たひお備忘録

とりとめのない趣味の、とりとめのない活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

荒尾競馬場訪問記 【平成23年10月20日・菊池川特別(B級)他】 その3

荒尾競馬場の食堂街

 前々回前回と続いた荒尾競馬場の訪問記ですが、その最後は、以前あげたいくつかの記事と重複しますが、改めて今回荒尾競馬場競馬場でいただいた食べ物などについて。


いただいた食べ物

スタンド2階立食コーナー 中華そば店(屋号なし)

【店舗外観】
店舗外観
【カウンター上の薬味・調味料類】
カウンター上の薬味・調味料類
 個人的に、競馬場に来ると最初にいただくのはそばかうどんなのですが、荒尾競馬場ではこちらのラーメンが有名とのことで、今回はスタンド2階の立食コーナーにあるこちらのお店で朝ラーすることに。

【ラーメン 450円】
ラーメン 450円
【薬味・調味料類でカスタマイズしたラーメン】
薬味・調味料類でカスタマイズしたラーメン
 で、こちらのラーメン。スープは、久留米系の流れを汲むかのようなどっしりとした濃厚さがあるのですが、いただいた感じから呼び戻し製法を使用していない(違っていたら申し訳ない)為かそれほど豚骨の匂いは強烈ではなく、個人的には風味はどちらかというとマイルドに感じました。そして麺は、当地で良くある中くらいの太さでコシのあるもの。それと具は、あっさりとして肉の味が楽しめるチャーシューと、濃厚なスープと良く合うモヤシ、そして海苔が1枚ではなく2枚というのが嬉しかったりして。また、カウンター上には無料の薬味類が多数置いてあり、熊本ではそれほど見かけない(ような気がする)紅ショウガと、熊本ではわりと見かける(ような気がする)揚げニンニクが置いてあるあたりが、福岡県境にある荒尾のラーメンという感じがしました。それにしても、競馬場でこれほど本格的で美味しいラーメンがいただけるなんて、ちょっと感動したというか。

カレーライス&コーヒーの店 NANA (スタンド2階 立食コーナー)

【店舗外観】
店舗外観
 こちらは、ラーメン店と同じスタンド2階の立食コーナーにあるお店。で、カレー好きの同行者が朝食でいただきました。

【カレーライス 500円】
カレーライス 500円
 それで同行者がいただいた物を例によっておすそ分けして貰ったのですが、これがまた美味しかったというか。ルーは、ちょっと懐かしい感じがするというか、昭和の喫茶店といった感じの味で、型に入れてから盛ったライス共々、何ともレトロな感じがして泣かせます。

ダービー (パドック横食堂街)

【店舗外観】
店舗外観
 荒尾競馬場のパドック横には4件の食堂が入った長屋があるのですが、そのうちパドックに一番近いのがこちらのお店で、同行者共々昼食をいただきました。

【チャンポン 600円】
チャンポン 600円
 そこで私がいただいたのは、こちらのチャンポン。ちなみにチャンポンは長崎県が発祥ですが、天草灘や島原湾、有明海を挟んだところにある熊本県でもよく食べられているのでしょうか?と、話が逸れましたが、このチャンポン。まず見た目ですが、具がてんこ盛り。早速その具をかき分けてスープからいただくと、濃い目の味付けの、何ともハッキリとした味。荒尾競馬場のウェブサイト(の、『グルメ de 競馬』というコンテンツ)には「荒尾・大牟田地区(特に県境を中心として)の食堂や食品(菓子・加工品)は、炭鉱があったおかげか味の濃い(特に塩味)仕立ての傾向にある。」と書いてあり、まさしくそんな感じですが、ただ味付けが濃いだけではなく、具材の旨味が溶け込んだ、何とも旨いスープですね。また、太いちゃんぽん麺は、煮込まれてもプリっとした食感が残ってます。そして前述のとおりてんこ盛りの具は、イカなどの海鮮系に、豚肉、練り物系のサツマ揚げとカマボコ、そしてキャベツ、モヤシ、人参、キクラゲなどのたっぷりの野菜類。見た目どおり何とも食べ応えのある1杯で、満足いたしました。

【ホルモン定食 750円】
ホルモン定食 750円
 こちらは、同行者がいただいたというかいただかせた物。例によって味見させて貰ったのですが、これがかなりパンチが効いていました。当地の麦味噌(よく見ると麦の粒が見えました)で味付けられたホルモンはニンニクが強烈に効き、あと鷹の爪もピリっと。味付けは前述のチャンポン同様濃い味付け。なのでご飯が猛烈にすすむのですが、個人的には焼酎がとても欲しくなりました。(この日はレンタカーで来たので断念しましたが。)なんて言うか、個人的にこれまでいただいたことない味というか、九州のモツ煮というのは慣れ親しんだ関東のものとはまた違ったものでしたが、これはこれで好きかもしれません。

不知火食堂 (スタンド3階 特別観覧席内)

【店舗外観】
店舗外観
 こちらは、特別観覧席内にある食堂で、午前中はお弁当の販売も行っていました。それで、折角なので何か一品いただいてみることに。

【具うどん 400円】
具うどん 400円
 それで何をいただくかなのですが、軽いものと言うことで、4種類あった(ちなみに他には、玉子、肉、そして焼き。)うどんの中から名前に惹かれて一番安かったこちらを注文してみることに。で、登場したその具うどんですが、「具」と言っても特別変わった物が載っているという訳ではなく、写真のとおりネギ、ワカメ、竹輪、カマボコという一般的な具材が、当地で多い薄口醤油などで味付けしたあっさりとしたつゆのうどんの上に載っていました。ちなみにお味のほうは、何とも家庭的というか。

帰途、そして

【出入口】
出入口
 それで、最終レース終了後、名残は尽きませんが競馬場を後に。

【益城熊本空港インターチェンジ】
益城熊本空港インターチェンジ
 高速を使って約1時間少々で熊本空港まで戻り、レンタカーを返した後、午後7時45分のスカイマーク機で羽田空港へ。

 というわけで、皮肉にも廃止が決まってから初訪問を果たせた荒尾競馬場だったのですが、印象に残った物は数あれど、その中で一番印象に残ったのは、特別観覧席から見た、馬場越しの有明海と晴れた空の色。冒頭に書いた昔の公式ウェブサイトのキャッチコピー『BLUE-ON-BLUE』という感じでした。

 それともう一つ印象的だったのが、屋外の観覧席で、競馬の話をしていたお年寄りたち。この週末はオルフェーヴルの三冠がかかった菊花賞が行われる予定だったのですが、それについて、あーでもないこーでもないと、当地の言葉で、本当に楽しそうに話していたんですよね。先述の公式ウェブサイトが『BLUE-ON-BLUE』となっていた頃、そのサイト内で荒尾競馬場を紹介するキャラクターが『おじいちゃん』(とその孫娘でOL風の『わかば』)だったのですが、そのおじいちゃんをリアルで見たような気がしました。でも、荒尾競馬場が廃止になってしまったら、そのおじいちゃん達は、いったい何処に行ってしまうのでしょうね?(って、間違いなく、BAOO荒尾に居ると思いますが。)

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栃木県のちょいと北の方に住んでいるアラフィフのオッサン。
ラーメン・そば・うどんなどの食べ歩き、乗り鉄、競馬の旅打ち、モータースポーツ観戦、PC自作など嗜んでいます。

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