たひお備忘録

とりとめのない趣味の、とりとめのない活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

石川県金沢市 金沢旬料理 八兆屋 駅の蔵 金沢駅店

 前の記事で書いたとおり8番らーめんで、ラーメンその他とビールで満足したにもかかわらず、食後、今宵の宿である金沢駅直結のホテルの部屋で暫く休んでいたら、もうちょっと飲みたいような気がしてきたというか。

 それでちょっと調べたところ、これまた駅直結の金沢百番街あんとの中に、先ほどいただいた8番らーめんの株式会社ハチバンが運営されている和食屋さんの駅ビル入店バージョンがあるという。(ちなみに金沢駅の他、富山駅、福井駅に出店されている模様。)なので、ちょっくら飲みにお伺いしてみようかと。
 午後8時の少し前にお伺いしたところ、幸いなことに、待ち無しで窓際のテーブル席にご案内。店内は時間帯にもよるのでしょうが、この時はわりと落ち着いた雰囲気で、一人静かに飲むには良さそうです。

【青竹冷酒 950円(税抜)】
青竹冷酒 950円(税抜)

 で、早速お酒なのですが、ビールは先程まで飲んでいたので、今回は最初から日本酒を。冷酒な気分だったのでお品書きを見たところ、こちらのお店で一般的な冷酒は、なんと青竹に入ってくる模様。
 というわけで、その青竹冷酒なのですが、銘柄は石川県白山市の「萬歳楽(まんざいらく)」。普通酒でしょうか?それでも口当たりに角がなく、冷やしていることもあって飲みやすい印象。量的にも300mlと、1本でわりと満足できますね。

【金沢珍味三種盛り 680円(税別)】
金沢珍味三種盛り 680円(税別)

 そしてつまみは、旅行者には有り難い金沢というか石川名物の3種盛り。左から、河豚の子糠漬け、甘海老の醤油麹漬け、金時草の酢の物です。
 それでまず、河豚の子糠漬けですが、能登の方の名物で、確か、作れるところが限られている品かと。で、味的には塩気がガツンと強く、ひと欠片でどんだけお銚子が進むことやら。その背後には、魚卵や糠の風味が感じられます。そこに、炙ってあるので香ばしさが加わり、添えられた大根おろしで後口さっぱり。お茶漬けにしたら最高でしょうね。
 次に甘海老は、プリっと感も若干残っていますが、基本的にはねっとりとした食感で、旨味もねっとり優しく。そこに醤油麹のおかげか、くどくない甘味も加わって、そんな中、茎わさびでしょうか?のシャッキリした食感がアクセントになっていました。
 最後に金時草(きんじそう)ですが、これは加賀野菜のひとつ。この野菜、意識していただいたのは初めてですが、独特の風味とぬめりと、茹で加減が良いのか適度な歯応えもあって、これがなかなかでございました。

【鰤のなめろう 600円(税抜)】
鰤のなめろう 600円(税抜)

 珍味類だけではということで、もう一品、本日のおすすめ的なものの中からいただいたのがこちらの品。旬の鰤を、漁師料理のなめろうにしてしまうとは、なんと贅沢な!
 登場時、店員さんから「ブリを薬味と一緒に海苔に包んで食べてください」との説明がありましたが、最初はブリだけをちょっとだけいってみたところ、弾力があって新鮮さを感じるブリの身に纏っているのは、甘味が効いた白味噌ベースのもの。これだけでも十分いけるくらいですね。
 ですがやっぱり、言われたとおりいただいてみると、味はもちろん、パリパリの海苔、シャキシャキの薬味、シコっとしたブリという食感のバリエーションも楽しめ、更には、そのひと手間が楽しいです。

 というわけで、どれも美味しくいただきました。
 ごちそうさまです。

令和3年2月訪問

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