趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
先程の久野に続く、どぎどぎうどんの2軒目はこちら。それで先程のお店に負けず劣らずこちらのお店も盛況で、パッと見、狭い店内はほぼ満席だったのですが、よく見ると空席があり、幸いなことに待たずに座ることは出来ました。ただ、残り時間と腹具合を勘案すると、うどんだけならこの後更にもう1杯くらい入りそうだったのですが、時間的にちょっと厳しそうだったので、今回のどぎどぎうどん体験はこちらのお店で打ち止めにすることして、肉うどんを、先程のお店で無性にやりたくなったwithご飯でいただきました。
肉うどん(小) 500円
ごはん 150円 と サービスの漬け物
で、こちらの肉うどん。つゆは昆布だし+醤油がメインだと思うのですが、先程の久野と較べると、表面に脂は浮いておらず、味付けも甘味が立っていて、また違った味わい。どちらかというと、こちらのほうが判りやすい味に感じました。またうどんは、硬質な食感や素朴な味わいが先程の久野と似ているように感じたのですが、このあたりは、当地でうどんを食べ慣れている人ならハッキリとした違いを感じるのでしょうね。そして、上に載った牛肉は、つゆ同様甘味の立った味付け。柔らかく煮込まれていますが、スジ肉の部分なのでしょうか、時折クニっとした噛み応えも感じます。それにしても、こちらのどぎどきうどんも、美味しいですねぇ。ご飯との相性も申し分なく、うどんをズズっと啜ったあと、ご飯をワシワシといただけば、何とも幸せな気分になれました。ちなみに、ご飯と一緒にいただいたサービスの漬け物は、塩気が割りと控えめというか。地元の人っぽいお客さんがおもむろに卓上の醤油を掛けるのを見て、「栃木以外でも漬け物に醤油を掛ける人がいるんだぁ」なんて驚いたのですが、一口いただいてみて納得しました。
というわけで、今回は駆け足で2軒回ったところで終了となってしまったのですが、2軒とも美味しくいただきました。
ただ、今回行けなかったもう1軒も大変気になるところですし、どぎどぎうどんってまだまだ奥が深そうなので、また機会があれば、是非いただいてみたいと思います。
ごちそうさまでした。
平成22年4月訪問
今回所用で福岡県の北九州市に来たのですが、例によって「ついでにラーメンでも」と調べていたところ、北九州市の小倉あたりに、『どぎどぎうどん』や『どきどきうどん』、『小倉肉うどん』などと呼ばれるちょっと変わったうどんがあるのを発見。写真を見ても、九州に良くあるような薄い色のつゆではなく、醤油とおぼしき黒々とした色のつゆ(『スメ』と言うらしい)には脂が浮き、そこに入ったうどんの上には、こちらも醤油とおぼしき色で煮染められた親指ほどの大きさの肉塊がゴロゴロと載っています。
で、知れば是非ともいただいてみたくなるのが人情というもの。更にお店の場所を調べたところ、小倉モノレールの北方という駅付近に有名なお店が3軒固まっているのを発見。小倉モノレールについては今回ついでに乗る予定だったので、その北方駅付近の3軒のうち、時間と腹具合の許す限りいただいてみることにしました。
というわけで、その1軒目がこちらのお店。そのお店は民家のような佇まいで、永万寺というお寺の入口に、狭い路地を挟んでくっつくように建っていました。いい感じに狭い店内は、午前10時半頃という中途半端な時間にもかかわらず結構席が埋まっていて、皆美味しそうにうどんを啜っているのですが、一緒にご飯を食べている人が多いような気が。聞くところによれば、どぎどぎうどんのお店では漬け物がサービスで出され、うどんとその漬け物をおかずにご飯をいただく人が多いらしいのですが、こちらも思わずご飯と一緒にいただきたくなるところ、(後の予定もあるので)ぐっと我慢し、他の人の注文をうどんだけまねて「肉の小」とお願いしました。
肉うどん(小) 500円
で、その肉うどん。見た目は前述のとおり、醤油色のツユとゴロゴロとしたお肉が主張し、また作っている最中に入れていいかどうか聞かれたネギとショウガがその上に鎮座しています。それでまずは、上に載ったショウガを崩さないようにつゆを啜ると、昆布っぽいじんわりとした旨味に見た目どおりの醤油の味、そして油は牛肉からでしょうか?コッテリ感も。また、そこはかとなく甘味も感じますが、どちらかというとスパルタンな骨っぽい味に感じました。次にうどんを啜れば、こちらの勝手な予想(柔らかい博多のうどんが頭の中にあったので)に反して結構硬質な食感。讃岐のようにコシがものすごいというわけではないんですが、モチッとした噛み応えがあり、何とも素朴な味わい。そして、上に載る肉は牛の頬肉らしいのですが、これがまた。噛みしめると歯応えを感じつつも最後はホロッと崩れ、牛肉と醤油の旨味が口の中いっぱいに広がります。で、この肉の味が、結構つゆに(良い意味で)影響を及ぼしているような気がしました。いやぁ、これは、何とも美味しいうどんですねぇ。その後は、卓上の唐辛子(種ごと粗めに砕いた物でした)を投入したり、上に載ったショウガを混ぜ込んだりしていただいたのですが、特にショウガは風味が一層増しますね。あとやっぱり、いただいていると無性にご飯が欲しくなってきました。
そんなわけで、初めてのどぎどぎうどん、堪能させていただきました。ごちそうさまです。
今回所用で、飛行機を使って羽田から北九州まで。で、個人的に羽田空港を利用する際は専ら第2旅客ターミナル専門(ANAのマイレージにしてしまったので…。)なのですが、今回ものすごく久しぶりに第1旅客ターミナルを利用しました。(実は北九州に行くに当たって、ANAがコードシェアしているスターフライヤーの飛行機を利用したので。)
で、今度いつ利用できるかわからないので、折角だから北九州に向けて飛び立つ前、出発ロビーにあったスナックコーナーでかき揚げそばをいただきました。
かき揚げそば 650円 + 生たまご 50円
それでそのかき揚げそば。つゆの色はそれほど濃くはなかったんですが、塩気は結構強め。甘味も強くなく(かといって効いてないわけじゃないですが)、わりと硬派な味に感じました。個人的にはかき揚げにも生卵にも負けない塩気を持ったつゆって、好きですねぇ。またそばは、食感的に多分冷凍麺。そしてかき揚げはふわっとしたタイプ。つゆに溶解はしませんが、モソモソ感もなく、馴染みはいいと思います。
というわけで、ごちそうさまでした。
平成22年4月訪問
岡山からの帰り道。ひたすら列車を乗り継ぎ、ようやく関東圏まで戻ってきました。あとは、熱海駅から乗った東海道本線普通列車から適当なところで湘南新宿ラインの列車に乗り継ぐのですが、その乗り換え駅として選んだのがここ大船駅。駅構内の南北両コンコースにはそれぞれ立ち食いそば店があって、そのうち北側が、今では珍しくなったNRE以外のお店である『大船軒』さんがあるので、そこでいただくべくこの駅にしたというか。
たぬきそば 340円 + 玉子 60円
それでいただく品は、たぬきそばに生玉子を入れて。つゆは当然関東風ですが、甘味が結構強いですね。個人的にはちょっとびっくりしたのですが、首都圏のこういった所のつゆって、最近は甘味の強いところが多いんですかね?またそばは、食感からして茹で麺でしょうか?そして具は、天かすではなく揚げ玉が入っていました。
ごちそうさまでした。
平成22年4月訪問
追伸
ちなみに、3・4番線ホームにも立ち食のスタンドがあるのですがは、以前はNREの経営だった(と思った)のが、4月1日から大船軒の営業に替わった旨の貼り紙が店内にありました。(それと、逗子駅のも大船軒に替わった、とのこと。)
青春18きっぷでの岡山行も帰りとなり、この日は岡山から、ひたすら列車を乗り継いで東へと向かっていました。
で、そんな中、約一年ぶりの訪問となったのがこちら。それで今回は、ちょっと変わり種っぽい梅そばというのをお願いしました。
梅そば 400円
登場した梅そばは、写真のとおり、かけそばに梅干しと鰹節が入った物で、梅干しの酸味や鰹節の風味が関西風のつゆに結構合っているような。そしてそばは、確か袋入りの茹で麺だったと思うのですが、太さが結構太いですね。また、約一年前は強く感じつゆの塩気ですが、今回は丁度良く感じました。この一年の間に味が変わったのか、はたまたいただいた時の体調の違いの所為か。ちなみに前回いただいたのは午後6時頃、今回いただいたのは午前10時頃という違いはあるんですが。
いなり寿し 120円
それと、一緒にいただいたいなり寿しは、中のご飯に黒ゴマが混ぜてあり、お酢や塩加減、そして甘味が、個人的には丁度良かったです。
ごちそうさまでした。
平成22年4月訪問
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