たひお備忘録

趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

栃木県宇都宮市 釜揚げうどん 笙家

 仕事中、うどんが食べたくなり、その日の昼休み中ににお伺いできるお店ということでこちらのお店にお伺いすることがこれまでに何度かありましたが、この日もそんな感じでお伺い。
 で、お店に向かう途中、いつもの月見+何かの天ぷらという組み合わせでいただこうと思っていたものの、熱くもなく寒くもなく、さりとて心地いい気候というわけでもない(湿度がめっちゃ高かった)この日、お店に入ってふといただきたくなったのが、だいぶ久しぶりとなる釜揚げうどんでした。

【釜揚げ 429円】
釜揚げ 429円

 そんなわけで、釜揚げうどん。席に着いて早速、ウドンを、器に自分で注ぐ温かいつけ汁(今回とある目論見でちょっと多めに注いだのでつけづらかった)に浸けていただきます。
 で、まずはウドンですが、今回のはあまりツルっとしていない、噛むとモニュっとした歯応えの、ちょっとスイトンっぽい口当たりと食感。もっともこれはこれで、親戚のおっちゃんが打った(「ぶった」と読んでください)ウドンっぽくて個人的には嫌いじゃないのですが。
 また、ツユは、醤油と塩気の立った、どちらかというとキリっとした味わいのもの。
 それで最初はツユに何も加えず、次にネギのほか天かすも加えて味わいましたが、これまた思うところあって、注文時に言えば貰えるおろしショウガは今回スルー。それでも、素朴な味わいをなかなかに堪能できました。

【おまかせ天丼 363円】
おまかせ天丼 363円

 こちらは一緒にいただいた品。というか、注文するところにこの品の札が下がっているのを見つけ、先述のツユ多め、ショウガは加えずといういただき方になったもので。
 で、最初はそのままウドンの合間に、チクワや鶏天などをかじりつつご飯をいただきますが、途中、ウドンを食べ終わったタイミングで残ったつけ汁をこちらに投入。更にお茶も投入すれば、出汁と醤油っ気、塩気が効いた天茶に早変わり。個人的に、この食べ方はハマるかもしれませんね。

 というわけで、久しぶりの釜揚げは勿論、天茶も美味しくいただき、満足でございます。
 ごちそうさまでした。

令和4年9月訪問

栃木県日光市 栗山ふる里物産センター

 前の記事であげたラーメンを宇都宮でいただいた後、ツーリングの目的地を中禅寺湖方面と定め、気持ち良い気候の中を、例幣使街道、日光街道、いろは坂と走り、中禅寺湖の湖畔で一休みした後、更に戦場ヶ原、奥鬼怒林道と走って旧栗山村へと抜けてきました。
 で、その頃時刻は午後1時半頃。昼食がまだだったのですが、ここまで来てしまうと家まで帰ってしまうか、それともどこか適当なところで済ませてから帰るかと悩みつつ走っていたところ、こちらのお店を発見。一度は通り過ぎたものの、気になってUターンしてお伺いすることに。

 お店の前にバイクを止めると、目の前には「名物 鴨串焼」と書かれた小屋があり、私の前に駐車場へと入った方がちょうど注文してからお店の中へと入ったところ。なので私も小屋の中にいらしたおじさんに「店内で食べますので」と1本お願いしてから入店。実はこの時点で、店内で何がいただけるかよくわかっていなかったものの、建物の一角が食堂になっていて、幸いなことにそこで地粉を使った手打ち蕎麦が出されていた(ほかにダムカレーなどもあり)ので、合わせてとろろそばの冷たいのをいってみることに。
 注文後、セルフサービスの冷えた麦茶をいただきつつ待つこと少し。厨房からはお姉さんが蕎麦を、店外からはおじさんが鴨串を運んできました。

【とろろそば(冷) 850円】
とろろそば(冷) 850円

 それで実際は交互にいただいていますが、記事ではまずとろろそばから。
 ソバそのものは、平べったい形状が特徴的。表面には色の濃い粒粒が見て取れることから、挽きぐるみの田舎そばといった感じでしょうか。
 それをまず、何も付けずに行ってみると、見た目どおりツルツルッとは啜れないものの、素朴な香りと食感というか、蕎麦粉の存在が密度感を伴ってしっかりと感じられ、噛むとじわっと甘みが出てきます。
 またツユは、それほど特徴的でないというか、出汁感よりも醤油感と味醂っぽい甘みが濃い目に来ますが、食べごたえのある蕎麦とは悪くない組み合わせ。
 そしてとろろは、粘りが十分強いので、ちゃんと山芋を使っているのでしょうか。で、この手のとろろそばで悩むのが、とろろをツユに入れてしまうか否か。というのも、粘りの強いそれは、ツユと一体というよりも具的にいただくことになるのですが、ツユに入れると食べる際、余計につゆが口に入ってしまい、少々しょっぱいく感じることもあるんですよね。今回もそんなことを悩みつつも、結局はツユにとろろを全量投入して、時々しょっぱいと思いつついってしまいましたが。
 あと、小鉢のきんぴらはヤーコンでしょうか?大根とも違う、サクッと滑らかな歯ざわりでした。

【鴨串炭火焼 350円】
鴨串炭火焼 350円

 こちらは、鴨だけあって、肉の噛み応えが強く、噛むと濃い肉の味が口の中にじゅわっと。塩のみというシンプルな味付けも、塩梅含め良い感じです。それと、間に挟まったネギがいい仕事をしていますね。ほんと、鉄板の相性です。

 というわけで、どれも美味しくいただいて満足いたしました。
 ごちそうさまです。

令和4年9月訪問

栃木県宇都宮市 越戸そば 総本店

 宇都宮の某店でバイクを買って1年ちょい。この日は12ヶ月点検のため、午後イチでそのお店まで向かう予定だったのですが、その途中に立ち寄ったのが、バイク店からさほど離れていないところにある、セルフサービスそば店のこちら。っていうか、以前もバイク店さんがらみでお伺いしたなと思ってこのブログの過去ログを見てみたら、昨年の6月、普通自動二輪免許を取得した帰り道、免許取得するとバイク購入が割引になるというキャンペーンのためにバイク店に立ち寄った後、いただいていたことが。(って、心底どうでもいい情報でしたな。)
 ちなみにこちらのお店。駐輪場はあるものの、歩道に面した、あまり奥行きがないつくりゆえ、そこにバイクを置くことを躊躇してしまい、今回はたまたま空いていた軽自動車用の駐車スペースに停めてしまいました。

【つけそば肉辛味(大) 980円 + 温泉卵 100円】
つけそば肉辛味(大) 980円 + 温泉卵 100円

 それで今回は、お初となるつけそば肉辛味を大盛りで。あと多分合うのではという目論見で温泉卵もトレーに。その後、会計のところでソバとツユを貰い、空いているカウンター席へ。その際、途中でお冷やと、これも合うだろうという目論見で別皿に天かすを貰っておきました。
 で、席に着いたら早速、冷たくて今回も香りと歯応えがしっかりあるあるソバを、温かいツユに浸け(っていうことは、これもひたし・冷やしそばの一種になるのか。)いってみたところ、啜る際、ラー油的香りと個人的にはチョイ辛からピリ辛程度の辛味、甘さ控え目な醤油ベースの味付けに加え、肉の脂的コッテリ感と共に、軽い酸味も感じたのにはややびっくり。(いただく前は、肉とラー油の入った甘めの味を想像していました。)でもこの酸味がキモというか、お陰で飽きずに食べ進められるようにも思えます。またツユの中には、柔らかくなるまで煮込まれた薄切りの牛?肉と笹がきのごぼうが入っていて、肉の脂のコッテリ感の他にも、これらの旨味や風味が加わっていることがわかりますね。
 そして次に、天かすを投入したところ、クリスプ感と揚げ油のコッテリ感が加わって、これが、もう!特に天かすが溶ける前のクリスプ感は、相性がバッチリです。更に温泉卵も、鉄板級の相性の良さ。黄身を絡めた肉と共にソバを口に入れれば、また!
 最後は、トロっとしたポタージュ様の蕎麦湯をツユに投入すれば、これが後を引く味わいというか。

 というわけで、わりと変化球のソバだったのですが、美味しくいただいて満足でございます。
 ごちそうさまでした。

令和4年9月訪問

栃木県那須烏山市 山あげそば【閉店】

 9月初めの週末。レース観戦のため、栃木県ちょい北部にある自宅から茂木町にあるツインリンクもてぎ改めモビリティリゾートもてぎへ家人と向かう途中、その日の朝食にと立ち寄ったのが、ちょっと前にバイクでお伺いしたことらのお店。そのちょっと後、お店の9月末での閉店を知り、それまでには再訪したいと思っていたところでした。

 お店には、土曜日の開店からまだあまり時間が経っていない頃に到着しましたが、既に先客が数組。とりあえず券売機で食券を買い、お店の方に提出した処、後客も数組と、結構賑わっている様子。
 店員さんはお一人なので、調理だ両替だと大変そうでしたが、程なくして食券を提出した品々が完成。奥のテーブル席が空いていたので、そこでいただきました。

【たぬきそば 390円 + 生卵 60円】
たぬきそば 390円 + 生卵 60円

 それでまずは、私がいただいた品その1である、たぬきそば生卵入り。
 写真は、出来上がりからちょっとだけ時間が経ってしまったのでツユでふやけたこともありますが、大盤振る舞いした天かすが嬉しいですね。
 で、まずは、こちらのお店のウリである生そばをひと啜り。細めですがちゃんと歯ごたえがあり、蕎麦の香りも良い感じ。
 次にツユをひと啜りすれば、天かす由来のコクとコッテリ感がこれまた良い感じ。ベースのツユは、出汁感控えめの、いかにも万人向けという味わいのものですが、その味がグレードアップ。そこに生卵が加われば、もう、無敵ですね。

【カレーライス 540円】
カレーライス 540円

 こちらは、私がいただいた品その2。明らかに食べ過ぎですが、こちらカレーは手作りだと聞き、是非ともいただきたくなったからでして。(それでもって、せっかくだからそばも食べたいですし。)
 で、ルーの色が黄色っぽく、パっと見でトロミが強いため、それだけで懐かしい感じがしますが、実際にいただいてみても期待は裏切られないというか、もったりとした口当たりのルーは辛さ抑えめですが、ちゃんと「ライスカレー食ってるぞ」感がありますね。また、肉が豚肉というのも、このあたりの懐かしいカレーみがあり、ルーの量もたっぷりでライスが足らなくなる程というのが嬉しいです。
 あと、ワカメスープ(っていうか、そばツユにワカメをたっぷり入れたもの?)が付くところも良いですね。

【きつねそば 410円】
きつねそば 410円

 こちらは、家人がいただいた品。
 で、家人も、「美味しい」と言いつつ完食。味見させたカレーライスも気に入ったようでした。

 というわけで今回も、どの品も美味しくいただいたのですが、返す返すも、9月末での閉店というのが残念。閉店が決まったからといってマメに通うというのはどうかと思いますが、閉店までに、あと一度くらいはお伺いして、その記憶をしっかりと舌に刻みたいと思います。
 ごちそうさまでした。

令和4年9月訪問

静岡県浜松市 自笑亭 浜松駅構内そば・うどん店 (JR浜松駅 改札内)

 前の記事であげたように、8月下旬のとある金曜日、青春18きっぷを使った日帰り旅をしてきたのですが、浜松駅で乗り換えの際、ちょっと早い夕食として立ち寄ったのが、改札内、中2階のコンコースにあるこちらのお店。なかなかに珍しい屋号ですが、元々は安政年間創業の料理屋・仕出し屋で、また長らくの間、浜松駅の駅弁販売と立ち食いそば・うどん店の営業をなされています。

 高架駅であるJR浜松駅の在来線ホームから階下のコンコースに降り、新幹線の乗換口に向かったところにそのお店はあり、新幹線の改札内からもお店に入れる模様。
 注文は食券制で、店外に券売機が置かれていましたが、夕方ということもあってか、肉そばなど一部✕マークが点灯。もっとも、今回はこちらで(多分。少なくとも写真が残っている2007年以降では)初めていただくため、個人的定番のアレをいくべく、食券を2枚購入。
 入店してカウンターに取り付き、店員さんに手渡すと、元気な声で品名がコールされました。

【天ぷらそば 430円 + 生卵 60円】
天ぷらそば 430円 + 生卵 60円

 それから程なくして登場した、天ぷらそば+生卵。パっと見、濃口醤油が効いてるっぽい色の黒いツユに、薬味が青ネギという組み合わせは、ものすごく静岡みがあるというか。
 で、まずはそのツユからいってみると、温度が結構高めでびっくり。そしてその温度で立ち上ってくる、ちょっと引っかかりのあるというか、言い方悪いですがお上品ではない節っぽい香りが、逆に手作り感というか、既成品じゃない風味に感じます。また味付けは、見た目どおり濃口醤油が効き、甘み控えめで個人的には好みですね。
 また、四角い断面の黒っぽいソバは、多分茹で麺だと思いますが、太めでモチっとした食べ応え。個人的に茹で麺好きということもあってこれはアリですね。
 それと具のかき揚げは、タネがタマネギとニンジン、そして青ネギも見えますが、衣がかなり多めのモチモチっとした食感。ツユには馴染まないというか、柔らかいけど殆ど溶けません。あと、口に入れると小海老っぽい風味を感じた様な気がして断面を探したものの見当たらず。ツユの魚風味をそれと勘違いしたんですかね。(最近、味覚や嗅覚がお馬鹿になってしまい困ってます。)

 というわけで、なかなかに特徴的な一杯でしたが、個人的には美味しくいただきました。ただ、次に乗る列車の席取りが気になって、熱いの我慢して、更には温度を下げるため序盤から卵を割ってしまったのは勿体なかったなぁ、と。今後、鉄道で浜松に来ることがあるかはわかりませんが、もしその機会があったなら、今度はゆっくりいただきたいと思います。
 ごちそうさまでした。

令和4年8月訪問

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馬 たひお (@uma_tahio)
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栃木県のちょいと北の方に住んでいるアラフィフのオッサン。
ラーメン・そば・うどんなどの食べ歩き、乗り鉄、競馬の旅打ち、モータースポーツ観戦、PC自作など嗜んでいます。

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