たひお備忘録

趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

栃木県那須塩原市 手打ちうどん 美月

 うどんが食べたかったこの日。っていうか、この前日も昼食に自宅でうどんを茹でていただいい、それはそれで美味しかったのですが、やっぱりお店のうどんが食べたいということで、家人と共に那須塩原市のこちらのお店まで。
 開店前に到着しましたが、他にも開店待ちしているクルマや、開店後も後続が次々入店して盛況でした。

 それで今回は、私も家人も「本日のおすすめセット」にしたのですが、私は「煮込み」、家人は「つけ汁」と、うどんのタイプを変えて。厨房に立つ店主さんにしてみれば、同じ方が作りやすいと解ってはいるのですが、こちらのお店のうどんを十分に堪能したかったので、家人が「つけ汁」を選択した時点で、私は自動的に「煮込み」の方をと。(だったら、うどんの単品メニューにすれば良いかもなのですが、こちらのお店のセットには、どのご飯物も、抗えない魅力があるんですよね……。)

【本日のおすすめセット(えびと新玉ねぎの天ぷらうどん(煮込み)+ミニまぐろ丼) 1,200円】
本日のおすすめセット(えびと新玉ねぎの天ぷらうどん(煮込み)+ミニまぐろ丼) 1,200円

 そんなわけで、私の注文した「煮込み」の方から。
 まずは、熱々のウドンを呑水に取って、適度に冷ましてからいただけば、これが、もう!適度にツユを吸うことによって味わいがより深くなったウドンが堪らないというか、これを味わう為の煮込みというか。また煮込むことによって当然食感はソフト目になりますが、個人的にはそれはそれでアリ。それでもモチっと感はキープされています。
 次に、天ぷらを付属の塩で一口。どちらも揚げたてで、エビのほうは衣サクっ、身がプリっと。で、今回、家人共々、一番のヒットだったのが、新玉ねぎのかき揚げ!衣の香ばしさとクリスプ感に、玉ネギ自体の瑞々しさが相まって、これが極上の味わい。更に、ウドンのツユに浸しても、また素晴しく。ちなみに、実は家人は、新玉ねぎがあまり得意ではないのですが、「エビの代わりにもう1つ欲しい」と言っていたほど。
 そしてその後は、残った天ぷらをツユに投入すれば、それらのコクが加わって、堪えられない(いきなり当地の方言でいうと「こでらんねぇ~っ!!」)ですね。
 あと忘れてならないのが、セットのミニまぐろ丼。マグロからゴマ油が良い感じに香り、漬けの加減も丁度良く。っていうか、我が家的には、セットのご飯ものがまぐろ丼というだけど、おすすめセットを頼む理由になり得ます。加えて、添えられた自家製のお新香も良いですね。

【本日のおすすめセット(えびと新玉ねぎの天ぷらうどん(つけ汁)+ミニまぐろ丼) 1,200円】
本日のおすすめセット(えびと新玉ねぎの天ぷらうどん(つけ汁)+ミニまぐろ丼) 1,200円

 こちらは先述のとおり、家人がいただいた品。
 例によって味見させてもらいましたが、ひとことで言うと、煮込んでないウドンも素晴らしいっ!煮込まないのでコシの増したプレーンな味わいのウドンを堪能できます。

 というわけで、どれも美味しくいただき、大変満足させていただきました。
 ごちそうささまです。

令和5年5月訪問

栃木県大田原市 手打ちうどん・そば専門店 すゞや食堂

 ふとどこかのお店に行きたくなった時でも、それが人気店のお昼のピーク時間など、長く待つことが前提となると腰が引ける私と家人ですが、ゴールデンウイークの初日のだったこの日は、何故だかそれでもいいやとばかりに、平日休日問わず開店直後には満席になってしまう大田原高校前のこちらのお店まで。
 で、お店には正午を少し回った頃に到着しましたが、空きスペースもわずかだった駐車場にクルマを停め、お店に入ると、店内はテーブル席が満席で、座敷も相席できそうなところは2卓のみ。しかも、店内の半分くらいのお客さんが、注文した品を待っているという状況でした。
 これは長丁場になると覚悟を決め、座敷の卓の1つに相席させてもらってから、とりあえずカウンターまで行き注文を。その際もお店の方に「お待たせしてしまいますが」と言われたものの、この日はそこで諦めるという選択肢は無かったので、そこから待つこと45分あまり。だいたい予想していた時間で、注文した品々が登場しました。

【ひたし天ぷら(そば) 750円 + 中盛り 250円 + 玉子 50円】
ひたし天ぷら(そば) 750円 + 中盛り 250円 + 玉子 50円

 それで私が今回いただいたのが、ひたし天ぷらの中盛りに生玉子という組み合わせ。
 ソバは若干太め若干短めで野趣溢れるもの。挽きぐるみ蕎麦粉を使った色の黒い、いわゆる分類上の「田舎そば」とは違うというか、むしろ色白なのですが、これぞリアルご当地田舎そば。
 ツユの器にくっ付いたわさびをソバの小山に移したのち、ソバをツユにザバと浸けたのちズズズっと豪快に啜り込めば、茹でたて締めたての適度にウエッティーな適度に冷えたソバに、甘みが少なく濃口醤油がガっと効いた温かいツユが絡んで、これが、もう。そばなのに脳ミソにガツンとくる味というか、おちょぼ口で上品に食べていたのでは、このソバの良さはわからないと思います。
 あとは、ソバにワサビを付けたり、ツユに七味に振り入れたり、シナっ一部カリっとしてツユにはよく馴染むけど決して溶けないかき揚げを囓ったり、卵黄を割ってそばやかき揚げに絡めたり、合間にホウレン草を挟んだりと、色々楽しみながら食べ進めば、あっという間に小山になっていったソバが消えて無くなってしまいます。

【カレー(ひたし・そば) 970円】
カレー(ひたし・そば) 970円

 こちらは、家人がいただいた品。
 初めてこちらのカレーそばをひたしでいただいて以来、すっかりハマっているというか、このお陰で、混んでいるお店が苦手な家人を、こちらのお店に来させる理由になっているというか。
 ただ、普通盛りだとソバの量が多いようで、残りは私が美味しくいただきますが、色が透明だけどしっかりとカレー的スパイス感のあるツユは、ほんと、こちらならではですね。

 というわけで、今回もどれも美味しくいただいたのですが、以前は大盛り+家人の残りを普通にいただけた私の胃も、最近では中盛り+家人の残りでベルトを緩めたいほどパンパンになってしまうのが悲しいところ。(「加齢」ってヤツで、こればっかりは仕方が無いんですけどね。)
 ごちそうさまでした。

令和5年4月訪問

栃木県塩谷郡塩谷町 農村レストラン 尚仁 (うわだいらパーキング ふれあいの里しおや内)

 この日は午前中、ちょいとさくら市に用事があったので、週末のバイク転がしを兼ねてひとっ走り。で、その帰り道にお隣の塩谷町を通ったのですが、お昼ちょい前だったし、せっかくなので久しぶりにこちらのお店に寄らせていただくことに。

 バイクを停めお店に入り、前回も座ったカウンター席へ。早速注文ですが、この日はどんよりとした花曇りで4月にしては風が冷たく、身体が冷えていたので、温かい天ぷらそばをお願いしました。

【天ぷらそば(温) 900円】
天ぷらそば(温) 900円

 注文から程なくして登場した、その天ぷらそば。登場時、上に載った天ぷら×2の迫力に一瞬たじろいだというか。壁に掛けられた日替わりメニューのホワイトボードには「天ぷら \250 玉ねぎのかき揚 つるな」と書かれていましたが、こちらの天ぷらそばは、それがそのまま載るんですね。
 で、まずはツユからいきたいところですが、その天ぷらをどうにかしないと先に進めなそうだったのと、衣がしなしなになる前に味わっておきたかったので、とりあえず「つるな」の方からいってみると、思ったのと違う味。じつは間抜けなことに、ツルナとツルムラサキを勘違いしていて、「あれ?思った以上に葉っぱの食べ応えがあるな。あれ?ヌメリが無いな。」と思って食べたという。で、帰ってから調べると別の野菜であることがわかったという。(ツルムラサキといいつつ、茎が緑色のもあるからややこしいというか。)一方かき揚げは、タマネギがメインの、当地ではスタンダードなもの。どちらも衣がサクっというよりもパカっとクリスピー。天ぷら専門店的なというよりは、家庭的な食感ですが、後述するソバには、この方が合うと思います。
 また、ソバは手打ちとのことですが、温かい「かけ」でいただいても、だらしなさは一切無く、そば粉の密度感がある歯応えそして味わい。また、太めに切られていますが、味わい自体はわりと上品です。
 そしてツユは、出汁感控えめ、濃口醤油強め、甘さ控えめと言うバランス。気取らない味わいが、そばや天ぷらと良く合っています。

 というわけで、美味しくいただいて、身体も温まりました。
 ごちそうさまです。

令和5年4月訪問

福島県福島市 そば処 丸松 S-PAL福島店 (JR福島駅東口 S-PAL福島内)

 年度替わりのこの日。青春18きっぷが1日分残っていたので、それを使って福島方面に。
 それでその途中にいただいたのが、JRと福島交通、そして阿武隈急行福島駅の東口にある駅ビル、S-PAL福島の1階に入ったこちらのお店。店名の「丸松(まるまつ)」と聞くと、リーズナブルな和食系のファミレスを想像したのですが、同じ会社でやっていたんですね。

 午前10時の開店と同時にお店に入ると、その後も続けてお客さんが。結構盛況な様子です。
 席に案内されると、早速注文となるのですが、このお店はいわゆる駅そばとは違うと思いつつも、駅そばでの個人的定番、天玉そばをオーダー。それとこの日は朝食抜きでは大変お腹が空いていたこともあり、季節限定っぽい釜あげ桜えびごはんも一緒に。
 すると、それほど待たずに登場しました。

【天玉(そば) 880円】
天玉(そば) 880円

 で、まずは天玉そばから。
 ツユからは出汁の香りが良い感じに漂ってきていたのですが、一口啜れば、香りどおりの出汁感と、しっかり目の味付けが良いですね。東日本的味わいながら、濃口醤油がそれほど濃くないのが万人向けというか、ファミレス的味の方向性かな、などと思ってみたりして。
 またソバは、蕎麦の香りがちゃんと感じられ、食感はシャッキリしっかり。温かいツユに浸かっていてもこれだから、冷たいソバだとどうなるか興味あります。
 そして2尾入る海老天は、ツユに浸かっているものの揚げたてのよう。エビの身もプリッとしています。また、玉子は生玉子では無く温泉玉子ですが、その方がツユに影響は無いですね。(でも、生玉子を崩した時の味変も捨てがたいのですが。)

【釜あげ桜えびごはん 320円】
釜あげ桜えびごはん 320円

 こちらは、炊き込みご飯の上に、釜揚げの桜海老と白ごま、あしらいの三つ葉が載っています。
 で、ご飯の味加減が丁度良いというか、そばやうどんと一緒にいただくにはぴったり。甘みのある桜海老のピンク色で、何とも春らしい気分になりますね。

 というわけで。どれも美味しくいただきましたが、これでまた、以前いただいた西口の駅ビルにあるお店や新幹線改札内のお店と合わせ、福島駅でそばをいただく選択肢というか、嬉しい悩みがまたひとつ増えましたね。
 ごちそうさまです。

令和5年4月訪問

長野県松本市 駅そば 榑木川 松本駅店 (JR松本駅 0・1番線ホーム)

 長野県にある松本駅は、新宿から中央東線を走ってくる特急あずさ、名古屋から中央西線を走ってくる特急しなのが乗り入れるので、中央本線の駅というイメージがありますが、前の記事で駅そばをいただいた塩尻駅から松本駅を経て長野駅までが、篠ノ井線という別の路線になっているんですよね。
 と、どうでもいい話で始まりましたが、塩尻駅からそれほど離れていない松本駅にも駅そばがあるとというか、一度は無くなってしまったものの別の業者さんが復活させたという話を聞き、これは是非ともいただいておかないとというわけで。
 ちなみに、令和2年に閉店したお店は大糸線とアルピコ交通上高地線の列車が発着する6・7番線ホームにあったそうですが、令和3年に開店したお店は篠ノ井線の列車が発着する0・1番線ホームとなっています。
 また、店名の榑木川(くれきがわ)とは、松本のシンボルである梓川のいにしえの名称で、上流で伐採された木材、それを「榑木」と言うそうですが、松本城やその城下町の建設のために梓川を使って頻繁に運んだため、榑木川と呼ばれるようになったとか。

 例によって今回の記事も脱線しまくりですが、さすがは開店からまだ約2年だけあって、内外ともお店はきれい。券売機もイマドキのもので、タッチパネルのディスプレイに、商品写真が表示されています。それにしても、先程立ち寄った塩尻駅同様こちらのお店もメニューが豊富で、天ぷらはかき揚げと海老天の2種類あるし、それ以外もコロッケ、カレー、きつね、月見(生玉子)、山菜、きのこ、鴨肉、とろろ、鹿肉きのこ、安曇野産葉わさび、野沢菜わさび昆布と、先程立ち寄った塩尻駅と同じような名前のものもあるし、ないものもあったり。
 で、迷った時は個人的定番ということで、2食連続ながら、かき揚げ玉子そばの食券を購入。程なくして登場しました。

【かき揚げ玉子そば 640円】
かき揚げ玉子そば 640円

 早速ツユからいってみると、結構しっかりとした出汁感をベースに、濃口醤油の立った東日本的味付けながら、甘みも若干効かせてあり、良いバランスの味わい。
 またソバですが、こちらのお店のことを事前に調べたうえ、期待と共にお伺いしてみて、一見すると冷凍っぽい麺を湯がきだしたところを見て正直「えっ?!」と思ったのですが、大変申し訳ありませんでした。一口啜れば、そんな懸念を吹き飛ばすというか、八割そばだけあって香りがとても良く、食感も自然。これまでこの手のお店でいただいた中では、出色の出来かと。
 そしてかき揚げは、先程塩尻駅でいただいたものと、とても良く似ているように感じましたが、故に野菜中心のタネにツユには溶けないけど馴染みの良い衣が、また。生玉子との相性も、ツユの味と相まって素晴らしいです。

 というわけで、とても美味しくいただき、満足させてもらいました。ここも塩尻駅同様、簡単に来られる場所じゃありませんが、是非また再訪したいですね。
 ごちそうさまです。

令和5年3月訪問

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栃木県のちょいと北の方に住んでいるアラフィフのオッサン。
ラーメン・そば・うどんなどの食べ歩き、乗り鉄、競馬の旅打ち、モータースポーツ観戦、PC自作など嗜んでいます。

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