンのようです。また、食べ方の案内が書かれた物がカウンター上に置いてあり、それによれば、1.まずはそのままで。2.別添えのワサビをスープで溶かし、それを回しかけて。(ここで混ぜては駄目だそうです)3.別添えの具(チャーシューとワカメ)を入れて。と、3ステップでいただくそうで、食べ方まで指定してくるあたり、店主さんのこのメニューに掛けるこだわりというか情熱が感じられます。

桜そば 800円
桜そば 800円
ちゃばら飯 300円
ちゃばら飯 300円
 注文してちょっとすると、まず、具とワサビの載ったお皿が登場。特に、チャーシューは、盛りつけられる前にバーナーでこんがりと炙られ(結構時間を掛けてました)見るからに香ばしそうです。そして程なくして、桜そば本体が登場。うっすら赤みがかったスープと、そこに浮かぶ青じそと白ネギのコントラストがきれいですね。それで登場した桜そばを、店主さんの指定したとおり、まずはそのままいただくと、梅の酸味、そして青じその香りが。また、それらの奥にはこちらのお店で使われる煮干しダシの味や香りも感じられますが、とっても爽やかでフレッシュな印象の美味しさです。次に、別添えのワサビをレンゲで溶かし、スープ表面にポタポタと回しかけていただくと、ワサビの風味が加わることにより、スープの煮干しの香りが抑えられるというか、また違った味わいに変化して、これもまた美味。ちなみにこのワサビ、辛みはほとんど無く、風味のみが加わる感じです。また、ここで全体を混ぜないことにより、より香りが立体的というか重層的に感じられる気がしました。(混ぜちゃうと香りがべったりした平面的な感じになってしまうかと。)そして最後は。別皿のワカメとチャーシューをイン。ワカメと梅の相性は悪いわけが無く、また、香ばしいチャーシューの風味が加わることにより一般的なラーメンに近づく印象がありますが、これはこれで美味しく、かつ「ラーメンを食べた」という満足感が得られるかと。また、一緒に頼んだちゃばら飯は、前回もいただいているのですが、この柔らかめの味付けは、こちらの(個人的には)強めに感じる塩気を持つスープと良く合いますね。

 というわけで、今回も満足させていただきました。ごちそうさまです。

平成21年9月訪問

栃木県下都賀郡壬生町 ラーメンショップ 壬生店

 近くにJが付く某有名店があるおかげで、誠に失礼ながらいざ来ようと思ってもつい通り過ぎてしまう壬生のラーメンショップですが、今回はそのJが苦手な同行者と一緒だったおかげでお伺いすることができました。

 こちらのお店は、とちぎテレビの『car Xs』という番組で取り上げられたところをたまたま見たことがあるのですが、店内にはその番組とのコラボメニューの案内が。でも、いただいたのは、定番のネギラーメンと、同行者は辛味噌ネギラーメンなんですが。

ネギラーメン 650円
ネギラーメン 650円
 で、まずはネギラーメン。背脂など追加されていないスープは、コッテリ感は控えめでわりとライトな口当たり。ただし、豚の十分な旨味とコクは感じられます。少ない経験から申せば、これまでいただいたことのある県内のラーメンショップの中ではあっさり目なほうかと。そこに、ネギを和えたゴマ油の香りが加わると、もう。そのネギは、わりと細かく刻まれ、麺に自然と絡んで口に入ってきます。そして麺は、ラーメンショップの麺。ゆで加減は若干固めに感じましたが、これは好みもありますので。あとネギ以外の具は、薄切りのチャーシューとワカメ。チャーシューは、柔らかくも歯応えのあるラーメンショップっぽい物ですが、結構いけてました。

辛味噌ネギラーメン(中辛) 850円
辛味噌ネギラーメン(中辛) 850円
 それと、同行者のを分けていただいた辛味噌ネギラーメンは、唐辛子のストレートな辛さが印象的。中辛にもかかわらず、個人的にはヒリヒリを通り越しヒーヒーという感ですが(辛いものは、割と得意な筈なんですが…。)、逆にそれが良かったりして。具は、ネギラーメンのに加えコーンが追加されますが、このコーンの甘さがホッとさせてくれますね。それにしても、中辛でこれだと、個人的には激辛(ご丁寧なことにお品書きの激辛の文字の横には括弧書きで「地獄」と書いてあります)は無理かなぁ。

 というわけで、両方とも美味しくいただきました。ごちそうさまです。

平成21年9月訪問

栃木県宇都宮市 らあめん厨房 どる屋

 先日いただいた冷たい鮎らーめんの記事をあげた時、ついでに何気なくどる屋さんのブログを拝見したところ、「今回で今年のお店での鮎らーめんは終わりになるようです。」との記事が。実は、去年は都合が合わずにいただきそこない、今年も冷たい鮎らーめんはいただいたものの通常の鮎らーめんに関しては未だ…。また、そのちょっと前の記事には、鮎らーめんに合うよう作られた『どる茶』という紅茶の紹介があり、お茶(洋の東西を問わず)好きのカミさんに話したところ、「可及的速やかにその両方をいただかなくては」ということになったので、翌日(9月5日)の昼の部にお伺いすることにいたしました。

 土日は無料でありがたい市役所の駐車場にクルマを停め、開店の15分くらい前にお店に到着したところ、既に待ち客が並んでいた店頭には、鮎らーめんの日を示すのか鮎の形をした幟が掲げられていました。(ただ単に、前回お伺いした時は気づかなかっただけ?)やがて行列が伸び、定刻12時の少し前に開店となり入店。お冷やが出され、入店した順に注文となるのですが、今年の鮎らーめんには、塩・醤油に加え鮎の魚醤を使った合計3種類の味があり、どれにしようか少々悩みます。それで結果的に、私が鮎だし香りねぎ鮎魚醤入りらーめん、同行者が鮎だし塩らーめんの、それぞれロース焼豚一枚入りと、どる茶を2つお願いしましたが、醤油味は、来年以降の宿題となってしまいました。

どる茶 200円
どる茶 200円
 その後程なくして、まずはどる茶から登場。早速味見をしたところ、お茶と花のようなハーブの香りなどが複雑に混ざり合い、それが結構強く感じられました。個人的にはこの時、「ちょっと香りが強すぎるのでは」などと思ってしまったのは素人の浅はかさだったのですが。(これについては後述)

鮎だし香りねぎ鮎魚醤入りらーめん(ロース焼豚一枚入り) 850円
鮎だし香りねぎ鮎魚醤入りらーめん(ロース焼豚一枚入り) 850円
 そして程なく、香りねぎ鮎魚醤入りが登場。鯛だしの時と同様、店主さんが熱した油をネギの上にかけてくれます。で、まずはスープからいただくと、初めに、油をかけられた白美人ネギの香りと、華やかな鮎魚醤の風味が。そして、何とも深い味わいのスープが後からぐいぐいと迫ってくるような感じがします。先日、冷たい鮎らーめんをいただいた時にも感じましたが、このラーメンにも使われている鮎魚醤は、華やかな風味に加えものすごく滋味豊かで、それによってスープが、何ていうか、くどくないけどものすごく個性がある味と香りになってる気がしました。また麺は、こちらではおなじみの、縮れの強い細麺。そして具は、たっぷりと載る柔らかい白美人の他、スパイスの香り高い焼豚と、ホクホクの味付け卵といった、鯛だしのラーメンと共通のものですが、鮎だしand鮎魚醤にも絶妙のマッチング。特に、白美人ネギは、麺と一緒にいただくと、何ともたまらないものがありました。それと途中から、別添えの七味を適宜投入。七味は鯛だしの時と同じように感じましたが、柑橘系の華やかな香りは、鮎だしとも相性が良いようで。

鮎だし塩らーめん(ロース焼豚一枚入り) 600円
鮎だし塩らーめん(ロース焼豚一枚入り) 600円
 次に、お行儀悪く同行者と丼を交換していただいた塩らーめんのほうは、もう、最初から、鮎全開といった感じ。川魚らしいじんわりとした旨味と、強いけど嫌みのない鮎の香りが感じられ、魚のダシが好きならば、こちらの方が鮎の風味を堪能できて良いかもしれません。ちなみに、麺と具は、こちらも鯛だしのラーメンと共通です。

 と、二種類とも違った美味しさで、これだけでも満足なのですが、ここで登場するのが前述のどる茶。本来の目的どおり、ラーメンをいただいている途中でいただいてみたところ、これが先程、単独で味見した時とは全く違う印象。単独だと強く感じた香りも、鮎らーめんの合間にいただくことによって、何ていうか、鮎らーめんの風味とどる茶の風味が絶妙に合いつつも、舌と鼻腔を上手にリセットしてくれるというか。これは説明どおり、次の一口が本当に美味しく感じられますねぇ。しかも、結構風味の違う鮎魚醤味でも塩味でも合ってしまうのがすごいというか。で、これなら、鯛だしとも合うんじゃないでしょうか。いやぁ、本当に、おみそれいたしました。

 というわけで、今回はラーメンと紅茶のコラボレーション、堪能させていただきました。っていうか、これは、共同作業を意味するコラボレーションというよりも、調和を意味するハーモニーという感じですね。ごちそうさまでした。

追伸

 それにしても、美味な体験というのは、後々になっても鮮烈に甦るものですね。今回の鮎らーめんの体験は、思い出すたびに口の中に唾が溢れてきてしまうというか。実は、このブログでラーメン店を訪問した後それについての記事を書くのは、いろいろあって訪問した数日後(下手したら一週間以上後)になってしまっているのですが、これを書いている最中も、生唾が止まりませんでした…。嗚呼、早く来年にならないかなぁ。

平成21年9月訪問

このブログの管理人

HN:
馬 たひお (@uma_tahio)
性別:
男性
趣味:
このブログのとおり
自己紹介:
栃木県のちょいと北の方に住んでいるアラフィフのオッサン。
ラーメン・そば・うどんなどの食べ歩き、乗り鉄、競馬の旅打ち、モータースポーツ観戦、PC自作など嗜んでいます。

【ご注意】 このブログに記載された情報は訪問当時のもので、現在のものとは異なる場合があります。あしからずご了承ください。

ツイッター

ブログ内検索

カレンダー

06 2025/07 08
S M T W T F S
1 3 5
7 9 11
13 15 17 19
21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

アーカイブ

忍者ツールズアクセス解析