たひお備忘録

趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

栃木県那須塩原市 麺 みの作 本店

 とある平日の午前中。この日は用足しで休暇を取ったものの、予定がいろいろと狂って朝から何も食べずにもう昼前、という状況。国道4号をクルマで走りながら、あまり遠出もしたくないのでそろそろお昼食べるお店を決めてしまおうかと家人と話していたところ、こちらのお店が。しかも、お店に近い方の駐車場も1台だけ空きがあったので、すぐさまそこにクルマをいれました。

 入店すると、2人がけのテーブル席が空いていたので着席。それで今回の注文は何にしようかなと、卓上のPOPやお品書きを見て悩むこと少々。駐車場に大量に立っていた幟旗でアピールしていた胡麻味噌つけ麺が気になったものの、卓上のPOPに「今月の賄い鉄板焼き飯 一口食べたら止まらない」などと書かれていた黒肉あぶら鉄板焼き飯もたいそう気になるし、でもつけ麺は1.5玉だから両方食べると明らかに食べ過ぎだし、最後まで美味しく完食できるかわからないしと、色々な思いが頭をよぎったものの、最後は「えーい!」と欲望に忠実に従い両方頼んでしまいました。(それと家人のラーメンも。)

【胡麻味噌つけ麺 880円】
胡麻味噌つけ麺 880円

 そんなわけで、まずは胡麻味噌つけ麺から。
 まずは、中太の縮れ麺を、白ネギと生ニラの散らされたつけ汁に浸けようとすると、トププっともったりした抵抗感。物理的な濃度という意味では相当濃いようですが、つけ汁が飛び散らないように気を付けつつ口に入れれば、これは!
 つけ汁の味は、名前のとおり胡麻味噌味ですが、どちらかが勝つのではなく、良いバランスで調和。ベースは豚骨スープも入っているのでしょうか?ゴマや味噌以外のこってりした旨味もあって、味の濃さも濃すぎず。ほんと、つけ麺のつけ汁として、いい塩梅です。
 また麺は、こちらのお店のラーメンに使うものと一緒でしょうか。若干モシャっとしたドライ感はあるものの、シコっとした弾力もあり、麺自体の味もしっかり。それと縮れているのでつけ汁がよく絡みます。
 具は、ホロトロっとしたバラチャーシューと、柔らかいメンマ、そして海苔が思いの外たっぷり付いてきたのが嬉しいところ。つけ麺の具としても、もちろん合いますが、後述する鉄板焼き飯をいただく際にも重宝。
 あと、POPに書かれていた黒酢での味変も、様子見しつつ加えれば、味にいい感じの引っかかりができて、これも。最後はスープ割りもできますが、頼んで出てきたのは白濁した豚骨スープ。元々のつけ汁にコッテリ感があるので、最後までその方向で押されるという感じですね。
 そんなわけで、個人的に、味噌味のつけ麺で、「これは」と唸った回数は少ないのですが、今回は十分唸らせてもらいました。また味見した(というかさせた)家人も、「次はこれをいただく」と。

【黒肉あぶら鉄板焼き飯セット 363円】
黒肉あぶら鉄板焼き飯セット 363円

 こちらのお店(というかラーメン天華グループ)ではお馴染みの鉄板焼き飯ですが、これは初めてお目にかかるタイプ。口に入れれば、背脂と刻みニンニク、ネギとタレが合わさった香りが口の中に広がり、その匂いだけで、もう。タレの味加減も申し分なく、ジャンクな味わいがたまりませんね。
 ですが、やはり背脂がかなりコッテリというか、食べてる途中、器の底には、熱で液体となった豚の脂がうっすら溜まります。
 あと今回、変に焦って混ぜるタイモングが遅くなってしまったものの、逆にそれが功を奏したというか、ハード目のおこげが加わったことにより、カリカリパリパリした食感の部分が増え、油っこさを中和まで行きませんが、それと良く合いました。

【きれこく味噌麺 713円 + バター 88円】
きれこく味噌麺 713円 + バター 88円

 こちらは、家人がいただいた品。
 きれこくの「きれ」の部分をバタートッピングで積極的に殺していくスタイルですが、味的には鉄板というか、「美味しい」と言いつついただいていました。

 というわけで、どれも美味しくいただいて、質的にも量的にも大変満足。で、この日は、このところ日課にしている朝のウォーキングに加え、帰宅後も歩いたものの(それでも戴いた分のカロリーは消費しきれていないけど)、その甲斐ある無茶食いになったかなぁ、と。
 ごちそうさまでした。

令和4年8月訪問

栃木県さくら市 中華そば みやこ家

 この記事が公開されるのは11月3日の予定ですが、中の人の日付では8月下旬のこと。先月(7月)お伺いした、さくら市のみやこ家で冷し中華をいただいた際に気になったけど次回以降に回したシビレ冷やし中華という品があったのですが、今回はそれをいただくべく、改めてお伺いしました。

 平日のお昼時でしたが、この日は駐車場から空いていて一安心。すんなりクルマを停め、店内に入り、1つおきに空いていたカウンター席に案内されたものの、あとから続々とお客さんが入ってきて、程なくして待っている人も出ましたが。
 で、席に着いたらすぐに当該メニューを注文。選べる味付けは醤油ではなくごまだれにしてみました。また、POPの「シビレ冷し中華あります!」のところにはには「S・M・L 選んでください」と書かれていたので、多分、シビレの強さのことだと思い、とりあえずLでお願い。身体のサイズのことだったら5Lくらいじゃないと足らないのですが。

【シビレ冷し中華(L) ごまだれ 980円】
シビレ冷し中華(L) ごまだれ 980円

 注文から、それほど待たずに登場したシビレ冷やし中華のL。パっと見、シビレ要素が見当たらないなと思ってしまったのですが、てっぺんのネギをどけたところ、茶色っぽいスパイスが麺の上にたっぷりと掛かっていました。
 スパイスの量的にそのままじゃヤバいかもと思い、まずはスパイスと、麺とごまだれをよく混ぜてからいってみたところ、これが!!最初は適度な濃度と若干甘みの立ったバランスの良い味付けのごまだれに隠れていますが、程なくして口に強烈な辛味が。しかも山椒的シビレる辛さよりも、唐辛子的シャープな辛味が強く感じます。また、単純に辛いだけではなく、その奥には複雑なスパイシーさもあって、これは良いですね。ただ、辛いものは好きな方とは言え、最近、歳のせいかいわゆる激辛なものが厳しくなってきた自分には、数口いただく頃には汗だくでヒーコラ言っていましたが。(それでも、ひと口、またひと口と食べ進ませる魅力はあります。)
 また麺は、前回同様スクエアな断面で縮れの入った太めのもの。前回も感じたのですが、こちらはつけ麺が主力商品だけあって、茹でてから冷たく締めた麺の扱いが上手というか、太くても弾力ある噛みごたえはお見事。(お店によっては、冷たい麺にすると妙に硬質な歯応えになるところがあるんですよね。)もっとも今回は、麺に辛いスパイスがしっかりと付いているので、あまり味わっていると口の中に辛みが蓄積してきますが。
 それと具も、前回同様、細切りのハムとキュウリ、スライスしたトマト、錦糸卵、刻み海苔、笹切りのネギ、そしてワカメに中華クラゲ。ちなみに今回のワカメはしっかりと戻っていました。

 というわけで、さすがはLだけあって辛かったものの、美味しくいただいて満足でございます。ただ、美味しかったとは言っても、辛さは味わえるギリギリくらいだったので、次はMにしてしっかりと味わってみたくもありました。
 ごちそうさまです。

令和4年7月訪問

栃木県宇都宮市 ラーメン 山岡家 宇都宮テクノポリスセンター店

 鶴田店亡き後、隣にバイク用品店もあることから個人的には「山」(山岡家の個人的愛称)のファーストチョイスとなりつつあるこちらのお店。この日も、そのバイク用品店で買うものがあったので、ついでに家人と共にお伺いしました。

【辛味噌ネギラーメン(大辛) 930円 + 味付玉子 120円】
辛味噌ネギラーメン 930円 + 味付玉子 120円
【半ライス 130円】
半ライス 130円

 それで今回は、山岡家での個人的定番のひとつ、辛味噌ネギを激辛では無く大辛(このところの体調を鑑みて、激辛は家人からストップが掛かった。)、味玉トッピング+半ライスで。注文時、味の濃さ等は全部普通でお願いしました。
 で、登場したら早速スープからいってみたところ、大辛ならではの適度な辛味。前回、家人がいただいた中辛を味見した時、中辛にしては辛目かなと思ったのですが、大辛は丁度良く感じました。もっとも、個人的には標準が激辛で、そんな人が適度と思うのだから、ひょっとしたら辛目かもしれませんが。(これは是非体調を整えて、激辛に挑戦しないとなぁ。)そしてそれと共に、結構なしょっぱみが。前回、リニューアル後に初めてお伺いした時もひょっとしたらと思った(でも確証が無かったので、記事には書かなかった)のですが、ここは味普通で頼むと、個人的な感覚ではちと濃いかも。これはこれで嫌いじゃないものの、次は味薄めで頼んでみようと思います。(ただ、味薄めにすると極端に薄くするお店もあったので、難しいところなんですが。)
 他は、慣れ親しんだ辛味噌ネギと同じというか、まず卓上のおろしニンニクをレンゲにとってスープで溶き、それを全体的に振り掛けたあとで諸々いただきますが、あまり欲張って口に入れない方が美味しく感じる太ストレート麺、甘みのあるコロチャー、そして何より、ラーメンにも半ライスにも合うネギ、あと黄身の固まり具合や味加減など申し分ない追加の味玉など。
 ちなみに半ライスは、最初ネギを載せ海苔、そしてそこに味玉やコロチャーを巻いたりしつつ、最後は汁かけ飯でフィニッシュしました。

【特製味噌ネギラーメン 930円】
特製味噌ネギラーメン 930円

 こちらは、家人がいただいた品。
 で、写真を撮らせて貰ったときに気が付いたのですが、特味噌なのに、スープが赤いというか、表面に結構な密度で唐辛子が浮いているのが見て取れました。
 特味噌自体、唐辛子が入っているのは承知していましたが、いただいた家人によると、「特味噌なのに辛い、そして味が濃い。」とのこと。個人的には、辛さ、味の濃さ共に強くても、それはそれでお店や作り手の個性だし、先述のとおり嫌いじゃ無いんですが、バッチリ好みの味に持って行くという意味では、やっぱり味薄めコールを試さないといけないかもしれませんね。

 というわけで、美味しくいただいたのですが、次回に向けて、宿題が出来た今回ではありました。
 ごちそうさまです。

令和4年8月訪問

栃木県宇都宮市 仙台蔵出しみそラーメン 髙なべ 下岡本店

 カレンダー上は平日だけど、世間的にはお盆休みに入っていたこの日。こちらは仕事の合間に、久しぶりの髙なべさんへ。
 というのも、夏に入ってからお店のまわりに多数出されていた「冷やしらーめん」という幟旗が気になっていたもので。髙なべさんは、メインの味噌ラーメン類は安定の味わいですが、期間限定やその日限定メニューはエッジの効いたものが多く、機会があればいただきたいんですけども、県北住みということもあってなかなか思うようにいかないんですよね。で、この日はそれをいただくチャンスをようやく作ることが出来たという。

【冷やしらーめん 960円】
冷やしらーめん 960円

 それでその、冷やしらーめん。
 まずはスープからいってみたところ、出汁は鶏ガラ、鰹、煮干しだそうですが、それぞれの風味や旨味が感じられつつも、どれかが突出するのではなく、実に良いバランス。この品のPOPに書かれたとおりスッキリした味わいだけど、厚みというか深みもありますね。また、醤油が若干効いた味付けはやや濃いめでしょうか。そこに、白ネギ、タマネギ、そしてカイワレといった薬味系の具が味を引き締めています。
 また麺は、細麺のみ選択可。茹でたあと冷たく締められているため硬質な歯応えになっていますが、シコっとした弾力も残っているような。
 それと具は、髙なべさんでお馴染みの厚めに切られた柔らかいチャーシュー、半熟味玉、太メンマ。どれもいい塩梅ですが、加えてチャーシューの気遣いに感心したというか、は一度温めてから載せられているため、冷たいスープに浸かりつつもホロトロっと感が残っていて十分に旨味を堪能できます。

 というわけで、この期間限定メニューも、美味しくいただき、満足でごさいます。
 ごちそうさまでした。

令和4年8月訪問

栃木県宇都宮市 熟成田舎味噌らーめん 幸麺

 この日は、昼過ぎから県庁近くで用事があったので、ちょっと早めに出て近くでお昼を。で、乗ってきた車を駐車場に入れて向かったのが、久しぶりとなるこちらのお店。車を運転している時は、「初めてお伺いした時にいただいた味噌チゲラーメンをもう一度いただいてみたいな」などと思っていました。
 ですが、暑い中(この記事の公開は10月も下旬ですが、お店にお伺いしたのは8月の半ばです。)歩いてお店に着いた時、1人だったので、待っている人達に先んじて入店することはできたのですが、駐車場からここまで暑さに晒されたあとということもあって、カウンター席に案内されて注文する際、入口付近でPOPが目に入った品に急遽変更した次第。
 それが、初めていただく、冷しざるつけ麺。POPには、醤油味、胡麻味噌味、ネバネバ唐辛子の3種類からお選びくださいと書いてあったのですが、一番ネタ度が高そうなネバネバ唐辛子でお願いしました。

【冷しざるつけ麺(ネバネバ唐辛子) 990円】
冷しざるつけ麺(ネバネバ唐辛子) 990円

 注文から待つこと少し。「つけ汁は1度おかわりができます」との案内と共に登場した冷やしざるつけ麺。早速麺を、そのつけ汁につけようとしますが、名前のとおりトロトロで、なかなか麺が浸りません。
 それでも麺を浸け、啜ってみたところ、これが!
 まず感じたのは、つけ汁から漂う青唐辛子っぽい香り。個人的には、夏をめっちゃ感じる香りです。で、その香りから、辛さを警戒しましたが、辛味はあまり感じられず。ついでにカーっとくるような酸っぱさもないけど、サッパリとした良い味加減。また、トロミの主成分は昆布由来でしょうか?他にも、モロヘイヤ、オクラ、ナメコといったトロミ食材が具として加えられていますが。
 また麺は、ウェーブがかった細麺ですが、ツルシコっとした食感が良いですね。あと、冷たく締めても変に固くなっていないのは流石だなと。
 そして具は、ホロトロチャーシューと良い味加減の半熟味玉半個分が目立ちますが、パリパリ食感の細切りのキュウリと刻み海苔が薬味的相性の良さ。これらによって味が締まります。
 それと付属の唐辛子味噌は、もちろん好相性。つけ汁の味をあまり変えたくなかったので、麺と絡めていただきましたが、辛味とコクが加わって、これが。同様に、麺にかけてみたお酢も、合うには合うけど逆に合い過ぎて、味が決まり過ぎてしまう感も。(余白って大事ですね。)
 あと、気を付けていたつもりでもぞっくりと麺に絡むので結局お替りしたつけ汁は、先程よりもネギとゴマがたっぷり加えられていて、これも良かったです。

【半炒飯セット 250円】
半炒飯セット 250円

 食べ過ぎだとわかっっていても、POPに「ランチタイムのみプラス250円で半炒飯セットにできます」と書かれていたら、頼んでしまうのがこちらの炒飯。
 濃いめの味が逆に良く、炒め加減も文句なしです。

 というわけで、美味しくいただいて、味的にも量的にも満足いたしました。
 ごちそうさまです。

令和4年8月訪問

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栃木県のちょいと北の方に住んでいるアラフィフのオッサン。
ラーメン・そば・うどんなどの食べ歩き、乗り鉄、競馬の旅打ち、モータースポーツ観戦、PC自作など嗜んでいます。

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