趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
前の記事で阪神電鉄の「阪神そば」のことを書きましたが、今度は、その阪神電鉄と神戸高速鉄道を介して相互直通運転を行っている山陽電鉄の「山陽そば」を。もっとも、先程の阪神そばと違い、板宿駅、明石駅、垂水駅、飾磨駅と、まだ4駅にお店が残っているのですが、今回は乗り継ぎや旅程の都合で飾磨駅のお店にお伺いすることに。
いろいろあって、尼崎駅から一度梅田駅まで出てから、阪神電鉄・山陽電鉄の「直通特急」で飾磨駅まで。電車から降りると櫛形のホーム東端、西代駅(梅田駅)方に、そのお店がありました。
結構広い店内に入ると、このお店は駅の外からも入れるような構造になっているよう。ただ、平日の朝の9時前という中途半端な時間帯のせいか、先客はなし。注文は券売機で食券を買う方式で、後客もいなかったのでゆっくりと選ぶことができたのですが、こちらのお店もメニュー数が多いですね。(しかも、先程の阪神そば以上に。)当地名物の「ぼっかけ」を掛けたであろう品や、和風ラーメン、更には飾磨スペシャルセットなんていうのもあったのですが、この後の予定を考えて、つい軽めのこの品の食券を購入してしまいました。
購入したその食券を一人でやられていたお店のお姉さんに渡すと、程なくして登場。早速ツユからいってみたところ、フレッシュ感はないものの、出汁感は結構しっかりめ。そこに甘さ控えめの味付けがなされているのですが、気持ちハッキリめというか、一口目で味がわかる濃さ。更に天かすが香ばしさとコクをプラスして、これがなかなかに良いではないですか。また、そこに合わせるウドンは、個人的に好きな茹で麺で、その食感はプリプリ。そして人によって作法が分かれる、月見うどん(そば)に入っている生卵の食べ方ですが、私は子どもの頃から、途中で黄身を割ってうどん(そば)に絡める派。こちらのお店はツユの味がハッキリしているので、生卵でも薄まる感が無くて最後まで良い感じでいただけました。
というわけで、美味しくいただいたのですが、やっぱり他の品々も気になりますし、こちらのお店も良かったのですが他の山陽そばのお店も気になるので、またいつか当地を訪れ、お店巡りなんて出来たら良いな、と。ごちそうさまでした。
令和2年2月訪問
これから暫くの間、2月の上旬に関西方面に行った時のネタが続きますが、その第一弾は、こちらの立ち食いそば店。
このブログでも過去何度か取り上げたことがありますが、かつて、鉄道と立ち食いそば店は切っても切れない関係があり、国鉄、私鉄問わず、駅構内にお店を構えていることも多かったんですよね。で、中でも関西の私鉄は、「鉄道会社名」+「そば」という感じに屋号を決めているところが多く、「南海そば」「阪急そば」などがあったのですが、どこも近年、店舗数が減少してしまっているらしく、阪神電鉄の「阪神そば」も、残るはここ尼崎駅構内の1軒を残すのみとなってしまったとのこと。そんなことを知ったからには是非ともお伺いしてみたいとかねてより思っていたところ、今回の関西行きの話が持ち上がったので、ついでにいただけるようプランニング。それにより、この日の朝食でと相成りました。
それで当日の午前6時10数分過ぎに、阪神電鉄の尼崎駅に到着。列車を下車した時に近かった東出口への階段を何となく降りてしまい、そこにはお目当てのお店が無いことに気付いて改めて西出口へ。この時、東出口と西出口を繋ぐ通路の存在に気付かずに一度ホームに登ってしまったのですが、改めて西出口への階段を降りると、その途端に出汁の良い香りが階下から漂ってきたという。で、この時はまだ、開店時間の6時半には少々早かったので、出汁の臭いを嗅ぎつつお店近くで待機。すると、開店までに何人かが集まってきて、開店と同時に店外にある食券を買って中へ。私もその人たちに続きます。
それでいただいたのが、個人的定番の天玉か、関西に来るとよくいただく肉か、他にも色々あるしで悩んだ結果のきつねうどん。食券を渡してから程なくして登場したのですが、早速ツユからいってみたところ、昆布にかつお節、さば節にうるめ節を使ったという出汁は、開店直後でベストのコンディションというのもあるのでしょうが、とにかく素材感すごいというか。そこに甘さ控えめな味付けが程よく、これが、もう。またウドンは、この手のお店らしい茹で麺で、太さは箸よりやや細め。プリっとしつつ柔らかさのある食感が良いですね。そして大ぶりでふっくらとしたお揚げは、しょっぱさはなく甘めの味付けが染みていて、これが、また。あと、薬味というか七味も通常の者に加え柚子七味も用意されているのが嬉しいです。
こちらは、一緒にいただいた品。ご飯にあらかじめタレがかかっているので卵を混ぜてから、薬味を載っけていただく感じでしょうか。それでタレの味加減は優しめというか、うどん・そばと一緒にいただいて丁度良い感じ。それとフライドオニオンの香ばしさとクリスプ感が面白いアクセントになっていました。
というわけで、特にうどんは大変美味しかったのですが、先程書いたように今回は多分ベストなものをいただいたと思われるので、また別の時間帯にお伺いして試してみたいなんて意地悪な気持ちもあったりして。それはさておき、次に関西に来る時も尼崎駅に立ち寄れると良いなと、心から思いました。ごちそうさまです。
令和2年2月訪問
この日、前の記事の台湾ラーメンをいただいた後、宿にチェックインすると連日の寝不足が祟って早々に寝落ちしてしまったのですが、数時間で目が覚めてしまい、更には、困ったことに小腹が空いているという。時計は午後11時をだいぶ回っていたのですが、宿は名古屋イチの繁華街、栄の近くだったので、いただくお店は豊富にあるかなとネットで調べたところ、こんな時間なのにきしめんをいただける老舗っぽいお店がまだ営業しているのを知り、さっと服を着て外へ。
寒さも厳しくないなか歩くこと10分少々で、繁華街の一角にあるお店に到着。この時点で日付が変わろうとしていたのですが、なんと店内は満席。皆さん飲みの〆でしょうか?で、店内の長椅子で待っていると、夜中は締切になっていた座敷席にご案内。早速卓上のお品書きを広げると、一番上に「きしめん」の文字があったので、ついすぐに頼んでしまったのですが、よく見るとにしん棒煮(400円)や花わさびおひたし(450円)など、魅力的なつまみ類があるのに気が付き、「しまった。ちょっと一杯飲めば良かったかなぁ。」と思っているうちに、注文したきしめんが登場しました。
それでまずは、ツユからいってみたところ、黒っぽい色のとおり、濃口の醤油感強め。味醂の甘さは控え目で、濃いめに決まった味付けと相まって、キリっとした印象ですね。また出汁感はビンビンというほどは感じませんが、きしめんにお約束の花がつおが風味のブーストを。そして主役とも言えるきしめんは、手打ちだそう。見事な薄さというか、そのお陰でピロっツルっとした口当たりがとても良く、口の中に入るとフワっとしつつも適度なコシを感じます。それと具は、厚みのある立派な油揚げは、しっかり甘辛い味付けになっていました。
というわけで、美味しくいただきました。ごちそうさまです。
令和2年1月訪問
このブログでも何かにつけて書いているのですが、かつて国鉄はもちろん、ある程度大きな私鉄のホームに必ずと言って良いほどあった立ち食いそば・うどん店。それが、個人的な印象ではここ30年くらいで急速に数を減らし、鉄道会社によってはもはや風前の灯火となっている印象なのですが、ご多分に漏れず名鉄こと名古屋鉄道もそうで、今回、乗り鉄のために訪れた際、その途中でどこかいただこうと調べた時にようやく出てきたのが、この金山駅にある「かどや」さんというお店。しかもつい先日まで、名鉄の2面あるホームのどちらにもお店を構えていたのが、現在では神宮前・豊橋方面の下りホームのみになってしまったという。
で、金山駅の下りホーム、乗り場で言うと3・4番線ホームに降り立ち探すと、名古屋寄りの端の方にお店を発見。入り口には居酒屋でおなじみの縄のれんがかかっているのですが、実はこちらのお店、昼間から飲める立ち食いそば・そば店としても知られているというか、真偽のほどは不明ですが、当地(名鉄?)の立ち食い駅そば・うどん店では、一杯やる文化があったとか。なのでこの時も、平日の午後1時半過ぎだったのですが、年かさの男性が幾人か酒杯を傾け、さながら立ち飲み居酒屋のようです。
その縄のれんをくぐってお店に入ると早速注文。壁に貼られたお品書きには、1つ100円のおでんや、かき揚げにめんつゆを掛けた「天つま(150円)」などのつまみ類や酒類、更には、リーズナブル(生ビール以外は500円以下!)な酒とつまみのセットという大変魅力的な品もあったのですが、あまり時間が無かったこともあり、そばときしめん類の中から店員さんが「すぐできますよ」と言ってくれた、かき揚げきしめんをお願いしました。
それで店員さんの言葉どおり、注文から素早い調理で出てきたかき揚げきしめん。早速ツユからいってみたところ、出汁感はそこそこ。味付けは、名古屋らしく濃口醤油が効いてるけど東京ほどじゃないという感じで、特に凝った感じはしないけど万人向けの味付けじゃないでしょうか。またきしめんは、冷凍ものだけど(きしめんということで)麺自体の厚みがないせいか、ピロピロ感とシコシコ感が悪くないです。そして具のかき揚げは、保温器に入っていたので温かいのですが、揚げ具合がハードで食感もハードな香ばしい系。タネはタマネギ、グリーンピースに、沢山の海老がさらに香ばしく。このかき揚げなら、前述の天つまも食べてみたいですね。
というわけで美味しくいただいたのですが、時間が無くてきしめん1杯だけで終わってしまったのが、ほんと、勿体なかったです。もし次にお伺いする機会が作れるなら、その時は、ゆっくり飲みたいですね。ごちそうさまでした。
令和2年1月訪問
岐阜羽島駅というか名鉄の新羽島駅から向かったのが、今回の旅の目的の一つである『名馬、名手の里 ドリームスタジアム』こと笠松競馬場。それについて詳しくは次の記事で書くとして、とりあえずは、そこでいただいた食べ物の話を。
競馬場内には(かつてよりは件数がだいぶ減ったとはいえ)いくつかのお店があるのですが、そんな中から今回いただいたのが、有料(といっても600円ですが。)となる特別観覧席内にある食堂。メニューはカツ丼やオムライス、各種定食類などの他、おでんなど酒のつまみも充実という感じ。そんないかにもちょっと懐かしい競馬場の食堂然としたラインナップに何をいただこうか迷ったのですが、腹具合も勘案して結局、こちらの品の食券を入り口で購入しました。
席に着いて程なくして登場した天ぷらそば。まず、色が薄いツユに目がいきます。時折、そばやうどんのツユが、どこから関東風でどこからからが関西風などという企画をやっていますが、こちらのお店は見た目からすると関西風になるんですかね。(もっとも以前、笠松競馬場内の別のお店でいただいた時は、色が黒い見た目関東風のツユだった記憶があるのですが。)
それでそのツユからいってこみたところ、これが熱々。雨が降り肌寒かったこの日はそれだけでありがかったのですが、上に載ったカツオ節の香りが更に良いですね。そのカツオ節のおかげで出汁感もプラスされているように感じるのですが、何より元のツユ自体の旨味がとても強いです。また味付けは、甘辛さ、味の濃さ共に個人的にはちょうど良く感じました。そして色が黒めのソバはツユ同様熱々で、フワっフワの口当たりに柔らかめの食感。個人的に、柔らかい麺も嫌いじゃないので全く問題ないです。それとメインの具の海老天は、衣がツユと馴染みづらいタイプ。他に青菜や、2枚載るナルトが、「食堂」でいただくそば感を盛り上げていました。
というわけで、美味しくいただきました。ごちそうさまです。
令和2年1月訪問
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