たひお備忘録

趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

千葉県成田市 成田駅そば (JR成田駅 改札外)

 JR東日本管内の駅構内にある、いわゆる駅そばのお店ですが、かつては駅ごとに地元の業者が入っていたものの、後にJR東日本がそのグループ会社である日本レストランエンタープライズ(NRE)の「あじさい茶屋」に統合を進めていた時期があり、旧来の業者の扱いやメニューの統一化などで一部から相当叩かれていた記憶があるのですが、近年は別ブランドを立ち上げたり、一部の駅では店名を変えたり、特色あるメニュー展開もなされるようになった模様。で、そのNREが今年(令和2年)4月1日付けで、これまたJR東日本グループで首都圏の駅構内において主に「あずみ」ブランドで店舗展開していたJR東日本フードビジネスを統合し、JR東日本フーズが発足していたんですね。

 と、駅そば店の「中の人」の事情はさておき、この日、千葉・茨城方面の鉄道に乗る、いわゆる「乗り鉄」の日帰り旅に出た際、朝食に立ち寄ったのが、JR成田駅の改札口を出たところにあるこちらのお店。乗り鉄する場合、できるだけ駅構内のお店でいただこうと事前に調べて行く(でも結構漏れる)のですが、ここもそんな時にときにヒットしたお店で、JR東日本フーズの「駅そば」ブランドで展開している店舗のうちの一つらしいです。(個人的には、一般的な名詞となっている「駅そば」という言葉をブランド名にしちゃうことに、思うところはあるんですがね。)

 お店には午前9時過ぎに到着。店頭には「店長おすすめ!せいろ三兄弟」なる看板があるのですが、こちらはこの手のお店では珍しく、せいろそばの類が販売されているんですね。それでわりと立派な造りの入口から入れば、中途半端な時間帯だったためか先客はなかったものの、私の後に2名ほど来店。注文は、近年主流のになってきたタッチディスプレイの券売機にて食券を買う方式で、先程見た看板には「かも次郎」と書かれていた鴨せいろの食券を購入して店員さんに渡すと、素早い調理で登場しました。

【鴨せいろ 560円】
鴨せいろ 560円

 それを席に持ち帰り早速いただくのですが、ソバは茹で置きを冷水で洗うような感じだったでしょうか?さすがに専門店の味わいとはいきませんが、私のような茹で麺好きには悪くない味と香りと歯応え。また個人的に好みからすると若干甘めの味付けに感じたツユも、香りや味に鴨がちゃんと存在を主張しますが、その加減がやりすぎない程度というのも良い感じ。ちなみに鴨肉は、わりと柔らかい触感のものが5,6切れだったでしょうか?ツユの中に入っていました。

 というわけで、美味しくいただいたのですが、このお値段ならまったくもって良かったというか、これなら大盛りにしないともったいなかったというのが正直なところです。ごちそうさまでした。

令和2年9月訪問

栃木県芳賀郡茂木町 元祖うどんそば 大兼 (ツインリンクもてぎ内臨時売店)

 これまでの記事(それを公開してから3週間以上空いてしまいましたが……。)で書いたとおり、8月の終わりにツインリンクもてぎにて全日本スーパーフーミュラの開幕戦を観戦してきたのですが、その途中、場内でいただいた蕎麦について改めて。

 それで今回は、ツインリンクもてぎのグランドスタンドにある常設店舗ではなく、最終コーナー寄りの臨時出店スペースにお店を出していたこちらのお店で。ちなみにお店の名前はハッキリと書かれていなかったのですが、店舗上部にある看板様の端の方に「大兼」と書いてあったので調べてみると、茂木町内の製麺所が出てきたのですが、そちらで出店されているんですかね。(間違っていたら申し訳ない)

 で、お品書きには暖かいうどん・そば(たぬき・きつね・山菜・とろろ昆布)に加えて、夏場らしく「冷し」のうどん・そば。で、この日はとても暑い日で、しかもいただく前、わりと長い距離をあるいたため大汗を書いた状態。本来なら暖かいもののほうが身体には良かったのかもしれませんが、とにかく身体を冷やしたかったので、3種類(たぬき・きつね・山菜)の冷しメニューから、たぬきそばをお願い。あまり待たずに手渡され、お店近くのテーブルが空いていなかったので、とりあえず椅子代わりに置かれている?大きな石の上に置いて写真撮影の後、いざ。

【冷したぬきそば 600円】
冷したぬきそば 600円

 まずはツユをひと啜りしたところ、通常のかけづゆよりもぶっかけ的味の濃さがガツンと来たのですが、でもこの日は前述のとおりたいそう暑い日だったので、このしょっぱさが大変ありがたかったというか。またソバは、茹がき時間からして冷凍タイプですかね。茹がいてから流水で〆られているにもかかわらず、不自然に固くない歯応えが良い感じ。それと具は、市販の揚げ玉がメインですが、ワカメとお麩が嬉しいです。あと薬味はネギの他、刻み海苔が風味的にも良かったですね。

 というわけで、美味しくいただきました。ごちそうさまです。

令和元年8月訪問

栃木県大田原市 讃岐釜揚げうどん 丸亀製麺 大田原店

 この日、冷たいだし汁がどうしても飲みたくなったけど遠出をしたくなかった我々(私と相方だけと主に私)は、それを求めて久しぶりに大田原市のこちらのお店まで。相変わらず盛況というか、開店時刻の少し前に到着したにもかかわらず、店舗入口には行列ができていました。

 もっとも、私達の前に並んでいた人は、既にいただく品を決めていたのか、開店してからはスムースに列が流れ、あっという間に注文コーナーに。

【かけうどん(冷かけ・大) 410円】
かけうどん(冷かけ・大) 410円

 それで当然メインのうどんは、冷かけに。つい、大盛りにしてしまいました。それで席に付き早速いただいてみたところ、やはり、温かいかけづゆよりも、冷たいかけづゆの方が、不思議と出汁感を強く感じますね。また返しの味付けもちょうどいいというか、醤油っ気、塩気、甘味ののバランスも、万人向けのお手本といった感じの味わい。で、この冷たいかけづゆを味わった時点で今日の目的は達成されたのですが、ウドンもまた。冷やされているにもかかわらず滑らかさを保ち、このクオリティをこの値段で出すというのが、正直驚異だなぁ、と。

【いわし天 150円、かしわ天 150円、いなり 110円】
いわし天 150円、かしわ天 150円、いなり 110円

 こちらは、一緒にいただいた品々。で、うち天ぷら類は、卓上の「だしソース」で。これは余談ですが、実は子供の頃、魚の天ぷらなんで大嫌いだったし、ましてや天ぷらをソースで食べるなんて考えられなかった(どうしても食べなきゃならない時は、醤油(天つゆなんて身近になかった)をダバダバかけて誤魔化してた。)んですよね。でも変われば変わるもので、一度関西でそのような食べ方をして、それが「美味しい」と認識して以来、今やすっかり好物になったという。それとおいなりさんは、丸亀製麺では確か初めていただいたのですが、揚げがつゆだくで味付け甘さ強いんですね。

【きつねうどん(並) 440円】
きつねうどん(並) 440円
【ちくわ天 120円】
ちくわ天 120円

 こちらは、相方がいただいた品。最初は出汁感がすごいと言っていたけど、最後は温かいほうが良いとのこと。まぁこの辺は、好みですからねぇ。

 というわけで、(少なくとも私に関しては)美味しくいただきました。ごちそうさまです。

令和2年8月訪問

栃木県矢板市 更科

 この日は、前日に続いて矢板市でお昼となったのですが、この日は一人ではなく相方を伴い、お目当てはラーメンではなくて蕎麦という具合だったので、こちらのお店まで。

【冷しきつね(そば・大盛) 700円】
冷しきつね(そば・大盛) 700円

 それで私が今回いただいたのが、自分で注文するのは初めての「冷しきつね」。つい大盛りにしてしまいました。

 登場したら早速、徳利に入ったツユを回しかけ、ワサビをちょいと付けてから豪快にズゾゾっと啜り込めば、これが、もう。お店の名前通り更科っぽい色白のソバは、口当たりツルツル。歯ごたえソリッドでコシがあり、大盛りにしたので食べ応えもボリューミー。ツユはちょっとひねたような風味のある、(矢板の)更科さんだとすぐ理解る味わい。でも、個性はありつつ、ソバの味を邪魔しなくて好きですね。また具の油揚げは、当地らしい甘じょっぱ味がガツンとくる濃い味付けのもの。あしらわれたサヤインゲンやカマボコ、ナルトの比較的プレーンな味わいを挟むことによって、ソバ共々最後まで美味しくいただけます。で、最後は蕎麦湯で残ったつゆを薄めて完飲。いやぁ、満足しますねぇ。

【冷しエビ天ぷら(そば) 700円】
冷しエビ天ぷら(そば) 700円

 こちらは、相方がいただいた品。以前何度かいただいていますが、個人的にはこちらのお店の冷し系の品の中では一番好きかもしれません。通人には笑われるかもしれませんが、蕎麦と天ぷらま組み合わせって、最強だと思うので。

 というわけで、今回も美味しくいただきました。ごちそうさまです。

令和2年8月訪問

栃木県那須塩原市 松栄庵

 この日は相方と「うどんが食べたい」という意見が一致し、それでは何処でとなった時に、更に意見が一致したのが、今年(令和2年)はじめにお伺いした時に印象的だったこちらのお店。

【こがねうどん 850円】
こがねうどん 850円

 それで前回は寒い時期ゆえ温かいうどんをいただいたのですが、今回は冷たいうどんのなかから、お品書きに(冷やしたぬき風)とカッコ書きされた「こがねうどん」を。

 で、登場したら早速ツユを回しかけ、全体を軽く混ぜていただいたのですが、まず印象的だったのは、しっかり冷たく締められたにもかかわらず、トゥルモチっとした柔らかい口当たりに、適度なコシとなめっこさを備えた、まことに素晴らしい食感のウドン。近年流行りのコシが強いウドンも悪くないのですが、個人的な好みから言えば、こういった適度に柔らかいけどコシもある方が好きだったりします。またツユは、かけづゆとしてちょうど良い塩梅。塩味と甘味、醤油っ気のバランス良いですね。そして具は、胡麻油が香ばしい揚げたてクリスピーな天玉と、細切りされたキュウリのフレッシュな香りとパリパリ感、甘辛く煮た油揚げと椎茸の滋味、そして白炒り胡麻の香ばしさと海苔の香りが、口の中で食べる度に違うバランスでハーモニーを奏でて何とも楽しく。それが、食べ進むうち馴染んで来るところも良かったです。

【力うどん 850円】
力うどん 850円

 こちらは、相方がいただいた品。前回いただいた時に相当気に入ったようで、リピートしていました。

 というわけで、とても美味しくいただいたのですが、やはり思い出すのは、その冷たいウドンの、自分好みの絶妙な食感。これなら暑い時期限らず、寒い時期でもいただいてみたいですね。ごちそうさまです。

令和2年8月訪問

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栃木県のちょいと北の方に住んでいるアラフィフのオッサン。
ラーメン・そば・うどんなどの食べ歩き、乗り鉄、競馬の旅打ち、モータースポーツ観戦、PC自作など嗜んでいます。

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