たひお備忘録

惑い迷える40代の、食べ歩き、競馬の旅打ち、城巡りなんかの記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

高知県高岡郡中土佐町 田中鮮魚店 漁師小屋 (久礼大正町市場内)

 今回、羽田空港から高知龍馬空港に飛んで、予約していたレンタカーで真っ先に向かったのが、中土佐町というところ。個人的には、昔、国鉄土讃本線(JR土讃線)に乗って何度か通り過ぎたことはあっても立ち寄ったことはなかったのですが、今回、旅行に先立って色々と調べていたところ、こちらにある『久礼大正町市場』というところで、個人的大好物である鰹のタタキがいただけると知ったもので。

 そこにカーナビの指示に従って向かったのですが、最後の最後、もうすぐ到着というところで、クルマ1台通るのがやっとくらいの細い道に。それでも何とかたどり着き、市場内の鮮魚店の方に訊いた駐車場にクルマを停め、そこから歩いて市場内に入ると、ド平日だけあって開いているお店は限られていたのですが、先程駐車場を訊ねたお店が今回一番のお目当てだったので、これ幸いとばかりに、そこでいただく事にしました。で、鮮魚店であるこちらでどうやっていただくかというと、まずは、鮮魚店の店先に並んだ鮮魚や干物から食べたいものを選んで購入。(干物は1枚から購入可らしいです。あと、焼き代がかかる由。)番号札を貰って向かいの『漁師小屋』というイートインスペースというか建物に入り(ちなみに混雑時は名簿に名前を書いて待つシステム。)、待つこと少々(この辺は当日の混雑具合や購入した品物によって差があると思います。)で、先程購入した品が盛りつけられて登場。また、漁師小屋内にも店員さんが居て、そこではご飯と味噌汁のセットの他、ビールやノンアルコールビール、日本酒を買うことが出来ます。

 それで今回のお目当ては前述のとおり鰹のタタキなのですが、鮮魚店の店先に並んでいたのが、サクがラップに包まれたものと、「生」と書かれたパックに入ったもの。そのうち、量などからパックのものを2つ購入し、更には、高知名物というウツボのタタキのうち、一番小さいサクを1つ購入。(ちなみに、これらは家人のと併せて2人分です。で、本当は他の魚もいただきたかったんですが、この後の予定もあったので自重。)会計後、向かいの漁師小屋でご飯と味噌汁のセットを家人のと併せて2セット注文(当然飲みたかったのですが、この後の予定もあったので自重。)すれば、この日はラッキーなことに大変空いていたこともあって、程なくして注文の品々が登場。それでまず軽く驚いたのは、薬味がニンニクの他、ショウガではなくワサビが付いていたこと。個人的に、高知=ショウガの産地というイメージだったので余計そう感じたのかもしれませんが、郷に入りては郷に従え、ということで。また、ウツボのタタキは卓上のタタキのタレで食べると良いとのことでした。

かつおのたたき 600円×2 + うつぼのたたき 510円
かつおのたたき 600円×2 + うつぼのたたき 510円
ごはんおみそ汁セット 250円
ごはんおみそ汁セット 250円

 で、まずはお目当てのカツオから、最初は塩とニンニクでいってみたところ、これがもう!この時期の生なので、脂の乗りはそれほどでもない筈なのですが、個人的にはこれくらいでも全く問題ないというか、むしろこれくらいの方がしつこく感じず良いなぁ、と。そこに、藁焼きの香ばしさが加わって、たまらない味わいですね。そして次に、タレとニンニクでいってみたところ、このタレがまた旨かったというか、ちゃんと柑橘の風味を感じるポン酢で、それがカツオと合わさると、こっちもまた!!あと、タタキにワサビというのは初めていただく組み合わせですが、(普通に出てくるだけあって当たり前なのですが、)相性良いものなんですね。ちなみに、ニンニクが駄目な家人はもっぱらワサビを使っていただいていたんですが、「とても良い組み合わせ」と申しておりました。

 そして次に、ウツボなのですが、実はいただくのは初めて。で、タタキと言っても完全に火が通っているのですが、身の部分は繊維質の短い鶏肉のようでもあり、一般的なものとは違う魚っぽさもあり。そして皮はコラーゲンたっぷりっぽいプリサクっとした食感。個人的には前述のタレの味も相まってクセも無く美味しくいただけたのですが、食べ物の匂いに(私より)敏感な家人によると、「少しだけ独特な風味がある」とのことです。

 あと、一緒にいただいたご飯と味噌汁ですが、味噌汁は魚出汁ですかね?また味噌も、普段いただいているスーパーで買った量産品とは違う風味があるのですが、その違いが旨く表現出来ないのはもどかしいところ。ちなみに、お米は地元、中土佐町産らしいです。

 というわけで、家人共々、どれも大変美味しくいただいたというか、この記事を書いている今この時、いただいた時の事を思い出して涎が止まらないという。栃木からではおいそれと行ける場所ではないのですが、また何時かお伺いして、今度は自重せず欲望の赴くまま、お腹いっぱいいただきたいと思います。ごちそうさまでした。

平成30年3月訪問

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