趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
大型連休の前半。この日は朝から天気が良かったので、バイクの洗車三昧。で、1台洗い終わったところで午前11時過ぎとなり、家人には、ついでに昼食も食べてくると伝えていたので、さて、どこでいただこうかと思案した時に思い浮かんだのが、大田原市にあるこちらのお店。この時、以前聞いていた、こちらのお店にまつわる、ある大事なことも思い浮かんでくれたら良かったのですが、この時は「初めてお伺いするの、楽しみだなぁ」くらいにしか思っていなかったんですよね。
お店の裏手の駐車場にバイクを停めると、お店の厨房あたりから、とても良い出汁の香りが。これは美味そうだと思いつつお店に入ると、店内は、座敷席のみなんですね。この時、洗車のためブーツを履いていたのでちょいとばかり苦労して脱いでから上がるも、大事なことはこれではなく、ここは相席が基本らしいものの、これも大事なことではなく。それでまだ開店直後だったこともあり、先客が居ない座卓に座って、置いてあるお品書きを見た時に「そういえばここって!」と、ようやく大事なことを思い出したというか。
もっとも、ここまで引っ張ったわりには、そうそう凄いことではないというか、当地の方はよく存じていることだとは思うのですが、こちらのお店って、丼ものとうどんのセットメニューが基本だったんですよね。700円から1,000円の、各種丼とたぬきうどんがセットになった写真が、一面に載っています。ちなみに、丼ものはセットでしか頼むことができず、セットの丼ものやうどんは大盛不可とのこと。また裏面には、うどん単品もいろいろと載っていたものの、先客は皆、「○○丼」「××丼」と、丼の名前を言ってセットメニューを注文している様子。ここは、郷に入りては郷に従えということで、わたしもセットの中から、かつどんをお願いしました。
注文から、さほど待たずに登場した、そのかつどんのセット。写真で判ってはいましたが、丼の大きさが、片方だけでもフルサイズじゃありませんか!
で、まずはたぬきうどんの方から、ツユを一口いってみたところ、先程香ってきた、出汁の風味がビンビンに。また味付けも、当地によくある濃口醤油がガツンとくる味わいではなく、出汁の旨味が生きた上品なもの。
そしてウドンは、コシや噛み応えは強くはないものの、プリモチっとした自然な食感が良い感じ。注文からの提供時間からして、ある程度見込みで茹でてはいるとは思うものの、スイトンのような茹で置き感があまり感じられませんでした。
それと具は、天かすのほか、わかめがたっぷり。わかめうどんといっても差し支えないくらい載っています。ちなみに、うどん単品のお品書きにはわかめうどんもあるのですが、写真からすると、卵とじタイプみたいですね。
あと、セットのかつどんですが、タマネギと共に煮て卵でとじたオーソドックスなスタイル。で、甘じょっぱい濃いめの味付けが、うどんとは逆に、実に当地ライクというか、個人的な好みとも合致して、これは良いですね。
というわけで、どちらも美味しくいただいたのですが、流石に食後はお腹いっぱいに。お値段を考える、ものすごくリーズナブルで、あと20年早く、こちらのお店に行っていればと。
なので次にお伺いする時は思いっきりお腹を空かせるか、今回は注文している人がほとんどいなかったうどん単品メニューを行ってみたいと思います。
ごちそうさまでした。
令和4年4月訪問
(このお店にお伺いした時点では)4月も半ばに差し掛かり、日によっては温かいを通り越して暑く感じることも出てきた今日此の頃。そんな時に冷たいお蕎麦をいただきたくなり、家人と共に矢板市のこちらのお店まで。
それで私は今回、冷しエビ天ぷらそばを(つい)大盛で。登場したらまずはツユを全体に回しかけ、ネギを散らしてワサビをちょいと付けてソバを啜れば、もう!
茹でてから冷たく締められたソバは、ツルッとした啜り心地とソリッドな歯応え。更科そばっぽい上品な香りは穏やかですが、ソバ自体の味わいも悪くなく、これが何とも。
また、ぶっかけ的な濃さのツユは、返しの醤油と味醂の塩梅が適度。以前はわりと熟成香というか撚たような風味を感じましたが、最近のはそれが控えめで、食べやすくなっているかと。
そして大きなえび天は、衣がパキっと固めの揚げ上がり。その分、後半までクリスプ感が味わえます。他にも、かまぼこやナルト、ホウレン草といった具材が味や食感を盛り上げでいますね。
で、ソバを啜り終え、具を食べ尽くした後は、蕎麦湯を丼に投入。以前は大盛食べてもその後の蕎麦湯も余裕だったのですが、今日は勿体無いという義務感で啜ってしまったのがなおさら勿体なかったかな、と。
こちらは、家人がいただいた品。
「美味しい。それとソバがとても長い。」というような意味の言葉を言いつつ啜ってましたが、こちらのお店のソバって、ほんと、長いんですよね。それをたぐるのも楽しみの一つなのですが、家人的にはもっと短くても良いそうで。
というわけで、お目当ての冷たい蕎麦を今回も美味しくいただき、満足させていただきました。
ごちそうさまです。
令和4年4月訪問
この前日から、何となくうどんが食べたくなったまま出勤して迎えた昼休憩。この日に居たところからお伺いできるお店で一番利便性が良かったのがこちらのお店だったので、休憩時間になったら即座にクルマを走らせました。
それでいただいたのが、うどんはいつもの、と言っても差し支えないくらいいただいている月見の大。あとは、欲望のままに天ぷらだおにぎりだ追加していたら、結構なお値段になってしまいました。
【月見(大) 550円】
【おにぎり明太子 160円 と ちくわ天 130円、舞茸天 160円 】
で、まずはたっぷりと注がせてもらったツユからいってみたところ、味付けに関しては、いつもの素っ気ない感じ(でも嫌いじゃない)ですが、今日のは何とカツオの出汁感がビンビンに。こちらのお店でいただいた時のナンバーワン(たひお調べ)と言っても過言ではありません。
またうどんですが、今日のは若干柔らかめの食感。個人的にはだがそれが良いというか、それでもチュルっと感に加えてモチっと感も兼備されています。
そして途中から、天ぷら2種をツユに投入。舞茸天はキノコの旨味が濃く、ちくわ天はは定番の味わい。で、これらの衣から油っ気が加わることによって、当たり前ですが、ツユのコクが増します。
最後は、生玉子を崩して、うどんや天ぷらに絡めていただけば、これが、もう。
あと、一緒にいただいたおにぎりは、具がてっぺんだけではなくしっかりと中にも入っているのが嬉しいです。
というわけで、美味しくいただき、うどん欲も満たすことができました。
ごちそうさまです。
令和4年4月訪問
4月のとある土日、茨城県方面にキャンプツーリングへと。
そしてその帰り道。この日は、いろいろあって朝食が早く、宇都宮市の石神交差点からラストスパートの国道4号に入る頃には、すっかり空腹。その後、ちょうど開店直後にこちらのお店の前を通りかかったので、あと小一時間も走れば自宅に着くもののここでいただいていこうと、一度通り過ぎてから田んぼの中の道を戻ってお伺いすることに。
それで今回は、ラーメンとどちらにしようかと迷った結果、天ぷらうどんに生玉子を追加していわゆる天玉うどんに、つい、半カレーのセットであるMセットも追加し。注文からちょっとだけ待ってから、お願いした品々が登場しました。
【天ぷらうどん(氏家うどん) 650円 + 生玉子入 50円】
で、まずはツユからいってみたところ、出汁感はわりとあり、甘みがそんなには効かされていない味付けの塩梅も適度。久しぶりにかけうどんをいただいたりですが、正直「え、こんなに好みの味付けだったっけ」って思ったりして。
そしてうどんは、普通のも選べたのですが、せっかくなので当地名物の氏家うどんをチョイス。幅広ですが厚みはなく、ピロチュルっとした食感が独特なのですが、個人的にはこれが好きなんですよね。また量的にもたっぷりというか、丼いっぱいに埋蔵されていました。
そしてかき揚げは、当地らしいタマネギやニンジンなど種に野菜を使ったものですが、何と揚げたての熱々!このおかげで少々時間がかかったんですね。更に、揚げ加減もお見事というか、サクっとした軽さはあるけど香ばしさやクリスプ感も顕微。これなら待った甲斐があったというか。
最後は、かき揚げが馴染んできたところで、卵を崩してウドンとかき揚げに絡めてフィニッシュ。実はこの品いただくのってこちらでは二度目ですが、これならもっと積極的にいただいていきたいと。
うどんやそば、ラーメンと半カレーのセットって、食堂や立ち食い的お店などでよく見られる組み合わせですが、個人的には、いただく際にスピード勝負というか、それ故難易度が高いっ思ってしまうんですよね。
というのも、カレーを食べると、辛さ如何にかかわらず口の中がスパイシーなカレー味になっちゃって、その後の麺類の味がいまいちわからなくなってしまうというか。
なので今回も、うどんのみを可及的速やかに食べ終わらせたあと、カレーと向き合うというカタチに。それでもルーが若干冷めてしまうのですが。
あ、お味の方は、スパイシーながら辛味も程々で、どことなく家庭みのある味わい。このようなモタっとしたルーが、個人的には好きだったりします。
というわけで、どれも美味しくいただき満足したのですが、つい数年前までは普通にいただけたこの量でも、今はやっぱりお腹がパンパンになってしまったという。ほんと、歳考えないといけませんね。(っていうか、前回お伺いした時もそんなことを言っていたような。)
ごちそうさまでした。
令和4年4月訪問
この日の午前中、相方とランチの相談をしていた時、相方から「カレーうどんが食べたい」という話が。
これまでお伺いした中でカレーうどんが美味しいお店を思い浮かべるも、最近品切れが多かったり、移動時間的に微妙だったりしたため、じゃあいっそこれまで食べたこと無いお店から選ぼうと思い、今回はこちらのお店にお伺いすることに。
ちなみにこの日は平日だったのですが、お伺いしたのが開店から十数分後だったにもかかわらず、広い店内に置かれたテーブルや小上がりの座卓は九割方埋まり、その後も来店が続き、相席が当たり前の状態に。人気のお店だということを改めて感じた次第。そんな混雑時だったので、注文から20分くらいかかって、入店時にカウンターで注文した品々が登場しました。
それで今回、私がいただいたのが、カレーそばをひたしスタイルで。元々は温かい「かけの部」のメニューですが、おしながきにも書かれているとおり、つけ麺スタイルでも注文できるんですよね。
で、登場してまず目を引いたのはのは、そのつけ汁。カレーそば・ウドンのツユといえば、透明度ゼロのカレー色という固定概念がありましたが、ここのは透明感があるというか、中の具が透けて見えています。これは、私のひたしそばでも後述する家人のかけうどんでも同じようで。(写真の色味が違うのは、私の腕がヘボな所為です。)
そのツユから味見してみたかったものの、まずは、個人的に蕎麦屋さんでのお約束となっている、ソバを数本、何も付けずに啜ってみると、気取らないビジュアルで若干ウエッティな口当たりですが、蕎麦の香りと、自然なコシを持つ、そうそうこれこれと言いたくなるような味わい。それと以外に繊細さもあるというか。
次に、先述のつけ汁にそのソバを浸けていってみたところ、これが!つけ汁は透明なれど、スパイシーというか、しっかりとしたカレー感があり、出汁の旨味や味の濃さもバッチリ。結構トロミも付いているんですね。更に驚いたのが、これほどまでにカレー感のあるつけ汁にもかかわらず、蕎麦の香りがちゃんと感じられること。これが和風なカレーと良く合って、もう。更に、熱々のつけ汁に冷たく締められたソバを浸けることによって、口に入れやすい、味わいやすい温度になるのも良く、何というか、目からウロコが落ちまくったというか。
また具は、上に載せられたホウレン草の他、ツユの中には鶏肉とタマネギ、長ネギと、こちらの鳥(そば・うどん)と同じ構成。ひょっとして、ベースが鳥(そば・うどん)なんですかね。(美味いからどうでもいいですけど。)
こちらは、家人がいただいた品。
で、家人も、最初は透明感のあるツユに驚いたものの、「スパイシー。しっかりとカレーしている。美味しい。」と言いつつ食べてました。
ちなみに、例によってというか、こちらのかけはボリューミーなので、結構な量を味見させて貰ったところ、カレー味の掛けづゆとチュルクニュモチっとしたウドンとの相性もなかなか。でも個人的には、ひたしスタイルのソバが良い意味でのサプライズが過ぎたので、どちらか一つ選べと言われれば、カレーひたしそばの方を選んでしまいそうです。
というわけで、どれも美味しくいただき、大変満足したというか、こちらのお店にお伺いしだして何年も経つのに、もっと早くいただかなかったことを後悔する程。大変有力な選択肢が現れたことにより、こちらのお店でのメニュー選びで悩むこと必至ですね。更には、今度は玉子を入れてみようか、更にはえび天も追加してみようかと、次にいただく時の算段が止まりません。
ごちそうさまでした。
令和4年3月訪問
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