趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
今年の夏は、とにかく冷やし中華、冷やし中華と続けて食べてきたものが、前回ようやく途切れたのですが、正直なところホッとしたというか、これで好きなものが好きに食べられるという思いも。
そんな時、頭に思い浮かんだのが、矢板市にある花火さんの、朝限定のあの品。というわけで7月も下旬となったとある日曜日の朝、お店へとクルマ(この日は訳あってバイクじゃなかったんです)を走らせました。
それでお目当ての朝限定のあの品こと、金色のとりそば。
早速スープからいただいてこると、これが、もう。澄んだスープからは、鶏の良いところだけ抽出したかのような風味と旨味が感じられ、そこに表面に浮くの油(鶏油?)がコクと自然な甘みを加え、それらをまとめるのが、濃すぎない味付けと、更に、青ネギ、白ネギ、紫タマネギといったネギ類の葷の風味。更に、スダチの味変は、香りと酸味のサッパリ感と共に、鶏のクセ(という程のものはありませんが)をいなしてくれるような。
また麺は、全粒粉的風味のある細麺ですが、シコっとした食感と強めの香りが、また良いんですよね。
それと豪華な具たちも、どれも仕事を感じさせるというか、どれもラーメンの具として強すぎない味付けを施された、しっとりとしていて味加減も良い鶏、レアの2種類のチャーシュー、ホロっとした食感のつくね、コリっとしたメンマも良い感じです。
そして今回の、ある意味メインとも言えるのが、このお茶漬け。これまでのお品書きでは、かけそばとセットのみだったものが単品で記載されていたのに気が付いて、店主さんの手か空いたタイミングを見計らい、追加でお願い。
で、残しておいたスープをかけていただけば、これが、また!!思わずビックリマークを2つ重ねてしまうほどの相性の良さ。またこれまではアラレが入っていましたが、今回のは白炒りゴマが入っていて、この香ばしいだけじゃない香りも味わいにプラスになっている気が。当然具としてこちらに入っている鶏肉も合いますし。海苔とワサビが味を引き締めていて。
ほんと、これはちょっと危険な組み合わせですね。
というわけで、今回も美味しくいただき、大満足だったと共に、この金色+お茶漬けは個人的定番となりそう。ですが今回、限定メニューで新たに気になった品も見つかりましたので、また近いうちにお伺いしていただきたいと思います。
ごちそうさまでした。
令和4年7月訪問
この日もまた、冷やし中華を求めて、那須塩原市春日町にあるこちらのお店まで。というのも昨年こちらで初めていただいた、黒酢にたまり醤油といったクセのある材料を使いつつも味のまとまった、ちょっとインパクトのある冷やし中華があればいただきたかったんですよね。でも、基幹メニュー以外は頻繁にメニューの入れ替えがあるこちらのお店。なのでまたあればいただくのもよし、今年バージョンでまた違う冷やし中華が有ればそれもまたよし、という感じで。
で、開店と共にお店に入ってだいたいいつも座るカウンター席に着席。早速タブレットで注文しようとしたところ、今年は冷やし中華そのものの提供、無くなっていたんですね。そういえば昨年だって、ここで冷やし中華を見たのは初めてくらいの感覚だったのをすっかり忘れていました……。
でもそんな時、あるじゃないですか。個人的定番の品が。というわけで、急遽頭を切り替えて、ピリ辛みそ味の野菜ラーメンをチャーシュー1枚トッピングで。それと同行の家人の定番、あっさり醤油を素ラーメンでオーダー。店主さんが大車輪で調理されているのをちら見しつつ待つこと少しで、ラーメンが登場しました。
【野菜ラーメン(ピリ辛みそ)チャーシュー1枚増し 1,040円】
で、早速スープからいただいたところ、正直、以前とちょっと違う味の印象。前回お伺いした時、コク旨塩をいただいた時にも感じたのですが、私の記憶にあるピリ辛みそ味と比べると、全体的に濃さが増したという印象です。
まずスープですが、ベースとなる出汁が、やはり前回同様、濃く煮出されているように感じ、動物系の多いの足し算で構成されたものだと改めて思います。そこに加わるピリ辛味噌ダレも、以前は、辛味が程よく、あとは味噌や香味野菜が一体となってひたすらまろやかな印象だったのが、今回はしっかりとした味噌の存在感が。唐辛子も辛くはないけどしっかりと主張し、味の濃さ自体も、濃く煮出された出汁に合わせてか強めに感じます。このあたり、私自身の体調も前回とは違っているし、その所為で感じ方が変わっただけかもしれないのですが、それだけで済ますにはちょっと変化が大きいかなぁ、と。
それ以外、例えばムチモチプリシコっとした太めの縮れ麺の口当たりや噛み応えや、ホロトロっとしつつも肉の味もしっかり残した見事なチャーシューなどは以前と変わらない気もしましたが、具の野菜にホウレン草が加わっているなど、以前と明らかに変化したところも感じられます。
こちらは、家人がいただいた品ですが、家人もしきりに「濃い」と。例によって少々味見させていただきましたが、あっさり醤油と名乗りつつも、鶏の出汁感というか旨いところまるっと煮出した感が半端なく、こってり感もそれなりに感じられる味わいに。
というわけで、どちらも美味しくいただいたのですが、知らず知らずのうちに、以前というか自分の記憶の中にある味との違いをついつい比較しつついただいてしまったのは勿体なかったなぁ、と。また、研究熱心な店主さんのことですから、味のアップデートは常にされていると思いますが、その店主さんの今一番提供したい味が、これなんだな、と。もっとも、おすすめにある漢字一文字シリーズが、本当のおすすめかもしれないので、今度はそちらも積極的にいただいてみたいと思います
ごちそうさまでした。
令和4年7月訪問
実はこの日、こことは別のお店で冷やし中華をいただこうとクルマを走らせていたところ、お店の前に「冷やし中華」の幟旗が翻るの見て、急遽方向転換し駐車場にクルマをイン!だってこちらのお店って、タンメン専門店の筈なのに、それが冷やし中華を提供されているなんて、夢にも思っていなかったんですもの。
お店に入って案内どおりあいていた席に座ると、卓上には冷やし中華のPOPが置かれていることから、夏場は提供に力を入れている様子。それによると、どうやら通常のものと、それにこちらのお店の名物である炙り肉が載ったものの2種類が提供されているようで。なので家人(実はタンメンが苦手なのにここの入店をオッケーしてくれた)とそれぞれ1つづつ注文し、更には、大盛りにする代わりに餃子の単品を注文。すると店員さんが親切にも、「Gセットのほうが安くなりますので、そちらに変えておきますか?」と。お願いすると、更に「ライスはお持ちしますか?」と訊ねられたので、つい「お願いします」と。(こういう時、ライスを断れないから今の体型があるわけで……。)
そこからあまり待たずに、注文の品々が登場しました。
それでまずは、私がいただいた炙り肉盛り冷やし中華から。
見た目的には、正面の炙り肉がドドドンと主張していますが、それを除けばハム、キュウリ、錦糸卵、トマト、薬味のカラシといった王道的な構成で、特徴的なのはハムが細切りではなくイチョウ切りなくらいでしょうか。
で、早速麺を、炙り肉の影響を受けていない部分のタレに絡めていってみたところ、色味的に濁りのあるタレは、甘みがお酢の酸味と並ぶくらい立った味のチューニング。醤油っ気はあまり主張せず、スープ的なまろやかさも感じられます。
またかなり細めの麺は、締められているにもかかわらず、弾力を失わない食感が良いですね。
そして具は、なんと言っても炙り肉が味的にも頭抜けた主張。黒コショウが効いたタレがたっぷり絡まった豚肉は味が濃く、冷やし中華のタレと違ってあまり甘みはない印象。そのせいかどうかはわかりませんが、甘めのタレの冷やし中華と一緒に食べても、逆に味が炙り肉に持っていかれて違和感がないどころか、パンチのある味わいがなかなか。加えてキュウリが良い仕事をするというか、炙り肉と冷やし中華の味の橋渡し的役割を担っている印象です。あと他の具は先述のとおりですが、錦糸卵が市販品っぽくないことが好印象。
こちらは、家人がいただいたノーマルの冷やし中華。炙り肉以外の構成に差はないので、いつもさせて貰う味見も、今回は省略しました。
そして焼餃子、那須高原餃子と名前が付いていますが、1つ1つが大ぶりで、しっかり目の皮は焼き目が香ばしく、中の餡は適度にジューシー。
あと小ライスは、量的に「小」ではないかと。デブ的には嬉しいのですが、餃子はもちろん、冷やし中華にのっていた炙り肉を一部こちらに移植していただけば、これが、もう。
というわけで、タンメン専門店の冷やし中華を含む品々でしたが、少々お腹がきつくなりつつも、どれも美味しくいただきました。ちなみに、こちらはタンメン専門店といっても、母体は味噌ラーメン店の丸髙屋さんですし、だからこそかもしれませんが、冷やし中華にも安定感が有りましたね。
ごちそうさまです。
令和4年7月訪問
相変わらずハマっているというか、今年の夏はもはやこれだけで良いくらいに思っている冷やし中華を求め、今度は大田原市の老舗食堂であるこちらのお店まで。以前お伺いした時に撮ったお品書きの写真から、メニューに有ると踏んでの訪問でございます。
それで今回、日曜日の開店直後にお伺いしたところ、店内の席には全然余裕があったものの、座った席からちらと見える厨房の様子は、先客や電話注文の品を捌いているのでしょうか、戦場の如き忙しさ。それで席に置かれたお品書きには、以前と同様、ノーマルの冷やし中華(700円)のほか、手打ち冷やし中華もあり、どちらにしようか迷ったのですが、迷った時には高い方ということで、手打ちを大盛りに。それと同行の家人のオムライスもお願いしたあと、店内のテレビで放映されていた世界陸上を見ていたら、あまり待たされることもなく登場しました。
注文したあと、こちらのお店の盛りの凄さを思い出して「しまった」と思ったのですが、登場した冷やし中華は大きな横長のお皿に盛られ、みるからにボリューミー。それと、盛り付けもステレオタイプな冷やし中華のように具材ごとにまとめて載せるのではなく、麺上にキュウリ、ナルト、ハムが散らされ、中央部に錦糸卵と紅ショウガが載り、放射状にミカンとトマトがあしらわれて、更にはカラシではなくワサビが添えられているというのがかなり特徴的ですね。
で、早速、麺をつまんでタレに絡めていってみたところ、冷たく締められた手打ち麺の食感は、結構硬質な歯応えが特徴的。弾力というよりも、ソリッド感という趣ですが、これがデフォルトの麺だとどうなるかは興味があるところ。多分、個人的好みはそちらな気がします。
またタレは、オーソドックスな酢醤油に甘みを加えたものですが、お酢のエッジがビンビン効いたタイプ。甘みもしつこくなく、余計な風味も付けられていないこのサッパリ感、真夏にぴったりですね。
それと具は先述のとおりですが、キュウリは(やや大きめなのがご愛嬌ですが)切りたてフレッシュ。錦糸卵が、市販品ではなく自家製っぽい味と食感だったのもポイント高いです。
あと、タレの味付けのせいか、薬味のワサビがとても合いますね。
こちらは、家人がいただいた品ですが、大盛りにしなくてもかなりのボリュームなのがおわかりでしょうか。そして家人も、以前に比べて食べる量が減ったため、結構な量が味見として回ってきましたが、鶏肉がゴロゴロと入りケチャップがしっかりと効いたこの味付け、何とも良いですよねぇ。
というわけで、どれも美味しくいただいたのですが、特に冷やし中華はしっかりと個性的な見た目の味わいで、満足いたしました。そして量的には、オムライスもいったお陰でお腹パンパンに。今度は普通盛りでお願いするべきかなぁ、と。
ごちそうさまでした。
令和4年7月訪問
梅雨明けしても梅雨みたいな天気が続いている令和4年7月半ばですが、個人的に外食で欲するのが、相変わらずの冷やし中華。この日も、その冷やし中華を口実に、未だお伺いしたことのないお店に突撃というわけで、家人と共に矢板市の、国道4号上り線沿いにあることらのお店にお伺いすることに。
駐車場にクルマを停め入店すると、奥に広い店内は、テーブル席と小上がり席が。その中のあいていたテーブル席に座り、まずは立派なお品書きを開きます。で、冷やし中華が目当てとは言え、そのお店に冷やし中華があるかどうかは結構ギャンブルみがあるというか、特に今回は下調べ無しで来てしまい、更にはお品書きに、そのものズバリの品名がなく一瞬やってしまったかと思いましたが、よく見たら冷しラーメン(涼麺)というのを見つけ一安心。家人の定食と共に注文し、待つこと少しで登場しました。
その、冷しラーメン。「ラーメン」という品名のとおり、冷やし中華的な皿ではなく丼で登場。麺の上に細切りされた具材が載っていたり、カラシが添えられているのは冷やし中華っぽくありますが、タレは深めの器にたっぷりめに入っているのが見て取れます。
それでまずは、麺だけ少し、タレを絡めていってみたところ、これが。タレの味わいがまろやかというか、お酢はしっかりと効きつつも、醤油ベースの味付けのバランスが良いというか、ゴクリと飲んでしまって差し支えないほど。実際のところはわかりませんが、調味料だけではなく、お店で取っている青湯スープも入っているのでしょうか?そう感じずにいられない飲み易さです。
また麺は、こちらのラーメン類に使われているものでしょうか?なかなかにしっかりとした味わいのもので、茹でたあと締められているため歯応えが増しているような食感。温かい状態でも食べてみたいですね。
そして具は、鶏肉というのが、中華料理店っぽくていいですね。これに限らず肉類のしっとりジューシーな食感と、肉本来の味わいを活かす塩加減がお見事。そこに、キュウリとレタスで涼味をプラスし、プチトマトとワカメが彩りと味にアクセントを加えています。
あと、全体的にボリュームが有ったというか、一般的な(麺1玉の)冷やし中華だとサクっと食べ終わってしまうところ、こちらのは、ラーメン1杯きっちり食べたような食べ応え。このあたりに配慮されているのは、冷しラーメンだからですかね。
【今月のサービス定食(3)(カニと豆腐の煮込み) 650円】
こちらは、家人がいただいた品。ちなみに月替りのサービス定食は4種類あり、どれも美味しそうななか、これを選んだ次第。メインの品名だけだけみると、上品でおかず的能力はどうなのと正直思ってしまいました。
ですが、例によって味見させてもらったところ、申し訳ない。フルフルの絹ごし豆腐に蟹の旨味が生きたしっかりこっくりした、いやこってり感すらある餡が絡めば、これが、もう。ご飯が欲しくてしょうがなくなるじゃないですか!先入観、持っちゃ駄目ですね。
というわけで、どれも美味しくいただいて満足いたしました。で、一度お伺いすれば、次にお店に入るハードルも下がったので、今度は温かい麺類か、それともお得な月替り定食か、いずれかをいただきにお伺いしたいと思います。
ごちそうさまでした。
令和4年7月訪問
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