たひお備忘録

趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

栃木県日光市 日光のけっこう漬け本舗 森友バイバス店

 何時だったか忘れましたが、以前、人づてに、「今市にあるたまり漬けのお店で出している蕎麦が美味い。」との話を聞いたことがありました。
 それ以来気になってはいたものの、具体的な店名が出てこなかったこともあって、なんとなく探してまで食べにお伺いすることはなかったのですが、(令和4年)10月下旬の日曜日。バイク転がしの理由に調べたところ、日光のけっこう漬け本舗さんで蕎麦を出されているのがわかりました。ちなみに、たまり漬けとけっこう漬けは違う食べ物らしいのですが、そのあたりは人づてに聞く際、混同されたものと推察。ちょっと気温が低いけど気持ちいい秋晴れの下、国道461号などを走って東へと向かい、旧今市市へ。それでけっこう漬け本舗で蕎麦を出されているのは今市インター店と森友バイパス店の2店舗あったのですが、今回は、森友バイパス店の方にお伺いすることにしました。

 お店には、店内のお食事処が始まる午前10時30分頃到着。店舗横には、かつて国鉄で使われていた貨車移動機(構内入換用の機械扱いの(車籍のない)機関車)とその横には国鉄0系新幹線電車の鼻先が、店舗裏には東武鉄道で使われていたED4010形電気機関車(4011号機)が鎮座と、私のような鉄道マニア的にはちょっと小躍りしたくなる状況。更にお店に入ると、東武鉄道1720系DRC(デラックスロマンスカー)で使用さされていた「けごん」「きぬ」といったヘッドマークや、国鉄日光線や東北本線で使われていたサボ(列車種別や列車名、行き先などが書かれた板。車両側面に取り付けて使用。)、更には駅に貼ってあった掲示物などが飾られて、これがもう、パラダイス!(その後ほどなくして後客が何組か来店したため、その前に写真を撮らせてもらえばよかったと後悔。)
 と、思わず取り乱してしまいましたが、肝心なのは蕎麦の味。お品書きを一瞥すると、活〆あなご天もりそば(1,750円)が目を引きましたが、ここはひとつ冷静に、ベーシックなもりそばをお願いしました。(まぁ、お財布の中身が少なかったこともあるんですがね。)

【もりそば 700円】
サービスのけっこう漬けとお茶
もりそば 700円

 注文からすぐ、まずはけっこう漬け?とお茶が登場。けっこう漬けはお茶請けにも良いですが、個人的にはお米が欲しくなりましたね。
 それからちょっとだけ待ってから登場した、もりそば。見た目はベーシックですが、早速ソバを1、2本箸でつまみ、何も付けずに啜ってみれば、これが、もう!蕎麦の香りはもちろん、適度にツルッとした口当たりと、シャッキリした歯応えが、何とも良いですね。
 更に、今度はツユに浸けていってみれば、これが、また!ツユ自体、出汁がしっかり効き、味付けも個人的には若干甘みのたったバランスかと思ったのですが、ソバもそれに負けてないというか、浸けることによって双方の味が引き立ちます。
 あとはワサビや晒しネギを適宜加えながら、気が付いたら完食。最後の蕎麦湯までしっかりと堪能させていただきました。

 実はいただく前、こちらのお店が聞いていたお店と同じかわからなかったですし、鉄道マニア的には嬉しい数々の鉄道グッズはおいといて、大箱で駐車場は観光バス用のスペースがしっかり確保してあるなど、昭和の頃の観光客向けのお店(=味的にどうなの?)というイメージを持ってしまっていたのですが、申し訳ありません。大変美味しくいただきました。
 これなら、観光客じゃなくてもまたお伺いしたいですし、ソバを提供されているもう1つの店舗である今市インター店にも是非お伺いしてみたいですね。(こちらと一部メニューが違うようですし。)
 大変けっこうでございました。ごちそうさまです。

令和4年10月訪問


追伸

 当ブログの本年(令和4年)中の更新は、この記事が最後になります。今年もご覧いただき、ありがとうございました。
 実は当ブログを食べ歩き系とそれ以外に分割しようと思っているのですが、作業時間が取れず停滞中。出来れば、来年(令和5年)には何とかしたいと思っているのですが。
 何にせよ、来年もお付き合いいただければ幸いに存じます。
 それでは良いお年を。

栃木県那須塩原市 手打ちうどん 美月

 このところずっとタイミングが合わずにお伺いできていなかった美月さんに、家人と共に久々のお伺い。先日別のお店でうどん欲は満たしたものの、やはり我が家でうどんが食べたいときの本命というか、ファーストチョイスであるこちらののお店には未練があったんですよね。

【けんちんうどんとミニとろろめしのセット(うどん大盛り) 1,100円】
けんちんうどんとミニとろろめしのセット(うどん大盛り) 1,100円

 それで今回私は、ランチセットの定番で、個人的にも何度かいただいたことがあるけんちんうどんとミニとろろ飯のセットを、うどん大盛りで。注文後、あまり待たずに登場したら、熱々の鉄鍋から呑水に適宜とり、よくふうふうしてからいただけば、これが、もう!
 まずウドンは、適度なツルっとした滑らかさと、熱々のけんちん汁に入っていても適度なコシが残り、更にそこに、けんちん汁の味噌味が適度に染みることで、これしか無い味わいが。
 またけんちん汁は、具材を炒めるのに使うゴマ油控えめに香り、大根や人参、里芋、ゴボウなど根菜類や、油揚げ、豆腐といった大豆製品の旨味がつゆに溶け込み、濃いめの味噌が味をしっかりとまとめています。この、ちょっと濃い目の味付けが、個人的には大好きなんですよね。そこに白ネギの薬味が味を引き締めて、もう、言う事ごさいません。
 更に、セットのミニとろろめしも、また。これもしっかりとした味付けのとろろが、ご飯を強力に進ませます。個人的に元々、とろろは好物なうえ、味加減も好みときたら、ねぇ。それがお得にいただけることも、このセットを頼む理由かもしれません。

【本日のおすすめセット(とり肉とまいたけのつけ汁うどん+ミニまぐろ丼) 1,000円)】
本日のおすすめセット(とり肉とまいたけのつけ汁うどん+ミニまぐろ丼) 1,000円)

 こちらは、家人がいただいた品。
 この、とり肉とまいたけのつけ汁(or 煮込み)うどんも、ランチセットではわりと定番になっている品でしょうか。実はきのこ類があまり得意でない家人も、このセットはよく食べている気がします。

 というわけで、今回も美味しくいただき、大変満足させていただきました。
 ごちそうさまです。

令和4年10月訪問

栃木県大田原市 讃岐釜揚げうどん 丸亀製麺 大田原店

 平日だけど所用で休みを取っていたこの日。用足しの合間に家人と昼食をとなった時、うどんが食べたいという意見が一致したものの、生憎この日はファーストチョイスとなるべきお店が定休日。他のお店も思い浮かばなかったので、しからばとお伺いしたのが、まず間違いがないこちらのお店。お昼時は、平日でも混んでいますねぇ。

【神戸牛旨だしうどん(並のみ) 940円】
神戸牛旨だしうどん(並のみ) 940円

 それで今回私は、期間限定メニューであるこちらの神戸牛旨だしうどんを。大盛りはなく、並盛りのみとのことです。
 調理に時間がかかる(しかもこの日は厨房内がわりと人間模様っぽかった)らしく、席に着いてからの登場となりましたが、まずはそのビジュアルにびっくり。丼が通常の並盛りサイズよりも大きいことに加え、旨だしを謳うツユの表面には、神戸牛のものと思しき脂の玉が、びっしりと浮かんでいるじゃないですか。また、その中央に盛り上がった牛肉とネギの上には、コショウと思しき黒い粒粒が振りかけられています。
 で、早速、その脂が浮いたツユからいってみると、ベースは出汁感のある丸亀製麺標準のものでしょうが、それを上書きする、牛っ!!という風味と旨味。しかしながら、神戸牛おかげかワイルドさやクドさはなく、コショウの風味が味を引き締めています。
 またウドンは、グルテンっぼい歯応えやちゃんと打たれたウドンそのものの味などいつもの丸亀製麺っぽい安定したものですが、今日のは表面のツルツル感が若干低い印象。ちなみにこの日は雨で湿度が高かったため、それも影響していたのかもしれません。
 そして具は、ツユでサっと煮たと思しき牛肉とネギがたっぷり。牛肉は柔らかく、脂のわりにはあっさりした味わいです。

【海老天とじ丼(並) 530円】
海老天とじ丼(並) 530円

 こちらは、一緒にいただいた品。ええ、明らかに食べ過ぎなのですが、この日は欲望が暴走していたので。
 で、味的には、天ぷらと甘辛いタレと卵でとじるということで、間違いがないというか。また、たまたまかもしれませんが、いただいたものについては卵のトロトロ具合のグラデーションが多め(ほぼ生から完全に固まったものまで)だったのが、個人的には良かったです。

【きつね(並) 490円】
きつね(並) 490円

 こちらは、家人がいただいた品。
 で、美味しいとは言っていたものの、私が先述したウドンの口当たりについてのことに加え、今日のは出汁がいつもと違う印象とのこと。味見させてもらうと、確かに、言われてみればという感じだったのですが、個人的認識として丸亀製麺さんは、どのお店で何時いただいてもブレがかなり少ないという認識で、今回たまたまなのか、それとも「更に美味しくなりました」なのか、はたまた気の所為なのか、またお伺いした時にわかればいいかな、と。

 というわけで、今回も美味しくいただき、お腹いっぱいでごさいます。
 ごちそうさまでした。

令和4年10月訪問

宮城県仙台市 立ちそば処 杜 (JR仙台駅 改札内コンコース)

 新幹線イヤー2022のキャンペーン(by JR東日本)を利用した日帰り旅も、あとは仙台駅から新幹線で那須塩原駅まで帰るだけに。で、今日は朝から散々いただいたので、このまま食べないで帰っても良かったのですが、時間はあるし、折角仙台駅まで来たということで、未食だった構内の立ち食いそば店、立ちそば処杜さんへ。
 仙台駅の構内では、昔、伯養軒の立ち食いそばスタンドなどいくつかのお店があったように記憶しているのですが、いつしかホームのスタンドはなくなり、現在は改札内コンコースにある、駅弁で有名な「こばやし」が運営するこちらのお店だけになってしまったようで。
 ちなみに、こちらのお店は2015年にリニューアルしたそうで、広い店内は外から見ても明るい印象。注文は、店頭に2体ある券売機で食券を購入する方式で、その中から、9月に発売を開始した月見とろろそばを。(食べすぎていたお陰で、さすがに個人的定番の天玉そばに食指は伸びなかったっす……。)
 厨房ではテキパキしたお姉さんたちが何人も働いていて、さすがは大都市仙台の駅ナカのお店だなぁ、と。

【月見とろろそば 580円】
月見とろろそば 580円

 それでその月見とろろそば。
 まずはツユからいってみたところ、甘さ控えめなキリっとした味わいが良いですね。また個人的に重視する味の濃さも、濃すぎはしないけど十分。これなら、かき揚げの入った品(ノーマルなかき揚げのほか、上かき揚げというのもあった!)ものでも美味しくいただけると思います。
 そしてソバは、湯がき時間は短い(茹で麺?)ものの、香りと歯応えはわりとある方かと。
 それと具のトロロは、山芋ではなく多分長芋だとは思いますが、コスト考えると妥当な選択。卵の黄身と一緒に蕎麦と絡めていただけば、これが、もう。

 というわけで、美味しくいただいたのですが、他のお客さんが食べていた天玉やカレーそばも旨そうだったので、また今度仙台駅に来る機会には、それらも是非いただいてみたいと思います。
 ごちそうさまでした。

令和4年10月訪問

山形県新庄市 かもん

 この日は、新幹線イヤー2022のキャンペーン(by JR東日本)を利用して山形県の新庄まで来ていました。で、元々、当地では腹具合が許す限り食べ歩きをしようと思っていたので、前の記事であげた食堂の後に向かったのが、新庄駅の駅舎内に入っているこちらのかもんというお店。事前に調べた情報では、当地産の鴨料理と蕎麦がいただけるということで。個人的に、鴨肉って(毎年大晦日は鴨鍋にして、そのツユで年越しそばをいただいている程)好きなんですよね。

 それで駅舎内とはいえ改札口や待合室からは直接行けないので、一度出てから建物の端のほうにあったお店に入り、あいていた衝立付きのカウンター席に着席。そこでお品書きを見たところ、事前にネットで調べた時に出てきた鴨料理的な品は書かれておらず(そのかわりにネット通販と持ち帰りメニューの案内)、店主さんと思しき方にお伺いしたところ、今は鴨団子汁そばとざるそばの2品(とドリンク類)のみ提供されているとのこと。
 そこで一瞬、やってしまったかもと思ってしまいましが、その2品の中から看板メニューという鴨団子汁そばをお願い。その後、店主さんと思しき方が厨房に消え、それから程なくして注文した品が登場しましたが、その際、生の鴨肉はつゆが熱いうちにそこに入れ、レアになったら食べてくださいとのことでした。

【鴨団子汁そば 1,100円】
鴨団子汁そば 1,100円

 で、結論から言うと、これが大ヒット!!
 まず熱々のツユは、鴨の滋味がたっぷり。ネギの三つ葉の薬味も程よくアクセントを加え、濃口醤油とミリンを合わせた返しの味加減も適度。そして中には、これまた滋味深い鴨肉の肉団子が入っています。
 またソバは、ツルっとした口当たりやシコっとした歯応えが良く、蕎麦の香りもわりと感じられます。それにしても、蕎麦と鴨、更にはネギと三つ葉の香りって、なんでこんなに相性が良いんですかね。
 そして何と言っても、最初にツユに投入した鴨肉が、もう!!ツユの熱で火が通ったそれは、柔らかくとってもジューシーで、肉の旨味もたっぷりと味わえます。これなら注文の際、400円の鴨肉おかわりを頼んでおくのだった!と即座に後悔。
 最後は、残ったツユに蕎麦湯を加えでフィニッシュ。お昼をいただくのは2軒目でお腹も相当苦しくなっていましたが、それでもやめられない、後を引く味わいでした。

 というわけで、やってしまったかもなんて一瞬思ってしまい本当に申し訳なかったというか、大変美味しくいただき、とても満足させていただきました。
 今後、個人的にまた新庄駅を訪れる機会もあるかと思いますが、その際はまたこちらにもお伺いして、鴨肉と蕎麦を堪能したいです。
 ごちそうさまでした。

令和4年10月訪問

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栃木県のちょいと北の方に住んでいるアラフィフのオッサン。
ラーメン・そば・うどんなどの食べ歩き、乗り鉄、競馬の旅打ち、モータースポーツ観戦、PC自作など嗜んでいます。

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