たひお備忘録

趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

東京都港区 手打ちそば・讃岐うどん かのや 新橋駅構内店

 3月下旬の三連休。新型コロナウイルスのからみもあって、連休中は家に籠もっていたのですが、最終日のこの日は、以前から決まっているどうしても動かせない用事で東京まで。(余談ですが、この時、私を含む大多数の人が、この後、感染者数が急増するなんて思っていなかったんじゃないでしょうか。)

 それで折角の上京なので、用事の時間より相当早く東京に着いて、用足しまであれやこれやしようと思っていたのですが、その前にまずは腹ごしらえということで、以前から気になっていた、新橋駅構内にあるこちらのお店で朝食を。

 そのお店は、新橋駅の南改札口を出て左手のところに。入店前に入り口横の券売機で食券を買うシステムですが、日曜日の午前8時半という時間帯の所為もあってか後客も居なかったので、数多くのメニューから焦ることなく選んで購入。案外広い店内に入り、店員さんに食券を渡しました。

【げそ天そば 480円 + 生卵 60円】
げそ天そば 480円 + 生卵 60円

 それがこの、げそ天そばと生卵。手渡された後窓側の席に移動し、早速ツユからいってみたのですが、出汁感が結構ありますね。出汁は節系+昆布だと思うのですが、それらのイノシン酸+グルタミン酸の他、アミノ酸的シュワっとした旨味も感じます。また味付けは、見た目に反して濃口醤油の主張は、当地の一般的立ち食いツユと比べるとやや控えめに感じましたが、塩気はギリギリ適度(個人的にはもっとしょっぱくてもOK)で、甘さ控えめのキリっとした味わいです。そしてソバは茹で麺でしょうか。口当たりのツルツル感や、歯応えのシコシコ感共に標準的ですが、逆に不自然さがないところは良い感じ。それと具のゲソ天は、衣のサクサク感は良い感じですが、ゲソが結構ハードな歯応えでした。

 というわけで、美味しくいただきました。ごそうさまです。

令和2年3月訪問

栃木県那須塩原市 手打ちうどん 美月

 この日、2月にしては温かい気温だったのにもかかわらず、どうしても鍋焼きうどんが食べたくなったものだから、那須塩原市のこちらのお店まで。ちなみに、こちらのお店の鍋焼きうどんは、「とり鍋(1050円)」「えび天鍋(1180円)」「キムチ鍋(1180円)」と3種類ある中で、個人的に王道のえび天鍋を大盛りでお願いしました。

【えび天鍋(大盛) 1330円】
えび天鍋(大盛) 1330円

 それで登場して早速、呑水に少量取り分けつつ冷ましたウドンを啜れば、これが、もう。個人的に鍋焼きうどんの好きなところは、ウドンにツユの味が染みるところだったりするのですが、これも、出汁感必要充分で濃口醤油のしっかり効いた甘さ控えめな味付けのツユが、良い感じに染みています。また、熱が加わることによってウドンの食感も変わりますが、モチモチ感は残り、熱が加わったことによる適度な柔らかさと相まって、これも、また良いんですよね。それと具の海老天は、揚げたてのプリっプリ。ほんとこのプリプリ感って、ちょっとやそっとじゃ出ないと思うんですが。他には定番の蒲鉾と、火の通し加減が絶妙な玉子。あとキノコが椎茸ではなくえのき茸というのが、個人的には高ポイント。更に薬味も、三つ葉とネギの他、柚子の香りがまた。で、食べ進むうち、これら具材とツユとウドンの味が一体になってきて、そこがまた良かったりするんですよね。

【鶏鍋 1050円】
鶏鍋 1050円

 この日は、同行の相方も鍋焼きうどんチョイス。例によって少々味見させてもらったのですが、ツユに鶏の旨味が良く出ていて、これもまた良いですね。それと、ゴマが心憎いアクセントになっていました。

 というわけで、お目当ての鍋焼きうどんを美味しくいただき、とても満足いたしました。ごちそうさまです。

令和2年2月訪問

大阪府大阪市 南海そば なんば3階店 (南海なんば駅 3階改札内)

 今回の旅の予定は大方終わって、あとはラピートで関空行ってそこから飛んで帰るだけとなったのですが、ラピートに乗る前に昼食をと思って立ち寄ったのが、南海のなんば駅構内に2店舗ある「南海そば」のうち、3階にある方のこちらのお店。

 さすがに平日のお昼時とあって、すんなりとは入店できませんでしたが、回転は超早いので、凄く種類があって迷いつつ券売機で食券を買ってからは、あまり待たずに店内に。カウンターでその食券を渡すと、手際の良い調理であっという間に完成。名物のはしタワーから割り箸を取ってただきます。

【スペシャルそば 490円】
スペシャルそば 490円

 それで今回いただいたのが、名前だけ見て食券を買った「スペシャルそば」。スペシャルとあって、通常のものよりも一回り大きい丼に、具がエビ天、生卵、刻み揚げ、とろろ昆布と4種類も載っていました。で、早速ツユからいってみたところ、店内でちゃんと出汁を取っているだけあって、風味と旨味がしっかりと。また見た目は当地にしては醤油色が濃い目な気がしたのですが、普段から濃口醤油まみれの北関東人的にはそんなに来ず、味付けは、甘さ控えめなお店が多い(と個人的に感じる)当地の中にあっては若干甘味が立っているように感じますが、この辺は感じ方に個人差や体調も関係するので。あと個人的に大事な塩気は、必要充分で、生卵にも負けません。そして色黒ソバは、王道の茹で麺。ツルヤワ系な食感ですが、多少の歯応えもあって、個人的には好ましいタイプ。それと具の海老天は、衣がツユと馴染みづらい=最後までしっかり残るタイプ。もっとも、エビ天をパクパク食べてしまったとしても、気が付くと沈んでいる刻み揚げが、最後まで面倒を見てくれますが。

 というわけで美味しくいただいて満足したのですが、失礼ながら全体的にちょっと垢抜けない、だけど安心していただける味わいが、「南海」っぽく感じました。また今度なんば駅を利用する時は、是非ともお伺いしたいと思います。ごちそうさまでした。

令和2年2月訪問

兵庫県神戸市 高速そば (神戸高速鉄道新開地駅 改札内)

 今回の大阪・兵庫方面の旅も最終日となったのですが、この日の朝食にいただいたのが、新開地駅の神戸電鉄線改札内にある「高速そば」。実はこちらのお店も、昨日の「阪神そば」「山陽そば」同様の鉄道会社名+そばというパターンの屋号を持つお店。というのもこのお店がある新開地駅。乗り入れている鉄道会社としては、阪神電鉄、山陽電鉄、阪急電鉄、そして神戸電鉄があるのですが、駅や線路といった鉄道施設は、これら私鉄の接続と、かつてあった神戸市電の置き換えを目的に設立された神戸高速鉄道の所有となっているというわけで。

 それでこの日の午前6時半頃、阪急電鉄で新開地駅に到着。神戸電鉄線の改札口を入ったところにあるこちらのお店まで。お店の開店は午前6時(日曜祝日は午前7時)なので既にオープンしており、店内には数人のお客さんが。私も店外の券売機で食券を買ってからお店の中へと入りました。

【ぼっかけそば 420円】
ぼっかけそば 420円

 それでいただいたのが、神戸の郷土料理で、牛スジとコンニャクを醤油とみりんなどで甘辛く煮た「ぼっかけ」が載るぼっかけそば。で、早速ツユからいってみたところ、出汁感はそこそこなれど、あっさり上品な風味に、上品な濃さの味付けが。また色黒のソバは、この手のお店で標準かつ、個人的にも好きな茹で麺なのですが、柔らかめの食感にツルツルっとした啜り心地。蕎麦の香りもそこそこありますね。それと具のぼっかけは、食感はともかく、味的には脂もあるにもかかわらずあまりガツンと主張せず、ツユと馴染んでいるように感じました。

【いなり 200円】
いなり 200円

 こちらは、一緒にいただいた品。三角形の形状的に、関西を感じますね。また中の酢飯はお酢が強めに効いていたのですが、これまた関西のお稲荷さんに入っていることが多いゴマが、いい仕事をしていました。

 というわけで、どちらも美味しくいただいたのですが、こちらのお店も昨日お伺いした駅の立ち食いそば店同様メニューの種類が多く、他にもいただいてみたい品がたくさんあったので、またいつかお伺いできれば良いな、と。ごちそうさまでした。

令和2年2月訪問

大阪府大阪市 うどん 松屋 (松屋うどん)

 前の記事であげた姫路競馬場を後にして、宿のある大阪の難波まで戻ってきたのですが、実は戻ってきてすぐ、夕食に寿司をいただいたものの、味的に悪くなかったにもかかわらずコレジャナイ感があり、満腹になる前に切り上げて街をブラブラと。

 で、そんな時に目に入ったのがこちらのお店。店構えを見ただけで、ピンと来たというか、これだと思ってお店に入ろうとしたものの、その前に、店外の自動券売機に気がついたのでまずし食券の購入。それにしても、メニューが豊富なうえ、かけうどんやハイカラうどんが200円、親子丼やかき揚げ丼が300円と、更にはかき揚げ丼とかけうどんのセットが400円と、どの品も相当リーズナブルですね。

 そして買った食券を手に入店したところ、長細い店内はかなり広く、わりと広めな厨房の周りに結構な数のカウンター席がぐるっと。そのうちの一つに座り食券を手渡すと、素早い調理であっという間に提供されました。

【肉うどん 370円 + 生玉子 50円】
肉うどん 370円 + 生玉子 50円

 それでいただくのが、肉うどんに生玉子を追加して。早速ツユからいってみようとするものの、これがかなりアツアツ。その温度にめげずに啜ってみたところ、節系の旨味と風味に、薄口醤油ベースの甘さ控えめの味付けが良い塩梅。それにしても、出汁は何がメインですかね。華やかさはなく、どちらかと言うと庶民的だけど、食欲をそそる風味がします。そしてそこに、具の肉の旨味も加わるのですが、この肉がまた不思議肉というか、一般的に大阪の肉うどんは牛肉が多いと思いきや、こちらのは脂がそれほど強くなくさっぱりとしており、豚肉のようなきめ細かな肉質。まぁ、何の肉にせよ、甘さ控えめに味付けされた肉が、ツユと良く合っているから全く問題ないのですが。そしてウドンは茹で麺で、大阪らしい柔らかめな食感かと思いきや、プリっとした歯ごたえもあり、喉越しはチュルっと。途中から生玉子で味変しつつ、熱さでフーフー言いながらも一気に完食してしまいました。

 というわけで、相当に美味しかったことに加えて、「そうそう!こういうのが食べたかったんだ!!」という気持ち的にも満足させていただきました。場所的に、なかなか気軽に来られるお店ではないのですが、またこの難波の千日前付近に来る機会があれば、ぜひともまたいただきたいな、と。ごちそうさまでした。

令和2年2月訪問

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栃木県のちょいと北の方に住んでいるアラフィフのオッサン。
ラーメン・そば・うどんなどの食べ歩き、乗り鉄、競馬の旅打ち、モータースポーツ観戦、PC自作など嗜んでいます。

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