趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
前の記事でも触れた、令和6年夏、九州一人旅の途中。
その2日目の午前中は、早朝に宮崎駅を出発してお昼前、再び宮崎駅へと戻るという行程だったのですが、その予定を立てる際、宮崎駅に戻ってきたら必ずいただこうと思っていたのが、宮崎駅構内にあるこちらのお店。
九州はうどんがよく食べられている土地柄というのは言うまでもありませんが、中でも宮崎県は以前いただいた小林市のお店など有名なお店が多く、宮崎市内に本店のある「豊吉うどん」もそんな有名店のひとつ。その支店が宮崎駅構内にあると知って、是非お伺いしたくなっていたというか。
それで予定どおり、午前11時の少し前、高架駅である宮崎駅に戻ってくると、その1階部分にあるお店へと。場所は前日夜、宮崎駅に降りた時に調べておいたので問題なかったものの、いざ食券を買おうと券売機を見たところ、そのボタンの多さにびっくり。うどんとそばのボタンが別になっているのも一因ですが、メニュー自体も多く、中には「てんぷら」だと練り物を揚げた(さつま揚げみたいな)ものが載っていたり、「野菜」だと野菜のかき揚げが載っているといった、当地以外の人間にとってはちょっとしたトラップもあったりします。
そんな中から苦労して選んだのが、こちらのすき焼きうどん。別にすき焼きが載っているわけではなく、肉うどん+温泉玉子の組み合わせだと、この名称になるらしいです。
でまずはツユからいってみたところ、毎朝お店で、いりこ、昆布、鰹節を炊いて作るというそれは、いりこと昆布が主張しているような、ちょっと独特というか、栃木県民の私にとっては馴染みのない風味。ですが食欲そそる風味ではあり、旨味は十二分に感じられますね。また、ツユの色は薄いです(写真だと濃く写ってしまっていますが……。)が、味付けはしっかり濃い目で、塩気と甘みが好バランス。何より、その味わいのトラディショナル感がとても良いです。
またウドンは提供時間からして茹で麺でしょうか?(見込で茹でたり茹で置きにしていた可能性も)プリっとした噛み応えもありつつ、全体的には当地らしく柔らかめ。個人的に好きなタイプであり、ツユとも良く合ってますね。
そして具の肉は牛肉。汁っ気があまりないのでつゆの味にさほど影響は無いと思われますが、甘辛い味付けがしっかりと染みて。そこに温泉玉子は、間違いの無い組み合わせですね。
というわけで、美味しくいただいて大変満足したのですが、心残りもあるというか、夏季限定の冷やしメニューを含めた数多くあるメニューを、もう一つでも良いから、食べておきたかったな、と。
今後の人生で、また宮崎に行けるかは判りませんが、行った際には、こちらか、今回お伺いできなかった本店で、いただいてみたいですね。
ごちそうさまでした。
令和6年8月訪問
令和6年8月。月遅れのお盆が明けた後、ようやく私の夏休みが到来。一人九州へと旅に出ました。
そんなわけで、これから暫くの間、そのときにいただいた食べ物ネタが続きますが、まず最初は、行きに羽田空港へと向かう途中、JRからモノレールへと乗り換えた浜松町駅構内でいただいたこちらのお店。
今年5月に四国を旅した際、JR四国の関連会社が運営する「めりけんや」(高松駅前店)というお店で美味しくうどんをいただいたのですが、屋号は違えど、こちらのお店も同じ会社で運営されているようで。
那須塩原駅から乗った新幹線を終点の東京駅で降り、山手線に乗り換えて浜松町駅に到着したのは、午前7時半頃。改札外とはいえ駅ナカのうどん店らしく既に開いているのでお店へと。入り口のところが、良くあるセルフ形式うどん店の注文口になっていて、早速そこで注文ですが、老婆心ながら、お店の外のメニュー表が置いてあるので、初めてお店にお伺いする場合、入店前にそこでじっくり選んだ方が良さそうですね。で、少々焦りつつも、メインのうどんに加え、サイドのご飯物まで注文。受け取ったらあいてる席に移動して、いざ。
それで今回いただいたうどんが、注文の際、レギュラーメニューとかなり迷いましたが、8月からのフェアメニューの、はも天ぶっかけ。
で、まずは、ツユに浸かったウドンだけ啜ってみたところ、これが、もう!ツルっとした滑らかな口当たりに、冷たく締めているけど伸びのある、強めだけど決して固くない歯応えというかコシが最高ですね。個人的に、ウドンは柔らかめの方が好きなのですが、これは別。並ではなく大でも良かったかもしれません。
またウドンに絡むツユは、ぶっかけなので濃いめの味付けですが、味、香りとも、いりこの出汁感ビンビン。そこに、比較的甘みの効いた、食べやすいチューニングの味わいに感じました。この出汁感、かけでもいってみたかったですね。
また、上に載ったはも天は、衣サクっと、中は皮目モチっと食感と、身の上品だけど旨味はしっかりした味わいが、また。関東ではあまり馴染みのない魚ですが、昔住んだことのある西の方では、夏のを象徴する魚の一つで、この味、ほんと久しぶりにいただきました。
それと、添えられたスダチが良い仕事をするというか、爽やかな酸味と香りが、味変にピッタリです。
こちらは、一緒にいただいた品。
写真の通りシラスがたっぷり載っていて、そこに温玉とくれば、もう間違いなしの味わいですね。
というわけで、どれも美味しくいただいたのですが、特にうどんは、まさしくブラボーな味わい。ちなみに、ウドン(麺)をはじめとする食材の大部分が四国直送ということで、そんな本格的な、本場の讃岐うどんが駅ナカで食べられるなんて、これはまた上京した際にでも、お伺いしないといけませんね。(ちなみに、我が家最寄り駅から在来線で上京した際に行きやすい上野駅にもお店があるようで。)
ごちそうさまでした。
令和6年8月訪問
この日は、お盆まっただ中にもかかわらず、持病のおかげで栃木県北の某病院へ。そこで主治医の先生に、主に体重関係でコッテリと絞られた後に向かったのが、こちらのお店。
決して自棄になったわけではなく、ストレスを感じた後はお腹いっぱい食べて、そのストレスを、しっかり発散しないといけませんから。
それにしても、こちらのお店の盛況っぷりは相変わらずというか、曜日的には平日にもかかわらずお盆ということもあり週末っぽい混み方で、お店にはお昼前に到着したものの、入店後、オーダー後でそれぞれ待ち、目の前に注文の品が出てきたのは、お店到着から30分以上経ってからとなりました。
【辛し味噌野菜つけ麺 1,034円 + からしみそ(大辛) 99円 + 味付たまご 143円】
そんな今回いただいたのが、辛し味噌野菜つけ麺に大辛のからしみそと味玉を追加したもの。こちらのお店の「辛し味噌」系(ラーメンや野菜ラーメン、野菜つけ麺など)の品は、辛くないスープに、レンゲに載った辛し味噌を好みで溶いて混ぜるスタイルですが、今回のは追加で大辛にしただけあり、最初からスープが赤いですね。
で、まずはレンゲに載った辛し味噌を溶かさずに一旦どけて、レンゲでつけ汁を味見してみれば、からしみそ大辛追加だけどベースの豚骨スープがまろやかなので、個人的にはピリ辛よりちょっと辛いかな、くらいの辛み。そこに、わきにどけておいた辛し味噌を溶かしていけば、辛みと塩気が加わることにより、味の輪郭がぐっとハッキリしていくような。
そこに、量的にたっぷりある、小麦の風味がしっかりしていてツルっシコっとした食感の太ストレート麺を浸けて食べれば、これが。
そして合間に、これまたつけ汁にたっぷり入ってつけ汁の味わいをアップさせている、キャベツやモヤシ、ニンジン、ピーマンなどの野菜類と豚肉を炒めた物をいただけば、また。
あと追加した味玉も、いい塩梅ですね。
というわけで、美味しくいただいて満足。満腹になってストレスもしっかりと発散できたけど、夕食は軽くしておかないとなぁ。
ごちそうさまでした。
令和6年8月訪問
この日のお昼時、家人を乗せ大田原市の旧黒羽町方面に向かってクルマを走らせていたところ、以前は確か元気寿司だったけどだいぶ前に満天家グループとなった美原公園入口近くのお店に、「冷やしラーメン」の幟旗が。
その冷やしラーメンに誘われ家人にお伺いを立てたところ、オッケーが出たので駐車場にクルマを入れ入店。ちょうど開店直後で先客がいなかった店内は、かつての回転寿司店の面影がかなり残っていました。
それでカウンター席に座ったら、早速、イマドキのタッチパネルで注文。ですが、いざ冷やしラーメンを注文しようとしたら、同じ画面内にある品を見つけてしまい、つい、そちらをタッチしてしまったという。
それがこの、冷やし中華。だって、冷やしラーメンは10月まで提供って書いてあったけど冷やし中華はいつまで提供か判らなかったし、加えて冷やし中華は、特に食べたことがないお店では積極的に注文する品となっているので。
程なくして提供されたら、まずは麺をタレに絡めて啜ってみたところ、太めの縮れタイプのそれは、口当たりツルっと。冷たく締められているのに、固くならずシコっとした弾力ある食感が良いですね。
またタレは、黒酢を使用しているとのことですが、黒酢独特の風味は控えめ。それよりも通じ用のお酢よりもコクがあるような気が。バランス的には、酸っぱさがわりとあって、甘みはそこそこというチューニングに感じました。
それと具のチャーシューは、温めてあり脂が美味しく食べられるのが良いですね。それに加え、鶏チャーシューも載るのが嬉しいところですが、その食感はしっとり。あとはキュウリ、トマトといった冷やし中華では定番の具の他、しっかりと味の染みた味玉、メンマ、ワカメといったところが、ラーメン専門店っぽく感じました。
こちらは、一緒にいただいた品。
名前のとおり大ぶりな餃子は、皮はモチっとサクっと。中の餡は、滴るジューシーさではないものの、適度にしっとり感があって、野菜と豚肉のバランスも良く。
こちらは、家人がいただいた品。
例によって少々味見させて貰ったところ、スープの出汁と味噌と唐辛子といった単純な辛味噌ラーメン的味わいではなく、何て言うか、とても複雑な味わい。
それと、注文時には判らなかったのですが、味付けにキムチが使われているんですね。それでも、実はキムチがかなり苦手な家人が、途中までは普通に食べていたものの、冷めてくるとキムチ独特の風味が強く主張してくるようになり、リタイア。残りは私が美味しくいただきました。
というわけで、どれも美味しくいただいたのですが、今度は近いうちに、今回食べなかった冷やしラーメンを、必ずいただきに参りたいと思いますので。
ごちそうさまでした。
令和6年8月訪問
こちらのお店は、以前からニラレバなどのデカ盛りの定食類が有名で、個人的にもこれまで、今まで数度、お伺いしようとしたことがあったのですが、駐車場が満車だったりして断念。ですが土曜日のこの日、バイク屋の帰りにお店の前を通ったら、開店時刻直後だったこともあり、駐車場に空きスペースが!
これを逃すと暫くお伺いする機会が無くなると思い、即座に駐車時へと。
それにしてもタイミングが良かったというか、私が入店した後も客が次々と現れ、帰る頃には駐車場がほぼいっぱいになっていました。
それでバイクを停め入店すると、カウンター席へ。早速注文ですが、初めてなので、有名なニラレバ定食でもいただこうと思っていたものの、お品書きに私の好きなあるメニューを発見してしまったので、今回はそれをいってみることにしました。
それがこの、冷やし中華。注文から少し待って登場したそれは、結構特徴的なビジュアルというか、スライスされた2枚の大判チャーシューが目を惹きますが、それを含めて細切りされた具がなく(長細い具は紅ショウガとメンマくらい)、定番のキュウリも無し。あと、豆腐が載っているのが珍しいですね。(個人的に豆腐が載って冷やし中華は、こちらのお店で2軒目です。)
で、全体は混ざりそうもないので、麺をタレに絡めていって見たところ、これがなかなか。
まずタレは、醤油ベースの味付けですが、そこにすりゴマが効いていて、甘さそれなりに。でもそれ以上に、お酢がグっと来るタイプ。好みの味わいですね。
また麺は中くらいの太さの縮れタイプ。チュルっとした口当たりに、シコモチっとした強めながら弾力の口当たり。
具は、先述のチャーシューは冷たいせいか、味付けは程よく、食感や風味など少し懐かしいタイプに感じました。それと豆腐は、タレの味わいと良くマッチしています。
というわけで、美味しくいただいたのですが、今度はやっぱり、ニラレバ定食が食べてみたくもなりました。だって、今回の冷やし中華を食べた結果、味付けなど十二分に期待が持てそうなんですもの。
ごちそうさまでした。
令和6年8月訪問
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