趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
私がお店を探す際にたまに使う、某グー○ル先生に、雑にキーワード入れて出てきた検索結果というかお店のリストを流し見してその中から決めるという(わりと当たり前な)方法ですが、たまに、自分が全く知らなかっただけで、実は地元で有名なお店が引っかかることがあります。
まさに今回がそんな感じで、家人が運転するクルマの助手席に座り、家人の言った「カレーうどん」と入力。出てきた色々なお店を眺めている時に発見したのが、こちらのお店。お伺いした時の楽しみが減るので、付随する情報はあまり詳しく読まないものの、それでも伝わってくる、ワンアンドオンリー感に惹かれ、そのまま経路案内に移行してお伺いすることにしました。
お店の場所的には、クルマやバイクで何度か走った通ったことがある、最近広くなった道からちょっとだけ入ったところに。この近くの国道461号はよく通るものの、そこからちょっと北にあるため今まで死角になっていたようで。
駐車場はお店の前のスペース(結構傾斜がきつい)だけかと思いきや、横にも広めのがあったのでそこにクルマを入れ、いざ店内に。すると、女将さん?の若々しくて大変愛想が良い声に迎えられました。
ラッキーなことに1つ空いていたテーブル席へといざなわれ、まずは卓上のお品書きを見たところ、とりうどんとカレーうどんの写真が大きいですね。あとは、とりうどんに天ぷら類を追加したものや、その他うどん類が色々と、夏季限定でそばも出されているようで。あと、焼きそば類と、半焼きそば+カレースープや、半焼きそば+とりスープといったメニュー構成も独特。そんな中から、私がとり海老天うどん、家人がカレーうどんをいただくことにしました。
注文から、それほど待たずに登場した注文の品々。
早速、とり海老天うどんのツユからいってみたところ、それなりに効いた濃口醤油と共に、一般的な蕎麦出汁感よりも鶏肉から出た風味・旨味が前面に来る、個人的には懐かしい味。(祖母が作るそばやうどん~たいていは、冷やし・ひたしスタイルでしたが、ツユには必ずと言っていいほど鶏肉が入っていたので。)そこに、鶏肉と一緒に煮たと思われるネギからの味も加わって、更に甘さ控えめなのが当地っぽく、これらが構成する味わいが、何とも素朴で良いですねぇ。
ですが、うどんを啜ろうと箸でつまんだところ、その手応えに!!!とびっくり。というのも、一般的なものの何倍でしょうか?極太という表現では足らない太さのウドンが、ツユの中から現れました。当然茹で置きでしょう(っていうか、これだけの大きさの小麦粉の固まりを茹でるには、一体どれくらいの時間がかかるのやら。)けど、モチモチっとした噛み応えが心地良く、更にウドンがツユを吸うことによって、ウドン自体の味も良くなるという感じで。当然のことながら、これだけの太さだと啜れませんが、食べ応えが相当あり、いただいている時によく噛まされることによって満腹感も加速していきます。
そして具は、なんと言っても鶏肉ですが、大ぶりにカットされたモモ肉の他、出汁兼用でしようか?噛みごたえ歯応えのある部位のスライスもたっぷりと。鶏肉と一緒に煮たであろうネギも良いです。あと海老天は小振りながら2尾も、更にナスの天ぷらまで載っていましたが、海老のプリプリ感がまた。更にワカメが、海っぽい風味を補強しています。
あと薬味としては卓上に唐辛子がありましたが、個人的には、これまた卓上に置いてあるコショウがヒット!実は以前、別の店ですがコショウが合ううどんをいただいたことがあり、味の系統的に似たところがあった(そこもツユの一般的出汁感が控えめで麺が極太だった。)ので、試してみたらバッチリでした。
こちらは先述のとおり家人がいただいた品。
例によって味見させて貰いましたが、たっぷり入る鶏肉などから、ベースはとりうどんと共通でしょうか?それを、カレー南蛮ツユに仕立てたような印象ですが、スパイス感そして辛さがしっかり効いていて、何とも後を引く味わい。
これは日を改めて、丸々一杯いただかないと駄目ですね。
というわけで、どちらも美味しくいただいたのですが、いただいたうどんそのものと、お店の雰囲気(女将さんの接客や、厨房から伝わってくる大将たちの職人然とした感じ、あと、壁に貼ってあったお笑い関係のポスターなども。)が相まって、かなりの非日常感。ですが、近所の方々が頻繁に持ち帰りの焼きそばを注文したり取りに来たり、店内で食事している他のお客さんも特にリアクション無く極太のウドンを齧っていたりと、これが地元では当たり前というところに、大げさですが、大田原の懐の深さも感じたりして。
とにかく、一度お伺いしただけじゃ、こちらのお店の魅力は全部味わえないことは間違いないので、「もっと早くこのお店のことを知っていれば!」と言っていた家人共々、必ずまたお伺いしたいと思います。
ごちそうさまでした。
令和5年2月訪問
この日、家人から、「カレーそばが食べたい。なければカレーうどんでも可。」というリクエストが。
そう言われ、思いつくお店は幾つかあれど、この日は時間に余裕があったこともあって、最近たまに使う方法でお店を探してみることに。といっても、某グー○ル先生に、雑にキーワード入れて(この日の場合、「カレーそば」と。)、出てきた検索結果というかお店のリストを流し見してその中から決めるという、まぁ普通っちゃ普通の方法なんですが。
それで、自宅からごく近いお店、一度お伺いしたお店は除外しつつ見ていた時に気になったのが、こちらのお店。個人的に、某グー○ル先生や某グルメサイトなどの口コミや評価は目は通しつもほぼ参考にはしていませんが(だからこのブログを読んだ人も、内容を鵜呑みにしてはいけません。何故なら、私に当てはまっても貴方に当てはまらないことは、山ほどあるんですから。)、内容的にカレーそばに言及しているものが多いことが目を引き、だったらお伺いしてみようかと。
そうと決まれば、矢板市から国道461号を西進し、県道、国道121号などを経由して、名門コースとして有名な日光カンツリー倶楽部(ちなみに、私自身ゴルフは嗜みませんが、周りにはプレーする人が多かったんです。で、その人達もおいそれとお伺いできないコースのようでした。)のところまで、小一時間のドライブを。途中、雪を被った日光の山々が美しいですね。
それで、お店がちょうど開店したところに到着したので、先客はなし。店内に入ると中はかなり広く感じますが、大きめのテーブルに、丸太を切った椅子が幾つも並んでいます。
お好きなところにどうぞとのことだったので適当な席に座り、早速、壁に貼ってあるお品書きを確認。家人がいただくのはカレーそばと決めていましたが、私も同じでは勿体無いので、幾つかのクチコミに出ていたカツカレーそばと、絶対に欲しくなるであろう半ライスもお願いしました。
注文から程なくして、家人のと同時に登場した私のカツカレーそば。
まずはちょっと濃い目のカレー色したツユからいってみたところ、カレーの王道的スパイスの組み合わせだとは思うのですが、しっかりスパイシーで、しっかり辛めなところが、もう!また、こちらのお店には、カツカレーやカレーといったメニューも有るのですが、これはそのルーをそば用に出汁で割っているんですかね。そんな旨味も感じられるような気もします。
またソバが特徴的というか、平べったくて、縮れ麺のような形状。ピロピロっとした食感が心地よく、形状ゆえにツユもよく拾います。長さはやや短めでしょうか。
それと具は、ツユの中に豚肉?のような肉片と、ニンジンやタマネギなどの野菜が点在。食感はどちらも相当な煮込まれ感があり、当然、これらの旨味も余すところなくツユに出ていますね。あとカツは、小振りながら5切れほど。ツユが良く染みているので、サクサク感はあまりありませんが、逆にじゅわっと広がるカレーの旨味が、また。これだけで半ライスが進みます。
そして最後は、残ったツユに残った半ライスを投入して、余すところなく。
こちらは、家人がいただいたノーマルなカレーそば。
それで家人によると「辛いけど美味しい。」とのこと。また、「食べたかった味のカレーそばで満足。」とのことでした。
というわけで、美味しくいただいてとても満足したのですが、あの特徴的なソバをカレーそば以外でも味わってみたくなりましたので、これはまたお伺いしないといけませんね。
ごちそうさまでした。
令和5年2月訪問
北海道汽車旅の帰途。北海道新幹線から直通するはやぶさは、那須塩原駅に停車しないので、盛岡駅でやまびこに乗り換えるのですが、接続時間が30分近くあったので、一度改札口を出て夕食を。
といっても、あまりゆっくりもしていられないのと、新函館北斗駅を発車以来(お酒を)飲んでいたのでちょっとしょっぱい汁が欲しくなる頃合いということもあり、構内にある駅そばのお店に行こうかと。
で、盛岡駅には確か、2階コンコースに内に「はやて」というお店と、駅ビルフェザン盛岡1階に「にはち」というお店があった筈だと探していたものの、はやての場所がパっと思い出せず、しからばわかりやすい駅ビル1階の方へ。ですが、いつの間にかお店の名前が変わっていたのでこちらも最初気づかなかったという。それで帰ってから調べたところ、かつての「にはち」はNREが運営していましたが、こちらは違うよう(NREの事業を継承したJR東日本クロスステーションのウェブサイトには記載が無かった。)ですね。(ちなみに「はやて」はJR東日本東北総合サービスが運営。)
それはさておき、注文は食券方式のようだったので、それを買おうと店内にあったイマドキの券売機にお金を入れたところ、店名のとおりそばしか扱っていない(うどんは無い)ものの、すごい品数でどれをいただこうか大いに悩むことに。その中から今回は、かつて東北地方の駅そばの定番であった(というか、東北地方でしか見かけたことがなかった)めかぶそばを見つけたので、それを購入。更にその食券を店員さんに渡したあと、「食券買うから温泉たまごも追加してください!」と。ちなみに、こちらのお店のレギュラーメニュー。店外のお品書きを写真に撮りあとで確認したところ、せいろ、かけ、かき揚げ、かき揚げ温玉、紅生姜かき揚げ、イカ天、エビ天、ちくわ天、たぬき、きつね、とろろ、むじな、三陸(海藻入り)、わかめ、めかぶ、磯のり、おろし、きのこ、きのこおろし、梅わかめ、月見、温玉、おろし納豆、温玉納豆、コロッレ、鶏から揚げと、そばだけで26品もありました。(他に季節のそばや、ご飯物、朝食メニューも!)
最初の食券提出からすぐに出来たので、出来た時には温泉たまごの食券が間に合わなかった、そのめかぶそば。
めかぶ自体には味が付いていなかった(少なくとも、しょっぱみは感じなかった)ので、軽く混ぜいてってみたところ、ツユの醤油とみりん、出汁の味にめかぶの磯の香りとトロミが加わって、何とも良いですね。欲を言えば、もう少しばかりツユの味が濃いほうが好みなのですが、めかぶで薄まっていることもありこればっかりは仕方なし。
次にソバを啜れば、わりと歯ごたえのあるソバに、これまためかぶの香りとトロミが絡んで、これもまた。逆に言えば、ツユやソバ自体の味がよく判らなくなっちゃうのですが、これはこれで良いものということで。
そして途中から温泉たまごを崩して、まろやかさをプラス。
というわけで、美味しくいただいたのですが、個人的に昔、東北地方に汽車旅に来た時は、当時どこにでもあった(という印象の)伯養軒の駅そばで、めかぶそば食べまくったことを思い出したりして。そんな思い出の味に再び出会えたような気がして、満足でございます。
ごちそうさまでした。
令和5年1月訪問
北海道汽車旅もいよいよ最終日。この日は、札幌駅近くの宿から地下鉄で1つ先の大通駅まで行き、そこからほど近い西一丁目停留場から、平成27年(2015年)の都心線開業によって環状運転が始まった札幌市電に乗ってから、札幌駅まで戻るという行程。
それで大通駅から西一丁目停留場へと向かう途中というか、停留場に近い10番出入口の地上へ出る階段のところに、立ち食いそば・うどん店があるのを発見。元々の予定にはなかったお店ですが、せっかくなので市電を乗り終わったあと、改めて朝食がてらお伺いすることに。
そんなわけで約1時間後、改めて10番出入口となっている日之出ビルへと入りお店へと。
そのお店は狭いながらも活気があり、店員のお姉さんも見たところ3人も。さすがは大都会札幌。これだけ人件費をかけられる売上があるということでしょうか。
お品書きは、320円のかけそば・うどんの他、370円がちくわ、わかめ、月見。420円が天ぷら、470円が天玉というラインナップ。なのでこの中からいただくは、個人的定番の天玉そばで一択でしょう。お姉さんたちの連携プレーで、注文からまたたく間に登場しました。
それでまずは、色が黒々としたツユからいってみたところ、濃い味がガツンと!そうそうこれこれ。立ち食いのツユは、飲むのがはばかられるくらいの濃さであってほしいと、個人的には思うんですよね。で、よく味わうとしょっぱさ一辺倒ではなく、みりん的甘みや出汁的旨味もあり、これが、もう。
またソバは、王道の茹で麺で、モチっとした噛み心地と、蕎麦的香りも感じられ、これも、また。
そして天ぷらは、タマネギとニンジンがメイン。ツユとの馴染みは標準的で、しっかり噛んで味わえるタイプ。それにつゆの味が濃いから生玉子が生き、多めに載せられた薬味のネギが嬉しいです。
というわけで、昨日の富良野駅も感動したのですが、ここも同じくらい感動。こういうお店がしっかり残って、しかも皆利用しているのが、札幌という大都会の懐の広さだなぁ、と。
とても美味しくいただきました。ごちそうさまです。
令和5年1月訪問
北海道汽車旅も、早いものでもう4日目。この日は未明に旭川駅を出発し、幾つかのローカル線に乗りつつ午前11時前に到着したのが、個人的には某ドラマで名前だけは馴染み深い富良野駅。
ここに冬場に降り立つのは生涯二度目ですが、前回はまだバブル景気の残り香があり、本州から来るスキー客相手のリゾート列車に乗った記憶があるものの、今回はアジア圏(なかでも特に東アジア圏)からの観光客と共に列車から降りたという。
それはさておき、この駅で降りたのは列車の乗り継ぎが目的ですが、それともう一つ、こちらの駅待合室には、今や希少な駅そば(うどん)のお店があるからでして。幸いなことにに、接続時間は1時間近くありますし。
そんにわけで、改札口を出たら左手の待合室へ。すると探す間もなくそのお店はあり、カウンター内にいらっしゃるのは、店名にもなっている「圭子ちゃん」でしょうか。
早速そのお姉さんに、お店の外側に貼られたお品書きを見ながら「天玉そば1つ」と注文。しかしよく見ると、天玉ではなく天ぷらと書かれていたので、これはしまったと。ですが、特に何も無く熟練の手際で調理され、あっと言う間に登場。ちなみに、天ぷらそば・うどん以外には、かけ、月見、わかめ、山菜、きつねがあり、かけは370円、種物はどれも420円でした。
で、早速ツユからいってみたところ、濃口醤油が効いた濃いめの味付けというのが、何とも良いですねぇ。やっぱり駅そばは、こうじゃないと。また出汁感と甘みは適度で、更に、温度がちょっとだけ熱いのも、冬場には嬉しいところです。
またソバは茹で麺で、色がやや黒めかつ太さは結構太め。プリプリモチモチと、歯応えがしっかり感じられます。
そしてかき揚げは、中央の乾燥した小エビ1尾以外は全部衣という、北海道(に限らず)の一部駅そばではトラディショナルなスタイル。ツユとの馴染みは良いというか、いただいているとホロリと解けていきます。またツユの熱で白身が微かに固まった生玉子も、つゆの味が濃いので最高の相性。更に薬味のネギも、しっかりと存在を主張します。
というわけで、とても美味しくいただいたというか、まさしく私の好みが集まったとも言える一杯に出会え、とても感動し、大変満足いたしました。ほんと、ありがとございます。
ごちそうさまでした。
令和5年1月訪問
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