たひお備忘録

趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

栃木県矢板市 横濱家系ラーメン 幸喜家 【移転前店舗】

 昨年(令和4年)、矢板市の国道4号下り線側のだいぶ北寄りにオープンした、家系ラーメンのお店が、こちら。
 それ以来、いつか行こうと思ってはいたものの、店外に入店待ちが出来ていたり、駐車場がいっぱいだったりして諦めること数度。ですが(令和5年)12月下旬の土曜日のこの日。午前11時半頃、お腹を空かせてお店の前を通りかかった際、駐車場に数台分の空きがあり、お店の入口付近にも人影が居ないことを発見。ようやくお伺いできると思い、駐車場にクルマを入れました。

 入店すると食券の券売機が置いてあり、まず最初は、家系ラーメンとしては無難に、普通のラーメンとライスあたりにしようとボタンに書かれたメニューを見たところ、その構成など、どこかで見覚えがあるような。
 そしてカウンター席に座るとその既視感は確信に変わったというか、こちらのお店は、以前、さくら市氏家の「元喜家」で長年店長をされた方が独立して出されたお店だったんですね。目の前に貼ってあった「元喜家」と似た注意書き(いや、親切書きかも)のところに、こちらの店長さんのプロフィールも書いてあったので判ったのですが、その時点で味に間違いが無いことを確信しました。

【並ラーメン 820円 + 味付玉子 100円】
並ラーメン 820円 + 味付玉子 100円
【ライス 130円】
ライス 130円

 その後安心して待つこと少しで、ライス、そして今回注文したラーメンが登場。
 まずは、レンゲを使わずに丼から直接スープを啜れば、うん、この味!コクがあるけどキレもある豚骨のベースに、上質なコッテリ感とまろやかさを加える鶏油、更に醤油ベースの味付けがビシっと決まっていて、これが、もう。ちなみに味の濃さは「普通」でも、個人的には十分な濃さで、油の量「普通」でも物足りなさは皆無です。
 そして麺は、家系ならではのやや平べったい中太麺。麺の固さは「普通」でお願いしましたがツルッとした表面のテクスチャ、もっちりとした弾力のある歯応え、更には麺自体の味も良いですね。
 また具は、チャーシューやホウレン草、海苔といった家系の王道が並びますが、ペロンと柔らかいチャーシューなど、「元喜家」さんを思わせるところも。それは、やや甘みを感じる味付けやゼリー状の黄身の味付玉子にしても同様ですが、これはこれで一杯のラーメンとして完成しているから、むしろ大きく方向性変えない方が、まとまっているかもしれません。
 で、そんなラーメンをいただきつつ、豆板醤少々を混ぜたライスをかっ込めば、これが、また。海苔、チャーシュー、そして味玉も、この時、じつに役に立つんですよね。

 というわけで、美味しくいただいて満足だったのですが、券売機のボタンをよく見ると、「元喜家」さんにはなかった、店主さんオリジナルもいくつか。これは是非またお伺いして、それらもいってみたくなりました。
 ごちそうさまです。

令和5年12月訪問

栃木県那須塩原市 手打ちうどん 美月

 (この記事の公開は6年3月ですが、)令和5年も最終盤を迎え、年の最後にもう一度いただいておきたいお店ということで、今回はこちらまで。
 土曜日の開店(午前11時30分)直後だったのですが、この時既に店舗前の駐車場は空きが2台分と、結構ギリギリだったような。で、今回は1人だったので、入店したらカウンター席にご案内。いただく品は、お店に来る道中で決めていたいたので、早速それをお願いするのですが、つい「うどん大盛りで」と注文してしまいました。

【けんちんうどんとミニとろろめしのセット(うどん大盛り) 1,200円】
けんちんうどんとミニとろろめしのセット(うどん大盛り) 1,200円

 その品が、いつもランチの際には黒板メニューとなっている、けんちんうどんとミニとろろめしのセット。どの品をいただいても外さないこちらのお店ですが、やっぱり冬場、一度は食べたくなるのが、けんちんうどんなんですよね。
 早速ウドンを呑水に取り、ふーふーしてからいただけば、これが、もう!こちらのウドンは、冷たいとモッチリとした密度感のある歯応えという印象ですが、煮込まれて熱くなったそれは、もちっとした歯応えは残しつつも口当たりがフワっと柔らかくなり、個人的にはそれが堪らないというか。更に、けんちん汁の味も適度に染み込んでいるのも良いんです。
 またけんちん汁は、具材を炒めた時?に使うゴマ油が程よく香り、そこに白味噌のまろっとした、ですがしっかり目の味付けがとても口に合いますね。更に、豆腐や根菜類、コンニャクといった具の煮込まれた感じも良い感じ。ちなみに、けんちん汁と言いつつ具に肉を入れるお店もありますが、こちらのはちゃんと精進料理的具材(肉っ気のない)のも。ですが、物足りなさは皆無です。
 あと、セットのミニとろろ飯も、一口目から美味いしっかり目の味付けが好きですし、添えられた自家製のお新香も良いですね。

 というわけで、今回も、どれも美味しくいただいて、大変満足いたしました。
 ごちそうさまです。

令和5年12月訪問

栃木県塩谷郡高根沢町 麺処 いろ葉

 最近、何かにつけてそばばかり食べている気がしますが、用事があってお昼またぎで中抜けする予定だったこの日は、ラーメンが食べたい気分。で、時間に余裕はあるので、どんなラーメンを食べたいか、我がアタマとオナカに訊いたところ、「煮干し醤油に背脂だな」との回答があったような気が。
 だったら、用務先からはちと遠いけど、ここに行くしかあるまいというわけで、田んぼの真ん中を貫く田舎道を走って栃木県道10号宇都宮那須烏山線に出て、高根沢町へとGO。
 この日はかなり混んでいて、駐車場に停められたのもギリギリ。まずは食券を買って店員さんに渡した後、入口の待合スペースでちょっと待ってからの入店に。
 ちなみに、今日のお目当ては背脂煮干ラーメンですが、トッピングをどうしようか、半ライスも付けようか迷ったものの、結局のところ今回は、いつもの味玉と温野菜という見合わせになりました。

【背脂煮干ラーメン 880円 + 味玉 120円 + 温野菜 70円】
背脂煮干ラーメン 880円 + 味玉 120円 + 温野菜 70円

 席に案内されてからは10分少々でお目当てのラーメンが登場。あ、スープには、こちらのお店の冬の名物だと勝手に思っている、個人的にもこれが入っている方がより好きな、柚子皮が載っていますね!
 で、早速スープからいってみれば、毎回同じようなこと書いていますが、香りと旨味だけ上手に抽出した煮干し、丁度良い分量で香りも良い背脂、角が落としてあるまろやかな濃口醤油、そして鮮烈な香りと心地良い辛みの生タマネギの織りなす力強い味わいが、もう。更にそこに、柚子のフレッシュな香りが加わることによって、味が更なる高みに到達している感が。
 そして、幅広の平打ち麺も、申し分なし。口当たりはツルっとしてピロんピロんですが、弾力あるコシや歯応えもしっか兼備。更に、スープと馴染んでくる=その旨味を吸うことによって、これが、また。
 そして具の、ホロトロッとしたバラチャーシュー、柔らかくて優しい甘みのあるメンマ、相性抜群の海苔といったレギョラー陣に加え、スープの味わいを和らげ、サッパリ感を付与してくれる温野菜や、絶妙に固まった黄身としっかりとした味付けの味玉も、やっぱり良いなぁ、と。
 更に、途中から卓上の唐辛子を投入したり、お酢を少量垂らしても相性バッチリ。特にお酢は、味わいがマイルドになって、ついスープを飲み干してしまう諸刃の剣だったりしますけど。(最近、体調的に塩分過剰が気になるもので……。)

 というわけで、今回も美味しくいただいて、アタマもオナカも満足いたしました。
 ごちそうさまです。

令和5年12月訪問

栃木県さくら市 江戸切りそば ゆで太郎・上州 もつ次郎 氏家店

 開店以来、結構なペースでお伺いしているこちらのお店。っていうか、折角個人的に行き易い場所にお店が出来たので、是非とも定着して欲しいと思って可能な限りお伺いしている訳ですが、この日もそんな感じでお昼時に。
 で、駐車場はわりと空きスペースがあり、こりゃ店内は余裕があるなと思いつつ入店したら結構な混雑で、席を取るにも一苦労だったという。どのあたりが採算ラインかは判らないのですが、毎日コンスタントこれくらい入っていたら、しばらくは大丈夫ですかね。

 それで今回は、12月から替わった季節メニュー、小柱と春菊のかき揚げを、温かいそばで。そこに、温泉玉子もプラスして。
 混雑していた所為か注文からちょっと経って(それでも10分と掛かっていませんが)番号が呼ばれました。

【小柱と春菊のかき揚げそば(温) 750円 + 温泉玉子 100円】
小柱と春菊のかき揚げそば(温) 750円 + 温泉玉子 100円

 席に着いたら、まずは久しぶりにこちらのかけそばの味を味わうべく、途中で掛けてきた七味と、席に着いてから投入したネギだけを加えた状態で。
 結構熱めのツユは、出汁感十分。個人的に濃い味が好きなので、以前、わりと上品(ちょっと薄め)と感じた味付けは、改めてしっかり味わってみると、丁度良く感じます。(このあたりの感じ方は体調もあるので。)
 生麺を短時間で茹であげるソバは、それ故細めですが、出来たてはわりとシャッキリとした食感があり、味、香り共に悪くないですね。
 そして小柱と春菊のかき揚げですは、当然揚げたてクリスピーですが、パキっとしたレンコンと、しなっこわい(※1)ニンジンの歯応えが結構主張。春菊感は正直もう少し欲しい気がする(春菊好きなので、その香りはビンビンに欲しいんです。)も、たっぷりの小柱が良い感じ。

 というわけで、美味しくいただいたのですが、小柱と春菊のかき揚げは、この品の前の季節メニューをいただいた時のように、天丼でも食べてみたいですね。なのでまた遠からずお伺いしたいと思います。(って、こんな理由書かなくてもまたすぐにお伺いすると思いますが。)
 ごちそうさまです。

令和5年12月訪問

※1 しなっこわい
会津と栃木のハーフである私の母方の祖母が使っていた単語で、柔らかい(といってもグニグニ柔らかいのではない)けど噛み切れないような食べ物を表現するときに言っていた。

栃木県大田原市 そば処 さかえや 野崎店

 私的に色々あって主に精神面で疲れ気味だった12月のとある日曜日。食べ物に対して意地汚い私的には大変珍しいことなのですが、昼食に何をどこで食べるか考えるのも面倒になり、このままだとなし崩し的に食事を摂らなくなる恐れが。
 それではいかんと思いつつも、コッテリしたラーメンなどは遠慮したい気分だったので、スマートフォンで某グーグル先生の検索にとりあえず「そば」と入力。出てきた中から近場にあるお店ということで、久しぶりにこちらにお伺いすることに。

 お店には、開店時刻から30分程過ぎた午前11時頃に到着。前回お伺いしたのが7年も前だったものの、お店佇まいはその時と変わっていないように思えました。
 クルマを停め店内に入ると、先客が1名。お店の外観とは逆に、前回お伺いした時の店内に関する記憶は殆ど無いのですが、当時は無かった(若しくは、点いてなった?)テレビがわりと大きな音量で流れていて、壁にはお品書きの他に、スマホに対してのものやうどんの茹で時間の注意書きが貼ってありました。
 で、早速注文ですが、ここは個人的に大好きな「ひたし」が有るので、それを。前回いただいたミックスや、このお店の名物となっているような日替わりのひたし+ご飯物のランチセット(この日はカレーライスでした)も良いのですが、今回はひたしそばの大盛りをお願い。流れていたテレビが、個人的に苦手な番組だったので、テレビの近くに座ったのは失敗だったなと後悔しつつ、待つこと暫し。注文から約15分後、そばが登場しました。

【ひたし天そば(大盛) 870円】
※「店内、店外でのスマホ等による撮影、録画、録音等はご遠慮ください」との張り紙があったので写真無し。(メモも駄目だったかしら。)

 前回ミックスをいただいた時は、かき揚げがあらかじめツユの中に入っていたのですが、今回は、ソバの上に。立ち上がるように載っていたのが特徴的ですね。また他に、茹でたホウレン草と薬味のネギもソバの上に。逆に、ツユには何も入っておらず、薬味は先述のネギと、卓上の七味(一味?)というスタイルです。
 それでまずは、色白のソバをツユに浸け啜れば、わりとライト目な蕎麦の香りと共に、ツルっとした口当たり、そしてモチっと弾力のある歯応え。太さはそれほど太くないですが、最近わりといただく回数が多い生麺をその場で茹でて提供が故に細めのソバを使うお店と比べると、しっかりとした食べ応えに感じます。
 また温かいツユは、あくまでひたし・冷やし的に、かけそばと同じくらいの濃さ。出汁感はそこそこで、濃口醤油はそれなりに、甘さはやや控えめというバランスだと感じました。
 そしてかき揚げは、衣がパキポキっとした、硬めのクリスピーな食感で、香ばしさが良いですね。タネはよく判らなかったものの、所々海老っぽい風味とプリッとした食感がありました。

 というけで、食べている時はテレビも気にならないくらい美味しくいただいたのですが、次にお伺いする時は、可能ならテレビの前は避けたいと思います。(今回、一番遠いテーブルは先客が居たもので。)
 ごちそうさまでした。

令和5年12月訪問

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栃木県のちょいと北の方に住んでいるアラフィフのオッサン。
ラーメン・そば・うどんなどの食べ歩き、乗り鉄、競馬の旅打ち、モータースポーツ観戦、PC自作など嗜んでいます。

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