趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
令和5年の12月も、早いものでもう30日に。(ほんと、歳と共に速くなるよなぁ。)明日の大晦日は自宅で年越しそばを啜るものの、その前に今日はお店での年越しそばを啜っとこうということで、家人と共に昨年も、というか令和に入ってから12月30日の恒例となっている、矢板市の更科さんへ。
それでいただくのは、昨年と同様の大もりそば。早速、ソバをツユに適宜浸して啜ってみると、これが、もう!
更科(店名じゃなくソバの種類)らしい色白のソバは、ソリッドでシャッキリとした歯応えが良いですね。また味の方も、更科らしい上品さというか、穏やかな甘みと、これまた穏やかながら蕎麦香もちゃんと感じられます。あと、個人的には、こちらのソバの特徴は長さにあるというか、とにかく激ロングなので、手繰るのにちょっとコツがいるけど楽しいですね。
またツユは、わりとフレッシュ感のあるカエシと、ソバが生きる香り抑えめだけど旨味は十分な出汁が合わさって、これも。以前の熟成感のある味わいも好きだったのですが、これはこれで悪くないですね。
こちらは、一緒にいただいた品。前回いただいたのは昨年の晦日だと思い込んでいたのですが、このブログの過去ログ見ると、一昨年の晦日でした。(昨年はもりそばカツ丼にしたんでしたっけ。)
ちなみにタネは、海老が2本に、ナス、筏様のシシトウ、蒲鉾、海苔。揚げ具合はもちろん申し分なく、ポキっとクリスピーな食感が良いですね。
こちらは、家人がいただいた品です。
というわけで、今年もそばと天ぷらを美味しくいただき、満足した年の瀬でござます。
ごちそうさまでした。
令和4年12月訪問
前の記事で上げた高崎駅から、吾妻線の終点、大前行きの列車に乗り。その大前駅から折返しの列車で引き返すこと暫し。列車はお昼前に、長野原駅草津口駅へと到着しました。
それで今回は、ここで別の列車に乗り換えるために途中下車。その乗り換え時間を利用して、駅に隣接するこちらの施設で、昼食をいただいてしまおうかと。
施設内は特産品や土産物を売るスペースと飲食スペースに分けられ、地元業者が調整した弁当も売られていたため、それにも一瞬惹かれました(程なくして売り切れになってました。)が、せっかく飲食コーナーがあるので、券売機で食券を購入。ちなみにメニューは、そば、うどんが各種とラーメン、カレーラライス、そして牛丼などがありました。
そんな中から今回は、和牛カレーうどんをチョイス。食券を渡してからちょっと待っての呼び出しとなりましたが、見たところ、かけうどんにカレールーを掛けたタイプで、カレーうどんには珍しいワカメが添えてありました。
で、まずはカレールーの表面だけちょっと味見したところ、辛さはさほど強くないものの、結構スパイシーで、和牛の主張はさほど感じません。次に、ツユとカレーを適度に混ぜてつついってみたところ、市販のツユと市販のカレールーが合わさったような味わいで、これは間違いない組み合わせじゃないでしょうか。
またうどんは、湯がき時間や、ツルツルシコシコが過剰な食感から冷凍物と思われますが、これも間違いはないですね。
そして具は、カレールーの中に大きめの牛肉が数切れ入っていましたが、ポロポロというかモロモロと繊維質を感じる食感から、ルーと一緒にレトルトパウチに入っているものを想像してしまいましたが、間違っていたら申し訳ない。あとワカメは、カレーに入ると風味的に結構主張しますね。
こちらは、一緒にいただいた品。券売機では売り切れになったいましたが、売店のレジのとこころにあったので、現金で購入しました。
で、これが素朴な味わいで良かったというか。モチモチしたもち米と一緒に蒸してある黄色いツブツブは、キビでしょうか?味付けは薄っすら甘くて、ゴマ塩?がアクセントになっています。
というわけで、ごちそうさまでした。
令和4年12月訪問
クリスマスのこの日。一昨日に続いて青春18きっぷを使い、今回は群馬県と神奈川県を経由して東京都へと向かう予定。と、そんな行程はどうでもいいのですが、この日の朝食は、列車を乗り換える高崎駅でと相成りました。
高崎駅には、コンコースにも駅そばのお店があるのですが、今や貴重な存在となったホームの立喰スタンドが健在。だったらそこでいただくしかないでしょうということで。
ちなみに、以前は店名がはっきりせず、運営も地元の駅弁業者たかべん、後にNREたかべんと変わりましたが、現在は(NREから改組した)JR東日本クロスステーションとなって、ウェブサイトにも「駅そば 第5売店」と表記されています。(以前は確か「5号売店」と呼ぶ人もいたような。)
それで今回は、舞茸天そばに生玉子をプラス。口頭で注文すると、店員の女性が素早い調理であっという間に完成です。
で、まずは醤油で黒々としたツユから口を付けたところ、出汁感よりも醤油っ気と塩気が感じられる、駅そばらしい味わい。甘みが効いていますが、あくまで適度に感じ、全体的に濃いめなところも個人的には嬉しいポイント。生玉子を崩しても負けません。
またソバは、駅そばらしい茹で麺。ですが、食感や香りも悪くなく、個人的には十分過ぎるくらい。
そして具の舞茸天は、噛んだ時の歯応えとジューシーさが良いですね。っていうか、昔はそれこそ、山で見つけた時に舞い踊るくらい嬉しいキノコだったのが、ここ何十年かですっかりと一般的になったというか。天然物は強い香りも印象的ですが、栽培物はそれが適度に抑えられ、逆に食べやすくなっているとも思います。
というわけで、極めて駅そばらしい一杯を美味しくいただき、満足でございます。
ごちそうさまでした。
令和4年12月訪問
今から40年以上前、旅好きの祖母に連れて行ってもらった東北への旅の帰途。福島駅から、黒磯行きの、鈍行列車という言うほうが似つかわしい旧型客車を連ねた普通列車に乗っている途中、列車は郡山駅に停車しました。
そこで祖母が、「ここの(立喰)そばは美味しいから買ってくる」と言い残し、いきなり下車。しかし、停車時間内に間に合わず、列車は祖母を残して発車してしまったということがありました。
その後、一人で汽車旅するようになった時、祖母が列車に乗り遅れてまで買おうとしたそばはどんなもんかと気になり実際に食べてみたら、これがまた美味しかったので、その後も機会があれば立ち寄って食べていた記憶があったのですが、残念ながら平成22年(2010年)3月をもって閉店してしまったようで。
しかし、今回の青春18きっぷを使った日帰り旅の計画を立てている時、郡山駅で時間が取れそう(というか余りそう)だったため、改めて駅ナカの飲食店を調べたところ、最後までホームで営業されていた福豆屋さん(近年では駅弁の「海苔のりべん」がヒットして、そちらのほうで有名ですが。)が、改札外ですが、駅そばをはじめとする「駅メシ」のメニューを出すお店をオープンさせたということがわかりました。
で、知ったからには是非ともいただいてみたくなり、空腹だった(前の記事で書いたそばを昼前にいただいて以来、7時間くらい食べていなかった。)ことも手伝って郡山駅に到着したら真っ先に、改札口を出てその左手にあったお店へと。
お店のつくりは駅弁売り場が併設されているものの、それ以外は小奇麗なイマドキの駅そば屋さんという感じで、店内は立喰ではなく小ーブルと椅子があり、落ち着いていただけそう。閉店時間が近かったせいもあってか先客は1組だけでしたが、早速、入り口のところの券売機で個人的定番の天玉そばの食券を買って提出。程なくして注文したそばが完成しました。
出されたそばを見ると、かき揚げが小ぶりですが、ホームにお店があった頃からサイズは小さめだったかと。逆に、駅そばだと黄身が小さくて驚くことが多い生玉子が、こちらのは、L玉まではいかないまでも普通の大きさというのが嬉しいです。
そばを載せたトレーを持ってテーブル席に移動したのち、まずはツユからいってみたところ、出汁感はそこそこですが、濃口醤油がバシっと効き、みりん的甘みも適度に主張。一口目から積極的に味を伝えるしっかりしたチューニングが、駅そばらしくて良いですね。
またソバは、湯がき時間からしてイマドキの冷凍タイプでしょうか。(違っていたら申し訳ない。)茹で麺にしたって冷凍麺にしたって、食べて好みの味わいなら問題ないのですが、こちらのは蕎麦的香りもあって、食感も自然な感じが好印象。
そして前出の小ぶりなかき揚げは、閉店間際という時間的なものもあってか、揚げ置きのシナっと感がある口当たりですが、ツユとの馴染みが良く、タマネギの他、ニンジンやネギ?など数種類の野菜というのが良いですね。それと、ツユの味がしっかりしているので、かき揚げや生玉子に負けないのも高ポイント。
というわけで、正直なところホームにお店があった頃と同じ味かどうかはわからないのですが、それでも何とも私好みな、美味しい一杯でした。これはまたかつてのように、郡山駅で乗り換える際など、機会を見つけて立ち寄って食べないといけませんね。
ごちそうさまでした。
令和4年12月訪問
この日は、青春18きっぷを使った日帰り旅。
その目的は、今年(令和4年)10月に、平成23年の豪雨災害から約11年ぶりに全線運転を再開した只見線に乗ることですが、その終点(ちなみに今回は、終点の小出駅から起点の会津若松駅へと乗る予定。)の小出駅へと向かう途中、乗り換えの都合で途中下車したのが上越線の水上駅。ここへ10時39分の到着後、約1時間の待ち時間があったので昼食が摂れればと目論んでいたところ、ラッキーなことに、駅前に10時開店のお蕎麦屋さんがあったので、いただいていくことに。
そのお店は、水上駅を出ると、道路を挟んだ目の前にあるというアクセスの良さ。もっとも、観光地でもある水上なので、駅前食堂っぽくない落ち着いた店構えに「三色きのこそば」と書かれた縦型の木製看板が。早速中に入ると女性の店員さんに出迎えられ、空いていた2人掛けのテーブル席へ。店構え同様、店内も落ち着いていて居心地も良く、注文の際にも、列車の予定など時間の都合を気にかけて下さいます。
そこでいただいたのは、まさしく看板メニューである三色きのこそば。注文後、天ぷらを揚げる音や茹でた蕎麦を締める音などを聞きつつ待つこと少しで登場しました。
まずは見た目からして豪華というか、中央奥には大振りな舞茸天が鎮座。脇を固めるのはシメジ(ブナシメジ?)とナメコ。そして手前に山菜の水煮と、ソバが見えないほどの具が載っています。
で、まずは具の下からソバを引っ張り出して一口啜れば、これが。二八というソバは色白で、太くもなく細くもないスクエアな断面。口に入れる時のツルっとした啜り心地と、シコっとした歯応えが。香りもしっかりめですが、小麦粉を繋ぎに使ったものとはちょっと違う気も。後で知ったのですが、こちらのお店は、繋ぎに米粉を使っているんですね。
またツユは、出汁感、醤油と味醂の味付けの塩梅など、全体的にマイルドというか上品というか。しょっぱい物好きの栃木県民としては、もう少しばかりピーキーでも良いのですが、バランス的にはこれがベストかもしれません。
それとメインの具である舞茸の天ぷらが、もう。地元のブランド品の「すくよか舞茸」を使用しているそうですが、熱いのを我慢してガブリとやれば、傘の部分は香ばしく中心部はジューシー。そして食べ応えもありますね。また、ナメコは香りが強く、ヌルシャキっとした歯ざわりが。シメジは縁の下の力持ち的ポジションでしょうか。それにしても、キノコと醤油と蕎麦の香りって、個人的には大好きな組み合わせなんですよね。
というわけで、美味しくいただいて、満足いたしました。今回は寒かったので、温かい蕎麦にしましたが、もし次回、暖かい季節に訪れることが出来たら、冷たいそばも堪能してみたいですね。(きのこそばか、すくよか舞茸の天もりそばも良いですね。)
ごちそうさまでした。
令和4年12月訪問
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