とりとめのない趣味の、とりとめのない活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
このところたまにある、あまり歓迎しない用事で同行者(家人じゃないです。)と昼またぎで外出した際、この時は同行者にお昼のチョイスをお任せしたところ、お誘いされたのがこちらのお店。個人的に、以前何度かお伺いしてその際かなりの好印象だったものの最近お伺いできていなかったので、一も二も無く賛成した次第。
それで今回は、これまで食べたことが無いメニューにしようと思ったのですが、同行者が丼物とそばのセットが食べたいと。私もこちらで丼物は食べたことが無かったので、それに乗っかることに。それにしても、フルサイズの親子丼と盛りそばがセットで1,000円を切っているって、今時有り難い限りです。
それほど待たず、同行者と私の分が同時に登場。で、まず見た目からして食欲をそそるというか、親子丼の玉子が、個人的にはベストとも言える固まり加減!
でも、いただくのは、ソバから。箸で適宜つまんでツユに浸けでズゾゾっと啜り込めば、これが、もう。色白のそれは、まずは冷たくしっかりと締められているのはもちろんですが、ツルっとした口当たりとシャッキリした歯応えが良いですね。
またツユは、良い意味での軽さ、そしてキレが有るというか、甘みは控えめで、味も濃すぎず、ソバと実に良いマッチング。更に、ソバに添えられた天かすも加えればコクもアップして嬉しいところです。
そして親子丼は、見た目どおり、生っぽ過ぎず緩すぎず、さりとて固くもなっていない玉子の固まり加減が絶妙なのですが、そばツユと違って少しだけ甘みを効かせた味付けや、モモと思われるプリッとしてるけどしっかり加熱された肉の火の通し加減も心憎い限り。ちなみに同行者は「コメ自体も美味いな」と申しておりました。
というわけで、大変美味しくいただいて、味的にも量的にも満足させていただいたというか、お手頃価格でいただいて逆に申し訳なくなってくるというか。なのでまた近いうちにお伺いしたいというか、もっとマメに訪問させていただきたいと思います。
ごちそうさまでした。
令和5年11月訪問
11月も中旬に入ったこの日。首都圏方面に日帰り旅に。で、今回は、乗り継ぎの関係であまり食というか駅そばに重きを置けなかったのですが、そんな中でここだけはと立ち寄ったのが、京浜急行電鉄の逗子・葉山駅構内にあるこちらのお店。今回、逗子にはJRで来たものの、そこから京急の駅まで歩いてお伺いしました。(もっとも、徒歩で片道5分程度ですが。)
実は数年前、逗子・葉山駅自体には来たことがあったものの、その時はこのお店がある北口ではなく反対側の南口から出てしまい、お店そのものに気が付かなかったというか。で、後日、お店の存在を知り、何時かお伺いしたいと思っていました。
それでこの日の11時半過ぎ、お店に到着。お店に入ったところにある券売機で食券を買ったあと、1つだけ空いていたカウンター席にご案内。その後程なくして着席待ちが数組出ていたので、ラッキーでしたね。
そして食券を渡した後は、こちらのお店の特徴でもあるソバを生麺から茹で上げる為もあってか、調理に数分ほど。(それでも十分速いですが。)
完成したら配膳はセルフなので、受け取ったら七味と、近くに置いてある、自由に取れるのは出汁に使った各種枯れ節の出汁殻でしょうか?それも適宜投入してから、席に持ち帰りいざ。
で、まずはツユからいってみたところ、鰹、宗田、鯖の本枯れ節を使ったという出汁の加減が程良く。そう、主役はソバなことを弁えているかのように、決して過剰ではないけど、存在はしっかりとを主張しているというか。また味付けは、やたらと濃口醤油を効かすのではなく、塩気と、やや控えめな甘みのバランスが適度ですね。あと、追加した出し殻?は、節系の風味を増強してくれるというか、これって実はライス系のり品に追加した方がポテンシャルを生かせるのではとも思ってみたり。
またソバは、短時間に生麺から茹で上げる為かかなり細めですが、香りや、蕎麦ならではのソリッドな密度感のある歯応えをしっかりと感じることができます。
またかき揚げは、さすがに揚げ置きですが、衣はカリっとクリスピーで、タマネギメインのタネはしっとり柔らかく、ツユに溶けるタイプではないけど馴染みは悪くないです。
というわけで、大変美味しくいただき、満足したのですが、メニューには一般的な駅そば的メニューの他、このツユというか出汁を使ったというカツ丼や玉子丼もあり、大いに気になるところ。
この後の人生でもう一度逗子・葉山駅を訪れるかどうかは正直判りませんが、その際には是非ともこちらのお店も再訪して、それらもいただきたいですね。
ごちそうさまでした。
令和5年11月訪問
前の記事でも触れた、福島県いわき市でのキャンプの帰り道。往路とはルートを変え、あぶくま高原道路を通るコースにしたのですが、その途中、お昼時となったので、どこかに寄って食べていくことに。
それで、その時走っていたところから一番近そうな道の駅を探したところ、福島空港にもほど近いこちらの道の駅がヒット。着いた時、そのコンパクトな作り(いかにも農産物直売所という感じだった)に、こりゃ食堂併設しているかな、などと思ってしまい申し訳ありません。正面向かって右側が、おそば屋さんになっていました。
しかも、結構な盛況で、入店した午前11時20分頃もテーブル席が2つと、カウンター長机が少し空いていただけだったのですが、程なく入店待ちが数組出来ていました。
そんな中、私がいただいたのが、冷たいそばからおろしそばを大盛りで。
まず手打ち(店舗隣接の麺打ちスペースでお婆ちゃんが一生懸命打っていた)のソバは、透明感のある白っぽい色合いが、いわゆる田舎そばとは違って、形状もやや平べったい感じ。口に入れれば、強い蕎香はないものの、ツルっとした口当たりと、当たりは柔らかいけど噛めばしっかりしたコシがあって喉越しも良く。これは個人的に大好きな食感ですねぇ。
ツユは、中に氷が何粒か入ってキンと冷たくなっていますが、出汁感がそこそこあって、若干甘みが立った味わいが良いですね。濃さ的には、ぶっかけよりも薄く冷やかけよりもちょっと濃く感じました。
また、おろしそばなので大根おろしが載っていますが、更に、あしらわれた貝割れ大根が、薬味的な役割を果たしてとても良かったです。
それで最後は、蕎麦湯まで堪能。ちなみに蕎麦湯自体は、サラっとナチュラルなタイプでした。
こちらは、同行の家人と分け合いながら一緒にいただいた品々。
天ぷら三品は、ナス、ピーマン、そして小ぶりな椎茸が2枚という構成。大根おろしと天ツユが添えられていました。
またかき揚げは、タマネギ、ニンジンの他にもいくつかのタネが入っていましたが、全体的に薄衣でサっクサクの食感が、また。
こちらは、家人がいただいた品。
例によって、ツユだちょっと味見させて貰いましたが、ツユは私の冷たいものよりも上品似感じたというか。
また家人曰く、「そばが違う」とのこと。良い意味で違うということらしく、結局のところ美味しかったそうです。
というわけで、どれも美味しくいただき、大変満足。ちょっとした旅の最後に、言い食事が出来ました。
そして更に、帰りがけにこちらで購入した、ジャンボサイズのメンチカツや卵焼き、おこわ類を夕食としたのですが、これもまた!何とも家庭的味わいながら、どれも口に合って、大変良かったというか、旅から帰ってからもお世話になったというか。
なのでまた、是非ともお伺いしたい道の駅となりました。
ごちそうさまです。
令和5年11月訪問
令和5年11月3日の文化の日。家人とこの日から、福島県のいわき市へとキャンプに出掛けたのですが、今回の施設はチェックインが午後からだったため、向かう途中に昼食をと考えていました。ですが、予定していたお店の営業時間が変わっていたりするなど、いくつかの罠にやられ侭ならないまま、いわき市へ。
そんな時、道沿いにこちらのお店を発見。地元栃木県では見ないお店だったし、折角海沿いに来たんだから魚も食べたかったし、何より、ここまでの道中食べ損なって大変空腹だったので、即座に駐車場へクルマをイン!
でも、そこでもちょっとした罠があったというか、入口に貼られた手書きの営業時間は午前11時30分からで、この時、時刻は午前11時15分頃。ですが、店内では何組かが食事中で、私達が入口に近づいたのを察知してか店員さんも付近に待機。扉の鍵は掛かっていなかったので入ってみたところ、何事もなく「いらっしゃいませ。何名様ですか。」と。
席に着いたら、注文用のタッチパネルを色々触って、メニューをチェック。そこで目に付いた品を、2人で適当にいただくことにしました。
【冬の味覚5貫盛り 1,100円】
【どんこ 350円 ※写真撮り忘れ】
こういうお店に来て個人的に最初にチェックするのは、「今日のおすすめ」の品。うまい具合に、そのものズバリのページがタッチパネルにあったので、そこからいただいたのが、冬の味覚5貫盛りと、どんこ。
で、5貫盛りは、写真左からどんこ、とらふぐ、寒ブリ、白子、あん肝と、「今日のおすすめ」に載っていた5品が1貫づつ盛り込まれたもの。どんこ(ドンコ、鈍子とも)は、かつてエゾイソアイナメ、現在はチゴダラという標準和名となった(っていうか、別種と考えられていたその2種が同種だと判り、チゴダラに統一された。)魚で、全国で獲れるようですが、珍重されるのは三陸地方を中心に東北から北海道に掛けてだったかと。白身は淡泊ですが、上に載った肝がポイントで、脂が乗り魚魚した濃厚なコクが何とも良いですね。思わず、別に
1皿頼んでしまいました。
あとは、トラフグは、締めてからまだ間もないのか身質が締まっているというよりも弾力があり淡泊な味わい。寒ブリは、一般的イメージとは違い脂がくどくなく程よい甘みとコッテリ感。白子、あん肝はどちらも濃厚で、プリン体など気にしてはいけません。
福島に来たなら、これ食べないとと思っていた品をサイドメニューに見つけたので、思わず注文。ちなみに、メヒカリ(目光)は人口に膾炙した名前ですが、標準和名はアオメエソ。個人的に、以前、いわき市で食べて以来、好きになった魚です。(でも、わりと全国で食べられているようですね。)
で、こちらの唐揚げは頭ごと揚がっていますが、骨は柔らかく丸ごと食べることが。ホクホクした身はクセのない旨味があり、味付けも最小限というか、魚本来の味を生かす程度だったのも良かったです。
でも、これ食べている時、ビールか酒が欲しかったなぁ……。
こちらは、個人的に好きなネタだから頼んだ品。間違いなかったです。
それでこちらのお店は、多少割高になるものの、1貫づつ頼める品が多いので、あとちょっとだけ食べたいなんて時に良いですね。
【玉子握り 160円、いなり 120円、1貫 サーモン 140円、1貫 ねぎとろ 140円】
これらは、同行の家人がいただいた品々。中でもサーモンは、地元栃木の普段お伺いする回転寿司店のと違って、とっても「魚」だとの感想。っていうか、私も感じたのですが、コチのお店の寿司は、どれも「魚」の存在感があるというか、海の生魚を普段から食べ慣れている人の味わい、と表現したい味を感じたんですよね。
それと、1貫づつ頼めるシステムは、あまり量を食べない家人も有り難がっていました。
ひととおり食べたいネタを頼みつつ、個人的にはちょっと飲みたかったけどこれからキャンプ場までのドライブや着いた後の設営作業があったので酒の替わりにうどんををば。また家人も温かい汁物が欲しいということで、二人揃って注文することに。
それで私がいただいたかき揚げうどんですが、ツユは出汁感そこそこで、味付けは万人向けのバランスだけど、嬉しいことにちょいと濃い目。失礼ながら、高級な市販品という感じの味わいで、家人も「高級感がある」と言っていました。
ウドンは、冷凍でしょうか。変なコシや歯応えが無い自然な食感が良いですね。
かき揚げはタマネギがメインの既製品だと思いますが、表面は香ばしく。ツユと良く馴染むというよりも、馴染みつつも存在感を主張するという感じでした。
というわけで、各々の感想や思ったことは文中に書いたけど、相対的にはどれも美味しくいただき、満足いたしました。
ごちそうさまです。
令和5年11月訪問
「そういえば最近、冷やし・ひたしそばの類いを食べていないなぁ。」ふとそんなことを思い出したら、口がそうなっちゃったというか、どうしても食べたくなってしまいました。
で、この時、栃木県央ちょい北あたりにいて、かつクルマを運転中だったものだから、食べられそうなお店を頭の中で必至に思い浮かべたところ、今まさに走っている主要地方道大田原氏家線をそのまま走っていれば良いことに気が付いたという。
もっとも、土日平日問わずかなり混むこちらのお店なので、行列の懸念もあったのですが、予想してたよりもだいぶ早く到着。開店直後にお伺いすることが出来ました。
それで席に座りお品書きを見てお願いしたのが、三合かき揚げつけそば。こちらのお店は並盛や大盛といった表記がなく、そばの盛りを一合、二合、三合と表現しますが、それに当てはめれば、差し詰め「冷やし(ひたし)そば大盛」といったところでしょうか。(個人的な感覚だと、一合が小盛、二合が並盛、三合が大盛くらいでしょうか。)
開店と同時に注文が集中したためちょっと待ってからの登場となった、三合かき揚げつけそば・
最初はかなり細めのソバだけをつゆに浸して啜ってみれば、まずは感じる蕎麦の香り。食感は、細さゆえシャッキリとまではいかないですが、それでも適度な歯応えとコシがあって、これがもう。
また温かいつけ汁は、出汁感そこそこ。濃口醤油が効いていますが、生醤油感はあまりなく。また甘みは抑えめで、味の濃さは、冷やし・ひたしらしいかけつゆ程度のチューニングです。
そして見るからに大きめのかき揚げは、サクっというよりもガリッとハードめの口当たりですが、逆にそれが香ばしく。タネはタマネギと長ネギという、このあたりでは標準的なもので、中でもタマネギが柔らかくてジューシーなのは、しっかりと時間を掛けて揚げている所為でしょうね。
というわけで、美味しくいただいたと共に、冷やし・ひたしそば欲も満足させることができました。
ごちそうさまです。
令和5年10月訪問
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