たひお備忘録

趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

栃木県宇都宮市 担々麺 貴光

 最近わけあって、宇都宮の西川田周辺に、家人共々用足しに来る機会が増えているのですが、この日は個人的に別の用事もあったので、週末に伺っていたこれまでとは違い、休みを取った平日に。
 で、ついでのお昼はもちろん、前回の用足しに続いてこちらのお店。だって、こちらで平日限定の品がいただけるチャンスなんですもの。

【麻婆担々麺(汁なし) 900円 + 半ライス(平日ランチタイムサービス)】
麻婆担々麺(汁なし) 900円 + 半ライス(平日ランチタイムサービス)

 それがこの、麻婆担々麺。汁なしと汁ありが有りますが、私は汁なしを、平日ランチタイムサービスの半ライスと共に注文しました。
 で、見た目的には、麺の上に麻婆豆腐という感じですが、とりあえず麺と麻婆豆腐を混ぜてからいってみれば、これが、もう。
 まず味わい的には、コクのある麻婆豆腐という感じだけど、担々麺のタレも入っているのでしょうか?塩気や辛味だけではない、甘みもある、単純ではない味わい。旨く表現できないのがもどかしいのですが、ほんと、良い感じの味わいです。
 それが絡む麺は、モっチモチで噛み応えのあるタイプ。麻婆との相性も良い感じです。
 また、薬味のネギのフレッシュ感や、ぱらりと掛けられた山椒(花椒?)の香りや痺れも良い感じ。更には、卓上の辛味噌も、辛味だけではないプラスαが。
 最後は、半ライスを投入して余すところなくいただきますが、もちろん、ご飯と合わないわけがないというか。

【麻婆担々麺(汁あり) 900円】
麻婆担々麺(汁あり) 900円

 こちらは家人がいただいた、汁ありの方。
 例によって味見させて貰いましたが、ゴマ+麻婆って、旨さの力業(ちからわざ)というか、美味しい+美味しい=もっと美味しいを地で行くというか。
 そしてこちらもご飯が合います(残しておいた半ライスに掛けた)が、力業が過ぎて逆に釈然としない感も。

 というわけで、どちらも美味しくいただいたのですが、これは次回から、このあたりに用足しに来るのを、平日にしなくてはならないかも。そう思うくらい、また食べたくなりました。ごちそうさまです。

令和7年1月訪問

栃木県大田原市 讃岐釜揚げうどん 丸亀製麺 大田原店

 令和7年1月も終わりに近づいた日曜日の昼。外食が必要だったので、何となくこちらのお店へ。
 それでこの日は、カレーや天ぷらうどんという気分でもなかったので、何となく、期間限定の鴨葱うどんを注文。注文後、鴨肉と焼いたネギを、小鍋で煮る都度調理の品。丸亀製麺にはこの品を含めて、都度調理の品がままありますが、会計までの短い間に出てくるオペレーションは、やっぱり凄いよなぁ、と感心してしまいます。

【鴨ねぎうどん(並) 980円】
鴨ねぎうどん(並) 980円

 で、会計を済ませ、あいている席に移動して、まずはツユからいってみると、これがなかなか。調理の際に煮立たせる所為か、節系の出汁感は控え目になりますが、替わりに鴨肉と焼きネギの風味・旨味がしっかり加わっています。また醤油っ気や塩気、そしてやや効かされた甘みは万人向けながら、それらの濃さも十分ですね。
 そして店内製麺されるウドンは、滑らかな口当たりに、強めの噛み応えはありつつも、ツルッとした喉越し。ブレることもたまにありますが、今回のは申し分ないです。
 あと具の鴨肉は、噛み応えがあってボリューミーに感じます。焼きネギも良いですね。ただ、添えられた柚の皮は、あまり香りがしなかったのがちょっとだけ残念。(冷凍?)

 というわけで、美味しくいただいたのですが、野暮を承知で書かせと貰うと、個人的に丸亀製麺って、素直に好きだと言えないというか。
 だって、兵庫県加古川市が発祥のお店なのに「丸亀」だし、2000年代に雨後の筍のごとく出店しまくったお陰で各地の名も無いローカルなうどんがなくなっていくような気がするし。でも、香川県内で作った製麺機を使ったこのクオリティのウドンがいつでも食べられ、ツユや今日は頼まなかったけど天ぷらも店内調理だし。あー、なんか釈然としないというか。
 けど、それでもまた、モヤモヤしつつもお伺いするんだろうな、と。ごちそうさまでした。

令和7年1月訪問

栃木県宇都宮市 自然派ラーメン 花の季

 先日、職場での雑談中、たまたまこちらのお店の話が出た時、「そういえば、暫く花の季さんにお伺いしていないなぁ」と。で、思った途端、無性に食べたるのが人の性(さが)というもので、次の日は土曜日で休みだったこともあり、家人を伴ってお伺い。
 それで開店前に到着し、クルマを降りたところ、「日光赤おろち」の看板が。
 前日の話の途中から、お店の看板メニューであるバカうまラーメンが脳裏にちらついていたものの、今回を逃すと赤おろちに逃げられてしまうと思い、今回はそちらをいただくことら。っていうか、バカうまラーメンは、家人がいただくので、それを味見させて貰えば良いかなぁ、と。
 そうこうしているうちに暖簾が出され、点灯の順番待ち名簿に記入した順に入店。今回も気持ちの良い接客で迎えられ、カウンターにご案内。先述のラーメン2品の他、個人的にはこちらのお店のちょっとした楽しみである、季節の野菜メニューを注文しました。

【たくあん(サービス)】
たくあん(サービス)
【ごま和え 360円】
ごま和え 360円
【ラーメン屋のおでん 420円】
ラーメン屋のおでん 420円
【鶏ごぼう 400円】
鶏ごぼう 400円

 その後、まず登場したのが、サービスのたくあんと、季節の野菜メニューたち。ちなみに、この日の野菜メニューは3品がお品書きに書いてあったのですが、家人と分けて食べるため、3品とも頼んでしまったという。
 で、まずは、サービス品の、いつもの大根の甘酢漬けではない、たくあんから。これがいきなりですが、もう!色々あって、ここ暫くの間、たくあんと言えば、外食の際などに添えられた、糖しぼりのたくあんしか食べていなかったので、この、昔ながら(もっとも、糖しぼりも、わりと昔からありますが)のスパルタンな味わいと歯応えがたまらないというか。パラっと振られた七味も、糖しぼりのたくあんには合わないけど、これだと風味を一層良くしてくれます。
 また、たくあんもそうですが、季節の野菜メニューは、どれも自家製野菜の旨さが堪能できるというか。ごま和えは旬のホウレン草自体の味が濃く、おでんは適度な繊維感のあるしっかりした大根に味が染みまくり。鶏ごぼうも、鶏の旨味とコク、そして唐辛子の程よい辛味ががゴボウの野趣を引き立てて、どれもたまらない味わい。花の季さんって、ラーメンはもとより、こういうちょっとした「料理」も、素晴らしいですねぇ。

【日光赤おろち 1,300円】
日光赤おろち 1,300円

 それら野菜を堪能していると、メインのラーメンが登場。
 私の赤おろちは、丼を目の前に置かれただけで、日光赤唐辛子の食欲をそそる香りが鼻腔をくすぐるというか。
 で、早速スープからいってみると、これが、また!コクと適度なコッテリ感のあるベースに、大豆がゴロゴロ入った自家製の味噌の豊かな発酵味。そしてそこに、日光赤唐辛子の香りと、この時点ではちょい辛程度の辛味。あと、具材からの炒めたような風味・旨味や、散らされたゴマと青みと白い部分を両方使ったネギの食感を含めたアクセントなど、情報量が多いにもかかわらず、仕立ての良いジェントルかつマイルドな味わいが。
 ですがここに、てっぺんに乗った「おろち玉」を溶き入れれば、唐辛子の香りと辛味が鮮烈に変化!塩気も足されるのか味わいもシャープになって、これが何ともたまらないというか。
 と、スープに気を取られていると、麺の主張もしっかりしていること気が付かされます。看板メニューのバカうまや名物のタンメンのとも違う太縮れ麺は、モチっムチっとした食べ応えのある食感。麺自体、というか小麦の味もしっかりと。
 そしてメインの具は、モヤシと挽肉などを炒めたものでしょうか。これがスープと麺に、絶妙にマッチするというか。あと先述のネギは、シャキっとした歯触りとフレッシュ感があって、これもまた良いんですよねぇ。
 これが出される季節になると、必ずではないですがいただいている赤おろち。今季も堪能いたしました。

【バカうまラーメン(中) 950円】
バカうまラーメン(中) 950円

 こちらは家人のいただいた品ですが、先述のとおり例によって少々味見をさせてもらったところ、和風豚骨たる何時もの味わい。体調の所為か、今回のスープはわりと魚感が強めに感じられたけど、それもまた良し。赤おろちも良かったけど、これも一杯食べたかったよなぁ。(私の分も、ハーフで頼めば良かったか。でも野菜メニュー食べまくったので、お腹の容量的に無理だった可能性が大きいが。)

 というわけで、野菜メニューもラーメンも全て、美味しくいただいて、大変満足いたしました。最近このあたりに来る用事が無くなってしまったので、お店から自然と足が遠のいてしまっていましたが、やっぱり、来て食べると、必ず満足するんですよね。
 ごちそうさまでした。

令和7年1月訪問

栃木県塩谷郡高根沢町 麺処 いろ葉

 旅から帰ったあとって、しばらくは茫っとするというか、仕事しててもどこか現実感がなかったりする訳なのですが、そんな状況で仕事をするなか金曜日になってしまい、その日は弁当を持っていなかったので、昼食に何をいただくか決まらぬままたクルマを走らせていたら、こちらのお店に向かっていたという。
 ここで店外待ちまで出ていたら、近くのコンビニで昼食購入だったものの、幸いなことに、待たずにお店に入って食券を買ってカウンター席にご案内。その食券は、このところ背脂煮干のつけ麺が続いていたので、今回はラーメンを。もっとも、つけ麺の時と同様に、味玉と温野菜は追加するのですが。

【背脂煮干ラーメン 980円 + 味玉 120円 + 温野菜 80円】
背脂煮干ラーメン 980円 + 味玉 120円 + 温野菜 80円

 そこからタイミングよく、あまり待たずにラーメンが登場。
 で、まずはスープからいってみれば、これが、もう。煮干し出汁のラーメンといえば、最近は身の部分はおろか頭や内臓のクセや苦みまで積極的に使うようなスープもありますが、個人的にはこちらのような、濃いけど節度感のある出汁の取り方が好きというか。そこに背脂でコッテリ感が加わり、濃口醤油の効いたしっかりした濃さのタレがビシっと味を決め、味と香りにフレッシュ感のある生のタマネギが絶妙のアクセントになっていて、やっぱり良いですねぇ。更に今回は、こちらのお店の冬のお楽しみである柚皮の爽やかな香りも加わって、ほんと、申し分有りません。
 また麺は、こちらのお店の背脂煮干し系の品でお馴染みの、幅広の平打ち麺ですが、ツルっピロっとしてた口当たりと、しっかりコシのある噛み応えが、また。つけ麺で、麺そのものを堪能するのも良いのですが、ラーメンで、スープと馴染んだところを堪能するのも乙なもの。
 そして具は、厚みのある@状バラチャーシューは、ホロトロっと柔らかい食感。味付けはライト目なので、これもスープと馴染むと大変良い感じ。味も食感も柔らかいメンマ、相性の良い海苔も欠かせません。更に追加した温野菜はサッパリ感とシャキっとした食感が絶妙の箸休めですし、味の入り方や黄身の固まり加減が丁度良い味玉もバッチリ。
 途中から卓上の唐辛子やお酢で味変しつついただけば、今回も(最近塩分摂取量が気になるところなのですが)ついつい完食完飲してしまったという。

 というわけで、今回も美味しくいただいたのですが、好きな一杯をいただいて、ようやく栃木に帰ってきたことを実感したというか。
 ごちそうさまでした。

令和7年1月訪問

岩手県宮古市 駅そば (宮古駅 改札外)

 『大人の休日倶楽部パス』で行く4泊5日東北の旅の5日目にして最終日。この旅の途中でいただいた食べ物の記事はこれが最後となりました。

 それでこの日は、夜明け前に青森駅を出発し、青森県と岩手県内のローカル線(かつての大幹線たる東北本線を三セク化した青い森鉄道をローカル線とするのは憚られますが……。)をいくつか踏破。その後、昼過ぎに到着したのが、JR山田線と三陸鉄道の接点、宮古駅。
 宮古駅には駅そばのお店があり、令和2年の夏に東北地方、特に三陸あたりをメインに旅した時に立ち寄った思い出がありますが、今回、乗り継ぎ時間が15分ほど有ったので、駅舎の外にあるお店に再びお伺いすることが出来ました。

 注文は、店外の券売機で食券を購入する方式で、ぱっと見、売り切れ表示が多数点灯。それらは夏季限定っぽい品が多かったものの、中には、前回食べ逃した「宮コロッケ」も。(今回も食べられず……。)
 そんな中購入したのは、全部のっけそば。ちなみに全部とは、天ぷら、めかぶ、玉子のこと。食券を渡す際、天ぷらの種類を聞かれましたが、前回いただいた時はタネごとに値段が違っていた天ぷら類(いか・えび・野菜)が、どれも同一価格になっていたんですね。

【全部のっけそば(温・野菜天) 680円】
全部のっけそば(温・野菜天) 680円

 素早い調理を経て手渡された後、まずはツユからいってみたところ、出汁感しっかり。ただ、前回お伺いした時は、煮干しの風味がビンビンに感じられたのが、今回は無かった気が。また味付けも、前回は醤油っ気がわりと強かった記憶があるのですが、今回は薄口醤油的マイルドな風味。塩気はしっかりとして、甘さ控え目の旨いツユだと思いますが、記憶との違いに、ちと戸惑ったりして。
 また色白のそばは、茹で麺ですが、歯応えしっかり。お店の看板に「小笠原製麺所」とあったので、そちらの麺ですかね?個人的には、かなり好みの味と食感です。
 また具は、めかぶからの磯の風味がアクセントになり、ツユの旨味も補強している感。それと野菜天は、ツユに馴染むけど溶けないタイプです。あと、ツユの味がしっかりしているので、生玉子を含めた具に負けないのも良かったですね。

 というわけで、先述の通り以前いただいた記憶と違って多少の戸惑いはあったものの、今回も美味しくいただいて、たいへん満足いたしました。
 そして、今回の旅でちょっとしたやらかしをして、また宮古駅には来なくてはいけない用事が出来たので、その時は今度こそ、宮コロッケを入れたソバをいただきたいなぁ、と。
 ごちそうさまでした。

令和7年1月訪問

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栃木県のちょいと北の方に住んでいるアラフィフのオッサン。
ラーメン・そば・うどんなどの食べ歩き、乗り鉄、競馬の旅打ち、モータースポーツ観戦、PC自作など嗜んでいます。

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