たひお備忘録

趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

栃木県那須塩原市 手打ちうどん 美月

 11月にお伺いした時、(失礼ながら)思いの外美味しくて、家人共々近いうちに再訪しようと思っていたのですが、この日、そのチャンスが。で、前回は、家人共々、ウドンとツユ共に温かいうどんをいただいたので、今回はウドンは冷たくツユは温かい、つけ麺スタイルのをいってみようかと。

舞茸天つけ(大盛) 1100円
舞茸天つけ(大盛) 1100円
 それで私が注文したのが、前回お伺いした時は品切れとなっていたこちらの品。並盛りだと950円なのですが、150円増しの大盛でお願いしました。で、登場して早速、まずはウドンのみで何も付けずにいただいてみたのですが、これがまた。前回は鍋焼きうどん=ツユで煮た芯まで温かい状態だったので、どちらかというとシコシコ感というよりもっちり感が支配する食感だったのですが、冷たい状態のこちらは、シコシコ感が増している感じが。それも、いかにもグルテンっ!という過剰なもので無く、歯を入れると若干硬質ながら適度に押し返すようなところが個人的には当地のウドンらしくて良いんだなぁ、と。そして次に、ツユに浸けていただくのですが、そのツユ、適度な出汁感に甘さ控えめの味付けが加わって、これも好み。そこに、揚げたての舞茸の天ぷらを一部投入すれば、これはもう、間違いようのない味というか。ちなみに、使われている舞茸は、相当立派なサイズで、歯応えのあるしっかりとしたもの。揚げ方も上手く、これだけで延々いけますね。あとは、途中で舞茸天を挟みつつ、ウドンをツユに浸けひたすら啜るのですが、大盛だと結構ボリューミー。あと、ツユには柚子が入り、ウドンの上には刻み海苔が掛けられていたのですが、これらが結構主張するというか、人によっては好みが分かれるかもしれません。(個人的にはどちらも好きなので全く問題ないですが。)それから、今回添えられていた小鉢はひじきを煮たものだったのですが、今回も味加減が良かったです。

とり肉のつけ汁 900円
とり肉のつけ汁 900円
 こちらは、家人がいただいた品。名前のとおり、つけ汁には鶏肉がたっぷり入っているのですが、さらに舞茸も結構入っていて、これらの旨味が元々のツユと合わさって、何とも良い感じに。これはあとで、自分で注文して丸々いただきたいですね。

 というわけで、どちらもとても美味しくいただきました。ごちそうさまです。

平成29年12月訪問

千葉県船橋市 梅屋 (中山競馬場内 レストラン棟1階)

 暮れも押し詰まった12月28日。仕事を休んで千葉県船橋市の中山競馬場まで。で、それについての記事はまた別に書くのですが、とりあえずそこでいただいたそばのことを。

 それで今回いただいたのが、東京競馬場にもお店がある梅屋さん。個人的には煮込みの方が有名だと思っているのですが、元々はそば・うどんの立ち食い店だったかと。で、中山競馬場内だと梅屋さんのお店は3軒あり、地下1階のファストフードプラザや馬場内の緑の広場にもお店はあるのですが、今回はレストラン棟1階のお店でいただくことにしました。

 この日はレースがらみのイベントが色々とあって、それらを堪能しているうち時間が遅くなり(あと、朝食をしっかりといただいてしまったというのも大きかった)、お店にお伺いしたのは昼飯時のピークが一段落した(それでも数人並んでいましたが)午後1時過ぎだったのですが、そば類のうち、いただこうと思っていた天ぷら(かき揚げ)は既に売り切れで、かけの他は月見、ちくわ(ちくわ天)、コロッケ、そして肉南というラインナップになっていました。なのでその中から肉南をチョイス。そこに生玉子も追加しました。

肉南そば 550円 + 生卵 60円
肉南そば 550円 + 生卵 60円
 丼を手渡されたら横の立食スペースに移動。で、早速ツユからいただこうとしたところ、節系の出汁の香りが結構することに、良い意味でちょっとビックリしたのですが、そのお味も、元々の出汁にたっぷりと入れてくれた豚肉からの旨味も加わって、これが何とも。味の濃さは個人的な好みだと薄い方向にギリギリ丁度良いくらいだったのですが、前述のとおり旨味が重層的なので、とても良い感じになっていましたね。またソバは、個人的に好きな茹で麺ですが、悪くない味と食感。あと、前述のとおりたっぷりの豚肉が食べ応えもアップさせ、満足。更に途中から生玉子を絡めれば、これは約束された旨さですね。

 というわけで、美味しくいただきました。ごちそうさまです。

平成29年12月訪問

栃木県矢板市 更科

 こちらのお店。今から15年ほど前に、或る方から「美味しいよ」と聞いていたにもかかわらず、それ以降お店の前は通れどもお店に入ることはありませんでした。ですがお昼時に通る度、店舗横の駐車場はいっぱいで、それも宇都宮ナンバーや那須ナンバー以外のクルマも停まっているのを見るにつれ気にはなっていたので、今回、初めて伺いすることに。

 お店には土曜日の午前11時頃到着。早速お店に入ると開店直後のためか先客は居なかったのですが、その後続々と来店し、いただいている間にテーブル席は一杯になって座敷席にもという感じで。そんな中、お品書きを見ると、そば・ウドン類が一通りに丼物といった、まち中に昔からあるそば屋さんというラインナップが、お店の雰囲気共々ホっとする感じ。で、その中から、今回は珍しくかけそば(二日酔い気味で汁っぽいものがいただきたかったんです……。)と、同行の家人のもりそばを注文しました。

かけ 450円
かけ 450円
 それで程なくして登場したかけそばですが、丼の口いっぱいにたっぷりと、という感じが良いですね。まずは。何も薬味を入れずにツユを一口啜ると、出汁感はお値段を考えれば充分。味加減は丁度良く、ほんと、塩気というか醤油っ気と甘味のバランスが個人的には好みですね。そしてそばは、更科というだけあって、蕎麦の実の中心部を使ったであろう色が白いタイプ。太さはさほど細くも無く太くも無くという感じで、ほんのりとした甘味を感じます。で、シンプルだけあって、薬味の白ネギや七味での変化が大きく、途中、ちょっとずつ加えて味の変化を楽しみました。あと、見た目どおり量もたっぷりあって、かけそば1杯だけでも結構お腹いっぱいになりました。

もり 450円
もり 450円
 家人がいただいたこちらも味見させて貰ったのですが、まずはツユも何も付けずに一口啜ったところ、これが更科タイプの本来の味というか、私のいただいたかけそばよりも断然甘く感じました。当然喉越しや歯応えも良く、思わずもう1枚追加していただこうかと思ってしまったというか。(腹具合もあるので何とか自重しましたが。)また、ツユの塩気と甘味のバランスはこちらも丁度良く、私よりもより甘口を好む家人も「丁度良い」と申しておりました。ちなみに味の濃さは、わりと多めに浸けても問題ないレベルで、ちょっと生っぽいカエシの風味が印象に残りました。

 というわけで、お勧めされたら直ぐにでもお伺いすれば良かったと後悔する程美味しくいただいたのですが、更科の蕎麦がこのお値段、しかも量もたっぷりいただけるって、何気に凄いコストパフォーマンスなのでは。また、今回いただかなかったタネものや丼物もいただいてみたいですし、更には、お店に漂う、今やすっかり数を減らしてしまった街なかのそば屋さんの雰囲気も再度味わいたいので、近いうちに必ず再訪しようと思います。ごちそうさまでした。

平成29年12月訪問

栃木県さくら市 地域団体登録商標アンテナショップ 氏家うどん 【閉店】

 これまで幾度か(この記事とか、この記事とか。)当ブログにて登場している、栃木県さくら市の『氏家うどん』ですが、地域団体登録商標を取ったれっきとした地域ブランドで、その権利者となっているさくら市氏家商工会のウェブサイトには以下のとおり記載されています。

さくら市氏家地区は、知られざる小麦の産地です。生産農家が丹精込めて栽培した「イワイノダイチ」は適度に粘り、固すぎず、やわらかすぎず、うどんに適した中力粉となります。

氏家商工会は、さくら市・JAしおのや様のご協力をいただきながら、安全・安心・良質な地場産小麦を使用した「氏家うどん」を活用して地産地消キャンペーンを展開しています。

最近うどんを白くする傾向がある中で、地粉で打った「氏家うどん」は本来の小麦の持つ独特の色合いと香り、食べれば食べるほどに感じる素朴さが特徴の田舎風うどんです。「氏家うどん」を食べてみると、何か懐かしさを感じ、きっと頬が緩みます。ぜひ、ご賞味下さい。

 ちなみに商工会が地域団体登録商標を取ったのは全国初のケースだそうで、さくら市内のいくつかのお店でいただける(さくら市氏家商工会のウェブサイト取扱店舗が載っています。)他、市内や近隣市町のスーパーマーケットでも売られているのですが、そのアンテナショップが、JR氏家駅前の商業施設『eプラザ参番館』の中に。営業時間は月~土曜日の午前11時30分~午後2時と結構ハードルが高いのですが、アンテナショップだけあって、市内の製麺所で作られた氏家うどんが日替わり?で提供されています。(ただし土曜日は手打ちうどんがいただけるらしいです。)ちなみにこの日は、有限会社中山製麺製だそうで、本日の日替わり天ぷらのタネと共にカウンター上にその旨表示が置いてありました。

 と、前置きが長くなりましたが、ド平日だったこの日。たまたま氏家駅に用事があったので、これ幸いとばかりにお伺いすることに。それでお店に入ると先客が数組おり、カウンターに座ったところ、店員さんから「お時間いただきますが大丈夫でしょうか」と尋ねられました。何でも、うどんは茹で置きではなく生麺を茹でてから提供されているとのことで、タイミング的に丁度その先客の皆様が注文を終えたところらしかったのですが、この日は時間に余裕があったので、ゆっくりと待たせて貰うことにしました。

天ぷらうどん 700円 + いなり寿司(2個) 100円
天ぷらうどん 700円 + いなり寿司(2個) 100円
 そんなわけで、目の前で調理されているのを眺めつつ20分程待って登場したのですが、早速いただこうと何気なく丼を持ったところ、しっかりと熱くなっていたので良い意味でちょっとびっくり。(ちなみに写真のとおり、レンゲも付いていますので。)それでまずは、ツユからいってみたところ、失礼ながら当地らしからぬ上品さというか、濃口醤油のビンビン効いた塩気の強いツユを想像していたので、これも良い意味でちょっとびっくり。これなら、うどんの味自体を堪能出来ますね。そしてメインのうどんは、やや平べったく縮れている形状は氏家うどんの特徴どおりなのですが、驚いたのは(って、さっきから驚きっぱなしですが。)その食感。ムチっとした歯触りにシコっとした歯応え。それでいてツルっと感も適度にあります。個人的に、これまでいただいた事がある氏家うどんは、どちらかというとチュルチュルっとした柔らかめなものが多かったのですが、このあたりがアンテナショップならではのこだわりというか、さすがに生麺を使っているだけありますね。更に噛みしめれば素朴な小麦の味も十分に感じられる、なかなかのものかと。あとかき揚げは、目の前で揚げるところを見ていたのですが、クリスプ感があって、ツユにも良く馴染むタイプ。タネはタマネギ、ニンジン、サツマイモ、春菊でした。更に一緒にいただいたいなり寿司も、味付けは甘すぎず良い塩梅で良かったです。

 というわけで、美味しくいただいたのですが、他のお客さんがいただいていたカレーうどんやけんちんうどん(冬季限定らしい)も美味しそうでしたし、今日は寒くていただかなかった冷たいうどんも気になりますし、更には製麺所ごとの味の違いも試してみたいしと、これはまたお伺いしなくてはなりませんね。ごちそうさまでした。

平成29年12月訪問

栃木県矢板市 そば膳 あさひ

 喪中のため年頭のご挨拶を差し控えさせていただきます。

 それで今年最初の更新は、昨年仕入れたネタになるこの記事から。相変わらず毒にも薬にもならない文章をダラダラ書いているだけのブログですが、良かったら今年もお付き合いください。


 こちらのお店は、お店自体は以前より存じていたのですが、先日、同僚から「矢板だといつも行くそば屋さんはここ」的な話を聞いたので、今回お伺いすることに。

 それでお店に到着したのは、日曜日の午後1時過ぎ。行列こそ無かったものの駐車場は空きスペースがほとんど無く、席もたまたま空いていたという感じ。街なかの大衆的なお店と違って相席はさせないようで(事実、私のちょっと後に来たお客さんは席が無くて少し待つことに。)、4人掛けの席を家人と2人で贅沢に使わせていただきました。で、早速注文なのですが、お品書きを見ると僅かに期待していた冷やし・ひたしそばはやっぱり無く、つまみも充実しているちゃんとしたそば屋さん的ラインナップ。なので珍しくせいろをいってみることにして、家人の鴨せいろと一緒にオーダーしました。

せいろ(大盛) 820円
せいろ(大盛) 820円
 まずは細めのソバをそのまま数本いただいてみたところ、個人的に蕎麦は色々語れるほどいただいていないので上手い表現が見つからないのですが、香り、歯応え、そして喉越しともに良い感じ。そして次に、ツユには薬味を入れずにちょっとだけ浸けていただいてみたところ、甘味は控えめでキリッとした感じがこれもまた。味付けは濃いめなので、ザブンと浸けない方がより美味しくいただけますね。そして後は、ネギをツユに投入、ワサビはソバに直接付けつつ、ひたすらズゾゾゾっと。つい、200円増しの大盛りにしてしまったのですが、あっという間に無くなってしまいました。あとそば湯は、ちょっとトロッとした濁ったタイプということは、そば粉を足しているものですかね。

鴨せいろ 1050円
鴨せいろ 1050円
 こちらは、家人がいただいたものを、つけ汁だけ少々いただいたのですが、やっぱり鴨の旨味って凄いですね。味加減も良い塩梅で、間違いない旨さというか。

 というわけで、どちらも美味しくいただいたのですが、私の直後にきたお客さんが、「カツ丼とかけそば」というなんとも贅沢かつハイカロリーな頼み方をしているのを聞き、今度は是非ともいただいてみたくなりました。だってお品書きのカツ丼の写真が、あまりにも美味しそうだったんですもの。ごちそうさまでした。

平成29年12月訪問

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栃木県のちょいと北の方に住んでいるアラフィフのオッサン。
ラーメン・そば・うどんなどの食べ歩き、乗り鉄、競馬の旅打ち、モータースポーツ観戦、PC自作など嗜んでいます。

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