たひお備忘録

とりとめのない趣味の、とりとめのない活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

栃木県大田原市 手打ち 小峰屋

 このところ、家人と行くラーメン屋さんといえば、すっかりここ一択になっていますが、前回訪問時からあまり間が空いていなかったものの、この日もそんな感じでお伺いすることに。

【塩ラーメン 830円】
塩ラーメン 830円

 それで今回私がいただいたのは、初めてとなる塩ラーメン。もっともだいぶ前、塩チャーシュー麺はいただいたことがあったのですが、正直、どんな味だったかあまり覚えていないし、その後、ベースとなるスープ(出汁)や麺もブラッシュアップされていると思うので、実質初めてということで。
 で、まずはスープからいってみたところ、これが、もう!味付けは当然、塩ベースですが、そのお陰で、ベースの鶏メインと思われる出汁の風味と旨味がより際立つというか、いつも食べてた醤油の味や香りを除いてみれば、鶏の優しくてふくらみのある味がよくわかりますね。
 また青竹打ちの麺は、個人的な好みとドンピシャの、ツルっピロっとした口当たりだけどコシもちゃんとある食感。私自身、麺の旨さを感じるのは醤油味という持論があるのですが、塩味のスープでも悪くないと思わせる味わいです。
 そしてチャーシューは、炙りが入り肉も脂身もプリッとした食感のバラ肉1枚と、スモーキーな香りがたまらないミシっと食感のモモ肉2枚というコンビネーション。メンマは、高級感があり、個人的にも好きな穂先メンマ。ワカメは、醤油よりも塩の方が合う印象。あと定番の、海苔とナルトという組み合わせです。

【醤油ラーメン 830円】
醤油ラーメン 830円

 こちらは、家人がいたいた品。
 家人的にも、このピロピロとした麺が大好きとのことで、「やっぱり美味しい」と言いつついただいておりました。

 というわけで、今回も美味しくいただき、大変満足でございます。
 ごちそうさまです。

令和6年3月訪問

栃木県塩谷郡高根沢町 中国料理 天昇

 平日のこの日、あまり歓迎しない用事で、クルマ2台を連ねて高根沢町まで。で、その途中にランチとして立ち寄ったのが、こちらのお店。
 個人的な経験から、平日の昼時、飛び込みでこちらのお店に行くのは厳しかろう(だいたい、いつお伺いしても激混み)と思っていたものの、段取り良く、事前に席の予約をしてくれていたようで、駐車場(結構ギリギリだった)にクルマを停めさえすれば、入口の所で待っている人達を尻目に、「予約席」の札が置いてある座敷席に案内されました。

 それで混んでる時や時間に余裕がない時、揃って同じメニューを頼むという風習は廃れつつあるのでしょうが、今回の面子は全員がオッサンということもあり、なかの一人が、「ラーメンセットが良いな」と言った途端、揃って「じゃあオレも」となるのが昔っぽいノリというか。
 そんなわけで、(同調圧力もあって)皆同じ品を頼むことになったのですが、違う品を食べたそうにしていた一人だけは、セットのソフトドリンクをオレンジジュースと言っていた(他の皆は、アイスコーヒー。)のが、ささやかな抵抗っぽくて、何とも。
 その後、皆で同じメニューを頼んだ効果か、あまり待たずに全員分の品々が揃いましたが、こういう時、食べ物の写真を撮るなんて、昔は考えられなかったものの、今回の面子は皆、私がアレな奴というのを知っていたので、華麗にスルーされたという。

【ラーメンセット 990円】
ラーメンセット 990円 の葱醤油ラーメン
ラーメンセット 990円 揚棒餃子、半チャーハン、漬物、ソフトドリンク

 そんなわけで、そのラーメンセット。ちなみにセット内容は、葱醤油ラーメン、揚棒餃子、半チャーハン、漬物、ソフトドリンクです。
 それでまずは、葱醤油ラーメンから。スープを一口啜れば、ごくあっさりしてじんわりと旨味が効いた中華料理屋さんの清湯をベースに、適度な塩気と醤油っ気。そこに加わるネギは、笹切りの白ネギを、ゴマ油などで和えたものですが、ベースがあっさりしている分、そのゴマ油やネギの風味が生きてくるというか。ほんと、歳と共にこういう味わいのスープが、ありがたくなってきますね。
 また麺は、細くてゆるく縮れた、これまた中華料理屋さんの王道ともいえるものですが、これがスープと良く合っています。
 それと具は先述のネギの他、ワカメと海苔、そしてこれも中華料理屋さんの技が効いているメンマ、という組み合わせです。
 あと、セットの半チャーハンは、絶妙のパラしっとり具合で、味付けも良い塩梅。揚棒餃子は、パリパリの皮に包まれた餡がプリプリ。餡の味付けは濃くありませんが、そのままでも十分美味しくいただけました。

 というわけで、どれも美味しくいただきました。
 それにしても、むかしはこういうノリで食事するのはわりと嫌だったものの、今では悪くないと思ってしまうなんて、これもまた、歳の所為なんですかね。
 ごちそうさまです。

令和6年2月訪問

栃木県那須塩原市 黄金の中華そば 森商店

 令和6年2月半ばのとある土曜日のこと。
 この暫く前から色々あって精神的余裕があまりなく、週末は家に引き籠もってゆっくりしたい気分だったのですが、朝、ちょっとした良い知らせがあり、すると途端に気持ちが前向きになるから不思議なもの。そうしたら何故か急にラーメンが食べたくなり、こちらのお店に、開店時刻を狙ってお伺いしました。

 で、お店には、開店時刻の10分程前に到着したのですが、既に開店待ちしているクルマが2台と、店舗入口の周りには合計7,8名ほどの人が。列になっているわけではないので、クルマを停めたら、何となくその人が居るあたりで私も椅子に座って開店待ち。その後も続々とクルマが入ってきます。
 やがて暖簾が出されると、何となく列が出来て、順に食券を買って入店していきますが、待っている間に何を食べるのか決めていなかったり、券売機前で急に悩む人がいたりしたので、列が消える速度はゆっくり目という感じで。
 やがて私の番になったので、あらかじめ用意していた千円札で、今回いただくラーメンとサイドメニューをの食券を購入。1人なのでカウンターへと案内され、すぐに食券提出となりますが、それからは、キビキビした店主さんと店員さんとの連携で先客が注文した品々が次々に出来上がってゆき、食券提出から10分少々で、私の注文した品々が登場です。

【天然糀の味噌らぁめん 1,000円 + 白美人ネギ 100円】
天然糀の味噌らぁめん 1,000円 + 白美人ネギ 100円
【半ライス 150円】
半ライス 150円

 それで今回私がいただいたのが、天然糀の味噌らぁめんに、白美人ネギと半ライスを追加して。登場したらすぐ、麺の上にたっぷり載ったネギを、ざっくりと麺の下に。
 しかる後、スープからいってみると、これが、もう。ベースは鶏メインでしょうか?しっかりと旨味は抽出されつつも、静かな印象ですが、そこに、天然糀の味噌を使った味付けが、濃すぎない、さりとて薄すぎない絶妙な塩梅で加わって、あっさりしているけどふくらみのある味わいが、何とも良いですね。個人的には、ニンニクのバシっと効いた昔ながらの味噌ラーメンが好きなんですが、最近はこちらのお店の、上品な味わいの味噌ラーメンも大好きだったりします。
 また麺は、最初は硬質な口当たりの、縮れの入った中くらいの太さのもの。噛むと密度感のある歯応えで、スープと良く合っています。
 そして具は、しっとりとして柔らかいけど噛み応えのあるレアチャーシュー、スモーキーな風味のミシっとした歯応えのサイコロチャーシューが白眉ですが、丸々1個分入る味玉も玉子自体の味がしっかりしているうえ味の染み加減や黄身の固まり加減が絶妙だし、メンマや海苔といった定番品も抜かりなし。更に白美人ネギは、ネギ自体の味と食感が柔らかい、いわゆる軟白ネギのブランド品。最初のシャキシャキ感も良いですが、そのうちスープの熱によって若干柔らかくなり馴染むような食感になると更に良い感じに。(そのため、最初に天地返しじゃないですけど、麺の下に突っ込んでおきました。)
 最後は残ったスープとネギの中に、半ライスを投入すれば、これまた堪りませんね。

 というわけで、今回も美味しくいただき、大変満足いたしました。
 ごちそうさまです。

令和6年2月訪問

栃木県塩谷郡塩谷町 とりや食堂

 このところ、あまり歓迎しない用足しついでに同行者(家人じゃないです)とお伺いしていたこちらのお店ですが、この日はたまたま1人でお伺いする貴重な機会が巡ってきたので、クルマを国道461号の旧道の方へと。
 それで今回、いただくのは向かう道中から「久しぶりにネギチャーシューにしよう!」と決めていたもの、問題は量。前回、同行者の付き合いでジャンボサイズのチャーシューメンをいただき、ちょっと頑張れば食べきれる量だったし、加えてこの時、色々あってやけ食いしたい気分だったのですが、そんなので量を食べても勿体ないので、今回は自制して大盛にすることに。
 あとは、駐車場にクルマを停め、入店したら先客の居るテーブル席に、相席で座って注文。先述のやけ食いしたい気分のお陰で、目の前のオッサンの、足を組んでおちょぼ口啜る女々しい食べ方にまで苛ついてくる程だったのですが、あまり待たずに私の注文したネギチャーシューメンが登場したので、いざ、集中。

【ネギチャーシューメン(大盛) 950円】
ネギチャーシューメン(大盛) 950円

 それで早速スープからいってみたところ、そんな心持ちであっても、ここのはしっかり旨く感じるというか、見た目程しょっぱくなく、むしろ生醤油っぽいエッジを落とした醤油のまろやかさに、動物系と香味野菜類の出汁がしっかりとした旨味と適度な風味を加えて、これが、もう。
 細めの縮れ麺は、人によっては標準だと柔らかいと言いますが、個人的な好み的にはベストな茹で加減だと思います。むしろ、この優しさのある食感が、このスープとバッチリ合っているなぁ、と。
 具の、スープとは対照的に生醤油っぽいエッジがアクセントになっている、トロトロのチャーシューも良い感じ。今回のメンマは柔らかくも適度な歯応えが優しく、ワカメも合ってます。そして、唐辛子の辛みとゴマ油の風味のするネギが、また。スープ全体に影響を及ぼさない程度の量というか、はじめは存在を感じないようネギから遠いところを味わい、途中からおもむろにネギと麺を一緒に食べるなどすれば、一杯でノーマルのラーメンとネギラーメンを楽しめるというか。また、味変に卓上のコショウも良いですけど、ネギラーメンやネギチャーシューメンの際は、一味も殊更合うんですよね。
 最後は、お酢を垂らしてスープを完飲。歳の所為もあり、身体を考えると残した方が良いのは判っているのですが、ここのはついつい飲んでしまうんですよね。

 というわけで、食べる前は苛ついていたものの、美味しい美味しいと夢中になって食べてたこの一杯にすっかり癒やされたというか。ちなみに、目の前の女々しいオッサンは、私が食べ終わっても、未だ麺を啜っていましたが、もう全く気になりませんね。。
 ごちそうさまでした。そして、心を落ち着けてくれ、ありがとうございました。

令和6年2月訪問

栃木県宇都宮市 手打ちラーメン みうら

 お伺いしようと思っても、特にお昼時は人気店故の混雑もあって、訪問に二の足を踏んでるこちらのお店。ですが(令和6年)2月半ばの平日だったこの日。用事があって休みを取ったものの、その用事が思いのほか早く終わったため、チャンスとばかりに急ぎお店へ。
 到着した時、午前11時の開店から5分程しか経っていなかったにもかかわらず、駐車場はいっぱい。諦めかけた時、新幹線の高架下に1台だけ停められるスペースを発見したので、そこにクルマを入れ、無事入店することが。
 店内もほぼ満席でしたが、1つだけ空いていたお座敷の4人テーブルを案内され、早速注文。この日は、醤油味のラーメン、そしてスモーキーなチャーシューをガッツリと食べたい気分だったので、「チャーシューメン大盛りで」と言いましたが、壁に掛かったお品書きをよく見ると、チャーシューメンって無かったんですね(以前はあった?)。もっとも店員さんも普通に「チャーシューメン大盛りですね」と復唱し、あっさりと注文がとおりましたが。

【チャーシューメン(大盛) 1,050円】
チャーシューメン(大盛) 1,050円

 それから少し待って、大盛りのチャーシューメンが登場。
 まずはスープからいってみると、濃口醤油の味と香りと、鶏ガラベースの出汁ががっぷり四つに組んだ、白河のラーメンっといった味わい。以前、塩ラーメンをいただいた時は、鶏の出汁の濃さ、そしてコクに驚いた記憶があるのですが、今回いただいた醤油味は、キレのある味わいが何とも良いですね。加えて、薬味の白ネギも良い仕事しています。
 で、そのスープよりも印象的なのが、麺。何度も書いていますが、こちらのお店の麺は、個人的に白河系ラーメンの中でも、やっぱりトップクラスだと改めて思います。ボコボコした表面の凹凸はスープを拾い、それでいて口当たりはツルっと感もあり、何よりも噛んだ時の弾力ある、それでしてぐぐっと歯が入った時の歯触り、そしてモチモチ感が、もう。このところ塩味のスープでそれを堪能してきましたが、麺を味わうには醤油味の方が向いているのかも、何て今回は思ったりして。
 そして、スモーキーな風味が効き、プリミシっとした肉の食感がたまらないチャーシューが、また。たっぷり入っているので、惜しげも無く、麺と一緒に口に入れられるのが良いですね。あと、ホウレン草も瑞々しいし、あっさりした味わいのメンマもちゃんとしてるし、パリっと感のある海苔や、入っていると嬉しいナルトも良い感じ。
 今回は大盛りなので、途中でコショウ、最後はお酢で味変しつついただきましたが、昔は完飲できたスープを少し残してしまったのは勿体なかったなぁ、と。

 というわけで、今回も美味しくいただき、大変満足いたしました。
 ごちそうさまです。

令和6年2月訪問

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馬 たひお (@uma_tahio)
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自己紹介:
栃木県のちょいと北の方に住んでいるアラフィフのオッサン。
ラーメン・そば・うどんなどの食べ歩き、乗り鉄、競馬の旅打ち、モータースポーツ観戦、PC自作など嗜んでいます。

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