趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
平成21年3月22日(日)に大阪で所用があったので、往路は『青春18きっぷ』で、復路は夜行バスを使って行く計画を立てました。で、ご存じの方も多いと思いますが、『青春18きっぷ』とは、毎年春休み・夏休み・冬休みの期間中に発売される、JR全線の普通・快速列車乗り放題(5日間有効で11,500円也。)の切符。個人的にもお金がなかった学生時代など(って、思い起こせば、この切符を初めて使ったのは、もう25年も前の話かぁ…。)、とってもお世話になった覚えがあります。
と、話が逸れましたが、その時の旅行記というか、鉄道に乗った記録などを。ちなみにこのエントリは、写真がとても多く、読み込みがかなり重くなっておりますので、もし読まれる場合はそのあたりをご了承願います。
確か、国鉄時代の末期に、国鉄が色々な事業に進出し、それに伴い職員の大規模な配置転換が始まった頃、宇都宮駅の自由通路に国鉄直営の立ち食いそば・うどん店がオープンし、その名前が当時宇都宮駅を管轄していた東京北鉄道管理局から採った『喜多』。ホームにある『野州そば』とはつゆ・麺・かき揚げの味が違っていた記憶があります。
その喜多が、新幹線コンコースにも出来たのは何時の頃だったか記憶にはないんですが、今回初めて、そこでいただきました。で、いただくのは例によって天玉そばなのですが、店の外にある券売機で食券を買う際、立ち食い系のお店で『大盛』があるのが珍しく、つい大盛の食券も併せて買ってしまいました。
天玉そば 430円 + 大盛券 100円
というわけで、その大盛の天玉そば。つゆは、昔いただいた時に感じたのと同じ甘めの味付けですが、塩気も甘めに感じました。もっとも、塩気に関しては、ソバを大盛にしたことも関係あるとは思いますが。そのソバは、最近この手のお店に増えてきた、太さがバラバラに切られたもの。食感からすると冷凍でしょうか?それとかき揚げは、もそっとした感じの食感で、この手のお店のかき揚げにありがちなタイプかと。それにしても、さすがに大盛にすると、けっこうお腹一杯になりました。
ごちそうさまです。
平成21年3月訪問
米原駅で、北陸本線の列車が発着する5・6番線ホームにある、駅弁販売所軒立ち食いうどん・そばのスタンドです。
個人的に、米原駅は、イメージ的に、立ち食いそばのとても良く似合う駅という気が。古くから北陸地方への玄関口であり、また、気候的にも日本海式気候に属しているとのこと。そんなわけなので、冬場の鉛色の空の下、伊吹山から雪混じりの風が吹き下ろすホームで乗換を待つ間に、もうもうと湯気の立つスタンドに誘われそばを啜るなどというのは、何とも旅情をかき立てられる風景なんじゃないでしょうか?(これは、私の尊敬する某紀行作家の大先生の受け売りというのも多分にあるのですが。)もっとも、今回は穏やかな春の日に、そばではなくうどんをちゅるちゅるっと啜ったわけなんですがね。
天玉うどん 500円
で、いただいたこの天玉うどん。つゆは関西圏に入ったことを示す色と味ですが、結構塩気が強く感じました。またうどんは、確かビニールで個別包装されていたものを冷蔵庫から取り出していたような。というわけで茹で麺なのですが、その柔らかめというかコシの無い食感は個人的に好きなので問題なし。それと天ぷらが、後のせサクサクど○兵衛のような味と食感でした。
というわけで、ごちそうさまでした。
平成21年3月訪問
また、宇都宮駅です。乗換なんかで時間があると、つい、いただいてしまうんですよね。でも、前回は9・10番線ホームでしたが、今度は7・8番線ホーム。と言っても、ホームのそばは両方とも同じ業者さんの筈なので、基本的には同じつゆ、同じ麺、同じ具材なんですが…。
天玉そば 420円
というわけで、醤油の効いた田舎風のつゆで、麺はほんの少し歯応えがあって、かき揚げはすぐに汁を吸い、ピリっとくる白ネギが載っているというのは変わらず。それにしても、立ち食いソバの味の中で大きなウェイトを占めるかき揚げが昔と変わっているにもかかわらず、何ていうか、昔の記憶にある味と変わらない印象を受けるのは何故でしょう。あと、つゆは前回いただいた時よりも熱く感じました。と言っても、ふうふうしないと食べられない程ではなく、むしろ丁度いい熱さというか。
そんなわけで、今回も満足。ごちそうさまでした。
平成21年3月訪問
今回お伺いしたのは、群馬県伊勢崎市にある、上州ラーメン風っ子大将。個人的には、とても思い出のお店というか、今をさる事10年近く前、ヤボ用で栃木から群馬のこのあたりまで毎週のように通ってまして、その時に何度となくいただいたお店です。ですがその後、いろいろと状況が変わって、このあたりにお伺いするのが年に一度あるかどうかとなってしまい、お店の方もすっかりご無沙汰になってしまっていたのですが、今回、久しぶりにお伺いする機会に恵まれたので、思い出の味をいただいてきました。
栃木から東北道、国道50号、群馬県道39号、群馬県道2号と通って、お店には午前11時過ぎに到着。既に駐車場には何台もクルマが停まっていて、入店すると、昔と変わらない広い店内は、ボックス席が半分近く埋まっていました。そんな中空いてるボックスに案内され、早速注文。こちらに久しぶりに来たからには、いただくのは名物の『雷ラーメン』です。ちなみに、雷ラーメンというのは、こちらのお店の話によると、昭和48年10月に、日本で最初に開発された辛味噌ラーメンとのこと。メニューには辛さに応じて一番から三番までの番号がふってあり、いずれもお値段は同一で、また、メニューにはないですが、頼めば、五番まで辛くしてくれるとの事です。で、その雷ラーメンを私は辛さ三番、同行者は辛さ一番でお願いし、ついでにチャーハンも頼んでしまいました。そして注文が済めば、すぐにチャーハンのスープが運ばれ、ほどなくしてチャーハン、そして大きな丼で雷ラーメンが登場。そういえば、こちらのお店って、注文から品物が出てくるまで、昔もかなり早かった記憶があります。
三番雷ラーメン 880円
そんなわけけでで、久しぶりの雷ラーメン、しかもメニューに書いてある上限の三番ですが、スープ表面は唐辛子粉とラー油のような赤い油が浮き、迫力満点。ちなみに同行者がいただいた一番と較べると、かなり見た目の凶悪さが増しています。それでまず一口スープを啜ると、最初は味噌ダレに含まれた甘みが、わりと強めに感じられ。「あれ?これってそんなに辛くなかったっけ?」と思ったのも束の間、ズギューンと唐辛子の辛さが襲ってきました。うん。やっぱりしっかりと辛いですね。また麺は、モチっとした食感の中太ストレート麺。そして具は、たっぷりのモヤシと、ワカメ、タマネギなど。それから、上に載る拍子木切りされた生の山芋が、サクっとした食感と辛味を落ち着かせる効果があり、絶妙の箸休めになっています。それと丼の底の方には、沈んでしまったコーンと挽肉がこれまたたっぷりと。あとは、ひたすら咽せないように気を付けながら麺を啜り具をいただくのですが、辛味に慣れてくると、最初に感じた味噌ダレの甘みや、スープの旨味が感じられるようになってきます。
またボリュームもかなりあるので、辛味と相まって、ものすごく食べ応えもあります。
チャーハン[スープ付き] 600円
あと、一緒にいただいたチャーハンは、パラっとしつつもややしっとり目の食感のご飯に、卵やナルト、チャーシューや葱などの具材がたっぷりと。味付けも、同時にとても辛いものをいただいているのにハッキリと判る位しっかりとしていて、こちらも食べ応え充分。同行者とシェアしてしていただいたのですが、雷ラーメンのボリュームと相まって、完食した時はお腹がパンパンになってしまいました。
一番雷ラーメン 880円
こちらは、同行者がいただいたもの。一番だと個人的には物足らない辛さも、同行者にとっては、かなり辛いそうで。
というわけで、思い出の味を久しぶりにいただいたのですが、何て言うか、昔と変わらない味で、かつ美味しくいただき、とても満足させていただきました。それと、今回はいただきませんでしたが、こちらのお店は、雷ラーメンの他にも、チャンポン風の九州ラーメンや本格的なカレーあって、それらもかなり美味しいんですよね。なので、次に来る機会があれば、今度はぜひそちらもいただきたいなぁ、と。ごちそうさまでした。
平成21年3月訪問
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