趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
前回、「冷やしラーメン」の幟旗に誘われお伺いしたものの、つい、冷やし中華をいただいてしまったこちらのお店。その後あまり経たずにお伺いする機会に恵まれたので、今度こそ、と。
なのでお店に入りカウンターに座り、即座にタッチパネルで注文。その際、前回いただいて美味しかった餃子も、つい一緒に頼んでしまいました。
それから程なくして登場した冷やしラーメン。表面に油が浮いていますが、冷たいスープの筈なので、植物性のものですかね。
で、まずはそのスープからいってみたところ、ベースは鶏出汁とのこと。その旨味はあるし、味付けもしっかり付いているのですが、より深く味わおうとすると喉の奥に消えてしまう、逃げ水のような不思議な感覚。正直、これは良いか悪いのか判断が付かなかったものの、初めての体験であることは間違いないです。
また麺は、太めの縮れタイプ。「冷やし」なので茹でた後、しっかりと冷たく締められていますが、先日いただいた冷やし中華同様、固くならずに弾力があるのが良い感じ。
それと具の2種類のチャーシューですが、鶏チャーシューは相変わらずしっとりとした食感で、今回気がついたのは、塩ベースの味付けがしっかりとなされていたこと。そして豚のチャーシューは、冷やし中華の時は温めたものが載っていましたが、今回は箸をつけるのが遅くなったせいでスープに冷やされたのか、はたまたスープに合わせて元から冷たかったのか、中華料理店で冷菜として出てくるような味わいになっていたというか。他は、ナルト、ワカメ、しっかりと味の染みた味玉といった、温かいラーメンでも載っていそうなものと、冷やしならではのキュウリと言った組み合わせでした。
こちらは、先述のとおり一緒にいただいた品ですが、前回同様普通に美味しいなぁ、と。
ですが今回気がついてのは、案の肉の割合、結構高めなんですね。よくよく味わってみると、豚肉の味わいがしっかりと生きていました。
というわけで、今回もどれも美味しくいただいたのですが、冷やしラーメンのスープは、ほんと、不思議な感覚で、逆にちょっと癖になるような。なのでまた来年の夏に、再度チャレンジしてみたいですね。
ごちそうさまでした。
令和6年8月訪問
餃子の街とも言われる宇都宮の中でも、昔から「びっくり餃子」と呼ばれる大ぶりな餃子で有名なのが、宇都宮駅東口からちょっと進んで国道4号を超えたところにある、中華トントン。
そこに、実に前回訪問時から約17年ぶりにお伺いしたのが今回。土曜日のお昼時、バイクでお店の前をたまたま通りかかったところ、普段はいっぱいの駐車場にたまたま空きがあったので、即座にバイクを入れました。
お店に入ると店内はほぼ満席で、1つか2つだったかあいていたカウンター席へご案内となったのですが、前回お伺いして以来17年の間に色々変わっているよう(そういえば、お店の建物自体も変わっている?)で、前回はお昼時にお伺いして、ラーメンなどの麺類も一緒にいただいた記憶があったものの、今現在ランチタイムに注文できるのは、びっくり餃子、ジャンボびっくり餃子と、そのセット(定食)のみになっていました。
でも、今回は、ラーメンよりも餃子を食べたい気分だったので全く問題なし。
びっくり餃子のセットを頼み、待つこと暫しでご対面となりました。
で、まずは、そのまま何も付けずに餃子を一口いってみると、これが、もう!
やや厚めの皮は、モっチモチで、焼き目カリっと。
中の餡は、汁が滴るジューシーさはないけど、しっとりとした食感。野菜主体のやさしい味は、昔いただいた時の記憶を呼び覚ますというか。
やっぱり美味いですねぇ。
そして次からは、お酢、お酢+ラー油、最後の1つはそこに醤油も加えてと、味を変えながらいただきましたが、どの食べ方をしても美味しい、懐の広さもあるような。
もちろん、ご飯との相性もバッチリですし、玉子スープもベーシックながらこれまた美味しく。あ、この中に餃子入れても良かったかもしれませんね。
というわけで、大変美味しくいただいたのですが、今度は近いうちに、またお伺いしたいと思います。
ごちそうさまでした。
令和6年8月訪問
前の記事でも触れた、令和6年夏の、九州一人旅の4日目。
この旅もいよいよ大詰めとなり、あとは、博多駅に隣接するバスターミナルから「キングオブ深夜バス」(by 水曜どうでしょう)こと、はかた号に乗って帰るだけとなったのですが、バスに乗り込む前、早めの夕食として立ち寄ったのが、こちらのお店。
九州には、以前本店にお伺いした「資さんうどん」や、博多や中津のお店にお伺いした「ウエスト」といった、当地で多店舗展開されている有名なうどん店があり、その一つに数えられるのが「牧のうどん」。そのなかで「牧のうどん」だけを伺いしていなかったので、いつか必ずと思っていたのですが、事前にバスに載る前の食事処を探していた時、とても好都合な場所にあると、ほくそ笑んでしまいました。
そんなわけで、博多駅に到着後、隣接するバスターミナルに向かったものの、これがちょっとしたタワー型ダンジョンというか、フロアマップや案内表示はあるけれど、初見だと行こうと思った場所にいけないという。(私だけ?)
それでも何とかお店にたどり着き、券売機で食券を購入。ところでこの券売機。ものすごく品数があって、何を食べるかかなり迷いそうですが、今回は事前にいただく品を決めていたので、その食券を購入。
その後、お店のお姉さんに席を案内され、そのお姉さんに食券を渡しますが、その時、うどんの固さを、やわ、中、かたの3種類から選ぶので、真ん中の「中」に。夕方の中途半端な時間にもかかわらず続々入ってくる他のお客さんは「やわ」で頼んでいる人が多い印象でした。
その後あまり待たずに登場した、今回注文の肉ごぼう天うどん。初心者はこれ食っとけみたいなメニューらしいですが、当地らしい具の組み合わせで、個人的にはとても魅力的に感じられますね。あと、「牧のうどん」の特徴でもある出汁というかうどんツユが入った小ぶりのやかんが添えられていますが、これについては後述。
それでまずは、ツユからいってみたところ、上に載っている肉からと思われる、こってりした甘辛味が強い味わい。というのも、やかんに入った出汁をレンゲにとって味見すると、旨味はしっかりしているものの、味付け自体はかなり上品なんですよね。でも、この炊いた肉から出た味が、このうどんにキャラクターを与えている気がします。
またウドンは、先述のとおり固さ中にしましたが、それでも一般的なウドンより柔らかめ。口当たりはかなりフワっとしてるけど、歯を入れるとトロトロではなく、モチっとした噛み応えも残っているという食感ですが、個人的にはこれは大いにアリだと思うと同時に、やわめも是非試してみたいと思いました。
それと具の肉は、一緒に煮てある青ネギが良い感じで味と食感をアシスト。ごぼう天は、衣がかなりクリスピーで、中のゴボウは、太いものを斜めスライスしたタイプなので適度な歯応えがあり、味的には、具の肉と良く合います。
で、食べ進めているとあることに気がつくのですが、ウドンは減らずツユだけ減っていく感覚が。実際は、ウドンが出汁をどんどん吸ってぐんぐん太くなっている(でも不思議と食感はめちゃくちゃ変わったりしない)ようですが、そこで登場するのがヤカンに入った出汁。これを適宜継ぎ足しながら食べるのが、また面白いですね。
というわけで、ツユを足しながらという未体験の食べ方をしつつも、味自体も美味しく、これはまた味わってみたい、アメイジングなうどん体験でした。なのでまた、ここのお店に限らず、「牧のうどん」にお伺いしたいけど、九州って遠いよなぁ。
ごちそうさまでした。
令和6年8月訪問
前の記事でも触れた、令和6年夏の、九州一人旅の4日目。
この日は早朝からメシも食わず(食えず)、熊本近郊の私鉄や熊本市電に乗って、午前9時頃、空腹を抱えて熊本駅に戻ってきたところ。で、次の列車に乗る前に朝食をとなったのですが、そこで目に入ってきたのが「おいしいうどん、太平燕(タイピーエン)あります」という看板。九州新幹線開業に伴う駅の改築で、駅構内の、いわゆる駅そば・うどんのお店は無くなってしまったと思い込んでいたのですが、待合室内にお店があったんですね。
なので待合室に入り、更にその奥にあったお店へと。
注文は食券を券売機で買う方式ですが、そのボタンには、看板にあった太平燕を筆頭に、うどん・そばが色々と。かけ、種物ではベーシックなきつねやえび天、九州ではお馴染みのかしわやごぼう天の他、当地名物の辛子レンコンや馬肉が載ったものも。その中からどれをいただくかちょっと迷いましたが、空腹ということもあって、馬肉が入ったさくらうどんに、追加具100円(たまご)と追加具150円(ごぼう天)の食券をプラスしてしまったという。それを、カウンター内で黙々と仕込み作業をされていた、シブい男の店員さんに提出しました。
【さくらうどん 650円 + ごぼう天 150円 + たまご 100円】
それから流れるような調理で程なくして登場したうどん。
早速透明感のあるツユからいってみたところ、温度は高めなのが嬉しく、出汁感ビンビン。味付はしっかりしているけど、全体的にとても上品さを感じさせる味わいが、何とも良い感じです。
またウドンは冷凍麺でしょうか?ツルっとした口当たりで、歯を入れると柔らかいけど、噛み切ろといするとコシが結構、いやかなり強いという食感。
それと具のさくら=馬肉は、ショウガが効いた甘辛味。ツユにその風味が徐々に混ざっていくと、味と風味のアクセントに。追加のゴボウ天は、斜め切りしたのを揚げたもので、故に繊維を断ってある分食べやすく。あとこれまた追加の生玉子は、ツユの熱さで白身が絶妙に固まって、また。他は、どのうどんにも共通で入ると思われる、竹輪とワカメも載り、結果的に丼がかなり賑やかになってしまいました。
というわけで、美味しくいただいて満足したものの、空腹に任せて具を追加してしまったことに、少々後悔。こちらのうどんは、具をごちゃごちゃさせない方が、一杯のうどんとしてのポテンシャルを最大限生かせたなぁ、と。お腹が空いているなら、いなり寿司やおにぎりを追加すれば良かったんですしね。なのでもし、次に熊本駅に来る機会があれば、その時はシンプルな一杯で勝負したいと思います。
ごちそうさまでした。
令和6年8月訪問
前の記事でも触れた、令和6年夏の、九州一人旅の3日目。
実はこの前日の夜、鹿児島の某人気店でラーメンを食べようと予定していたものの、人気店にありがちな売り切れ早じまいで食べ損なってしまいました。で、そしたら余計に、九州の、白濁したスープのラーメンが、どうしても食べたくなってしまい、悶々と……。
そこで旅の合間に調べていたところ、この日の宿泊地の最寄り駅である熊本駅構内にあるこちらのお店を発見。営業時間的には余裕だったものの昨日のことがあるので、列車が駅に到着するやいなや、改札口から駅1階の「肥後よかモン市場」内にあるそのお店へと向かいましたが、お店に近づくと、今日は無事、ラーメンにありつけそうなことがわかりました。
その店舗は、ほぼオープンな作りで、客席は長いカウンター沿いにズラっと、という感じで。午後7半頃でしたが、空席はほとんど無い盛況っぷり。
その空いたところに座り早速注文ですが、お店のメニューで一番スタンダードだと思われる、ラーメンをお願いしました。
それで程なくして登場したそのラーメン。見た目的には、表面に振りかけられた粉状のものが印象的です。
で、まずはスープからいってみたところ、動物性の旨味が濃くコラーゲン感もあるけど、決して重すぎない味わい。ちなみに、出汁は豚骨と鶏を使い、それぞれに炊いたものと、合わせて炊いたものを使用。更に炊き方も、久留米など「濃厚」を売りにするところで多く使われる、呼び戻しの技法(古いスープを意図的に残して、そこに新たに出汁素材を継ぎ足す)を使ったものだそう。ただ、豚骨の他に鶏も使っていることが、濃いけど重すぎない味わいにつながっているのかなぁ、と。更にそこに、薬味のネギの他、表面の粉状のもの、これはニンニクチップを砕いた物だそうなのですが、その香ばしさとクリスピーな食感が、アクセントを超えたキャラクターになっているような。長々と書いてしまいましたが、単純に「これは旨い」と思います。
また麺は、加水率低めの細麺。固さ等は特に指定しませんでしたが、歯応えもあって良い感じ。
そして具のチャーシューは柔らかいけど、肉の食感も残したもの。キクラゲのコリコリ感も良いですね。
あと途中から、カウンターに置かれたニンニクの醤油漬けを投入すると、フレッシュ感のあるニンニクの風味と醤油の塩気がプラスされ、味に芯が通るようです。
というわけで、大変美味しくいただいたのですが、心残りは、この後、酒を飲むことを考えて、替え玉を我慢しちゃったこと。ほんと、やっときゃよかったなぁ、と。
ごちそうさまでした。
令和6年8月訪問
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