たひお備忘録

趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

栃木県大田原市 札幌ラーメン どさん子 大田原店

 前に、こちらのお店の記事でも書いたとは思うのですが、私にとっての味噌ラーメン、そして味噌バターラーメンの原点というべきなのが、1970年代の終わりから1980年代の初めあたりに食べた、当時全国に爆発的に店舗数を増やていた「どさん子」さんのもの。(特にみそバターは、ほんと衝撃的だったんです。)
 そんなわけなので、今でもたまに原点に帰りたくなることがままあり、今日がその時。家人に諮ったところ了解も得られたので、野崎街道を走ってお店まで。
 注文すると、今回は他にお客さんが少なかったこともあって、鍋で具材を炒める音やスープを合わせる音がよく聞こえました。そうそう。私にとってのスタンダードな味噌ラーメンは、ひき肉と野菜を炒めてスープと合わせる、まさしく、こういうスタイルのものなんですよね。

【みそバターラーメン 750円】
みそバターラーメン 750円

 登場して早速、バターが乗っていない側のスープからいただくと、コクはベースとなるスープ(出汁)からというより、炒めた具材から。そこにニンニクが効いた味噌ダレが合わさって、もう。パンチは効いているけど決してやり過ぎじゃないというか、今どきのサービス過剰なラーメンから比べると、味わい的にシンプルに感じてしまうかもしれませんが、味的にもこれこそが、私にとってのスタンダードだと、改めて感じます。
 また今の基準だと中太程度でしょうか、ウェーブがかった麺は、鹹水っぽい香りが懐かしさを感じさせますが、ツルポニョシコっとした食感が瑞々しく、何気にこのどさんこさんの麺、個人的には相当なものだと思っているんですよね。
 それと具は、少量のひき肉と共に炒めたモヤシとキャベツがメイン。味噌ラーメンにチャーシューは不要!とは言いませんが、実際これで満足できるんですよね。そこに、コーンがそれっぽさをプラスし、更に柔らかくて優しい味のメンマ、このお店ならではの茎ワカメが変化をつけてくれます。
 そして、バターが載っていない側からある程度いただいたら、おもむろに丼を回転。最初からバターを溶かし込んでも良いのですが、こうすることによって、濃いバターでの味変が楽しめるという訳で。

【しそ餃子 350円】
しそ餃子 350円
【半ライス 100円】
半ライス 100円

 こちらは、一緒にいただいた品。
 この日はは朝食を抜いてしまったこともあって、お伺いした時は大変空腹だったため、つい、欲望のままに半ライスまで付けてしまったという。
 でも、ほぼ毎回いただくこちらの餃子は、相変わらず焼き目サクっ他はモチっとした皮にわりと肉っぽい餡、更に今回はシソの風味がたまらないし、それでいただくご飯もまた良し。それと半ライスにもかかわらずたっぷりのお新香が嬉しいです。

【塩バターラーメン 750円】
塩バターラーメン 750円

 こちらは、家人がいただいた品。
 みそバターラーメンの味付けだけ塩味に替えたような品ですが、これはこれで悪くないんですよね。今回も例によって味見させてもらったのですが、気が付くと残っていたスープを飲み干してしまっていたという。

 というわけで、今回も、どれも美味しくいただき満足したことに加え、やはりこの、昔ながらのどさん子さんのみそバターラーメンは大変素晴らしいと、改めて思った次第でごさいます。
 ごちそうさまでした。

令和4年1月訪問

栃木県矢板市 城の湯やすらぎの里 お食事処 大の一

 栃木県矢板市といえば、お伺いしたラーメン店やそば店以外だと、りんご、高校サッカー(私立矢板中央高校は、毎年年明けに行われる全国高校サッカー選手権の常連校)、そして塩谷朝業(しおやともなり)公(ちなみに、高校サッカー選手権の際、観客席を抜いたカメラに写り込んでいるゆるキャラは、塩谷朝業公を元ネタとした市の「ともなりくん」というキャラクターです。)と、その居城であった川崎城址なんかが浮かんでくるのですが、その川崎城址と隣接するところにあるのが、市営の温泉施設である「城の湯やすらぎの里」。個人的には、併設されたキャンプ場を何度か利用したことがあり、今回もそんな感じでお伺いしたわけなのですが、昼食がまだだったため、今回はじめて、施設内の食事処を利用してみようかと。

 で、受付から奥に進むと左手にそのお食事処はあり、天井が高くガラス張りの店内は開放的な感じ。注文は食券制で、入口の所に券売機はあり、そこにはヤシオマスやヤシオポークといった地元産品を使ったランチメニューもあったのですが、今回は「矢板」の名前を冠したこちらの品をいってみることに。

【矢板ラーメン 780円】
矢板ラーメン 780円

 それがこの、矢板ラーメン。実は矢板市の地域ブランド「やいたブランド」認定品には「やいたねぎにらラーメン」という、ネギニラという野菜を練り込んだ中華麺があり、それを使用しているっぽいです。ちなみにネギニラとは、栃木県農業試験場がネギとニラを掛け合わせて作った品種で、それをたっぷり練り込んだ麺が、市内の製麺所で作られています。
 そんなわけなので。メインは麺なのですが、とりあえずスープからいってみたところ、適度な旨味や魚っぽい風味も感じられる、醤油味が濃い目のもの。そこに、麺からでしょうか、ニラっぽい風味が加わって、わりと複雑な味という印象。
 また、面白いのがネギニラのお陰で緑色となった麺を啜った時で、麺だけを啜ると逆にニラっぽい風味は思ったほど強くなく(このあたり、その手の風味が好きな私の感覚なのでアテにならない気もしますが。)、麺自体の甘味も相まって、更に味付けの濃いスープとの対比も手伝ってか、優しくも感じる味わい。モチモチっとした食感も良いですね。
 具は、薬味の白ネギの他、多分市販品(違っていたら申し訳ない)のチャーシューやメンマ、ナルトに海苔、冷凍のほうれん草、乾燥わかめとベーシックなものが載っていますが、このラーメンは、あくまで麺を味わうためのものだと思うので。

 というわけで、矢板ブランドのラーメン、堪能させていただきました。ごちそうさまです。

令和4年1月訪問

栃木県宇都宮市 粗炊中華そば のじじ 【店名変更前】

 先日来、ハマりにハマった感がある、粗炊きの方ののじじさんの貝出汁中華そば。先週、入荷の都合でレアなアサリ出汁100%バージョンをいただいたのですが、じゃあ、それを踏まえて元々の、ホンビノス貝とアサリの出汁を使ったノーマルバージョンをいただいたらどうなるかと思い、この日の早朝、再び国道4号を南下。
 入店すると、最初に貝出汁をいただいた時のような、濃厚な二枚貝の香りが漂っていて、そうそうこうだった、と。未だワンオペ営業が続いているためごはん類の提供がないのは残念ですが、貝出汁中華そば、半替え玉、そして今回は煮玉子も追加して食券を購入。たまたまお客さんの谷間だったのかすんなりカウンターに座ることで出来、提供も殆ど待たなかったのが有り難かったです。

【貝出汁中華そば 700円 + 煮玉子OPTION 100円】
貝出汁中華そば 700円 + 煮玉子OPTION 100円
【1UP 半替え玉 50円】
1UP 半替え玉 50円

 それで今回の貝出汁中華そば。
 まずはスープからいってみたところ、香り同様濃厚な二枚貝の味わいが口の中に溢れ、その旨味の主成分であるコハク酸で舌がギューっとなる程。やっぱりこれが本来の味わいというか、やっぱり、先週のはアサリだけにあっさりしていたんだなぁ、と。
 その濃ゆいスープと共に、モシャとした食感だけどパツンと歯切れの良い麺を啜れば、これが、もう。ビシッと決まった味付けや青ネギのアクセントと相まって、やっぱりこのラーメン、かなりやんちゃだけど、それだけじゃないところが良いなぁ、と。
 そして具は、いつものふっくらとしたアサリの剥き身が沢山。味玉は、前回いただいた時、この中だと醤油の風味を強く感じたのですが、今回はそれが良い意味での引っ掛かりと思えました。
 それで今回も、最初の麺を食べ終わる頃、予め食券を買っておいた半替え玉を。卓上の粉わさびはここで使用して味変を楽しみ、残ったスープを味わい尽くしました。

 というわけで、二度目のノーマルバージョンは、一度アサリ100%バージョンを味わったことによって、より深く味わえたような気が。もっとも、それは別にしても、今回も美味しくいただき、満足させていただいたのは間違いところです。
 ごちそうさまでした。

令和4年1月訪問

栃木県宇都宮市 仙台蔵出しみそラーメン 髙なべ 下岡本店

 土曜日のこの日の午前中、何気なくツイッターを見ていたら、こちらのお店の公式アカウントから、本日のゲリラメニューの案内が。で、それを見て食べたくなり相方に「昼飯なのだが」と打診したところ、「ガチャガチャを回したいので行くが良い(意訳)」との回答を得たので、急ぎ国道4号を南下。(この日2回め)お昼12時の少し前に到着したところ、ちょうどまとまって退店した直後だったのかすんなりとお店に入ることが出来たのですが、すぐに入店待ちが出来ていました。

【あんかけらーめん 980円】
あんかけらーめん 980円

 それで先述のとおりいただくのが、この日の下岡本店ゲリラメニューの、あんかけラーメン。注文から程なくして登場したそれは、色からして醤油っぽい味付けのラーメンの上に、名前のとおりたっぷりの餡が掛かっていました。
 で、早速、端の方からスープをいってみたところ、ベースの出汁は動物系が強い感じがしたもののどちらかというとあっさりめの出汁に、いい塩梅で醤油ベースの味付けが効き、更に、餡掛けのトロミが良い感じに混ざって、これが、もう。
 ゲリラメニューながら太麺と細麺が選べた麺は太麺をチョイスしましたが、この縮れた麺のツルモチっとした食感が、餡掛けとマッチ。もっとも細麺だとどんな具合かも気になりますが。
 そして餡掛けは、ゴマ油の風味が強くないのが好ましく、中には豚肉の他、キャベツ、モヤシ、ニンジン、タマネギ、ニラ、キクラゲといった野菜類がたっぷりと。これらは炒めてから仕上げられていて、シャキシャキっとした歯応えがまた良いです。更に、味玉が半個載り、これが個人的には中華風餡掛けに必須だと思っているウズラの卵の替わりを果たして、更にはラーメン屋さんっぽくしているような。

【辛味噌ラーメン(別皿・中辛) 890円 + 味玉 ガチャガチャ4等で100円】
辛味噌ラーメン(別皿・中辛) 890円 + 味玉 ガチャガチャ4等で100円

 こちらは、相方がいただいた品。
 普段はピリ辛くらいしか食べないところ、今回は中辛にチャレンジしたようですが、「美味しいけど、やっぱり辛い。」と。私的にはちょっと物足らない辛さなのですが、このあたり個人差、辛味に対する耐性は特に、ありますからねぇ。

 というわけで、個人的にはゲリラメニュー目当てでお伺いしましたが、美味しくいただけて満足でごさいます。
 ごちそうさまでした。

令和4年1月訪問

栃木県宇都宮市 粗炊中華そば のじじ 【店名変更前】

 先日、朝ラーで貝出汁中華そばという品をいただき、その「二枚貝っっ!!」というべき味わいに衝撃を受け、近いうちに再度いただこうと思っていたところ、お店の公式ツイッターで、
 「明日の朝ラー、貝出汁中華そばについて、通常はアサリ、ホンビノスでスープ  をとっておりますが、ホンビノス貝の入荷が無い為、今週の土日は、アサリ100%のスープ  になります。よろしくお願いいたします。」
というツイートが。
 あの味わいの元がアサリとホンビノス貝というのに得心したのですが、逆にこれはレアなバージョンの貝出汁中華そばがいただけるチャンスということで、その翌日の朝、少々寝坊したものの国道4号を南下。駐車場にクルマを止めお店に入ると、入り口の扉が開け放たれていた(たまたま?)せいもあってか、前回感じた濃密な二枚貝の香りはなく、券売機横のホワイトボードにも記載が無かったため一瞬「提供中止?売り切れ?!」と焦ったものの、無事ありつくことができました。

【貝出汁中華そば 700円】
貝出汁中華そば 700円
【1UP 半替え玉 50円】
1UP 半替え玉 50円

 それで今回のアサリ100%貝出汁中華そば。スープの白濁具合は前回のノーマルVer.とさほど変わらないように見えたのですが、スープを一口含んだところ、「アサリだけにあっさりとした味わい」かと。これは駄洒落もありますがそれだけではなく、前回はのホンビノスとアサリという2種類の貝を掛け合わせたお陰かその最小公倍数の「二枚貝」という印象がグイグイ迫ってきたのに対して、今回のアサリ単体だとそれよりも軽い印象。もっとも、第一印象は軽いけど、アサリ事態の風味や旨味は濃厚で、ビシッと決まった味付けや青ネギのアクセントと相まってグッドなスープだと思います。
 また麺は、前回同様、モシャっとした食感ですがパツンとした歯切れの細ストレート麺。アサリのスープでも良く合っていますね。
 そして具は、前回いただいたノーマル同様ふっくらとしたアサリの剥き身が沢山。今日はスープがアサリなので、「おお、此奴がスープになっているのか」と、妙に感慨深かったです。
 それで最初の麺を食べ終わる頃、予め食券を買っておいた1UPこと半替え玉をお願い。本当のところは残ったスープにお米を投入したかったのですが、今日はワンオペで営業されているためかごはん類の提供が無かったので。でも、そのままゴクゴク飲むのには勿体なく、この半替え玉でスープを最後まで堪能し尽くしました。

 というわけで、アサリバージョンも美味しくて大満足でございます。で、貝出汁中華そばの提供が続くうちに、ノーマルバージョンも、また是非ともいただきたいものですね。
 ごちそうさまでした。

令和4年1月訪問

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栃木県のちょいと北の方に住んでいるアラフィフのオッサン。
ラーメン・そば・うどんなどの食べ歩き、乗り鉄、競馬の旅打ち、モータースポーツ観戦、PC自作など嗜んでいます。

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