たひお備忘録

趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

栃木県那須塩原市 陸王

 こちらのお店は、今をさること15年ほど前、栃木県の県央県北寄りから県北県央寄りに引っ越した当時から、当ブログを始める前に何度かお伺いしたことがあり、味的にもかなりの好印象だったにもかかわらず、その後、特に何かあったわけではなく、お店の前を通る度に気になりつつも、お店の前の駐車場が一杯だったりしてお伺いできずにいたという。
 で、今回、たまたまお店の前を通りかかったところ、ラッキーなことに駐車場が空いていたので、約10年ぶりにお伺いすることに。久しぶりなのでちょっとドキドキしながらカウンターに座り早速注文なのですが、こちらはラーメンと共にカレーも有名なので、私は、昔何度かいただいたことがあるラーメンとカレーの組み合わせ、そして初めてとなる同行者は、カレーを単品でお願いしました。

ラーメン 650円
ラーメン 650円
 それでまずはラーメン。見た目が黒々としたスープを一口啜ると見た目ほど醤油のエッジは感じず、濃いけれども角の取れたまろやか感のある醤油味というか。あと、動物系由来と思われるちょっとしたクセというか個性があるのですが、それと薬味の生タマネギがマッチして、ここならではのスープの味という感じがします。また、中くらいの太さのウェーブがかった麺は、ムチモチっとした歯応えが良いですね。そして具のチャーシューは厚めのスライスが嬉しく、ミシっとした密度感からモモ肉使用でしょうか。

チキンカレー小盛 400円
チキンカレー小盛 400円
 こちらは、一緒にいただいたもの。といっても、ラーメンをあらかた食べ終えてからカレーに手をつけるのが、当時からのジャスティス。なぜなら、こちらのカレーライスは大変スパイシーで、いただくと口の中がそれ一色になってしまいますので。で、チキンカレーですが、お品書きに「大辛」と書かれているとおりスパーンと来る辛さに加え、トマト?っぽいような酸味が特徴的。それと前述のとおりスパイシーさが一体となって、これが何とも良い感じ。正直、ラーメンとカレーを一緒に食べる必要性はないと思うのですが、当時も「どっちも食べたいからどっちも頼む」ととい感じで。

ビーフカレー並盛 750円
ビーフカレー並盛 750円
 こちせは、同行者がいただいたもの。ちなみに、チキンカレーは大辛と表記されていますが、こちらは中辛と表記されています。で、例によって少々味見させて貰ったのですが、チキンカレーの酸味と辛味に対して、こちらはコクとまろやかさが印象的。もちろんスパイシーさもちゃんと有ります。

 というわけで、大変久しぶりなってしまったのですが、ラーメンもカレーもやっぱり美味しかったですね。そういえばこちらのお店はラーメンとカレーの他、餃子もお品書きにあるのですが、当時からいただいたことがなかったので、今度お伺いしたときは、それもチャレンジしたいと思います。ごちそうさまでした。

平成28年7月訪問

栃木県宇都宮市 ラーメン 山岡家 宇都宮長岡店

 この日はどうしても、山岡家の辛味噌ネギ激辛を米と共に食べたくなったので、自宅からはるばる宇都宮の山まで。

辛味噌ネギラーメン(激辛) 830円 + 味付け卵 90円 + 半ライス 110円
辛味噌ネギラーメン(激辛) 830円 + 味付け卵 90円 + 半ライス 110円
 というわけで辛味噌ネギに半ライス、そして味玉まで付けてしまったのですが、やっぱりこちらの辛味噌は旨いっ!ハード豚骨のクセのある味わいに発酵風味と唐辛子の香りが良く合って、そこにニンニクをぶち込んでいただけば、もう。そしてライスには、味玉とチャーシュー、そしてスープで溶いたニンニクを掛けたネギの一部を移植し、スープもレンゲで1、2杯。それを油でテカテカになった海苔でくるんでいただけば、ラーメン本体よりも旨いかもしれません。で、最後は、残ったスープを残ったライスに掛けてズルズルと。それにしても、一時は胃の調子があまり良くなかったので控えていた山の辛味噌激辛ですが、こうやって普通にいただけるようになったことが、本当にありがたいです。

煮干し醤油ラーメン(味玉付き) 940円
煮干し醤油ラーメン(味玉付き) 940円
 こちらは、同行者がいただいたというかいただいて貰った期間限定品。例によって少々味見させて貰いました。で、昨年のバージョンよりも煮干しの使用量を1.5倍に増やしたそうなのですが、その甲斐あってかクセも含めた煮干しの味と香りがハードに迫ってきますね。またベースも山岡家の豚骨ですからこれまた結構ハード。故に暴力的というかハードコア的味わいで、ハマる人はとてもハマりそうです。

 というわけで、今回も美味しくいただきました。ごちそうさまです。

平成28年7月訪問

岩手県盛岡市 ラーメン スガワラ (盛岡競馬場内)

 前の記事で書いたとおり、北上で一泊した翌日。再び東北道に乗って向かった先は、盛岡市にある盛岡競馬場。(ってこの記事のタイトルでバレてますが。)そこで一日勝負したのですが、それについては別記事にあげるとして、とりあえずそこでいただいた麺類を。盛岡競馬場に来るのは実は二度目で、前回はこちらのお店で当地名物のじゃじゃ麺をいただいたのですが、今回も当地名物のひとつである冷麺をいただくことにしました。

冷麺 700円
冷麺 700円
 それでその冷麺。冷たいスープは、牛の他に、汁キムチの発酵味ではなくどこか馴染みのある和風っぽいダシというか旨味が効いてるように感じました。なので、とても食べやすい味ですね。また、ウェーブがかった麺はかなり太めで、口に入れるとゴワっと硬質な口当たり。個人的には冷麺といえば、細くてゴムゴムした食感の麺というイメージなのですが、これはこれで良い感じですね。ちなみに、盛岡で冷麺をいただくのは初めてなのですが、当地ではこのような麺が一般的なんですかね?それから、辛味担当のキムチは白菜ではなくカクテキというのも以外なのですが、味のメインとなる牛とはこちらの方が合っている気も。そして具の牛肉は、ホロっとした食感に甘じょっぱい味が染みてて良いですね。あと、ナシやリンゴではなくスイカが載っていたのが面白いです。

 というわけで美味しくいただいたのですが、競馬場でご当地名物が食べられることも嬉しいのに加え、それが個人的好みとも合っていると、これまた何ともラッキーな気持ちになりますね。じゃじゃ麺もそうだったのですが、こちらでいただいた第一印象が良かったので、これをとっかかりにして、また市内の別のお店でも食べ歩いてみたいと思います。ごちそうさまでした。

平成28年7月訪問

岩手県北上市 みちのくラーメン

 前の記事でも書いたとおり、福島競馬場を訪れたこの日。勝負を終え競馬場を後にして、福島西ICから東北道で向かった先は、自宅ではなく反対方向、しかも自宅までの距離よりもかなり遠い、岩手県北上市という所。ここにあるホテルで一夜を明かす事となったのですが、生憎夕食が未だだったので、ホテルのフロントでいただいた食事処の地図を手に、なんとなく向かったのがこちらのお店です。

 ちょっと懐かしい雰囲気のある広めの店内は、午後9時前という時間にもかかわらずというか、ということもあって、だいぶ賑やかに盛り上がっていました。どうやら飲み屋街が近くにあるので、飲んだ後とか、繰り出す前に腹ごしらえで来ているお客さんが多いみたいです。そんな中、餃子、ビール、そして〆のラーメンといただきました。

ビール(中) 530円
ビール(中) 530円
ギョウザ 320円
ギョウザ 320円
 そんなわけで、最初は餃子を瓶ビールで。で、この橋座。皮は薄めでパリパリ感があり、中の餡は基本的にはにオーソドックスなれど、ニンニクがギンギンに効いていて旨いです。それにしても、餃子とビールは鉄板の組み合わせですね。

みそバターコーンラーメン 750円
みそバターコーンラーメン 750円
 そしてラーメンは、卓上のお品書きの中で左上に大きな写真と共に書いてあったこちらの品。微妙に穴が空いたレンゲが面白いのですが、当地ではよく使われるタイプなんですかね。で、まずはスープですが、表面に結構油が浮いているのでコッテリ感もそれなりにありますが、ベースはどちらかというとあっさりしているようで、それ故味噌の風味が良く感じられ、味噌ダレに使われていると思われる香味野菜のパンチや濃いめの味付けもビシっと決まっている印象。そこにバターがまろやかさやコクをプラスしていて、飲んだ後の舌でも判るハッキリとした味ですね。そこに合わせる麺は、ウェーブがかった中くらいの太さの麺で、ポニョっとした意外にも瑞々しい口当たり。コーンの甘味やもやしのシャキシャキとした食感、そしてちょっとだけ入るワカメも合っていて、お店の雰囲気同様イマドキ感はないものの、これはこれで完成された味なんじゃないでしょうか。

塩バターコーンラーメン 750円
塩バターコーンラーメン 750円
 こちらは、同行者がいただいたもの。私のいただいたみそバターコーンとはスープの味付けだけ違うと思うのですが、このスープ。塩味でもいけますね。同行者も「美味しい」と気に入ったようでした。

 というわけで、なんとなくお伺いしたお店だったのですが、味が個人的好みの方向性だったこともあり、失礼ながら予想以上に美味しくいただくことができ、満足いたしました。旅先でこういった望外の美味に出会えるって、幸せですね。ごちそうさまでした。

平成28年7月訪問

栃木県宇都宮市 二代目 村岡屋 【閉店】

 この日は、とにかく濃厚でパンチの効いたものをいただきたかったのですが、そんな時頭に浮かんだのがこちらのお店。実は前回の訪問時には同行者が居たのですが、その同行者が「濃厚なのは好き」と言いつつ注文していざ実際にいただくとその濃さに固まっていた品をいってみようと思ったからでして。

濃厚中華 800円
濃厚中華 800円
 それが、お品書きにも「本店を凌駕する濃厚スープ」と書かれているこちらの品。まずはその濃厚スープからいってみると、まさしくドロリッチという感じで、動物系を中心とした暴力的とも思える素材感がとてもヘヴィなのですが、味もその濃厚さに合わせちゃんと濃い目になっていてバランスが取れていますね。また麺は、縮れの入った極太麺で、ゴワっワシっとした食感。超濃厚なスープに引けを取らない食べ応えです。そして具は、肉質しっとりジューシーな鶏チャーシューがゴロゴロと。穂先メンマも良い食感で、どちらもラーメンを邪魔しない方向の味付け。それで途中から、海苔の上に載っていた魚粉を混ぜ込むと、これがまた間違いない味変。それと、卓上の柚子も合いますね。

豚キムチ丼 300円
豚キムチ丼 300円
 こちらは、ラーメンと共にいただいた、本日の日替わり丼。入口の所にあったボードに書かれていたので、つい注文時一緒にお願いしてしまいました。で、自家製キムチと角切りチャーシューを和えた物がご飯の上に乗っている、一見すると唐辛子が真っ赤っかでスパルタンな印象なのですが、キムチの辛味は適度(辛い物がわりと好きな自分基準だと、ですが。)で良い塩梅。豚の他、たっぷり入る鶏チャーシューとの相性もよく、更に濃厚中華との相性もとても良かったです。

 というわけで、お目当ての品に加えて丼までいってしまったものですから、食後はお腹がパンパンになってしまい、その後暫く苦しかったのですが、それでも、とても美味しかったので、その苦しみすら幸せという感じで。ごちそうさまでした。
 
平成28年7月訪問

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栃木県のちょいと北の方に住んでいるアラフィフのオッサン。
ラーメン・そば・うどんなどの食べ歩き、乗り鉄、競馬の旅打ち、モータースポーツ観戦、PC自作など嗜んでいます。

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