趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
前の記事でも少し触れた、5泊(うち車中1泊)6日関西方面乗り鉄旅。今回の旅では、通天閣からもほど近い宿に4泊する予定になっていたのですが、(限られた日程で1つでも多くの路線に乗ろうとスケジュールをギチギチに詰めたため) 宿にチェックインするのはわりと遅くなる日が多いものの、初日に限っては、わりと早い時間に入る事ができる予定になっていました。
だからせっかくなので、チェックイン後に何か当地らしいものを新世界をぶらつきましたが、まさしく「インバウンドっっ!!」という感じで、外国の人ばかり。これでも、某漫画家の流言のお陰で普段より人が少なかったというのだから驚きなのですが、そんな中をなんとか通天閣までたどり着き、そのたもとにあるこちらのお店に。
「だるま」といえば、「ソース二度漬け禁止」でおなじみの超が付く有名店ですが、個人的に当地で串かつは何度かいただいているものの、「だるま」は初めてだったりして。(有名店は避けていた時がありました。)お伺いする途中、新世界総本店も寄ってみたものの、カウンター12席の小さなお店は生憎満席だったので、キャパが大きそうなこっちならと矛先を変えた次第ですが、目論見通り空席があったので一安心しました。
で、着いたらまずは一杯。暑さと人いきれにやられた後だったので、殊更旨く感じます。
【ジャンジャンセット 1,760円】
【ソースキャベツセット 352円】
そしていただくメインの串かつは、どて焼きとメジャー串かつ9本がセットになった、ジャンジャンセット。昔はソースの入ったバットがカウンターに置いてあり(共用だったので二度漬け禁止)、またキャベツは無料で食べ放題だったのですが、コロナ禍などを経た今では、ソースとセットで一品になっていたという。もっとも、卓上にはスクイーズボトル入りのソースも置いてあったので、それを使って食べることもできるようですが、やっぱり当地の串かつは、バットのソースにざぶんと漬けて、合間に生キャベツで口直ししながら食べないと、気分が出ませんからねぇ。
と、串かつの話から書いてしまいましたが、まずは最初に出てくるどて焼きから。当地の「どて焼き」は牛すじの煮込みのことで、串かつよりも当地らしい品かもと思ったりもするのですが、こちらのは、腱のほか、肉も多く入りお得感がありますね。あと甘みの効いた味付けも良い感じ。七味をたっぷり振っていただくと、たまりませんね。
そして串かつは、元祖串かつ(牛肉)、天然海老、うずら、アスパラ、もち、豚かつ、チーズちくわ、ウインナーという構成。どれもサクッとした薄衣に、適度に火が通った種が悪くないというか。
生はすぐ飲み干してしまったので、瓶ビールにチェンジ。個人的に、生は最初の一杯は美味いと思いますが、二杯目以降は瓶でゆっくりやるのが好きなので。瓶のほうが気が抜けにくい気もしますし。
【牛ヘレ 220円 と 紅しょうが 143円 と 牛ハラミ 286円】
こちらは、追加でいただいた串。ちなみに、ヘレは関東で言うところのヒレ肉のことです。で、この中では、牛ハラミが予想より強めな歯応えでちと驚きました。
というわけで、どれも美味しくいただいて、同時にお上りさん的観光を満喫できました。ちなみに、個人的に一番インプレッシブだったのが、どて焼き。次に元祖串かつ。その次に牛ヘレかなぁ、と。っていうか、串かつって、何食べてもわりと間違いないですけどね!
それよりも、以前、というかほんの15年ほど前にこのあたりで食べた時との違い(主に外国人の多さ)に驚いたというか、比較対象(となる記憶)があると、それがより鮮明に感じられるというか。これが15年後にどうなっているかはわかりませんが、多分それを見ることはないのかもしれません。
ごちそうさまでした。
令和7年7月訪問
令和7年7月上旬の火曜日。この日から、5泊(うち車中1泊)6日の日程で関西方面への鉄道を乗りに行く旅へと。
その旅立ちが昼過ぎだったので、行きがけに宇都宮駅で昼食をいただくことにしたのですが、時間もあまりなかったので、新幹線改札内のこちらのお店でササっと済まそうかと。
それでいろり庵きらくさんでは、去年一昨年と、夏場のキャンペーンとして冷たい季節メニューの「麺2倍」(これとかあれとか)を100円引きにしてくれていたのですが、今年はそれが(ほぼ)全品対象となった代わりに、50円引きに。物価高騰の折、やむを得ないところではありますが、季節メニューはSuicaで購入した場合、そこから更に20円引きという涙ぐましいサービスも同時にやっておられます。
【山形だし 夏野菜のネバトロそば(特盛) 820円のところSuica購入で800円】
だからというわけではないのですが、今回は、この季節メニューを特盛で。2玉分のソバの上には、夏野菜を刻んで昆布などと合わせた山形の「だし」の他、オクラ、トロロといったねばとろ食材、そして薬味的刻み海苔と白ネギという構成です。
で、全体を軽く混ぜてからズルズルといけば、生麺らしいシャッキリ感のある細めのソバにそれらが絡んで、これがなかなか。「だし」は量的にそれほど多くはありませんが、作り置きだと、野菜の水分由来の(個人的にあまり好ましくない)風味が出てしまいがちなので、これくらいアクセント的に入っている方が良いのかも。あと、ツユの濃さが、ぶっかけタイプなのにあまり濃くないのが良かったというか。
気が付けば、麺2玉分が、スルスルと胃に収まっていました。
というわけで、美味しくいただきました。ごちそうさまです。
令和7年7月訪問
大手牛丼チェーンの中で、牛丼そのものの味が一番好きなのが、実は吉野家だったりするのですが、その吉野家から、初の麺メニューとして、混ぜそばが発売になる、とのこと。
発売前から、これは是非ともチェックせねばと思っていたのですが、令和7年7月4日(金)の販売開始日から2日後のお昼時、こちらのお店まで。
お昼時だけあって、店内はわりと混雑していたのですが、未だ浸透していないのか、田舎故保守的な人が多いのか、ぱっと見で混ぜ蕎麦を食べている人は目に入らず。とりあえずあいてる的に座り、タッチパネルから注文すると、同行の家人の牛丼よりは時間が掛かっての登場となりました。
で、玉子を割って黄身だけ載せ、卓上のPOPに従い別皿のにんにくマシマシだれ以外をとりあえずよく混ぜていただくと、こう来たか、と。
まず麺は、油そばのような熱々ではなく、どちらかというと冷たい感じ。どのような調理をしているのかは判りませんが、中華麺を茹でてから水で締めたような温度と食感です。
そしてタレは、カツオ的魚粉の風味が、強すぎない程度に効いています。味付けは醤油ベースですかね?
そこに、卵黄のまろやかさ、あげ玉のコク、青ネギは業務用なので葷の風味というよりもシャキシャキ感メインでプラスされ、更には、甘みの比較的少ない吉野家の牛煮肉が絡むと、宣伝文句のとおり、トータルとしては夏でも食べられる、比較的サッパリ感のある味わい。
次に、混ぜる前から「男の香水」たる鋭い香気を放っていたにんにくマシマシだれを混ぜていただけば、当然のことながら、ぐいぐいっとその香りと辛味が加わりますが、パンチは出ても、あくまでベースのサッパリ感はキープというか。
というわけて、吉野家初の麺メニュー、美味しくいただいたのですが、見た目に反して味自体は、ガッツリ系というよりもサッパリ系寄で、これなら確かに、公式でオススメした紅ショウガの味変や、キムチ、とろろ、ねぎラー油、あと個人的には納豆なんか追加しても良さそうです。それから、玉子と混ざったタレが残るのが勿体ないけど、吉野家さんって、サイドメニューのライスがワンサイズしかないんですよね。タレの味が濃いし、ましてやキムチや納豆など追加してたら、そのフルサイズのライスでもいけるとは思いますが、半ライス的サイドメニューがあると有り難いなぁ、なんて。(今回は家人がご飯を残したので、行儀悪いのは承知でそれを貰って投入しましたが。)
と、何だかんだ書きましたが、またいただくと思います。(ただ玉子は、生玉子では無く半熟卵にすると思いますが。)ごちそうさまでした。
令和7年7月訪問
お店をを今月(令和7年7月)なかばで閉じられると知ったので、ずっと未食だった曜日限定スープをいただきにお伺いし、お店との別れを惜しんだその翌日。今度は家人とお伺いすることに。というのも、実はお店のファンだった家人も最後に食べたい品があるとのことで、だったら私も、こちらのお店で一番好きな品で、改めてお別れすることに。
【ネギみそラーメン 1,050円 + クラシマバター 100円】
その、私が一番好きな品とは、この、ネギみそラーメンにクラシマバターを追加したもの。
ですがまずはじめは、バターが混ざらないところのスープから行ってみれば、これが、もう。ベースの地鶏出汁は、鶏のエッジも感じつつも、滋味深いまろやかな旨味。そこに味噌が、味噌特有の発酵臭はを抑えつつも、発酵味が深みとなる味わいを加え、何ともふくよかな味わい。塩気も丁度良いですね。
また麺は、こちらのお店共通、細めのストレートタイプですが、この前日にいただいた時と同様、張りのある歯応えと歯切れの良さが心地よく。また、細麺なのに味噌味のスープと良く合っているのは、ベースの地鶏出汁は勿論、それと合うように、味噌が殊更強調されず、味噌から欲しい味わいだけを抽出したかのような作り方だからかなぁ、と。
それとネギは、シャキシャキした食感が良く、その葷の風味や、更には和えられているタレの香りなどがラーメンの味をグレードアップさせるかのよう。
で、ある程度食べ進んだところで、丼に添えられた唐辛子味噌を時伸ばせば、これまでの優しい味わいに、唐辛子の香りと辛みが加わって、ものすごく良い味変に。
そして最後は、クラシマバターが溶けたところをいただけば、これが、また!高級というか、リアルなバター本来のミルキーなコクと旨味が、それ単体でも極上の味わいですが、ラーメンの味がしっかりしていないと、このバターに簡単に負けるような気がします。もっとも、こちらのはそういうこともなく、ラーメン全体の味を、良い感じでブーストしてくれますね。
こちらは、家人の食べたかった品。っていうか、ラーメン本体は勿論、家人も私同様、クラシマバターの入ったこちらのラーメンが好き、ということで。
で、例によって味見させて貰いましたが、私の味噌味に比べると、地鶏のエッジがより強めに来る印象。個人的には、トータルバランスの味噌、地鶏をより堪能できる塩、という感じです。
というわけで、今度こそ最後の訪問となったのですが、どの品も美味しくいただいて、大変満足いたしました。
この味が食べられなくなるのは大変残念ですが、これまで本当に、ありがとうございました。
ごちそうさまです。
令和7年7月訪問
先日X(旧Twitter)を何気なく見ていたら、こちらのお店のアカウントから、令和7年7月13日の日曜日をもって閉店という告知が。
個人的に過去何度かお伺いして、そのたび美味しくいただいていたので残念、という気持ちなのですが、それに加えて、何時かいただこうと思っていた曜日限定の品が、このままでは食べられないと思うと居ても立ってもいられなくなり、金曜日のこの日、仕事を中抜けする休みを取ってお店まで。
それでお店に入り、今回どうしてもという思いで注文したのが、塩ラーメン。それってレギュラーメニューでは、とお思いでしょうが、レギュラーメニューでも、毎週金曜日は、スープというか出汁が変わるんですよね。こちらのラーメンのスープ全般に使われているのが、お店の名前の通り、地鶏をメインとしたものなのですが、金曜はそこに、金目鯛が加わるとのこと。できれば塩味でとの但し書きもあるので、一番スープを味わうことが出来る塩ラーメンをお願いした次第で。
で、注文から程なくして完成し、丼を目の前にだけで、その違いがハッキリわかるというか、ちょっと甲殻類っぽい金目鯛独特の食欲をそそる香りが、鶏の香りと喧嘩することなく丼から立ち上ってきます。
そしてその香りの元を一口いってみれば、これが、もう!!
味の方も、地鶏の滋味深い旨味と、金目鯛の華やかな旨味がバッチリとマッチ。そこに、程よい塩気と油っ気が合わさって、極上の味わいです。
また麺は、いつもの細ストレートタイプですが、張りのある歯応えと歯切れの良さが心地よく。更に今回は、このスープを纏って生き生きとしているかのよう。大盛りにしておけば良かったと後悔しました。
そして具のチャーシューは、ホロホロの食感。あっさりした味付けなので、わりと繊細なところもある今回のスープを邪魔せず、縁の下の力持ちというか。穂先メンマの発酵味も、良いアクセントになっています。
あと、絶対合うであろうと思って一緒に注文したのが、半ライス。麺を食べ終わったあとの丼に投入していただけば、これも、また!!
金目鯛の風味と旨味の所為か、ライスとの相性もバッチリというか、半ライスでは無く普通のライスでも良かったかもしれません。
というわけで、大変美味しくいただいたのですが、この味が今回限りで味わえなくなってしまうのは、返す返すも残念で。
今回を含め、これまで美味しいラーメンを食べさせて下さり、ありがとうございました。ごちそうさまです。
令和7年7月訪問
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