たひお備忘録

趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

栃木県宇都宮市 麺栞 みかさ

 この日は少々気が重い仕事が控えており、前日の夜からブルーになっていたのですが、そんな時こそ楽しい事を、ということで、出勤前に朝ラーすることに。それでさくら市から国道293号を西へ進み、徳次郎から日光宇都宮道路の側道を走って東北自動車道宇都宮インターチェンジ近くまで。こちらのお店ですが、朝ラーとは別に個人的に宿題になっていたというか、SNSを通してその美味しそうなラーメンの写真が毎日のように流れてくるので、一度お伺いしてみたかったんです。

 以前、週末のお昼時にお店の前を通りかかった時にはかなり混んでいる感じだったのですが、平日の開店直後はお店の前も静かで落ち着いた感じ。それは入店しても変わらずで、カウンターに着席後、店の奥に掲げられた朝ラー専用とおぼしき黒板のメニューの中から、以下のものをお願いしました。

煮干し正油 550円
煮干し正油 550円

 まず、丼が目の前に置かれると、何とも良い煮干しの香りが。で、早速、澄んだスープからいってみたところ、これがもう。お品書きの黒板には「煮干し100%」と書かれていたのですが、煮干しだけでこれだけ豊かな味わいが出せるんですね。しかも、リッチなんですがやり過ぎ感が出ないくらいの上手い効かせ方で、醤油ベースの味付けも適度に感じます。そして麺は、ややウェーブがかった細めのもので、歯応えや麺自体の味わいはしっかりとしているというか、存在感有りますね。そして具は、メンマが特徴的。ただ戻して煮たでけではなく、味付けに一工夫されている感があって、チャーシューが無い分、これがメインの具となっているような。もちろん他の青菜(肉厚なほうれん草でした)や海苔、ネギなどといった具材も良く、それぞれがラーメンを形作る重要なパーツとなっているようです。

卵黄ごはん 150円
卵黄ごはん 150円

 こちらは、いっしょにいただいた品。卵の黄身を醤油ダレ?に漬け込んであるようで、その味が付くと共に、卵黄の水分が抜け旨味が凝縮されているような。醤油も一緒に出して貰ったのですが、かけずとも全く問題なかったです。

 というわけで、どちらもとても美味しくいただいたのですが、朝ラーは他にも濃厚鶏白や鶏+豚のものもあり、また、昼間のレギュラーメニューもいただいてみたいので、こちらのお店も、また近いうちにお伺いしたいですね。ごちそうさまでした。

平成30年3月訪問

栃木県芳賀郡芳賀町 麺らいけん

 ちょっと間が空きましたが、この日も朝ラー活動ということで、土曜日の早朝、国道4号を南下。さくら市長久保から広域農道グリーンラインに入り、栃木県道181号上高根沢氏家線、栃木県道64号宇都宮向田線、栃木県道156号石末真岡線、国道123号と走ってお店に到着。自宅を出たのが予定より遅くなってしまったお陰でお店に着いたのは午前7時半頃と、開店から30分程経ってしまっていたのですが、駐車場の空きは僅かで、店内も満席。故に入口の所の待合室でちょっと待ってからの入店となりました。

 それで入店してカウンターに座れば早速注文なのですが、今回はラーメンがベジらぁ麺となるBセットの、ご飯をデフォルトのらいめしから日替わりのとろろごはんに変更。加えて、トッピングに那須御養卵使用味玉子(半)と焼豚を追加してみました。で、待つこと暫しで登場したのですが、以前、もんみやで見た写真ではなかったメンマが載っていたので一瞬?となり、またトッピングは別皿で提供かなと思ったら、同時に注文したお隣さんと具が交換こされてしまったようで。ですがすぐにお店の方から謝っていただき、トッピングも程なく出てきたので全く問題ないというか、逆にメンマがいただけるのでラッキーです。

朝らぁ定食B(ベジらぁ麺+日替わりごはん(とろろめし)に変更) 750円 + 那須御養卵使用味玉子(半) 50円 + 焼豚 200円 ※メンマはサービス
朝らぁ定食Bのベジらぁ麺(単品700円)
朝らぁ定食Bのとろろめし(単品150円)那須御養卵使用味玉子(半)(50円)と焼豚(200円)

 それでこのベジらぁ麺。中心に載っているのはトマトソースなのですが、まずはそれを混ぜずにスープをいってみたところ、鯛+鯖+鯵ベースの旨味ある出汁は先日いただいた朝らぁ麺と共通なれど、それよりも何か香ばしいというか。で、よく見るとスープ表面に朝らぁ麺をいただいた時には記憶にない白や黒っぽい細かい粒々が浮いているのですが、表面に掛かる香味油が違うんですかね。そして次に、トマトソースを混ぜながらいただいたのですが、トマトソースが結構鮮烈というか、トマトの酸味と、トマトを含む他の野菜の甘味がぱっと広がって、キャラクターが変わります。朝らぁ麺は、寝惚けた身体にスっと入ってくるような味わいが印象的だったのですが、こちらはトマトのお陰でいただくとパっと目が覚める感じがして、これはこれでとても朝食に相応しく感じますね。またそれに合わせる細麺は、前回いただいた時同様、それほどキャラクターは強くないものの、トマト味にも合いますし、具のモヤシと一緒にいただくと食感のコントラストが良いです。それと追加の具ですが、焼き豚は表面が香ばしく中はホロっと柔らかく、味玉は黄身の具合が丁度良く、あとサービスになったメンマも良い戻し加減。どれも塩ベースの味付けですが、これがまた良い塩梅ですね。

 そして日替わりごはんのとろろめし。これも塩味というのが麺らいけんさんらしいのですが、しっかりと出汁(ラーメンのスープ?)も効いててこれもまた良いですねぇ。

 というわけで、どれも美味しくいただきました。ごちそうさまです。

平成30年3月訪問

東京都足立区 西新井らーめん (東武鉄道西新井駅 3・4番線ホーム)

 前の記事で東武鉄道の立ち食いそばのことを書いたのですが、個人的に東武鉄道の立ち食いといえば、ラーメンのほうが先に知っていたというか。というのも、かつてはJRとの乗換駅である久喜駅にもそのお店があり、何時かいただこうと思っているうちに閉店してしまった、ということがあったもので。それで今回改めて調べてみたところ、立ち食いラーメンがあるのは、西新井駅(伊勢崎線下りホーム)と春日部駅(野田線ホーム)の2駅だけになってしまったようです。

 というわけで今回、思うところあって東武鉄道のとある列車やいくつかの路線に乗ろうと日帰りで上京した際に、そのどちらかでいただこうと思っていたのですが、今回は西新井駅に決定。(確認できていないのですが)お店は、昭和44年(1969年)オープンと、50年近い歴史があるそうですね。

 西新井駅から出ている今回のお目当ての1つ、東武鉄道大師線に乗った後、東武スカイツリーライン(伊勢崎線)の下り線ホームに移動。改札階への跨線橋下にそのお店はありました。注文は食券制で、店頭の券売機で購入するのですが、見たところラーメン(醤油味)とカレーライスがメインで、あとはワンタンメンやチャーシューメンなど具材でバリエーションを持たせたもの、という感じ。そしてカレーライスのルーを掛けると思われるカレーラーメンもありました。

ラーメン 450円
ラーメン 450円

 ですがいただいたのは、最もシンプル(ちなみに以前あった「かけラーメン」は現在メニュー落ちのようです。)のラーメンを。で、食券提出後、お姉さん2人でテキパキと作ってあっという間に完成。早速スープからいってみたところ、丼に注ぐ際に見た時はやや黄金色がかった出汁は、鶏ガラベースでしょうか?旨味はそれほど効かされていませんが、しっかりと効かされた醤油ダレと相まって、何とも懐かしい「中華そば」っぽい味わいが良いですね。また麺は、手揉みされたようなウェーブがかった細めの物で、コリっとした歯応えを残す固めの茹で加減がまた。そして具のチャーシューは、昔っぽいラーメンにありがちなクセの強いものでは無く、これならチャーシュー麺でも美味しくいただけそう。あとメンマもプレーンというか、発酵風味の強くない食べやすいタイプのものでした。

 というわけで、美味しくいただいたのですが、それにしてもこれが1杯450円(ちなみに大盛りは100円増し。)って、ものすごいバーゲンプライスに感じますね。それに加えて駅のホームでいただくというシチュエーションも良く、たとえばこれがもしJRの宇都宮駅にあったなら、駅を利用する度にいただいたのは間違いが無いところかと。なかなか気軽に来られるところでは無いのですが、ここも、また何時かお伺いしたお店となりました。ごちそうさまです。

平成30年3月訪問

福島県白河市 とら食堂

 この日は平日だったのですが、家人と白河の超が付く有名店であるこちらのお店まで。ちなみに、お伺いするのはこれで3回目なのですが、前回お伺いしたのは、もう8年も前なんですね。(そりゃ、歳取るわけだよなぁ。)

 で、開店(午前11時)の20分くらい前に到着したところ、駐車場には開店待ちしているクルマが1台。私たちもクルマを停め、入口に置いてある順番待ちの名簿に記名したのですが、さすがに平日はそれほど混まないのかなと思っていたところ、その後続々とクルマがやってきて、開店直前には結構な数の人が店頭で開店待ちをするように。やがて開店時間になり、名簿の記入順に案内されて店内へと入りました。

焼豚ワンタン麺 1070円 + 大盛 180円 + 半熟煮玉子 100円
焼豚ワンタン麺 1070円 + 大盛 180円 + 半熟煮玉子 100円

 それで今回いただいたのは、「全部入り」となるこちらの品。しかも、後悔がないよう珍しく大盛りでお願いしました。で、登場してまずはスープからいってみたところ、鶏の出汁感は必要充分で、そこに醤油がキリっと効いた、シャープでキレがある印象です。また、手打ちの麺はやや細めでしょうか。これが今回最大のヒットというか、とても滑らかな口当たりが印象的で、いくらでも啜りたいですね。(大盛りにして良かった!)そして具のワンタンは、白河のものにしては餡が大きめで存在感あり。チャーシューは適度に香ばしく、部位ごとに違う味わいが感じられます。あと、味玉はしっかりした醤油の風味があるけど、味付けはいい塩梅。それと、卓上には白、黒、テーブルコショーと、3種類のコショウが置かれていたのですが、個人的にはテーブルコショーが一番合うように感じました。加えて、これも卓上に置いてあった刻み玉ネギも合いますね。

手打中華そば 680円
手打中華そば 680円

 こちらは、家人がいただいた品。それで実はこちらのお店。家人が長年探していたお店だったそうで。というのも以前、とても印象に残った白河ラーメンを食べたお店が思い出せずにいたそうなのですが、今回お店にお伺いして、更にこちらの品をいただいて、それがとら食堂だったと確信したとのことで。

 というわけで、家人共々大変美味しくいただき、満足いたしました。家人か探していたお店だったということも判ったので、次は8年も置かずにお伺いしたいと思います。ごちそうさまでした。

平成30年3月訪問

栃木県大田原市 横浜家系ラーメン 喜多見家 大田原店

 (平成30年)1月28日の日曜日をもって、店舗リニューアルのための小休止に入ったこちらのお店(その前日にお伺いした時の記事はこちら)なのですが、2月26日の日曜日に、そのリニューアル後、初めてお伺いする事が出来ました。

 それでお店には開店直後に到着したところ、お店の外観についてはパっと見、あまり変化は無いような。それは入店して食券を買おうと券売機に相まみえても同じで、更には元気の良い店員さんの接客や、席の周りに貼られたカスタマイズ方法のPOP等もそう感じたのですが、食券を渡す際、味の濃さ、油の量、麺の固さ共に、麺を太麺にするか細麺にするかを訊かれた時、ようやく以前との違いを感じました。

味玉ラーメン 800円
味玉ラーメン 800円
ライス 100円
ライス 100円

 ですが、前との違いを一番感じたのは、ラーメンが登場した後。今回も以前同様「味濃いめ」でお願いしたのですが、まず見た目からして微妙に白っぽいのに加え、表面に明確な油の層がありません!それでまずは、コショウもニンニクも入れずにスープからいってみたところ、ものすごくクリーミー。家系のスープといえば、豚骨を炊き出したベースに、表面には鶏油の層というのが一般的だと思うのですが、リニューアル後のこちらのは、ベースと鶏油が一体化したかのような口当たりと味わいで、正直、かなり驚いたというか。そして麺は、折角なので細麺にしてみたのですが、極細と言うよりも中細と言った方が良い太さ。また固さは普通でお願いしたのですが、麺が細くなった分、歯応えが若干弱くなる気がしたので、個人的には固めの方が好みかもしれません。それにしても、このスープと麺の組み合わせは、以前の全く別のラーメンをいただいている様に思えたというか、コショウやニンニクや玉ネギでカスタマイズしても、その印象は変わりませんでした。

ラーメン 700円 + ほうれん草増し(たくさん) 100円
ラーメン 700円 + ほうれん草増し(たくさん) 100円

 こちらは、同行の家人がいただいた品。私のと違って油少なめですが、私のと色合いが違うのは、主に写真の写り方が原因かと。で、家人も以前との味の違いに驚いていました。

 というわけで、リニューアル後の初訪問だったのですが、リニューアルって、店舗ではなくラーメンの方だったんですね。ごちそうさまでした。

平成30年2月訪問

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栃木県のちょいと北の方に住んでいるアラフィフのオッサン。
ラーメン・そば・うどんなどの食べ歩き、乗り鉄、競馬の旅打ち、モータースポーツ観戦、PC自作など嗜んでいます。

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