たひお備忘録

とりとめのない趣味の、とりとめのない活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

栃木県塩谷郡塩谷町 とりや食堂

 このところ、あまり歓迎しない用足しついでに同行者(家人じゃないです)とお伺いしていたこちらのお店ですが、この日はたまたま1人でお伺いする貴重な機会が巡ってきたので、クルマを国道461号の旧道の方へと。
 それで今回、いただくのは向かう道中から「久しぶりにネギチャーシューにしよう!」と決めていたもの、問題は量。前回、同行者の付き合いでジャンボサイズのチャーシューメンをいただき、ちょっと頑張れば食べきれる量だったし、加えてこの時、色々あってやけ食いしたい気分だったのですが、そんなので量を食べても勿体ないので、今回は自制して大盛にすることに。
 あとは、駐車場にクルマを停め、入店したら先客の居るテーブル席に、相席で座って注文。先述のやけ食いしたい気分のお陰で、目の前のオッサンの、足を組んでおちょぼ口啜る女々しい食べ方にまで苛ついてくる程だったのですが、あまり待たずに私の注文したネギチャーシューメンが登場したので、いざ、集中。

【ネギチャーシューメン(大盛) 950円】
ネギチャーシューメン(大盛) 950円

 それで早速スープからいってみたところ、そんな心持ちであっても、ここのはしっかり旨く感じるというか、見た目程しょっぱくなく、むしろ生醤油っぽいエッジを落とした醤油のまろやかさに、動物系と香味野菜類の出汁がしっかりとした旨味と適度な風味を加えて、これが、もう。
 細めの縮れ麺は、人によっては標準だと柔らかいと言いますが、個人的な好み的にはベストな茹で加減だと思います。むしろ、この優しさのある食感が、このスープとバッチリ合っているなぁ、と。
 具の、スープとは対照的に生醤油っぽいエッジがアクセントになっている、トロトロのチャーシューも良い感じ。今回のメンマは柔らかくも適度な歯応えが優しく、ワカメも合ってます。そして、唐辛子の辛みとゴマ油の風味のするネギが、また。スープ全体に影響を及ぼさない程度の量というか、はじめは存在を感じないようネギから遠いところを味わい、途中からおもむろにネギと麺を一緒に食べるなどすれば、一杯でノーマルのラーメンとネギラーメンを楽しめるというか。また、味変に卓上のコショウも良いですけど、ネギラーメンやネギチャーシューメンの際は、一味も殊更合うんですよね。
 最後は、お酢を垂らしてスープを完飲。歳の所為もあり、身体を考えると残した方が良いのは判っているのですが、ここのはついつい飲んでしまうんですよね。

 というわけで、食べる前は苛ついていたものの、美味しい美味しいと夢中になって食べてたこの一杯にすっかり癒やされたというか。ちなみに、目の前の女々しいオッサンは、私が食べ終わっても、未だ麺を啜っていましたが、もう全く気になりませんね。。
 ごちそうさまでした。そして、心を落ち着けてくれ、ありがとうございました。

令和6年2月訪問

栃木県宇都宮市 手打ちラーメン みうら

 お伺いしようと思っても、特にお昼時は人気店故の混雑もあって、訪問に二の足を踏んでるこちらのお店。ですが(令和6年)2月半ばの平日だったこの日。用事があって休みを取ったものの、その用事が思いのほか早く終わったため、チャンスとばかりに急ぎお店へ。
 到着した時、午前11時の開店から5分程しか経っていなかったにもかかわらず、駐車場はいっぱい。諦めかけた時、新幹線の高架下に1台だけ停められるスペースを発見したので、そこにクルマを入れ、無事入店することが。
 店内もほぼ満席でしたが、1つだけ空いていたお座敷の4人テーブルを案内され、早速注文。この日は、醤油味のラーメン、そしてスモーキーなチャーシューをガッツリと食べたい気分だったので、「チャーシューメン大盛りで」と言いましたが、壁に掛かったお品書きをよく見ると、チャーシューメンって無かったんですね(以前はあった?)。もっとも店員さんも普通に「チャーシューメン大盛りですね」と復唱し、あっさりと注文がとおりましたが。

【チャーシューメン(大盛) 1,050円】
チャーシューメン(大盛) 1,050円

 それから少し待って、大盛りのチャーシューメンが登場。
 まずはスープからいってみると、濃口醤油の味と香りと、鶏ガラベースの出汁ががっぷり四つに組んだ、白河のラーメンっといった味わい。以前、塩ラーメンをいただいた時は、鶏の出汁の濃さ、そしてコクに驚いた記憶があるのですが、今回いただいた醤油味は、キレのある味わいが何とも良いですね。加えて、薬味の白ネギも良い仕事しています。
 で、そのスープよりも印象的なのが、麺。何度も書いていますが、こちらのお店の麺は、個人的に白河系ラーメンの中でも、やっぱりトップクラスだと改めて思います。ボコボコした表面の凹凸はスープを拾い、それでいて口当たりはツルっと感もあり、何よりも噛んだ時の弾力ある、それでしてぐぐっと歯が入った時の歯触り、そしてモチモチ感が、もう。このところ塩味のスープでそれを堪能してきましたが、麺を味わうには醤油味の方が向いているのかも、何て今回は思ったりして。
 そして、スモーキーな風味が効き、プリミシっとした肉の食感がたまらないチャーシューが、また。たっぷり入っているので、惜しげも無く、麺と一緒に口に入れられるのが良いですね。あと、ホウレン草も瑞々しいし、あっさりした味わいのメンマもちゃんとしてるし、パリっと感のある海苔や、入っていると嬉しいナルトも良い感じ。
 今回は大盛りなので、途中でコショウ、最後はお酢で味変しつついただきましたが、昔は完飲できたスープを少し残してしまったのは勿体なかったなぁ、と。

 というわけで、今回も美味しくいただき、大変満足いたしました。
 ごちそうさまです。

令和6年2月訪問

栃木県さくら市 江戸切りそば ゆで太郎・上州 もつ次郎 氏家店

 この日は久しぶりに、出勤途中に朝食を摂る必要が。で、その時、こちらのお店に前回お伺いした時使用した「新春クーポン」と、あるメニューを組み合わせると、あの品ができるな、などと思い付いたので、早速試してみることに。

 それがこの、醤油味のラーメンにかき揚げという組み合わせ。ラーメンに天ぷらや天かすを組み合わせたメニューって、あるところにはあるというか、私自身、大阪市や鳥取市東京都栃木県矢板市などでいただいたことがあったのですが、逆に、お店が限られすぎて食べたいと思った時に食べられないので、最近栃木県内にも店舗が増えてきたゆで太郎さんでそれが叶えば素敵だな、と。
 ちなみに今回は、具がワカメとカイワレとネギだけの朝ら~で試しましたが、午前11時以降のグランドメニューでも中華そばという名前となって490円で売ってますし、今回クーポンで無料にしたかき揚げも単品で130円、天かすに至っては無料コーナーに置いてあります。

【朝ら~ 480円 + かき揚げ(新春クーポンにて無料)】
朝ら~ 480円 + かき揚げ(新春クーポンにて無料)

 食券提出からあまり待たずに番号が呼ばれたので、箸を取ってから自席へ。流石に朝は店内に余裕があっていいですね。それでかき揚げは別皿なので、まずは朝ら~のみ単体でいってみることに。
 スープは、油浮きが少量あるもののかなりあっさりめの味わい。醤油も色ほど効いておらず、塩気もわりと控えめに感じます。そんな中、具の三陸わかめの風味が、結構な主張。
 麺は、細めでウェーブ掛かった、極めてオーソドックスなもの。こちらのお店のソバ程にインパクトはないけど、逆にこういうのでいいんだよ感が。
 具は、先述のとおり三陸わかめが風味的に強いですが、コリコリってした食感も結構な主張。ネギは、もちろん全体の薬味的役割を果たしますが、ワカメの持つ強い磯の風味を食べやすくしてくれる役目もありますね。
 そんな感じでひととおり味見したあとは、いよいよかき揚げを丼にダイブ!
 揚げたてのそれは、サクサクの衣や、丁度良く火が通ったメインの種のタマネギなど、単体でもいけますし、ソバツユとの相性は言わずもがなですが、ラーメンに入れても悪くないというか。ツユにコクが増し、中華麺との相性もいい感じ。更に、無料コーナーに有るコショウを加えると、味がピタリと決まりますね。

 というわけで、天ぷら入りのラーメンを、美味しくいただきました。今回は、朝ら~とグランドメニューにあるかき揚げにしましたが、季節メニューのかき揚げにしても良さそうですし、グランドメニューにある豚バラ葱中華そばに無料の天かすという組み合わせも美味しそうですね。なので今後も折を見て、試してみたいと思います。
 ごちそうさまでした。

令和6年2月訪問

栃木県塩谷郡高根沢町 麺処 いろ葉

 2月の始め。朝は寒かったけど、昼間は妙に暖かくなったこの日。こんな陽気なら、昼食はつけ麺もアリだと、午前中、ここに来られる場所にたまたま居たラッキーを噛み締めつつお店まで。

【背脂煮干つけめん(大盛) 980円 + 温野菜 70円】
背脂煮干つけめん(大盛) 980円 + 温野菜 70円

 それで食券を買っていただくのは、今回も、こちらのお店といえばの、背脂煮干しつけめん。今回は大盛りにして、こちらのお店で個人的定番トッピングの温野菜を追加。あまり待たずに登場しましたが、つけ汁に柚子の皮が浮いているのは、この季節ならではの楽しみですね。
 で、早速麺をツユに浸けていってみれば、これが。
 まず、こちらのお店の背脂煮干系のメニューに使われる幅広麺が、個人的にとても好みのものというか、口当たりはツルピロっとしているけどプリっとした弾力もある歯応えが、もう。もちろん麺自体の味もしっかりとしています。
 またつけ汁は、背脂、煮干し、そして醤油がしっかりと効かされたもの。ちょっと濃いめに感じる味付けがまた良く、薬味の生タマネギも相性バツグン。そこに今回のは柚子のフレッシュな香りが加わって、これが、また。
 そして具は、つけ汁に入った角切りチャーシューは、つけ汁をたっぷり吸って結構しょっぱみがあの鱒が、逆にこれが良いアクセントというか、麺や、今回追加した茹で野菜と一緒に口に入れると、何とも良い感じ。一方、麺に載っているメンマは、食感、味共に優しい感じ。追加した温野菜は、背脂のコッテリ感に適度なサッパリ感をプラスして、更には味濃い目のつけ汁と絶妙のコントラスト。
 それと、ナルトに載った柚胡椒は、途中から麺に付けて味変に。あと、お酢も良く合いますが、つけ汁に投入するのではなく麺に掛けた方が、つけ汁の味を変え過ぎなくて良いかと。
 最後は、別の容器で提供される割りスープで締めれば、今日も満足でございます。

 というわけで、今回も美味しくいただいて、満足いたしました。
 ごちそうさまです。

令和6年2月訪問

栃木県矢板市 御食事処 龍園

 昨年11月以来の訪問となった(実はその少し後にもう一度お伺いしましたが、たまたま昼の部臨休の日に当たってしまった……。)こちらの龍園。
 で、龍園といえば、しょうが焼(定食)が有名で、地元メディアにも取り上げられたりしているのですが、実は私がこちらのお店を知ったきっかけは、しょうが焼ではなく、にんにく焼きという品。そのあたりは前回訪問時の記事にも書きましたが、今回とうとう、その品をいただいてみようかと。ちなみに、店員のお姉さんのおすすめ(注文取りに来た時に、同行者が訊いた)もにんにく焼だそうで、「にんにくの方が食べ応えあるからねぇ」とのことでした。

【にんにく焼 1,500円】
にんにく焼 1,500円

 注文から少し待って登場した、そのにんにく焼き。写真の撮り方が下手でよく伝わっていませんが、アツアツの鉄板に載った豚肉は、かなりの大きさ、そして厚み。そしてその上に、生のおろしニンニクが載っています。ちなみにしょうが焼は、このニンニクに替わって生のおろしショウガとなっているのは、前回訪問時、他のお客さんが食べていたのを見て知っていたところ。そこに、ソースポットに入ったタレを回しかけ、いざ。
 で、何といってもその豚肉ですが、肉自体は表面がしっかり香ばしく焼かれているものの、その下は噛み応えがありつつ噛み切れる適度な柔らかさ。
 タレは、甘み、粘度とも控えめで、味わいもサラっとした感じ。そこに、生のおろしニンニクが、香りと辛みをガツンと加えていて。
 そしてこれらが合わさると、これが、もう!状況が許せば、思わず「ビールください!!」と叫んでしまう味わいというか。もちろん、ご飯とも良く合います。
 付け合わせは、ポテト、ミックスベジタブル、それと相性バッチリのモヤシがまた良いですね。
 そのほか、ホっとする味わいの味噌汁、たっぷりドレッシングが掛かったサラダが付き、写真には写っていませんが、先付けで前回も出た大根のキムチ(これがまた良い塩梅なんです。)も付いています。

 というわけで、少々お値段は張りましたが、たいへん美味しくいただいて、たいへん満足いたしました。あと、ニンニク焼がたいへん美味しいのは判ったので、今度は一番人気っぽいしょうが焼も是非いってみたくなりましたね。
 ごちそうさまです。

令和6年2月訪問

追伸

 この後、それほど経たないうちに、お店にはシャッターが降り「都合により閉店」との張り紙がされるようになってしまいました。
 2回しかお伺いできませんでしたが、おいしいごはんを食べさせていただき、ありがとうございました。

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馬 たひお (@uma_tahio)
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自己紹介:
栃木県のちょいと北の方に住んでいるアラフィフのオッサン。
ラーメン・そば・うどんなどの食べ歩き、乗り鉄、競馬の旅打ち、モータースポーツ観戦、PC自作など嗜んでいます。

【ご注意】 このブログに記載された情報は訪問当時のもので、現在のものとは異なる場合があります。あしからずご了承ください。

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