たひお備忘録

とりとめのない趣味の、とりとめのない活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

浦和競馬場訪問記 【平成28年3月25日(金)・ブラッドストーン特別(B1B2)他】 その2

 誕生!!「コバトン」浦和競馬バージョン

 前の記事から続く浦和競馬場の訪問記なのですが、今回はスタンドまわりと競馬場グルメについて。


スタンドとか

【第7投票所】
第7投票所
【第7投票所の内部】
第7投票所の内部
 スタンドの前に、スタンド以外で結構な存在感があるのが、中央広場奥の第7投票場。外には映像装置があって実況映像が流れているのですが、ここに限らず浦和競馬場全体で、ボリュームはかなり小さめになっています。また、中には後述する里美食堂という飲食売店もあって、場外発売の時など、ここだけで完結しますね。

【コース側から見た2号スタンド】
コース側から見た2号スタンド
【裏手側から見た2号スタンド】
裏手側から見た2号スタンド
【2号スタンドの自由席】
2号スタンドの自由席
 現在有るスタンドで、最もゴール板寄りにあるのが2号スタンド。ただ、老朽化のためか、現在は1階部分の屋外自由席のみが解放されています。(5階の馬主席、記者席は関係者のみ入場可。)それで、浦和競馬場のスタンドでちょっと特徴的だと思ったのが屋外自由席で、1階と2階がつながっているというか、スタンド側から座席に行くには2階部分を利用している競馬場が多い中、浦和競馬場はスタンド1階のフロアがコースよりも高くなっている関係で、1階と2階の席が分かれているというか、それぞれに屋外自由席があるんですね。なので1階部分の自由席のみ解放できると。(ちなみに2階は閉鎖中。)

【コース側から見た3号スタンド】

 浦和競馬場のメインスタンドとなっているのが、3号スタンド。地上5階建てで、1~3階が自由席、4~5階が指定席フロアとなっています。

コース側から見た3号スタンド 【3号スタンド1階内部】
3号スタンド1階内部
【3号スタンド1階自由席】
3号スタンド1階自由席
【3号スタンド2階内部】
3号スタンド2階内部
【3号スタンド2階自由席】
3号スタンド2階自由席
【3号スタンド3階内部】
3号スタンド3階内部
【3号スタンド3階自由席】
3号スタンド3階自由席
 前述のとおり、3号スタンドの1階から3階は自由席。こちらも2号スタンド同様に、1階と2階に屋外自由席がそれぞれありました。また、1階には立派な案内所もあったのですが、他にこの日は、幸手市の名産品の特設売店も出ていました。そして、3階は屋内に席があり、風が冷たかったこの日は、そのせいかかなり混んでいました。

特別観覧席(指定席)

 浦和競馬場の特別観覧席(指定席)は3号スタンドの4階と5階にあるのですが、今回は4階のほうを利用。ちなみに料金は、4階が1席2000円、5階が1席2500円となっております。

【指定席・馬主席専用エレベーター】
指定席・馬主席専用エレベーター
【「コバトン」浦和競馬バージョン】
「コバトン」浦和競馬バージョン
 特別観覧席(指定席)には、スタンド1階から専用のエレベーターで直接行くことが出来ます。それと、特別観覧席とは関係ないのですが、エレベーター入口の所に、埼玉県のマスコットキャラクターであるコバトンの、浦和競馬場バージョンが貼ってあったのですが、誘導馬に乗っているのまでデザイン化するなんて芸細ですね。

【3号スタンド4階内部】
3号スタンド4階内部
【4階指定席の椅子】
4階指定席の椅子
【今回の席(C-87)からの眺め】
今回の席(C-87)からの眺め
 で、こちらが4階の指定席。広いテーブルに、キャスター付きの立派な椅子。そして結構大きいモニターが2席に1台ずつ付いていますが、今回、最前列の席にしたところ、若干腰を浮かさないとコース手前側がよく見えないという事態に。ですがそういう時、件のモニターが威力を発揮します。

競馬場グルメ

【飲食売店が入る建物】
飲食売店が入る建物
【第7投票所内の里美食堂】
第7投票所内の里美食堂
【3号スタンドグルメガイド】
3号スタンドグルメガイド
  浦和競馬場も、競馬場グルメではそのレベルの高さで結構有名だそうで。で、何と言っても揚げ物系が有名なのですが、今回はそれ控えめで色々と。ちなみに、浦和競馬場の飲食売店は、スタンドや第7投票所内の他、スタンドから広場を挟んだところにも売店がズラっと並ぶ長屋様の建物があります。

里美食堂 (第7投票所内)

 こちらは、第7投票所内にあるお店で、昭和22年浦和競馬場が開場された当時からあるという老舗。後述の「黄色いカレーライス」で有名なのですが、他にも、そは・うどん類、おでんやもつ煮などのつまみ類、そしてお酒やソフトドリンクと、ひととおりそろった品揃えです。

【野菜天そば 480円 + 生玉子 50円】
野菜天そば 480円 + 生玉子 50円
 それで私がいただいたのはこちらの品。濃口醤油の効いた関東圏らしい黒々としたつゆは、見た目通り醤油っ気、そして塩気も効いてて、甘味は程々。ダシ感も程々なれど、個人的にはバランスが良く、好みのお味です。また、細めのそばも悪くなく、野菜のかき揚げも適度につゆと馴染み、これは旨いですね。

【カレーライス(並) 550円】
カレーライス(並) 550円
 名物の「黄色いカレーライス」は、こちらにお店を出された方が、おそば屋さんで修行されて会得されたという品。写真の腕前の都合で茶色っぽくなっちゃってますが、実際はもっと黄色いです。で、、同行者がいただいたものを少々味見させて貰ったのですが、甘口の何とも懐かしいお味がとても。また、カウンター上のウスターソースがとっても合いますね。

優駿グループ

 長屋様の建物に入っているのが、優駿1号店~6号店の優駿グループ。浦和競馬場公式サイトのグルメマップには「※優駿はグループ内で移動あり」と書いてあり、そのグルメマップと今回お伺いした時でお店の並びの感じが違っていたので、定期的にお店の場所を入れ替えているということでしょうか?

【マグロカツ 120円】
マグロカツ 120円
 こちらは、「フライコーナー」と書かれたところで購入したもので、浦和競馬場の名物になっているうちの一つ。ウスターソースとマスタードをたっぷり付けてかぶりつけば、もう。ちなみに今回のは結構魚風味強めだったのですが、お値段からするとかなりの食べ応えですね。それにしても、ビールやサワーが進むわぁ。

【(上から)レバー 120円、カシラ 170円、ぼん尻 120円】
(上から)レバー 120円、カシラ 170円、ぼん尻 120円
 こちらは、向かって一番右(第7投票所側)のお店で購入したもの。焼き鳥と言えば、こういう場所では定番の食べ物ですが、こちらのは個人的にかなりのヒット。どれも素材がお値段を考えれば十分に良く、また焼き加減も丁度良く。また、薬味に甘味のあるからし味噌があるのも面白いですね。もっとも、今回はタレ味にしてしまったのですが、塩味の方がそれとの相性は良かったかもしれません。

【肉豆ふ 210円】
肉豆ふ 210円
 こちらも、向かって一番右のお店で購入してもの。醤油ベース?の甘じょっぱい味付けで、豆腐と肉、そしてタマネギが煮込まれています。で、購入したのが時間的にかなり遅めだったので、肉はポロポロという感じでしたが、その分タマネギは飴色のトロトロ、豆腐には味が染み染みで、もう。お値段もリーズナブルで、これは良いですね。

東松山名物味噌だれやきとり 串さん亭 (アーケード内)

 こちらは、アーケード内に出ていた仮設店舗のうちの一つ。で、売っているのが、東松山名物である豚肉の「やきとり」。もっとも、こちらのお店では、豚肉の他、鶏もも肉のも売られていましたが、

【やきとり 1本140円】
やきとり 1本140円
 豚肉を串焼きにして「やきとり」と称するところは全国に結構あって、競馬場繋がりだと函館もそうですね。それと、東松山のやきとりで特徴的なのが、塩味で焼いた串に辛味の効いた味噌だれをつけて食べること。で、こちらのは炭火で香ばしく焼いた肉にニンニク
と唐辛子の効いたパンチのある味噌だれがアクセントになって、間違いが無い味だったというか。

彩の国の地鶏タマシャモ (アーケード内)

 こちらも、アーケード内に出ていた仮設店舗のうちの一つ。タマシャモを使ったご飯モノや雑煮、炭火焼きに手羽などが売られていました。ちなみにタマシャモは、埼玉県養鶏試験場で生まれた銘柄鶏。お店や商品パッケージに「おじま自然農園」と書かれていてたのですが、そちらで飼育されたものでしょうか。

【しゃもめし 500円】
しゃもめし 500円
 で、同行者がいただいたのが、こちらのしゃもめし。ちなみにしゃもめしは2種類あって、これの他に700円のも。それで、同行者の感想としては「美味しい」とのことだったのですが、私も味見させて貰ったところ、タマシャモの旨味が詰まったご飯は濃すぎない味付けが良い感じでした。 

辰巳屋 (3号スタンド4階)

 こちらは、3号スタンドの指定席エリアである4階にあるお店。うどん・そば類、カレーなどの他のお食事、おでんなどのつまみ、おにぎりにいなりなどの軽食類、そしてアルコールにソフトドリンクと、ひととおり揃っていました。

【おでん 1つ110円】
おでん 1つ110円
 それでいただいたのが、こちらのおでん。実は、午前中から席で飲む酒類を購入していた時から、煮えるのが気になっていたというか、個人的におでんは大好きなもので。で、良く煮えた頃をと思って午後わりと遅くに購入したところ、大根を1つおまけしてくれました。それでお味の方ですが、見るからに芯まで味の染みた大根は絶品!その他も良い感じで、イマドキの言葉だと、「ふつーに美味しい」となるのでしょうか。

【生ビール 550円】
生ビール 550円
【レモンハイ 320円】
レモンハイ 320円
【ウメハイ 320円】
ウメハイ 320円
 写真だと下2つは何のこっちゃだと思うのですが、こちらで購入していただいた酒類の一部ということで。ちなみに、こり他、日本酒が320円、ハイボールと缶ビールが370円、またソフトドリンク類は、瓶コーラ160円の他、150円から200円という感じでした。

戦い済んで

【正門へ向かうアーケード】
正門へ向かうアーケード
 というわけで、個人的に、国内の競馬場で最後に訪れた浦和競馬場だったのですが、これが何とも、居心地が良い競馬場だったというか。まず、食べ物はどれも美味しかったし、競馬場全体のコンパクトさや、南関4場の中では「地方」という感じが比較的色濃く残っているところなんかも、そんな要因になっていたんじゃないかなぁ、と。これで馬券が儲かれば申し分なかったのですが、残念ながらそうはいかず、おまけに最終レースに至っては、軸にしたお馬さんが出走取り消しになってしまったという…。それでも、浦和競馬場の魅力はまだまだ尽きないというか、我が家から一番近い地方競馬の競馬場であるこちらに、今後はちょくちょくお伺いしようと思います。


 これまで記事の中で書いたとおり、これで国内の全競馬場踏破を達成したのですが、2月に京都競馬場へと行ってJRAの競馬場全踏破を達成した時と同様、正直なところ、達成感はあまり感じられませんでした。というよりむしろ、今後は、自分の行きたい競馬場に、気楽に行けるようになったという、ある意味ホッとした感じが、こちらにお伺いして以降、強くなっていったというか。

 なので、今後も隙あらば、どこぞに行こうと思っているのですが、次は、どの競馬場に、何時、行けますかね。

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栃木県のちょいと北の方に住んでいるアラフィフのオッサン。
ラーメン・そば・うどんなどの食べ歩き、乗り鉄、競馬の旅打ち、モータースポーツ観戦、PC自作など嗜んでいます。

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