趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
昨年末の「シン・ノジジ」となっての再開以来、以前同様週末には朝ラーメンがいただける有り難い存在だったこちらのお店ですが、最近、平日も朝営業を開始されたと、お店の公式Twitterで知りました。
そんな折、家人が体調を崩したため、朝食を自力で何とかしなくてはならない事態が発生。逆にこれは、平日の朝営業にお伺いするチャンスだと、出勤前にちょっと寄り道することにしました。
お店には、午前7時の開店から5分ほど経った頃に到着。駐車場にクルマを停める際にわかっていましたが、平日でもわりと出足は良くて、先客が5、6組というところでしょうか。
入店したら入り口の券売機で食券を購入。その後、カウンター席のあいているところに座り、ワンオペの店主さんの手が空くのを待ちますが、タイミングが良かったのが、さほど経たないうちに食券回収となり、入店から10分ほどでラーメンとご対面です。
【貝出汁中華そば 750円 + 焼豚OPTION 100円 + 煮玉子OPTION 100円】
【1UP 半替え玉 70円】
それでいただいたのは、個人的にこちらのお店の朝メニューで一番好きな、貝出汁中華そば。今回はいつもの煮玉子OPTIONのほか、豪勢に焼豚OPTIONまで付けてしまいました。
で、まずはスープからいただけば、食欲をそそる二枚貝の風味に、舌がシュワシュワするような二枚貝の圧倒的旨味。そこに、良い塩梅な塩気がビシっと決まり、薬味の青ネギと貝の相性も完璧。ほんと、何度いただいてもやっぱりたまりませんね
そして麺は、結構細めのストレートタイプで、食べ始めのボリっとした(勿論芯まで火は通ってますよ)歯応えが良い感じ。昔は加水率高めのシコシコっとした麺が好きだったのが、色々といただくうち、こういった麺もまた好きになったというか。
また標準で入る具のふっくらとした食感のアサリも良いですが、今回は何と言っても焼豚OPTIONが、また。しっとりとしてるけどちゃんと火が通っているレア具合が良く、生醤油っぽい風味が、このラーメンの中ではアクセントとなって良いですね。更に、毎回追加している煮玉子OPTIONも、これまた生醤油っぽい風味が良い感じで、トロッとした黄身がたまりません。
更に、タイミングをみて、あらかじめ食券を買っておいた1UP 半替え玉をお願い。普段なら、スープに投入してよく混ぜてからいただくところ、今回は焦って良く混ぜずに食べてしまったのですが、逆にこれが良かったというか、この麺自体の味わいがとても好ましいものだと判ったのでヨシ!っていうか、元々半替え玉にはタレが少量掛けられているので、今度はそれだけでもう少し味わってみても良いかもしれません。
というわけで、今回も美味しくいただいて、朝から大満足でございます。
ごちそうさまでした。
令和5年4月訪問
「阿波家」さんといえば、「地鶏ラーメン研究会」と思い浮かぶくらいに、栃木県のラーメン好きにとっては馴染みのある存在だと思うのですが、何故か個人的にはご縁が無い状態が暫く続いていたところに、昨年11月にオープンしたのがこちらのお店。
このところ、ラーメンに対するアンテナがかなり低くなってしまっている私が、何故かこちらのお店のTwitterアカウントを見つけたのがきっかけで、今回家人と共にお伺いすることに。
お店には、日曜日の開店時刻の少し前に到着。今回お伺いするにあたって事前に調べた時、店舗前の舗装してあるところはお店の駐車場じゃない(隣接するアパートの駐車場)という情報を得ていたので、すんなりと広域農道沿いの砂利敷き駐車場にクルマを停め、いざ入店。
席に着きお品書きを見たところ、ラーメン類は「阿波家メニュー」と「ネギ大将メニュー」に分けて書いてありますが、スープは共通のよう。また麺の大盛りは無料というのが、わんぱくな方には嬉しいサービスですね。それと、お冷やはセルフですが、冷水機の横に置かれたコップは、保温力に優れたステンレスの中空タイプで、今のような夏場にはとても有り難いというか、こういうちょっとした気遣いって素敵だと思います。
それで今回私がいただいたのが、ネギ大将メニューから、塩ネギデラックスを。ちなみにこちらのネギ大将メニュー、塩味と味噌味のみ(醤油味は無し。阿波家メニューには醤油味の中華そばあり。)というのが珍しく感じました。
で、まずはスープからいってみたところ、これが!さすがは地鶏研究会というか、鶏の出汁が十二分に出ていて、しかもその出し方も、やたらめったら濃厚という感じでは無く、濃くありつつも、出汁の素材である北海道産「新得地鶏」と長野県産「信州黄金シャモ」良いところ旨いところだけをギュっと集めたような味わい。そこに、個人的には丁度良い塩気が効いていて、このスープ、かなりのものです。
またそれに合わせる麺は、かなり細めのストレートタイプ。加水率は低めでしょうか。最初は硬質な歯応えで、食べ進むにつれて馴染んでいく感。このスープと良く合っています。
更に、ネギがまた良いというか、夏場なのに柔らかい口当たりと辛すぎない刺激。これは間違いなく高級な軟白ネギですね。そこにゴマ油などが絡み、これが、また!
あと、デラックスにしたので2枚入る大判のチャーシューは、味付けがあっさり目でホロっと崩れるタイプで、麺やネギと一緒にいただくとこれまた良し。加えてメンマは柔らかい穂先メンマというのも、こだわりと高級感を感じますね。
こちらは、一緒にいただいた品。
品名に「辛」の字が入っているとおり、しっかりとした唐辛子的辛みがあって、これがまた良い感じというか、ただの味付けチャーシューとは一線を画しています。
こちらは、家人がいただいた品。
例によって味見させて貰いましたが、地鶏スープと「倉島バター」というブランドのバターの相性が凄いというか、バター自体の味わいもミルキーで濃厚。
実はバターの入ったラーメンにはうるさい家人も、最初見た時は「バターが少ないかも。」と言っていたのが、いざ食べ始めたら「このバター凄い。全然足りる。」と言い、更に最後は「このバター、追加トッピングしてもっと味わいたい。」とまで言っていました。(倉島バターが相当凄かったらしい。)
というわけで、どれも美味しくいただいてとても満足いたしました。ですが、家人が食べていた塩バターラーメンも丸々一杯食べてみたいし、味噌ネギや中華そばも気になるところ。自宅からも近くは無いけどそれほど遠くないので、これは再訪必至ですね。
ごちそうさまでした。
令和5年7月訪問
前の記事でも書いたように、(令和5年)7月はじめの土曜日、乗り鉄趣味のため首都圏へと参上したわけですが、その中でとある目的のため、セントラル・リンカーンこと東急電鉄と小田急電鉄が乗り入れる中央林間駅へ。
で、丁度お昼時となるため、ここで昼食を摂ろうと計画していたのですが、この駅には東急電鉄の駅そば「しぶそば」と小田急電鉄の駅そば「名代箱根そば」と両方のお店があり、その選択に悩むところ。ですが今回は東急電鉄がメインの乗り鉄なため、しぶそばでいだだくことにしました。
そのお店は、ホームからの階段を上ったところというか、改札口を入ったところにあり、店頭にはデジタルサイネージと、LCD式の券売機というのが、いかにも都会的駅そばである(と勝手に思っている)しぶそばさんっぽいなぁ、と。
店内も通常のテーブル席の他、カーブした窓に沿ったカウンター席もあって、そのあたりも洒落た感じ。っていうか、女性の一人客がそばを啜っている様子など、この手のお店では珍しく感じます。
そんな中でいただいだこうと食券を買ったのが、冷たいかき揚げそばに温玉追加で。温かいそばには天玉があるのですが、冷たいそばには無いんですね。ちなみに、食券を渡す際、ワカメの有無を尋ねられましたが、もちろん有りで。それとお腹が空いていたので、いなり寿司まで追加してしまいました。
【とうもろこしのかき揚げそば(冷) 530円 + 温玉 120円】
程なくして食券番号で呼ばれたので、窓側のカウンター席に持ち帰り、いで。
で、まずはソバからひと啜りしたところ、少し前に長津田店でいただいた時ほどの感動はないものの、つるっとした口当たりやシャッキリした歯応え、噛むと感じる香りと穀物的甘みなど、やっぱりしぶそばさんはソバそのものが良いですね。
そこに合わせるぶっかけツユの、濃すぎない、適度に甘みの効いた味付けは、万人向けながらそつが無く、かき揚げにもマッチ。
そのかき揚げは、季節ごとに種が替わり、(いただいた時)現在は、トウモロコシをメインに、インゲン、玉ネギ、ニンジンという組み合わせ。揚げたてホヤホヤではありませんが、サックリ感も十二分にあり、トウモロコシの甘みが何とも夏らしく。
あと、有無を尋ねられたワカメがたっぷり入っていることや、ワサビもたっぷりめに添えられているのが嬉しいです。
こちらは先述のとおり一緒にいただいた品。ちなみに1個もあり、お値段も半分の90円。ちょっと足したい時はそちらですかね。
で、味的には、いなりもご飯もそれなりに甘いけど甘過ぎず、酢飯のお酢も食べやすい加減で、全体的にはべたっとしない味加減がイマドキの都会的というか。
というわけで、美味しくいただいて満足いたしましたが、今回の乗り鉄のお陰で暫く東急に乗る機会が無くなってしまった=しぶそばにお伺いする機会も遠のいてしまったというのが、何とも残念。(また、駅そばスタンプラリーのような企画、やってくれないかしらん。)でも上京の折には、何とか機会を作ってお伺いしたいですね。
ごちそうさまでした。
令和5年7月訪問
(令和5年)7月になったばかりの土曜日。梅雨空の下、乗り鉄のため首都圏に。
それでこのブログをご覧になってくださっている方はお察しでしょうが、当然乗り鉄のついでに駅そばもしっかりと堪能しようと、計画段階からあれこれ情報収集していた際に、発見したのがこちらのお店。その手のマニアには知られた存在の、東京都下で直営店も経営されている食品会社(製麺所)が、このご時世の中、2021年2月に出店されたとのこと。
知ったからにはお伺いすべく、京成上野駅から乗った特急で約10分の青砥駅で下車。青砥駅は上下線が立体構造になっていて、列車を降りたのち、下り線の発着する3階から上り線が発着する2階へと移動。ホームの成田空港寄りに、そのお店はありました。
店頭には、ラーメンやそば・うどん類、更にはご飯ものとのセットメニューの写真が貼ってありましたが、店内カウンター上のお品書きを見たところ、注文は口頭で告げる際、そば・うどん、もしくはラーメンに、豊富なトッピング類やご飯ものを組み合わせて注文できるもよう。ただ今回、事前の調査の結果、いただくものは決まっていたので、店頭の写真でも紹介されていたその品を、カウンター内の男性店員に告げました。
それがこの、しいたけそば。注文ほ受けると熟練の手さばきであっという間に完成。そばの上には椎茸が4つ載っているという、この手のお店ではあまり見ないビジュアルですね。
で、まずはツユからいってみたところ、これが。色が黒い見た目どおり濃口醤油が効いていますが、しっかりと出汁感もあり、あまり甘くない味付けもたいへん好み。
またソバは茹で麺でしょうか。しかしながら、歯応えというか密度感のある食感で、蕎麦の香りも感じられます。このあたりは、製麺所直営だけあって、抜かりないですね。
そして具の椎茸が、また!甘み強めの甘辛味に煮含められていて、シコっとした歯応えを噛み切ると、椎茸の持つ旨味や風味と共にそれがジュワっとジューシー。ソバやツユとの相性もとても良く、またこの甘辛味が食べ進むにつれツユと馴染んでいくのも良い感じです。
あと、カウンター上の薬味類も、通常の七味の他、種ごと砕いた唐辛子もあって、そのフルーティーな風味が椎茸とマッチ。他のそば・うどん類にも試してみたくなりました。
というわけで、美味しくいただいて大変満足だったのですが、他にもPOPで「昔ながらの製法」とPRされていたうどんも大変気になりますし、人気というラーメンも食べてみたいしで、また京成電鉄に乗る機会を無理にでも作って、是非とも食べにお伺いしたいですね。
ごちそうさまです。
令和5年7月訪問
ここ暫く前から、妙に塩ラーメンが食べたいというか、自宅で作るサッポロ一番塩ラーメン(個人的に、袋麺では一番好き。)だけでは我慢できなくなってきた今日この頃。
そんなわけなので、日曜日の朝からバイクに跨がって南下して、午前7時開店のこちらのお店まで。
着いたのは開店の5分ほど前だったものの、既に数人が開店待ちしている状態。程なくして店主さんが暖簾を出したら、その人達の後に続いて入店します。で、着席後、順番で店主さんが注文を尋ねた際、お目当ての塩ラーメンはもちろん、サイドメニューも一緒に頼むと、「暫くお待たせしますが」と店主さん。朝はお一人で営業されているのはわかっている(=数人待ちの時点で察していた)ので、そのまま待つこと20分と少々。お目当ての塩ラーメンとご対面です。
【しお 肉わんたん 930円 + 手打麺変更 50円 + 味玉 100円】
今日の塩ラーメンは、肉わんたんに味玉追加、手打麺変更という豪華バージョン。早速スープからいってみると、やっぱり、ここの塩ラーメンは、今の私の中では一番かも。
鶏メイン?の旨味がしっかり出ているベースは、あっさりしているけど滋味深く。塩気も丁度良く、そこに生タマネギ、ネギといった薬味が味を引き締めています。
また麺は今回、前述のとおり手打ち麺ですが、ピロピロとした口当たりと、スープを抱き込む若干ゆるっとした食感が、また良いですね。標準のコシの強めなストレート麺も大好きですが、こちらの麺は、また新たな世界を味わわせてくれます。
そして具は、何と言ってもペロンと大ぶりな肉わんたんが。比較的しっかりした皮に、これまたしっかりと味の付いた肉餡が、また。(サイドメニューまで頼んだ自分が悪いのですが)ボリュームが増えてお腹がきつくなるのはわかっているのものの、このワンタン、メニューにあればついつい食べたくなってしまいます。更に、ホロトロの煮豚系、スモーキーな焼豚系といった2種類のチャーシューは勿論、おとなしいけどしっかりアクセントとなるメンマ、追加した黄身がトロトロの味玉も申し分ありません。
一緒に注文したサイドメニューは、こちら。前回訪問時は、これを単品にしたような品をいただきましたが、またサイドメニューに戻っていたので、前々回訪問時以来の注文となります。
で、登場したら、まずはよく混ぜてからいただけば、これも、また。
こちらのお店の標準のストレート麺(量は確か100g)に、醤油ベースの味付けがなされた牛脂と、サイコロ様のスモーキーなモモチャーシュー、そして青ネギという組み合わせですが、この味の決め手となるコクと甘みのある牛脂がやっぱり良いですね。
味付けはかなり濃いめですが、逆にこれを薄くすると味がぼやけるかもしれません。
あと、和え玉ということで、残しておいた塩ラーメンのスープとも合わせてみましたが、悪くはないものの単体でいただいた方が、個人的には断然好み。っていうか、先述のとおり前回いただいた、この和え玉を単品メニューにした観測気球こと「牛脂のまぜそば」も強く印象に残っているので、それもいつかまたいただきたいですね。
というわけで、お目当てだった塩ラーメンは勿論、牛脂の和え玉も美味しくいただいて、大変満足いたしました。
ごちそうさまです。
令和5年6月訪問
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