趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
愛媛県松山市での所用を終えた翌日、ちょっと足を伸ばして香川県の高松市のあたりまで行ってきました。
で、松山から高松まで、直通の特急列車(いしづち号)も走っているのですが、思うところがあって、瀬戸大橋で一度本州に渡り、岡山県の宇野というところからフェリーで高松に上陸。かつて、宇野と高松の間には、国鉄(JR)の宇高連絡船という航路があって、その連絡船の中で食べることができたうどんが結構有名だったのですが、同じルートを通るこちらのフェリーにも売店があり、よく見たらうどんを売っていたので、懐かしくなって思わずいただいてしまいました。
スペシャルうどん 480円
まずはつゆを啜れば、口に広がるイリコっぽい香り。これだけで、何故か「これから四国に渡るんだなぁ」と感慨深くなってしまいます。また、塩気が結構ハッキリと感じるところも個人的には嬉しいというか。(やっぱり、このテのうどんはある程度しょっぱくないと気分が出ません。)またうどんは茹で麺なので、コシや歯応えはさほどありませんが、却ってそれが良かったりして。(これも、ツルツルシコシコの生麺じゃ茹で時間ばかりかかって気分が出ませんぜ。)そして天ぷらは、西日本に多い粉と小海老という構成ですが、粉っぽさはなくモチモチとした面白い食感。また、『スペシャル』ということで、他にも甘じょっぱい味が染みたお揚げさんと生卵が入っています。(カマボコは多分どのメニューにも入っているかと。)
というわけで、昔いただいた連絡船のとは別モノだとは思うのですが、船上でいただくうどんは、何とも美味しかったです。ごちそうさまでした。
平成22年5月訪問
首都高の川口料金所のところにあるPAです。今回、羽田から飛行機で四国へと渡ることになっていたのですが、その途中トイレに立ち寄ったところ、食堂が通常は午前6時からの営業のところ、ゴールデンウイーク中(5月5日)だったせいか、その10分くらい前に着いたところ、既に営業していました。
ただ、食券を買ったかき揚げそばについては、只今かき揚げをあげている真っ最中とのことでちょっとだけ待つことに。その代わり揚げたてのサクサクをいただけると思えば、全然オッケーなんですがね。
かき揚げそば 480円
というわけで出てきたかき揚げそばですが、券売機に「関東風」と書かれたつゆは、それほど醤油が濃くなく、個人的に感覚では塩気もほんの僅か控えめに感じました。またそばは、わりと歯応えのある食感から冷凍物かと思いましたが、茹でるところを見ていなかったので確認できず。それとかき揚げは、結構大振りで、前述のとおり揚げたてサクサク。そのせいか衣はつゆに溶けやすい感じが。中は玉葱や人参などの野菜なんですが、その中にゴボウの笹がきが入っていたのが珍しかったです。
というわけで、ごちそうさまでした。
平成22年5月訪問
先程の久野に続く、どぎどぎうどんの2軒目はこちら。それで先程のお店に負けず劣らずこちらのお店も盛況で、パッと見、狭い店内はほぼ満席だったのですが、よく見ると空席があり、幸いなことに待たずに座ることは出来ました。ただ、残り時間と腹具合を勘案すると、うどんだけならこの後更にもう1杯くらい入りそうだったのですが、時間的にちょっと厳しそうだったので、今回のどぎどぎうどん体験はこちらのお店で打ち止めにすることして、肉うどんを、先程のお店で無性にやりたくなったwithご飯でいただきました。
肉うどん(小) 500円
ごはん 150円 と サービスの漬け物
で、こちらの肉うどん。つゆは昆布だし+醤油がメインだと思うのですが、先程の久野と較べると、表面に脂は浮いておらず、味付けも甘味が立っていて、また違った味わい。どちらかというと、こちらのほうが判りやすい味に感じました。またうどんは、硬質な食感や素朴な味わいが先程の久野と似ているように感じたのですが、このあたりは、当地でうどんを食べ慣れている人ならハッキリとした違いを感じるのでしょうね。そして、上に載った牛肉は、つゆ同様甘味の立った味付け。柔らかく煮込まれていますが、スジ肉の部分なのでしょうか、時折クニっとした噛み応えも感じます。それにしても、こちらのどぎどきうどんも、美味しいですねぇ。ご飯との相性も申し分なく、うどんをズズっと啜ったあと、ご飯をワシワシといただけば、何とも幸せな気分になれました。ちなみに、ご飯と一緒にいただいたサービスの漬け物は、塩気が割りと控えめというか。地元の人っぽいお客さんがおもむろに卓上の醤油を掛けるのを見て、「栃木以外でも漬け物に醤油を掛ける人がいるんだぁ」なんて驚いたのですが、一口いただいてみて納得しました。
というわけで、今回は駆け足で2軒回ったところで終了となってしまったのですが、2軒とも美味しくいただきました。
ただ、今回行けなかったもう1軒も大変気になるところですし、どぎどぎうどんってまだまだ奥が深そうなので、また機会があれば、是非いただいてみたいと思います。
ごちそうさまでした。
平成22年4月訪問
今回所用で福岡県の北九州市に来たのですが、例によって「ついでにラーメンでも」と調べていたところ、北九州市の小倉あたりに、『どぎどぎうどん』や『どきどきうどん』、『小倉肉うどん』などと呼ばれるちょっと変わったうどんがあるのを発見。写真を見ても、九州に良くあるような薄い色のつゆではなく、醤油とおぼしき黒々とした色のつゆ(『スメ』と言うらしい)には脂が浮き、そこに入ったうどんの上には、こちらも醤油とおぼしき色で煮染められた親指ほどの大きさの肉塊がゴロゴロと載っています。
で、知れば是非ともいただいてみたくなるのが人情というもの。更にお店の場所を調べたところ、小倉モノレールの北方という駅付近に有名なお店が3軒固まっているのを発見。小倉モノレールについては今回ついでに乗る予定だったので、その北方駅付近の3軒のうち、時間と腹具合の許す限りいただいてみることにしました。
というわけで、その1軒目がこちらのお店。そのお店は民家のような佇まいで、永万寺というお寺の入口に、狭い路地を挟んでくっつくように建っていました。いい感じに狭い店内は、午前10時半頃という中途半端な時間にもかかわらず結構席が埋まっていて、皆美味しそうにうどんを啜っているのですが、一緒にご飯を食べている人が多いような気が。聞くところによれば、どぎどぎうどんのお店では漬け物がサービスで出され、うどんとその漬け物をおかずにご飯をいただく人が多いらしいのですが、こちらも思わずご飯と一緒にいただきたくなるところ、(後の予定もあるので)ぐっと我慢し、他の人の注文をうどんだけまねて「肉の小」とお願いしました。
肉うどん(小) 500円
で、その肉うどん。見た目は前述のとおり、醤油色のツユとゴロゴロとしたお肉が主張し、また作っている最中に入れていいかどうか聞かれたネギとショウガがその上に鎮座しています。それでまずは、上に載ったショウガを崩さないようにつゆを啜ると、昆布っぽいじんわりとした旨味に見た目どおりの醤油の味、そして油は牛肉からでしょうか?コッテリ感も。また、そこはかとなく甘味も感じますが、どちらかというとスパルタンな骨っぽい味に感じました。次にうどんを啜れば、こちらの勝手な予想(柔らかい博多のうどんが頭の中にあったので)に反して結構硬質な食感。讃岐のようにコシがものすごいというわけではないんですが、モチッとした噛み応えがあり、何とも素朴な味わい。そして、上に載る肉は牛の頬肉らしいのですが、これがまた。噛みしめると歯応えを感じつつも最後はホロッと崩れ、牛肉と醤油の旨味が口の中いっぱいに広がります。で、この肉の味が、結構つゆに(良い意味で)影響を及ぼしているような気がしました。いやぁ、これは、何とも美味しいうどんですねぇ。その後は、卓上の唐辛子(種ごと粗めに砕いた物でした)を投入したり、上に載ったショウガを混ぜ込んだりしていただいたのですが、特にショウガは風味が一層増しますね。あとやっぱり、いただいていると無性にご飯が欲しくなってきました。
そんなわけで、初めてのどぎどぎうどん、堪能させていただきました。ごちそうさまです。
今回所用で、飛行機を使って羽田から北九州まで。で、個人的に羽田空港を利用する際は専ら第2旅客ターミナル専門(ANAのマイレージにしてしまったので…。)なのですが、今回ものすごく久しぶりに第1旅客ターミナルを利用しました。(実は北九州に行くに当たって、ANAがコードシェアしているスターフライヤーの飛行機を利用したので。)
で、今度いつ利用できるかわからないので、折角だから北九州に向けて飛び立つ前、出発ロビーにあったスナックコーナーでかき揚げそばをいただきました。
かき揚げそば 650円 + 生たまご 50円
それでそのかき揚げそば。つゆの色はそれほど濃くはなかったんですが、塩気は結構強め。甘味も強くなく(かといって効いてないわけじゃないですが)、わりと硬派な味に感じました。個人的にはかき揚げにも生卵にも負けない塩気を持ったつゆって、好きですねぇ。またそばは、食感的に多分冷凍麺。そしてかき揚げはふわっとしたタイプ。つゆに溶解はしませんが、モソモソ感もなく、馴染みはいいと思います。
というわけで、ごちそうさまでした。
平成22年4月訪問
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