たひお備忘録

趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

兵庫県神戸市 うどん一番 六甲道店 (うどん・たこ焼き いちばん)

 ここいくつかの記事で触れた、5泊(うち車中1泊)6日で行く令和7年夏・関西方面乗り鉄旅の2日目。この日は午前中、京都府の京都市までいったあと、午後からは兵庫県神戸市のケーブルカーと、その周辺の阪急電車を攻めることに。でもその前に昼食をと立ち寄ったのが、JR六甲道駅に隣接する商業ビル「メイン六甲」内にあるこちらのお店。阪神電車の今津駅前に昭和の頃からあるお店が、こちらにも支店を出しているようで。

 そのお店は、JRの改札口から直結の2階フロアの一角に。カウンターだけのコンパクトなつくりですが、平日のお昼時も、お客さんが途切れず入っている様子。暖簾をくぐってあいていた椅子に腰掛け、早速注文ですが、最初はうどんだけで済まそうと思っていたものの、こちらのお店はたこやきも売りだし、更にお品書きに「だし付きたこ焼き」というのがあったので、珍しいなと思ってせっかくだからそちらもお願いすることに。するとまずはたこやきが、続けてうどんが登場しました。

【えび天うどん 450円 + 玉子 50円】
えび天うどん 450円 + 玉子 50円

 で、たこ焼きはとても熱そうだったので、まずはうどんから。
 丼に顔を近づけると漂ってくる出汁の香りがなんとも食欲をそそりますが、実際口に入れてもその印象は変わらず。熱めのツユは、しっかりと出汁が効いていて、薄口醤油ベースの味付けも程よく。みりんの甘みもあからさまではないけれど、控えめに効いている感じがして、あっさりしつつも良い感じにまとまっている印象です。
 またウドンは、普通麺と細麺から選べますが、今回は普通麺にしたところ、まさしく普通なうどんで良し。茹で麺でしょうか、チュルプリっとした自然な食感が良いですね。このツユなら、細麺でも合いそうですが。
 そして海老天は、衣を太らせていないタイプ。揚げ置きですが、衣にはカリっとしたところも残っていて、ツユとの馴染みも良かったです。

【だし付きたこ焼き(素焼き・6コ) 400円】
だし付きたこ焼き(素焼き・6コ) 400円

 お品書きを見ると、こちらのたこ焼きは、通常のものとネギのせ、そしてこのだし付きの3種類あり、通常とネギのせは7種類から、だし付きは2種類から味付けが選べるそうで、ソース味と素焼きの中から素焼きを選択。見た目的には、青ネギの散らされた出し汁が付くことにより明石焼き(玉子焼き)っぽい感じです。
 それで少し冷めた頃を見計らい、まずは何も付けずに1つ口に入れると、まだ熱かった!それはともかくとして、粉の味と出汁の味が一体となった当地のたこ焼きという感じ。次に、別添の紅ショウガを振り掛けていただけば、塩気と酸味、そして辛味で味が引き締まり、これだけでも良いくらい。次に出し汁に入れていただけば、小麦粉の風味、それが香ばしく焼かれた風味と歯応えが、これは明石焼きとは別の食べものなんだな、と理解させてくれますが、これはこれで良い感じ。で、ここで思い付いたのが、ウドンに入れても美味しいんじゃ?と。早速試してみたら、たこ焼きの味的には出し汁に入れるのとさほど変わりませんが、うどんの具としても悪くない、というか、適度にトロっとした感じが、結構合うんですね。

 というわけで、どちらも美味しくいただいて満足いたしましたが、どちらも出汁がよく効いていたので、食後のマスクの中は、その香りがほわほわと漂い、しばらく余韻に浸ることが。こういう、何気ない美味しさに出会えるって、幸せだなぁ、と。
 ごちそうさまでした。

令和7年7月訪問

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