たひお備忘録

とりとめのない趣味の、とりとめのない活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

栃木県宇都宮市 東北自動車道 上河内SA(下り線) フードコート きぶな

かき揚げそば 530円 + 温泉玉子 50円
かき揚げそば 530円 + 温泉玉子 50円

【ご注意!】
 今回のエントリは、多分に思い込みが含まれていますので、内容の信憑性については保証いたしかねます。(まぁ、いつも似たようなもんですが…。)

 昔、鉄道がJRではなく日本国有鉄道だった頃、東北本線の黒磯駅は、那須高原への玄関口として、また、列車運行上は直流と交流のジャンクションとして、一日24時間、特急・急行列車を含む数多くの列車が停車する駅でした。その黒磯駅では、多種多様な駅弁と共にホームのスタンドで売られる立ち食いそばが名物で、個人的にも、小さな頃は良く一緒に旅行をした祖母に買ってもらった駅弁を、やがて一人旅に出かけるようになると少ない小遣いでもいただける立ち食いそばを、乗り換えのたびにいただいた記憶があります。ところで、黒磯駅の駅弁は高木弁当とフタバ食品の2社、立ち食いそばはフタバ食品が営業していたのですが、昭和57年の東北新幹線開業によりほとんどの特急・急行列車が廃止となり、那須高原への玄関口も那須塩原駅へと移った後は、まず平成13年に高木弁当が撤退した後、平成17年にフタバ食品も撤退してしまい、あの名物といわれた駅弁も立ち食いそばも、記憶の中の思い出の味になってしまいました。

 と、上河内サービスエリアとは全く関係ない話を延々としてしまったのですが、こちらのサービスエリアのレストラン及びスナックコーナー(フードコート)をやっているのは、その黒磯駅で駅弁と立ち食いそばをやっていたフタバ食品さん。今まで、自宅最寄りのインターチェンジに近いこともあり、下り線のサービスエリアではそばはおろか食べ物をいただいた記憶がないのですが、それを知ったからにはぜひとも訪問して思い出の味をいただかねばと思い、宇都宮での用足しの後に、宇都宮インターチェンジから東北自動車道に乗ってお伺いしました。

 で、そこでいただくはかき揚げそば。まず、見た目からして、かき揚げの形が、駅の立ち食いそばで良くある、型を使って揚げた丸いタイプというのが泣かせます。早速いただいてみると、醤油が効いたつゆに、このかき揚げの味が加わると、もう。あの思い出の味が甦るというか。もっとも、実際には、昔、黒磯駅でいただいていた時と比べ味は変わっている(特に塩気は、昔よりも若干抑えられているような気がしましたが。)と思いますけど、今いただいても、個人的には好み(あと少し塩気が効いていれば完璧)の味です。それと、券売機になかった生卵の代わりにと食券を購入した温泉玉子は、別添えの小鉢にだし汁と共に入っていましたが、そのだし汁(薄味で、そのままいけます)を飲んだ後、そばに投入。やっぱり、卵の味が入ると、より一層美味しくいただける気がします。

 というわけで、久々の再会に、満足させていただきました。今後も、機会があれば、是非立ち寄りたいと思います。ごちそうさまでした。

平成21年8月訪問

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