趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
年の瀬に痛飲した翌日。久しぶりに二日酔いに見舞われ、年末休みをいいことに朝から薬代わりの茶節(鰹節と味噌にお茶を注いでいただく鹿児島県の郷土料理。)を何杯か啜りつつグタグタしていたのですが、そのお陰でお腹が再起動したらしく、妙にお腹が空いてきました。それでそんなときに思い浮かんだのが、こちらのお店。
この日はたいそう寒かったので、暖かい「かけ」も気になったのですが、身体が求めたのはこちらの品。ついつい大盛りにしてしまったあたりに、体調の回復加減というよりも食い意地を感じてしまうのですが。で、登場して早速、ソバをツユに浸してひと啜りすれば、これが、もう。ツユは濃さや温度の関係もあると思うのですが、暖かい「かけ」よりもかえし由来と思われる若干ひねたような風味は控えめで、甘味控えめな味付けと相まって、ソリッドな味わい。またキッチリと冷たく締められたソバは、ツルツルっとした啜り心地とシャッキリした(比喩的表現です。ほんとにシャキシャキしているわけしゃないですよ。)歯ごたえが心地よく、いくらでも啜れそうです。そして途中から、ワサビやネギを使いつつ一気に完食。サラっとしたそば湯で締めれば、言うことありませんね。
こちらは、同行の家人がいただいた品。すっかり家人のお気に入りとなっているこの品ですが、今回のも、鶏肉やネギの煮え加減が絶妙で、それらの風味や旨味が加わったツユが、これまた良いですね。
というわけで、年越しソバには少々早かったのですが、今年(平成30年)お店でいただくのが最後であろうそばを、美味しく堪能することができました。ごちそうさまです。
平成30年12月訪問
「有馬記念」と言えば、日本で一番有名かつ馬券が売れるレースなのですが、平成最後の有馬記念が行われるこの日、幸運にも中山競馬場を訪れることが出来ました。
それで個人的に競馬場での食事は、そば・うどんの類いをいただくことが多いのですが、今回は中山競馬場スタンド地下1階レストランプラザ内にあるこちらのお店で。さすがに混雑する有馬記念当日だけあって、何時間も行列して食べたと言いたいところですが、午前8時半過ぎにお伺いした時、テーブル席こそ満席でしたが、店舗中央の立ち食い用テーブルは空いており、並ぶことなく入口のところで購入した食券を出すと、程なくそばが手渡されました。
その今回いただいた品は、お店の名前を冠したこちら。関東で言うところの「たぬきそば」の豪華版というか、ソバの上にはたっぷりの天かすの他、ゆで卵やナルト、ワカメ、お麩などが載っています。で、早速ツユに口を付けたところ、出汁感は程ほどで、それよりも濃口醤油がビンビン香ります。そして味付けは、具の天かすのお陰で味わいは若干マイルドにはなっているものの、飲み干すのがちょっと憚られるくらいの濃さ。でも逆に、このエッジの効いた濃さが良いというか、「トラディショナルな立ち食いそば喰ってんな」と実感できます。またソバは、湯がき時間からして茹で麺だと思うのですが、若干柔らかめだけど香りもそこそこ有って悪くないですね。あと、前述の具が、味と食感のバラエティーを豊かにしていて楽しいです。
というわけで、美味しくいただきました。ごちそうさまです。
平成30年12月訪問
前の記事でも書いたとおり、この日は夜からの用事の為に上京したのですが、その前に何故か、西武鉄道に乗って埼玉県へ。で、西武鉄道には「狭山そば」という屋号の駅そばがあるそうなのですが、現在、大部分のお店は「秩父そば」と屋号(と経営会社?)が変わったり、して駅のホームでいただける「狭山そば」は、所沢駅1番線ホームにあるこちらのお店のみとのこと。またこちらのお店も平成23年に一度閉店したものの、復活を望む声におされて平成25年に復活オープンしたそうで。
そのお店は吹きっさらしのスタンドではではなく、ちゃんと扉のある店構えで、ホーム上にもかかわらず店内は広く感じます。そしてその壁には、懐かしい西武電車や駅の写真がいくつか掛けられていました。また店員のお兄さんは、愛想良く接客もしっかりしていますね。
それで今回いただいたのは、個人的定番の天玉ソバや季節限定のメニューとも迷ったのですが、店頭の写真を見て決めたこちら。ちなみに注文は食券制となっています。で、手渡されたそばをみたところ、店頭の写真よりもネギと天かすが大盤振る舞いになっているのが嬉しいのですが、早速立ち食いカウンターに移動してツユからいってみたところ、ホームの立ち食いらしい若干ぬるめな温度に、これまたホームの立ち食いらしい濃い目の味付けがこれまた嬉しいですね。味付けは、濃口醤油がしっかりと効かされている他、出汁感(カツオの他アゴだしも使用とのこと)もあり、甘味もわりとしっかりしているように感じました。で、そこに天かすのコクや具の豚肉由来でしょうか?動物的旨味も加わって、これが、もう。またソバは、このテのお店で一般的な茹で麺ですが、やや太めのムチモチッとした食感で、蕎麦の香りもわりとしました。そして具の豚肉は、ツユで煮ているそうなのですが、肉自体の質も悪くなく、またの味も良かったです。
というわけで、個人的に初めての、西武鉄道系の駅そばだったのですが、ファンの声でお店が復活しただけあって、かなり美味しくいただくことができました。おいそれと来られる場所では無いのですが、またいつかお伺いして、そばを啜りたいですね。ごちそうさまでした。
平成30年12月訪問
この日、夜からの所用のために上京することになっていたのですが、どうしても外せなかった午前の予定を済ませてから可及的速やかに退勤。宇都宮駅から、予定より1本速い列車に乗ることが出来ました。ですが、小山駅で途中下車。というのもこの時は丁度お昼時で、私も大変空腹だったのと、暫く前にいただいた小山駅の立ち食いそばをまたいただきたくなったからでして。
ただ、列車を降りて急ぎ足でスタンドに向かうと、既に券売機には2人ほど先客が。そして私が食券を出した後も続々とお客さんが続き、休みなくそば・うどんを湯がき続ける店員のお姉さんが「時間ない人は買わないでください!すぐ出来ません!」という事態に。そんな中、次に乗る列車まで10分しかなかったので間に合わなかったら申し訳ないと思いつつ待っていたのですが、何とか食べ切るのに間に合う時間に出てきました。(ホームの立ち食いそばは2,3分有ればツユまで完食できるよう訓練されているんです。)
それで今回は、個人的定番のこちらの品を。ホームの立ち食いそばらしい温度がやや低めなツユは、鰹出汁に濃口醤油ビンビンの東日本スタイル。天ぷらや生卵に負けない濃い目の味付けが嬉しいのですが、よくよく味わうと、意外と甘味も効いているような気もします。またソバは、やや太めの茹で麺ですが、ソバ香も結構感じられるタイプで、茹で麺らしいフワプリ食感なものの、歯応えが若干有るのが嬉しいです。そしてかき揚げは、衣が多く良く揚がっているタイプですが、外周の薄めなところは意外とツユに馴染みます。それと、タネに使われている小エビの香りも良いですね。
というわけで時間が限られる中、大急ぎでいただいたのですが、それでも、王道の美味しい駅そばを堪能することが出来ました。ごちそうさまです。
平成30年12月訪問
1年程前に初めてお伺いして以来、その後何度か、家人共々何かホっとしたい時にお伺いしているこちらのお店なのですが、今回もそんな感じで。それにしても、今回、開店時間をちょっと過ぎてからのお伺いだったのですが、珍しく先客はゼロ。ですが私たちの後、後続が続きまくりで、程なく店内全ての卓にお客さんが座ったのには驚いたというか。
それで今回いただいたのが、個人的に好きな品の一つにもかかわらず、こちらのお店では今までいただかなかったこちらの品。それでこちらのお店のかけそば(ツユ有りのそば)って、いつも丼になみなみと入ってくるのが素敵なのですが、今回は更に卵やとじられた海老天が丼の縁を上回る高さになっています。で、こぼさないように最初は慎重を期しつつツユからいってみれば、ベースのちょっとひねた風味の有るかけづゆに、ふわふわ卵のマイルド感、そして海老天から出た油のコクが三位一体となって、これが、もう。次に、ソバを啜ろうとすれば、ツユに熱っされて熱々になっているのですが、この熱いソバをハフハフと啜ることに幸福感を感じられるのは、冬ならではの贅沢かな、と。あと、ふわふわの卵や、それと一体化した海老天と一緒に口に入れると、これがまた良いんですよね。
こちらは、家人がいただいた品。今のところ、こちらのお店で一番気に入っている品とのことで、例によって少々味見させて貰うのですが、前回感じたネギと鶏肉の絶妙な火の通し加減は、今回も素晴らしいなぁ、と。
というわけで、今回も美味しくいただき、満足いたしました。ごちさうさまです。
平成30年12月訪問
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