趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
こちらのお店、国道4号で那須塩原駅の近くを通るたびに気になっていて、更には以前、「ここのごま汁そばは美味い」なんて聞いていたにもかかわらず、今回がはじめてのお伺いとなりました。余談ですが、こんな食べ物をネタにしたブログをやっているにもかかわらず、個人的には新規開拓はハードルが高いというか、お伺いしたことがないお店に初めての訪問(特に、普段の行動範囲内のお店)って、実はかなり苦手だったりするんですよね。(相方にその事を言ったら、「何言ってんだこいつ」的にチベットスナギツネの表情をされましたが。)ただ、その敷居を下げてくれる精神状態の時があるというか、この日はイケイケどんどんだったので、その(精神的)勢いでクルマを駐車場に。
入店すると、立派な雰囲気の店内はテーブル席と小上がり席があり、常連さんっぽい人や地元っぽい人、また、仕事中と思われる作業着を着た人もいて、雰囲気とは違ってカジュアルに利用されているようですね。で、早速件のごま汁そばをお願いしようとした時、お品書きにいわゆる「ひたし・冷やし」そば(うどん)があるのを発見。ごま汁は同行の相方がいただくというのでそれを味見させてもらうことにして、私は冷やしの方をいってみることにしました。
それで注文からそれほど待たずに登場した私の冷し天そばですが、まず見た目がかなり上品。細めのソバに載った大判なかき揚げは、見るからにクリスピーな揚げ上がりで、ツユには三つ葉があしらわれています。で、まずはソバから、最初は何も付けずにいってみたところ、若干しっとりした口当たりで太さは細めなれど、ツルツルと入るような感じではなく、歯応えは強くはないですが、香り・味共に蕎麦の存在感がしっかりとあるというか。次にツユに浸していってみれば、そのツユは、「冷やし」にしては味が濃いめ。出汁感もありますが、負けずに濃口醤油も効いていて、甘味もわりと感じられる味わい。そしてかき揚げは、当地の「冷し」で一般的なタマネギがメインのものとは違い、タネはかなり細めに切られたゴボウとニンジンがメイン。それに竹輪が合わさって、シシトウがあしらわれているのですが、これがまた悪くない組み合わせですね。それと食感は見た目どおりサクサク感というか、クリスプ感が強めで香ばしいですが、ツユとも良く馴染みます。そして最後は蕎麦湯でツユを割っていただけば、出汁の香りがより花開く感じ。元々のツユと温度はさほど変わらないはずなのに、ちょっと不思議です。
こちらは、先述のとおり相方がいただいた品。で、ツユの味見をさせてもらったところ、ごま汁からは、ゴマを煎ったような香ばしさがあり、加えゴマのコクが凄いです。味付けは甘味が結構効かされていますが、それが当地のごま汁っぽくてまた。そういえばうちの死んだ婆ちゃんが作ってくれたごま汁も、砂糖がけっこう入っていたっけ。もっとも、こちらのはそれをもっと進化させていて、ほんと、これでひたすらソバを啜ってみたいです。
というわけで、どれも美味しくいただき、満足させていただきました。ごちそうさまです。
令和2年9月訪問
先日、青春18きっぷを使って千葉県と茨城県の鉄道を乗り歩いてきたばかりなのですが、切符はまだ1日分残っていたので、使用期間の最終日、山形県まで。それでその途中、旅程の関係で福島駅-米沢駅だけはどうしても山形新幹線に乗らねばならぬことになり、その乗り換えついでに、7月に青春18きっぷを使って東北地方を回った時にもお伺いしたこちらのお店で朝食と相成りました。
で、個人的定番の天玉そば(こちらでは天ぷらそば+生卵)は前回いただいてしまったので、今回はちくわ天そばに、飯坂温泉名物のラジウム玉子を追加して。
食券を提出すると、店員のお姉さんの、相変わらず素早い調理で手渡されましたが、早速ツユからいってみたところ、熱めの温度はこの前と同じですが、つゆの味が、前回いただいたときよりも甘いような。もっとも、人間の味覚って、体調その他によってかなり変わるというか、前回いただいたときよりも今回のほうが(二日酔いのため)体調が悪かったのは間違いないので、多分そのせいかな、と。またソバも、前回はツルッとした啜り心地とメモしていたのですが、今回はちょっと動きがスローというか、いただいたときのメモには「ツルプリではない」との記入。このたりも、体調が関係しているのが、それとも……。それと具のちくわ天は、衣がややもっさりしたタイプ。中のチクワはわりと歯応えがありました。あとラジウム卵は、白身フルフル、黄身しっとり固まった、ちゃんとした温泉卵だったのが嬉しいです。
というわけで美味しくいただいたのですが、この記事を書くにあたって見直した前回の記事と、今回いただいた時にメモ書きしていたものがだいぶ違っていて面白かったというか。この記事が、こちらのお店でいただくトリガーになるとは思えないのですが、もしこれを読んでからこちらのお店でいただくことになった場合、どういう味の感想を持つのか大変興味深いところであります。ごちそうさまでした。
令和2年9月訪問
個人的に夏場になると、たまに「冷たくてしょっぱい汁」がいただきたくなる時があるのですが、この日もそんな症状が現れ、しかも和風出汁のものが欲しかったので、急遽さくら市まで南下して国道293号を西に。
【冷かけ(大) 450円(税別)】
【鶏天 150円(税別) + ちくわ天 120円(税別) + 温泉玉子 110円(税別)】
なのでメインの注文は、冷かけの(大)一択。で、こちらのお店のツユですが、暖かい時は強くは感じない出汁感が、冷たいとアップして良いですね。更に味付けの醤油感や甘味も、丁度よく感じます。またウドンは、表面がツルっとしていて、冷たく〆られているため硬質な噛み応え。で、それと一緒にいただくのは、欲望の赴くままに取ってしまった天ぷらと、味変用の温泉玉子。その中でも鳥天は鶏肉に下味付いてるのでしょうか?皮付きというのもわりと珍しく感じました。
こちらは、相方がいただいた品。例によって少々味見させてもらうと、ゴマだれがなんとも良い塩梅。個人的には辛味を足したいけど、七味じゃ違う感じが。(一味があると良いけど、贅沢ですね。)
というわけで、今回も美味しくいただきました。ごちそうさまです。
令和2年9月訪問
JR東日本管内の駅構内にある、いわゆる駅そばのお店ですが、かつては駅ごとに地元の業者が入っていたものの、後にJR東日本がそのグループ会社である日本レストランエンタープライズ(NRE)の「あじさい茶屋」に統合を進めていた時期があり、旧来の業者の扱いやメニューの統一化などで一部から相当叩かれていた記憶があるのですが、近年は別ブランドを立ち上げたり、一部の駅では店名を変えたり、特色あるメニュー展開もなされるようになった模様。で、そのNREが今年(令和2年)4月1日付けで、これまたJR東日本グループで首都圏の駅構内において主に「あずみ」ブランドで店舗展開していたJR東日本フードビジネスを統合し、JR東日本フーズが発足していたんですね。
と、駅そば店の「中の人」の事情はさておき、この日、千葉・茨城方面の鉄道に乗る、いわゆる「乗り鉄」の日帰り旅に出た際、朝食に立ち寄ったのが、JR成田駅の改札口を出たところにあるこちらのお店。乗り鉄する場合、できるだけ駅構内のお店でいただこうと事前に調べて行く(でも結構漏れる)のですが、ここもそんな時にときにヒットしたお店で、JR東日本フーズの「駅そば」ブランドで展開している店舗のうちの一つらしいです。(個人的には、一般的な名詞となっている「駅そば」という言葉をブランド名にしちゃうことに、思うところはあるんですがね。)
お店には午前9時過ぎに到着。店頭には「店長おすすめ!せいろ三兄弟」なる看板があるのですが、こちらはこの手のお店では珍しく、せいろそばの類が販売されているんですね。それでわりと立派な造りの入口から入れば、中途半端な時間帯だったためか先客はなかったものの、私の後に2名ほど来店。注文は、近年主流のになってきたタッチディスプレイの券売機にて食券を買う方式で、先程見た看板には「かも次郎」と書かれていた鴨せいろの食券を購入して店員さんに渡すと、素早い調理で登場しました。
それを席に持ち帰り早速いただくのですが、ソバは茹で置きを冷水で洗うような感じだったでしょうか?さすがに専門店の味わいとはいきませんが、私のような茹で麺好きには悪くない味と香りと歯応え。また個人的に好みからすると若干甘めの味付けに感じたツユも、香りや味に鴨がちゃんと存在を主張しますが、その加減がやりすぎない程度というのも良い感じ。ちなみに鴨肉は、わりと柔らかい触感のものが5,6切れだったでしょうか?ツユの中に入っていました。
というわけで、美味しくいただいたのですが、このお値段ならまったくもって良かったというか、これなら大盛りにしないともったいなかったというのが正直なところです。ごちそうさまでした。
令和2年9月訪問
これまでの記事(それを公開してから3週間以上空いてしまいましたが……。)で書いたとおり、8月の終わりにツインリンクもてぎにて全日本スーパーフーミュラの開幕戦を観戦してきたのですが、その途中、場内でいただいた蕎麦について改めて。
それで今回は、ツインリンクもてぎのグランドスタンドにある常設店舗ではなく、最終コーナー寄りの臨時出店スペースにお店を出していたこちらのお店で。ちなみにお店の名前はハッキリと書かれていなかったのですが、店舗上部にある看板様の端の方に「大兼」と書いてあったので調べてみると、茂木町内の製麺所が出てきたのですが、そちらで出店されているんですかね。(間違っていたら申し訳ない)
で、お品書きには暖かいうどん・そば(たぬき・きつね・山菜・とろろ昆布)に加えて、夏場らしく「冷し」のうどん・そば。で、この日はとても暑い日で、しかもいただく前、わりと長い距離をあるいたため大汗を書いた状態。本来なら暖かいもののほうが身体には良かったのかもしれませんが、とにかく身体を冷やしたかったので、3種類(たぬき・きつね・山菜)の冷しメニューから、たぬきそばをお願い。あまり待たずに手渡され、お店近くのテーブルが空いていなかったので、とりあえず椅子代わりに置かれている?大きな石の上に置いて写真撮影の後、いざ。
まずはツユをひと啜りしたところ、通常のかけづゆよりもぶっかけ的味の濃さがガツンと来たのですが、でもこの日は前述のとおりたいそう暑い日だったので、このしょっぱさが大変ありがたかったというか。またソバは、茹がき時間からして冷凍タイプですかね。茹がいてから流水で〆られているにもかかわらず、不自然に固くない歯応えが良い感じ。それと具は、市販の揚げ玉がメインですが、ワカメとお麩が嬉しいです。あと薬味はネギの他、刻み海苔が風味的にも良かったですね。
というわけで、美味しくいただきました。ごちそうさまです。
令和元年8月訪問
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