たひお備忘録

趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

栃木県矢板市 ふじや食堂

 休日に珍しく一人で外食する時。家人がお好まないが、私は行きたい店という基準で選ぶことが多いが、そんな時に候補となる店の一つが、矢板市役所の前にあるこの店。この日は午前中用事があり、一人でバイクで出掛けた帰りに、久しぶりに寄ることにした。

【大冷しそば 900円】
大冷しそば 900円

 それでいただくのは、毎度のことながらの大冷しそば。提供されたらまず、箸を使う前に卓上のワサビを取ろうと思ったが、このご時世の所為か、置きっぱなしではなくなった様子。もっとも、冷やしそばにワサビを付けるかどうかは、個人的にはそれ程重視していない(あればあったで嬉しいが)ので、卓上の七味をソバに振りかけるのだが。
 しかる後、そのソバを温かいツユに浸けてから啜り込めば、スルスルと口に入るというよりも、ズルズル啜りモシャモシャ口に入れてワシワシ食べるといった具合になるが、密度感が有りつつモチっとした噛み応えで、これが、もう。ツユは、出汁感はそこそこで濃口醤油が主張するタイプだが、甘み控えめな味付けと、冷やし(ひたし)的濃さ(かけそば程度)の塩梅が良い感じである。
 そしてかき揚げは、揚げたてだが、衣がサクっとパキっとクリスプ感の強い食感。タネはタマネギとアミエビという当地ではオーソドックスなもので、これをツユに浸けそのまま。そしてソバと一緒に、更には残りをツユに全部入れて、香ばしさや油のコクをツユに加えつつ、ソバをズルズル啜るのは至福の時。
 あっという間に食べ終わり、最後はそば湯で〆。

 というわけで、今回もおいしくいただいて、満足した。ごちそうさま

令和8年10月訪問

栃木県大田原市 江戸切りそば ゆで太郎・上州 もつ次郎 大田原店

 私の好物の一つに、かき揚げの天玉そばがあるのだが、いざ食べたいとなった時、選択肢がほとんど無い。というのも、よくそれを食べる駅の立喰いそばは近所に無く(現在最も近いのは宇都宮駅か)、かといって、近所や近場にある、街なかの昔ながらのそば店では、天ぷらそばはあっても、天玉そばは置いていない(かき揚げが置いてあるところが限られ、更に月見そばはまず置いていない)ところが殆どである。
 しかしこの日は、どうしても天玉そばが食べたくなってしまったため、自宅から一番近くで天玉そばが食べられるであろうこの店に。大田原にもゆで太郎が出来ていたのは知っていたが、訪問するのは初めてである。

 土曜日の昼時、雨の中をクルマで店に向かったが、この店って確か以前はファミレスやラーメン店だったと思う。そのその駐車場にクルマを停め入店。いただくのは当然天玉そばであるが、温泉玉子と選べる玉子はもちろん生で。そして、そばだけだと足らないと思い、ミニ焼鯖おろしごはんまで付けてしまったが、これならミニ焼鯖おろしごはんセット(840円)に、生たまご(100円)と野菜かき揚げ(150円)を追加したほうが30円安くなったではないか。もっとも自分で食券を買った=自分が間違えたということなのだが。
 食券の番号が呼ばれ自席に持ち帰り、気を取り直して、いざ。

【天玉そば(生たまご) 620円 + ミニ焼鯖おろしごはん 500円】
天玉そば(生たまご) 620円 + ミニ焼鯖おろしごはん 500円

 まずは天玉そばにするべく、かき揚げと生たまごをツユの中に。しかる後にツユを啜れば、出汁感そこそこの、暫くぶりのゆで太郎のかけツユの味わいにホっとする。また、店というか時間帯というか、調理する人によって、薄く感じることもある味の濃さだが、今回は、かき揚げや生たまごに負けない程度には濃かった。(個人的好みだと、もう少し濃くしたいところだが。)そこに、かき揚げからの油のコクが加わって。
 またソバは、細いが生麺茹でたてでシャッキリ感のある、ゆで太郎クオリティと言うべきもの。個人的に天玉そばが食べたくなっている時=茹で麺のモチっとした食感の麺を欲している時なのだが、贅沢は言っていられない。
 そしてかき揚げは揚げたてであるが、そこに汁が染み込んでフニャっとしていく様が、何とも愛おしく。
 途中から生たまごを崩し、黄身をソバやかき揚げと絡めて啜れば、これぞ天玉そばの味。ツユ+かき揚げ+生玉子という組み合わせは、個人的には「ホーリー・トリニティ」だと思う。
 あとミニ焼鯖おろしごはんだが、以前は無かった大根おろしが付いている分、味わい方が広がった感。

【肉茄子そば 770円】
肉茄子そば 770円

 こちらは、同行の家人がいただいた品。
 野菜が食べたいという家人に勧めた品であるが、どうだったであろうか。

 というわけで、少々の「これじゃない感」は感じつつも、天玉そば欲はある程度解消することが出来た。ごちそうさま。 

令和8年9月訪問

栃木県宇都宮市 担々麺 貴光

 以前はこのあたりに用事があって、そのついでに家人共々何度かお伺いしていたこの店だが、少し前に事情が変わり用事が無くなったため、ご無沙汰になっていた。
 だが、その担々麺の味が、私も家人も忘れられなかったようで、この日、久しぶりに伺うことに。

【正宗担々麺 1,000円 + 半ライス 150円】
正宗担々麺 1,000円 + 半ライス 150円

 それで今回いただくのは、正宗担々麺。名前に「正宗」と付くだけあって、汁無しで芝麻醤を使わない、元々の担々麺に近いタイプである。
 提供されたら直ぐに、麺とタレをよく混ぜて口に入れると、辛味と痺れが強いという「四川漢源花椒」のスっと爽やかな風味にワンテンポ遅れて、タレのまろやかな味わい、肉味噌のコク、あられやピーナッツの香ばしさ、ネギの葷香、カイワレのピリっとした刺激などが口の中に広がり、噛むとムチムチとした麺の食感が味わえる。そして食べ進むうちに、辛味と痺れが口の中に蓄積していって刺激的な味わいに。ここで正宗担々麺を食べるのは2回目だが、この系統(貴光や發巳)の正宗は、個人的好みとぴったり合うと、改めて思う。
 そして麺を食べ終わったあとは、器に半ライスを入れて良く混ぜ、残ったタレや肉味噌を堪能。芝麻醤を使った担々麺では、個人的にそれ程合うと思わないご飯だが、正宗だと必須にも感じる。プレーンな白米の味でタレが適度に伸ばされ、最後まで美味しく味わえる。

【四川水籠包 400円】
四川水籠包 400円

 こちらは、一緒にいただいた品。水籠包とはなんぞやと思ったが、モチっとした厚めの皮の茹で小籠包といった感じの味わい。掛かったたタレの適度なスパイシーさ、そして餡のジューシーさが相まって、これがなかなか。また有ったら頼みたいサイドメニューであった。

【野菜担々麺 1,000円】
野菜担々麺 1,000円

 こちらは、家人がいただいた品。食べたのは久しぶりだったが、「美味しかった」とのこと。

 というわけで、色々と美味しくいただいたが、また美味い担々麺が食べたくなったら、ここに来たいと思う。ごちそうさま。

令和8年9月訪問

栃木県宇都宮市 地粉うどん ヨーロッパ本店

 平日のこの日。所用で同行者と宇都宮まで行った時、ついでの昼食にと案内されたのが、この店。うどん店なのに店名が「ヨーロッパ本店」なのは、提供するうどんが、並盛400グラム、中盛り600グラム、大盛800グラムとのことで、そこから取って468(ヨーロッパ)というのは、店へ向かう道中、案内してくれた人から聞いた話。
 店には、お昼少し前に着いたところ、店内は多少余裕がある客の入り。もっとも正午を過ぎると続々と客が入ってきて、程無くして満席になったが。
 注文は券売機で食券を買って提出するのだが、その券売機の表記によると、スタッフいち押しは、肉なす汁うどん(1,200円)とのこと。それにしようかとも迷ったが、結局、一番基本っぽい肉汁うどんを麺中盛にして、たまご天追加という形で落ち着いた。

 食券提出から、うどんの茹で時間であろう15分程経ってから提供された、私の肉汁うどん。見た目的には、ひもかわうどんのようなものが1本(枚?)乗っているのが目を引くが、ウドン自体の色合いが、「地粉うどん」とを謳うだけ有り、それっぽい無漂白な茶色がかったものになっている。ちなみに地粉とは、全国乾麺協同組合連合会が定めるガイドラインだと、「全量が日本国内産の小麦粉およびそば粉で、かつ、当該地で製粉したもの」となっているが、栃木県産の小麦を使用しているのだろうか。

【肉汁うどん 1,100円 +麺中盛 200円 と たまご天 200円】
http://jibusyouyuu.sekigaharablog.com/Entry/1065/

 早速、ウドンを1本箸でつまんでみて驚いた。見た目エッジが立ち、更には手に伝わる感触からして硬かったのだが、つまんで持ち上げても容易に垂れず、口に入れても容易に曲がらず、歯が悪いと噛むのに苦労する硬度。個人的に、これまで食べた中で最も硬かったのは、16年前に山梨県富士吉田市で食べた冷やしうどんだったのだが、今回それを久しぶりに更新した。もっとも、当然硬いだけではなく、地粉の風味は豊かで、小麦を食べている感は凄いものがあるが。また1枚乗ったひもかわは、ウドンとは対象的なペロンとした食感が良い。個人的には、このひもかわだけでお腹いっぱいにしてみたいが。
 そのウドンと合わせる付け汁は、かなりのストロングススタイル。出汁感よりも濃口醤油がガツンと効き、そこに豚肉の旨味や脂の甘味、焼いたネギの風味と甘味、油揚げのコクが加わるというもの。ツユに入ったほうれん草が嬉しい。
 それと追加したたたまご天は、黄身がトロっとしているタイプ。ツユの中い入れて割れば、油と黄身のコクがウドンに絡まり、これが、また。
 しかし、やってしまったのが麺の量。最近、食べる量が減っているので、600グラムというのは、ギリギリ美味しく食べられる量であった。

 というわけで、美味しくいただいたのだが、ウドンの量と硬さで、食後に顎がかなり疲れていたのは、やっぱり歳のせいなんだろうなぁ、と。ごちそうさま。

令和8年9月訪問

栃木県那須塩原市 鶏中華そば 大幸

 令和8年のシルバーウイークは、初日に仕事で呼び出された以外は遠出もせず、昼食に出かけた以外はダラダラと過ごしてもう最終日。そんな時、せめて昼食は何か普段と違うものをと思ってSNSのタイムラインを見ていた時に見つけたのが、以前一度あ伺った時にいい印象だったにも関わらず、その後ご無沙汰してしまったこの店。
 それで開店時刻を少し過ぎた頃に到着したところ、店頭には、11月29日で閉店となる旨の貼り紙が。何とも残念ではあるが、とりあえず、SNSで見たこの日の目的の品を食べるべく入店。早速、家人のラーメンと共に注文した。

【昆布水つけ麺(大) 1,750円】
昆布水つけ麺(大) 1,750円

 それがこの、昆布水つけ麺。つい勢い余って大盛りにしてしまったが、大盛は並盛の倍、麺量400グラムとなっていた。なので、麺の丼には小山が聳え立っているが、そうの頂上にはおぼろ昆布があしらわれ、別皿にはワサビ、カイワレ、細切りのショウガといった薬味類と鶏チャーシュー。あと付け汁は、麺に対して明らかに少なく感じるが、これはあくまでも脇役。卓上に置かれた「美味しく食べるコツ」というPOPによれば、ら味変用との位置づけらしい。
 なのでそのPOPに従ってまずは昆布水に浸かった麺を啜るのだが、この麺自体がなかなかのもの。昆布水のトロミを纏ってスルスルと口に入るそれは、全粒粉を使っているようでしっかりとした小麦の香りが有り、また茹でてから冷たく締められているお陰もあってか弾力も凄い。昆布水にはそれほど強い味は付けられていない(塩味のみ?)が、その少しの塩分だけで、どんどん食べ進められてしまう。
 それをある程度楽しんだら、POPに従って別皿の薬味を使用。このあたりから後述するある事情によって繊細な香りがわからなくなって来た所為も有り、香りのマスク力(りょく)の強いショウガが良く合っているように感じた。
 そして最後に、味変で付け汁を使ったところ、これが、もう。浸した麺を啜るだけで感じる、力強い鶏出汁の香り。色からしても濃口醤油もかなり効かされてはいるが、それを上回って感じるのが凄い。もっとも、麺自体の風味や昆布水の繊細な旨味はマスクされてしまうが、それはそれで。というか、この時はこの香りの強いつけ汁が無ければ、美味しく食べきることは出来なかったであろう。

【那須鶏塩そば 900円】
那須鶏塩そば 900円

 こちらは、同行の家人がいただいた品。
 例によって少々味見させてもらったところ、濁りのない鶏の風味・旨味がブワッと来て、それとバランスを取るかのように、塩気はかなりしっかり目。丸々一杯味わいたくなる味わいであったが、これも後述の理由により……。

 というわけで、美味しくいただいたことはいただいたのだが、食べている途中に入ってきて、隣の卓に座った女性客の香水の匂いが強かったため、正直、それ以降はまともに味わうことが出来なかった。こういうところに香水を付けて平気で入ってくる人間は男女共に一定数いるが、たとえ同じ言語を話していても、理解できない存在である。
 そのお陰でとても勿体なく、残念な体験になってしまったのが心残りなので、閉店までにもう一度くらいはお伺いして、良い印象で終わりたい。
 ごちそうさま。

令和8年9月訪問

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栃木県のちょいと北の方に住んでいるアラ還のオッサン。
ラーメン・そば・うどんなどの食べ歩き、乗り鉄、競馬の旅打ち、スポーツ観戦、PC自作など嗜んでいます。

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