趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
これから少しの間、3月下旬に行った旅で仕入れたネタが続きます。
それで今回の旅。3月下旬のとある金曜日に、夜行バスで宇都宮から名古屋まで移動し、翌日の土曜日はそこから紀伊半島をぐるっと一回りして名古屋まで戻り、翌々日の日曜日は名古屋から中央本線で春まだ浅い信濃路、甲斐路を通って帰ってくる予定となっていました。
で、名古屋に到着後、その日のメインというか、そもそも今回の旅に出た目的である、名古屋発紀伊勝浦行きの特急列車に乗ることに。でも発車時刻までちょっと時間があったものだから、その間を利用して、名古屋市内のとあるローカル線に乗ってから、名古屋駅まで戻ろうとしたのが大失敗。名古屋駅まで戻る路線で人身事故があり、その影響でローカル線から予定の乗り継ぎができず、メインの特急列車にも間に合わなくなってしまうという事態に陥ってしまったという……。
結局、予定の1本後の特急列車に指定席特急券を振り替え、その後も寄ろうとしていたところをカットするなどして帳尻を合わせたのですが、そんなバタバタしている間にも腹は減るというか、当初の見込みより大分遅れて名古屋駅に戻ってきた時、到着したホームにあったきはめんの立ち食いスタンドにそのまま吸い込まれました。ちなみに、名古屋駅のホームには、大抵、「名代きしめん」と書かれたお店が健在なのですが、この1・2番線ホームのお店は、(少なくともこのブログを始めて以来)初めてのお伺いかと。(今から40年前くらいからあっちこっち乗り鉄して、その際に名古屋駅にも何度も降り立ってきしめん食べているので、ひょっとしたらその時にここでも食べているかもしれませんが。)
話が逸れましたが、お店に入ると、出汁の何とも良い香りが鼻腔をくすぐります。そんな中、まずは券売機で食券の購入。その券売機のところには「当店の天ぷらは揚げたてを提供させていただいております。」とのPOPが掲げてありました。名古屋駅のきしめんのスタンドの一部店舗は、自店で揚げた出来たての天ぷらを提供していると聞いたことがありますが、ここがそのようですね。
それで今回いただいたのが、この、ワンコインきしめん。ワンコイン=500円ですが、海老天と生玉子が入ったいわゆるエビ天玉というのが、(食べ物に対して個人的には使いたくない言葉ですが)コスパ良いですね。
で、早速ツユからいってみると、出汁感は十分。更に、きしめんではお約束の花鰹が香りと旨味をブーストしています。また味付けは、濃い口醤油が効き、甘さ控えめ。個人的には、思わず、「そうそうこんな味だった!」と懐かしくなる味わいです。
そしてきしめんは冷凍ですが、ツルっとした口当たりと、適度な歯応えが、また。個人的に、冷凍麺は不自然にコシが強すぎたりして、茹で麺の方が好みの食感な場合が多いのですが、こと名古屋駅のきしめんに関しては、太さのわりには厚みがあまりないのが幸いするのか、それとも、この住よしさんで使用している麺が特別良いもなのかは不明なれど、大昔の茹で麺の頃よりも良いように思います。
それと具の海老天は、半完成品ですけど、POPどおり注文後にフライヤーで揚げてくれます。揚げたては、何物にも勝る調味料ですね。
というわけで、旅の初っぱなから色々あって気持ちも落ち込み気味でしたが、美味しくいただいて、気持ちを切り替えることができました。
ありがとうございます。そして、ごちそうさまでした。
令和5年3月訪問
このところ、家人に外食の希望を訊くと、決まって「カレーそば」というリクエストが多かったのですが、この日もそんな感じだったので、出たついでに矢板市のこちらのお店まで。
それで今回私がいただいたのも、カレーそば(こちらのお店では、カレー南ばん)。実はこの日、ちょいと事情があって朝から雨の中を2時間ほど歩き回っていたので、(その後帰宅して風呂入って着替えたとはいえ)身体が温まる食べ物が欲しかっんですよね。
で、登場したカレー南ばんは、ソバが丼の縁近くまで入って、さらにツユが表面張力状態。こちらのお店は相変わらず、どのメニューでも、盛りが良いですねぇ。
早速その盛り上がった状態のツユを、こぼさないよう注意してレンゲでいだけば、これが、もう。一言で言えば、「これぞ蕎麦屋のカレー」。懐かしいというか、トラディショナルな感じの味わいが、何とも良いですね。加えて、味加減もバッチリ。物足りなさを感じさせないけど、濃すぎない、蕎麦と一緒に啜るのにちょうど良い塩加減です。
またそばは更科ですが、それよりもこちらのお店の特徴ともいえる、長さ激ロングなもの。たっぷりと埋蔵されてます。またシャキッとした食感が、カレーの中でも生きていますね。
それと具は、やや厚めにスライスされた豚肉と、タマネギ。カレー南蛮という名前的には、肉は鶏肉、そしてネギは南蛮の由来たる長ネギの方がという向きもいるかと思いますが、個人的には、どちらでも良い派。実際豚肉は、食べ応えや旨味の強さは鶏肉に引けを取りませんし、タマネギの風味がカレーと良く合うのは周知の通り。
当然家人も、カレー南ばん。「美味しい」と食べていましたが、この日はこちらのお店の盛りの良さにやられ気味だったので、途中から私が残りを。
というわけで、家人の分も含め美味しくいただいて、身体も温まりました。
ごちそうさまです。
令和5年3月訪問
東京発祥なのに、現在では関西の方が圧倒的に店舗数の多い立ち食いそば・うどんのチェーン店といえば、以前、京成電鉄の京成高砂駅のホームにあるお店にお伺いした『都そば』。現在、首都圏に3店舗残るお店のうち、残る2店舗はその立地から簡単にお伺いすることはできないなと思っていたのですが、この日、千葉方面への旅の途中、たまたま勝田台駅で京成電鉄から東葉高速鉄道に乗り継ぐことになり、だったらそこで時間作ってお伺いするしかないじゃないですか。
そんなわけで、3月中旬のとある土曜日。午前9時過ぎに、京成上野駅からの特急列車で勝田台駅に到着後、地下の改札口へ。その改札口を出たところに、お店はありました。
早速のれんをくぐると、店内は出汁と醤油の良い香りが。注文前にカウンター上に掲げられたお品書きを確認したところ、そば・うどん類は、(具なしの)かけのほか、玉子、天ぷら、きつね、わかめ、スタミナ(天玉)、ざる、とろろという王道的ラインナップで、ほかに正油ラーメン、玉子ラーメン、わかめラーメン、更にはカレーライスもありました。また注文は、今や少なくなった、口頭で告げる方式で、この期に及んで何をいただこうか迷ったのですが、結局以前京成高砂駅でもいただいたスタミナそばを、女性の店員さんにお願いすると、手慣れた調理であっという間に登場しました。
それを受け取って、即座に立ち食い用のカウンターに移動。それにしても、清々しいほどのツユの色の濃さですね。
で、まずはそのツユを一口いってみたとひころ、見た目どおり醤油が濃いめだけど出汁もちゃんと感じられます。味付けは、塩気しっかり甘さ控えめなスパルタンな仕様というのが、何とも私好み。そういえば、京成高砂駅でいただいた時もそんな味だったなぁ、と思い出しました。
またソバは、王道の茹で麺だけど、歯応えはわりとしっかり目。蕎麦的香りも適度にあり、ソバ喰ってんぞ的満足感。
そしてかき揚げは、衣メインというか衣のみを固めたような懐かしいタイプ。生卵と共に、味の濃いツユを丸くする方向というか、ほんと良く合いますね。
というわけで、全体的に昔ながらの味わいというか、トラディショナルな一杯を、美味しくいただいて、満足でございます。
ごちそうさまでした。
令和5年3月訪問
今日の朝からJRの『いろり庵きらく』(宇都宮駅)、京王の『高幡そば』(高幡不動駅)、小田急の『名代箱根そば』(小田原駅)、そして京急の『えきめんや』(横浜駅)とまわってきた、『駅そばシールラリー』も残すは最後の1店舗。トリは、「くまくん」のキャラクターでもお馴染みの、(株)東急グルメフロントが運営する『しぶそば』と相成りました。
で、数あるしぶそばの店舗の中でもどこでいただくか、なのですが、今回は、横浜駅から京急で品川駅に出て、JRの京浜東北線で大井町へと向かい、そこから東急電鉄大井町線に乗車。続けて田園都市線、そしてオマケでこどもの国線と乗って、夕暮れ時の長津田駅へと。ここのしぶそば長津田店で、〆とすることに。
それで、しぶそばのシールラリー対象メニューは、穴子天が長いまま豪快に載った、あなご一本天そば・うどん。幸い、冷たいの(もり)と暖かいの(かけ)から選べたので、冷たいそばの食券を購入。ここも、食券を買うと自動的に注文が入るシステムで、入店したあとは空席で待ち、程なくして食券番号で呼び出しとなりました。
券売機の写真で見てはいたものの、実際に目の当たりにすると、ソバの上に載せられた穴子一本天の激ロング具合はインパクトありますね。
で、それを受け取って席に戻り、早速ソバをツユに浸けてひと啜りしたところ、これが!ツルっとした口当たりはもちろん、シャッキリした歯応えや、強くはないけどしっかりと感じる蕎麦の香り、そしてほのかに残る甘みなど、駅そばという枠では勿体ないくらいですね。またツユも良い塩梅というか、味の濃さや甘みと塩気のバランスなどは万人向けながら、限られたコストでもいろいろ頑張っている感が。
また穴子一本天は、揚げ置きながら衣がサクっとクリスピー。更にな、暖かい天ツユが付いていたのが嬉しいです。
というわけで、『駅そばシールラリー』の5杯目、というか最後の1杯だったのですが、4杯目と間隔を多少空けたにもかかわらずさすがにこれだけ続けていただくと、体調的には完調じゃないものの、ソバ自体の味の良さもあって、最後まで美味しくいただくことができました。
また今回は、5社共同でこのようなイベントを開催していただいたおかげで、思い切り駅そばを堪能できたし、対象メニューもバラエティーに富んでいたおかげで、1日で5店舗回っても飽きずにいただけたのも良かったです。
また機会があれば、是非ともこのようなイベントを開催していただければ。
ごちそうさまでした。
令和5年3月訪問
小田急電鉄の小田原駅でいただいてから、特急ロマンスカー、そしてJR横浜線と乗り継いで、やってきたのは横浜駅。『駅そばシールラリー』の4店目は、京急ロイヤルフーズ(株)運営の、「そば親父」のキャラクターでもお馴染みな『えきめんや』の横浜店にしようかと。
しかしながら、横浜駅のえきめんやは初めてお伺いしたこともあって、お店の場所がよくわからず。改めて京急のウェブサイトで構内図を見るなどして調べたところ、北改札内のコンコースにあるとわかったので、中央改札から入り、ホームを通って北改札へと向かったところ、改札口を出る手前に、そのお店はありました。
それでお店に着いたら、早速、店頭の券売機で食券の購入。えきめんやの対象メニューは、2月下旬から販売が開始された「三崎まぐろ祭」の2品である、まぐろの坦々めしと、まぐろの坦々天ぷらそば・うどんの2種類。今日は朝からそば(+ご飯)、中華麺、そばときて、次もそばの予定なので、坦々めしに相当な魅力を感じたものの、坦々、そして天ぷらという情報量の多さも気になったので、坦々天ぷらそば・うどんの食券を購入。お店に入り、店員のお姉さんに渡す際にもうどんと迷ったものの、結局「そばで」とお願いすると、ベテランの熟達した調理で、あっという間に登場しました。
で、まずはツユからいってみたところ、元々のツユの味よりも、まぐろ坦々と呼ばれるミンチからの味が、かなり効いていますね。甘じょっぱく、わりと辛みがあるけど、単純な辛さではなく奥深いスパイシーさすら感じさせるというか。また、このミンチ肉は品名のとおりマグロだそうですが、どこか鶏肉を思わせる食感と味わいに仕上がっています。
またソバは、王道の茹で麺でしょうか。プリっとした歯応えのある食感で、個人的には好きなタイプ。
それと具は、これまたマグロを天ぷらにしたものですが、食感はフワっフワ。味や食感的に、坦々は肉っぽさを感じましたが、こちらは良い意味での魚っぽさを感じますね。
というわけで、『駅そばシールラリー』の4杯目だったのですが、3杯目と間隔があまり空けられなかったため、正直なところコンディション的には微妙だったものの、駅そばとしては変化球というか、目先が変わった1杯で、美味しくいただくことができました。
ごちそうさまです。
令和5年3月訪問
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