たひお備忘録

趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

栃木県大田原市 讃岐釜揚げうどん 丸亀製麺 大田原店

 7月半ばのとある平日。この日のランチは一人で外食となった時、何となく、お伺いしたのがこちらのお店。そういえば、丸亀製麺さんは久しぶりのような気が。
 で、蒸し暑い曇りの日ということもあり、冷たいかけが良いな。お腹空いてるから大盛りだな。玉子は冷かけだから生じゃなく温玉だな。天ぷらはかき揚げが食べたいな。あ、鰯の天ぷらがあるから、だしソース掛けて食べたい!なんて欲望に忠実にトレーに載せてたら、お会計は1,000円ちょうどとなりました。

【冷かけ(大) 550円】
冷かけ(大) 550円
【温泉玉子 110円 + 野菜かき揚げ 180円 + いわし天 160円】
温泉玉子 110円 + 野菜かき揚げ 180円 + いわし天 160円

 会計後、小鉢にネギ、ショウガの薬味を取って席に移動。ですが最初はそれらを使わず、冷かけのツユからいってみると、冷たい故に強調された魚感が出汁感に変換されて感じられ、味付けもいい塩梅。夏季限定の冷かけとは言え、この完成度は正直毎回感心してしまいます。
 それは、ツルっとした口当たりで、冷たいけど滑らかさを失っていないウドンもそうで、ほんと、重箱の隅をつつかない限りは隙が無いというか。もっとも、その隙のなさが、個人的には正直、少々物足りないというか、面白みが感じられなかったりするのですが。
 またかき揚げは、ほぼ揚げたてだったので、最初は一部分を箸でちぎって卓上のだし醤油をちょろっと掛けて衣のサクサク感と香ばしさ、そしてタマネギの甘みを堪能した後、残りは温泉玉子と共にうどんの丼に投入。薬味のネギも加え、途中から味変でショウガも加えつつ、冷し天玉うどんとしていただきました。
 もちろん、その合間に、いわし天にだしソースを掛けていってみれば、これもまた。魚の天ぷらにソースを掛けて食べるのって、(折り詰め弁当で仕方なくやった以外は)30過ぎまで積極的にやろうと思っていなかったのですが、園田競馬場で揚げたてのいわし天にウスターソースを掛けたのを食べ手以来、すっかりアリになってしまったというか。

 というわけで、どれも美味しくいただきました。ごちそうさまです。

令和6年7月訪問

栃木県さくら市 ラーメンショップ さくら店

 個人的にラーメンショップに通うきっかけとなったお店で、訪問回数も多かった、さくら市狹間田にあったラーメンショップ氏家店が休業(閉店?)してたのは、コロナ禍真っ最中の頃だったでしょうか。
 それ以降、「経営者募集」の看板が出ているものの、だいぶ年季が入ったお店だったし、国道293号沿いとはいえ氏家町と喜連川町が合併して出来たさくら市の、旧両町の境目あたり(=市街地ではない)ところにあるお店だから、新たに入ってくれる人がいるかなと思っていたら、今年(令和6年)4月28日になんと、ラーメンショップさくら店としてリニューアルオープン!それを待っていた人が多かったのか、開店以来盛況のようで、実際私も、平日のお昼時に何度かお店の前を通りましたが、店舗前の駐車場がいっぱいだったり、入店待ちが出ているような状況で、加えてすべからく時間に余裕がなかったこともあり、入店を諦めていた次第。
 ですが、(令和6年)7月中旬のとある日曜日。この日はたまたまさくら市に用事があったので家人と出かけたのですが、そのついでとばかりに、お昼時にお店の前を通ったところ、天気が悪かった所為もあったのか、店舗前の駐車場に空きがあり、入店待ちの行列もなし。これならと家人にお伺いを立て、すぐさまクルマを空きスペースに。もっとも、店内は、以前同様の?着席待ちの長椅子にズラっと待っている人たちがいる状態でしたが、このときは時間に余裕があったので、以前は無かった券売機で食券を買って待つことに。その間に店内を観察すると、以前よりも店舗入口から見て左手の小上がり(座敷)席が減って、壁に沿ってカウンター席が増やされているんですね。
 やがて、小上がり席が空き、そこにご案内となりましたが、それからはあまり待たずに、注文した品々が登場しました。

【味噌ねぎラーメン 950円】
味噌ねぎラーメン 950円

 それでまず、私がいただいた味噌ねぎラーメンから。
 スープのベースは、一般的なラーメンショップの同じく、軽快感のある豚骨。脂感もちょうど良く。そこに味を付けるまろやかな味噌だれも、程よい効き具合。もちろん、卓上のおろしニンニクは大変合う、いや必須アイテムで、スプーン一杯で刺激と旨味が加わり、大変膨らみのある味わいになります。
 また麺は、ラーメンショップでお馴染みの細めのタイプですが、ツルっとした口当たりで、口に入れるとたおやかな食感。茹で加減はちょうど良く感じました。
 そして具は、味噌ねぎだけに、たっぷりと載った、タレで和えられたネギがとチャーシューがメイン。ネギのシャキシャキ感やタレの加減、そこに華を添える小さめの角切りにされたミシッとした食感のチャーシューなど、具としてそれだけ摘まんでも良い感じですが、麺やスープと混ぜていただくと更に本領を発揮します。他には、柔らかめのメンマ、そして溶けやすい海苔という、これまたスタンダードな構成でした。(ちなみに溶けやすい海苔は、鹿沼市の運転免許センター北口店(ここのはほんと、すぐとろける)や、かつての氏家店もそうだったかも。)

【ねぎ丼 350円】
ねぎ丼 350円

 こちらは、一緒にいただいた品。券売機には「お茶碗サイズ」とのPOPも貼ってありましたが、個人的な感覚だと、小さめの丼といったサイズ感。もっとも、沢山食べられるのは嬉しいことなので、全く問題ないですが。
 で、こちらのネギ丼は、ご飯の上に、味噌ねぎラーメン同様のタレで和えられたネギとチャーシューが載り、更にその上に刻み海苔という構成。それにしても、ラーメン同様、こちらも見た目からしてネギの盛りが良いのがわかります。(写真だとそう見えないのですが。)またそこに、スクイーズボトルに入ったマヨネーズが付いてきます。
 して、始めはマヨを掛けずにいってみると、ラーメン同様、シャキシャキのネギに絡んだタレの塩梅が程よく。これだけでもご飯が進みますが、マヨを掛けると更にパワーアップというか、個人的に(マヨ自体は好きだけど)ご丼物にマヨはそれほど得意ではないものの、こちらのはむしろ掛けた方が好みの味わいになるというか。あとニンニク投入しても良かったなぁ、と、食べ終わってから思いました。

【ねぎラーメン 900円】
ねぎラーメン 900円

 こちらは、同行の家人がいただいた品。
 例によって味見させて貰いましたが、極めてスタンダードな味わいで、家人も同じような感想。個人的には、遠からず、丸々一杯いただくこと必須です。

 というわけで、どれも美味しくいただいて満足したのですが、開店からあまり間もない為というのもあるのか、どの品も、ラーメンショップのスタンダートといった感じで、安心できる味わいでしたね。これがこの先、どう変わっていくのか。それともそのまま行くのか。どちらにせよ、末永くここでお店を続けて欲しいと願っております。
 ごちそうさまでした。

令和6年7月訪問

栃木県大田原市 手打ちうどん・そば専門店 すゞや食堂

 なぜか定期的に食べたくなる、栃木県北のローカルメニュー「ひたし(冷やし)そば」。
 と、それの記事には毎回似たようなな書き出しとなっておりますが、今回もそんなわけで、県立大田原高校前に有るこちらのお店まで。ちなみにこの日は、7月半ばの土曜日だったのですが、開店約30分前で、入店待ち行列の先頭という混み具合。汗を流しつつ待ちました。

【ひたし天ぷらそば(中盛) 1,100円 + 玉子 50円 + 大根おろし 50円】
ひたし天ぷらそば(中盛) 1,100円 + 玉子 50円 + 大根おろし 50円

 それで先頭で入店し、同行の家人に席の確保を頼みつつカウンターに向かい、注文した私がいただく品が、ひたし天ぷら中盛り+玉子+大根おろし。
 で、まずはソバですが、お上品なお店のとはちがう、いつものとおりの、色白ながら若干太めで若干短めの、ちょっとワイルドな見た目のもの。でも、これがたまらないというか、ツユの器にくっ付いていたわさびをソバの器に移したのち、そのワサビを適量付け、あらかじめかき揚げとホウレン草、更に追加の玉子が入った温かいツユに「ひたし」てからズズズっと啜り込めば、これが、もう!すゞやさんのそばじゃないと摂れない栄養素が絶対あります。
 濃口醤油効き、甘みが少ない味付けに、かき揚げから油的コクが加わった味わいのツユもまた良いんですよね。
 またかき揚げは、一部カリっと、全体的ペロンとしているものの、つゆには溶けないタイプ。これを少しばかり箸でちぎって干葉と共に口に入れると、これも、また!
 ホウレン草はもちろん生の物を茹でたフレッシュ感溢れる物で、最高の箸休め。途中から、つゆの熱さによって白身がうっすら固まった玉子を崩し、かき揚げ、そしてそばと共に口に入れれば、至福の時が訪れます。更に今回は大根おろしも頼んだので、途中から投入すれば、後半はサッパリといただけました。

【カレーそば(ひたし) 1,000円】
カレーそば(ひたし) 1,000円

 こちらは、同行の家人がいただいた品。
 例によって少々味見させて貰いましたが、透明感はあるけどカレーのスパイス感、そしてトロミがついたツユが、やっぱり良いですね。すゞやさんのカレーそばじゃないと摂れない栄養素が絶対あります。あと、具の鶏肉がたっぷり入っているのが嬉しいところです。

 というわけで、今回も目的のひたしそばを美味しくいただいて、大変満足でございます。
 ごちそうさまでした。

令和6年7月訪問

栃木県さくら市 幸楽苑 さくら氏家店

 この日は、冷やし中華が妙に食べたくなってしまい、その日に取れる選択肢の中からこちらのお店にお伺いしたわけなのですが、いざ注文する段になり、タッチパネルを触ろうとしたら、「冷麺」の文字が。
 冷麺自体好きな割になかなか食べられていないけど、今日は冷やし中華の気分っ!と思ったのもつかの間、指は冷麺を選択し、しかも、ギョーザセットの注文を済ませていたという。まぁ、あの(リーズナブルな価格のラーメンチェーン店たる)「幸楽苑」で、どんな冷麺が出てくるのか興味を惹かれたというのも多分にあるのですが。

【冷麺ギョーザセット 960円】
冷麺ギョーザセットの冷麺(通常単品760円)
冷麺ギョーザセットの餃子「極」(通常単品280円)

 それから少し待って、ロボットではなく店員さん自ら配膳。
 早速スープからいってみると、牛骨と香味野菜と謳う出汁は、確かににそれっぽい風味で、味わいは甘すぎず、特定の発酵風味もなく、食べやすい感じがします。 そこに、ぱらりと散らされたすりゴマがアクセント。勿論キムチも載っているので、その風味も感じられますね。
 また麺は、冷麺で一般的なゴムゴム食感のストレート麺ではなく、中細くらいの太さの中華麺。なので、麺を啜っている限りは、ちょっとスープが変わってる冷やしラーメンの趣。具が、キムチとキュウリの他、タレの掛かった白髪ネギ、チャーシューとメンマと味玉というのも、ラーメン具合に拍車をかけるというか。
 それと、セットの餃子は、安定のクオリティ。冷凍品を焼いたものですが、その焼き加減が適切なため、薄い皮のクリスピーで香ばしい焼き目や、中のわりとジューシーな餡の味わいを堪能できます。

 というわけで、どれも美味しくいただいたのですが、特に冷麺を食べている最中「冷麺とは?」との問いが、頭の中をぐるぐると。もっとも、韓国式とか平壌式とか商品名に付いているわけではないので、これはこれで、幸楽苑さんの冷麺ということで。
 ごちそうさまでした。

令和6年7月訪問

栃木県大田原市 ラーメン 山岡家 大田原店

 今年(令和6年)4月のオープン以来、ちょくちょくお伺いさせて貰っているこちらの「山」(山岡家の個人的呼称)。その際、過去3回とも、個人的定番のひとつである辛味噌ネギをいただいてきましたが、もう一つの個人的定番、特味噌ネギは未だいただいていなかったな、と。
 それで4回目となる今回は、その特味噌ネギをいただくべく、七夕の日の7月7日。朝の時間帯にお伺いすることにしたのですが、午前7時前だというのに、なんでこんなに盛況なんですかね。カウンターはわりと空いていたものの、ボックス席は家族連れやらグループ客やらで、かなり埋まっていました。

【特製味噌ネギラーメン 970円 + 味付け玉子 140円】
特製味噌ネギラーメン 970円 + 味付け玉子 140円
【半ライス 140円】
半ライス 140円

 それでお目当ての特味噌ネギですが、麺柔らかめにした以外は、味の濃さ、油の量は普通でオーダー。店内が盛況だった+麺柔らかめの所為もあるのか、注文から登場まで約15分掛かりました。
 で、まずは、ニンニクや一味唐辛子、豆板醤など加えずにスープを一口いってみると、うん、極めてスタンダードな、味の濃さ普通、油の量普通の特味噌の味わい。豚骨のコッテリ感とまろやかさがあるなか、更に白味噌ベースのタレのまろやかさが加わって、そこに、タレで和えたネギが良い感じでアクセントを加えて、これが、もう。もっともその後、卓上のおろしニンニクをたっぷりと投入し、一味もパッパッとかけてしまうんですが。
 またここ2回ほど、辛味噌ネギで試した麺柔らかめは、特味噌ネギにもバッチリの相性。ここの麺って、固さ普通や固めだと、何て言うんですかね、麺の存在感が有り過ぎるというか、麺だけで口の中に入ってくる感覚があるのですが、麺が柔らかくなることによって、スープとの絡みが増すというか、一体感が増すというか。
 そして具は、角切りのチャーシューや、追加した味玉も勿論良いのですが、なんと言ってもタレで和えたシャキシャキのネギが、また。
 ちなみに今回も、いわゆる810食法(特味噌ネギの、ラーメンにはニンニク、ライスに豆板醤を混ぜ、ネギと海苔の一部をライスに移植して、ラーメンと共にいただく食法。)で、半ライスと共に堪能いたしました。

 というわけで、今回も美味しくいただいて満足だったのですが、こちらのお店は開店から順調にお客さんを増やす一方、個人的には、せっかく家から近いところに「山」が出来たにもかかわらず、食べたい時にすぐ食べられなくなる懸念が出てたなぁ、と。それでも、またお伺いすることは間違いないんですがね。
 ごちそうさまでした。

令和6年7月訪問

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栃木県のちょいと北の方に住んでいるアラフィフのオッサン。
ラーメン・そば・うどんなどの食べ歩き、乗り鉄、競馬の旅打ち、モータースポーツ観戦、PC自作など嗜んでいます。

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