趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
2月のとある土曜日。昼食には、そばかうどんが食べたくなっていた時、ふと思い出したのは、こちらのお店の、けんちんそば・うどん。毎年11~2月に提供される冬季限定品で、ここ暫く食べ逃していました。
で、思い出したからには食べたくなり、家人を伴ってお店へと。開店時刻の20分くらい前に到着したところ、先に開店待ちしていた人はいなかったものの、私たちの到着後、すぐに後続が並びだし、開店と同時に広い店内の席が、お座敷の一部を残して即座に埋まるほど。(そして程なくして満席に。)
こちらはというと、入店したらそのまま注文用のカウンターに行き、家人がキープした席の番号と共にこの日の注文を。ファーストロットだったので、そこから10分少々で登場となりました。
それで今回私がいただいたのは、勿論けんちんですが、うどんとそばの相盛りとなるミックスを中盛りで、更には栃木県北のソウルフードたる、ひたし(つけ麺)に変更で。ひたしなので、味噌味のけんちん汁が入った器とは別に、麺が入った器が来ますが、下がまだ温かいウドン、上が冷たいソバという感じで盛られています。
で、最初はソバを一口分、けんちん汁に浸していけば、これが、もう。
まずけんちん汁は、豚肉も入った豚汁風のものですが、その分味わいもリッチというか、出汁、豚肉、そして大根、人参、牛蒡、里芋といった根菜類、あと白菜、豆腐といった具材の旨味が味噌でまとめられ、とても満足感のある味わい。蒟蒻の食感も良いですね。
またソバは、当地の気取らないタイプというか、「田舎蕎麦」って、そば粉を製粉する際に殻も一緒に挽いた(挽きぐるみ)、黒っぽい見た目の蕎麦を指す言葉としてありますが、個人的にはこちらのお店のように、田舎の人間が常食しているものをイメージするんですよね。なので決して色は黒くなく、(決して、かけも悪くはないのですが)かけよりも、こういった、とちぎ県北のソウルフードたる「ひたし・ひやし」(つけ麺)スタイルでこそ輝く味わいと食感かと。
更にウドンは、こちらも当地の田舎スタイルというか、ヌチっモチっとし歯応えの極太麺。「粉食ってんぞ」という感じのすいとんを思わせる食感は、駄目な人には認めがたいものでしょうけど、私はむしろホっとする、好きな食感です。(茹で麺、乾麺、ふわふわの伊勢うどんなど、ようは饂飩、というか麺類なら何でも好きなんですけどね。)
そして味変は、まず付属のワサビ。以外に思われる方も多い(かつての私もそうだった)とは思いますが、味噌味の温かいツユにワサビって、結構合うんです。もっとも、けんちん汁にワサビを溶くのではなく、麺に付けてからけんちん汁に浸した方が良いと思いますが。あと、卓上の七味は、もはや説明不要でしょう。
こちらは、家人がいただいた品。「ひたし・ひやし」そば・うどんがあまり得意ではない家人でも、ここのカレーそば、ひたし変更は別で、わりと食べてくれるというか。
私も、例によって少々味見させて貰いましたが、通免官があるのにしっかりスパイシーなカレーの味わいは、やっぱり良いですし、ソバとも合っていると思います。
というわけで、お目当ての品を美味しくいただき、満足でございます。
ごちそうさまでした。
令和7年2月訪問
現在、新しいコメントを受け付けない設定になっています。
このブログの管理人
【ご注意】 このブログに記載された情報は訪問当時のもので、現在のものとは異なる場合があります。あしからずご了承ください。
ツイッター
カテゴリー
ブログ内検索
最新記事
カレンダー
アーカイブ
忍者ツールズアクセス解析