趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
前の記事でも触れた令和7年夏の関西乗り鉄旅も、5泊6日のうち3日目に。
この日の午前中は、なんば駅から南海電車で和歌山方面に行く予定となっていたので、その前になんば駅改札内で朝食と思い、ホーム中程から階段を降りたところにある、「南海そば」の、なんば2階店へ。なんば駅には、南海そば」が何と2店舗もあるのですが、こちらは未だいただいたことが無かったので。
この日は平日だったのですが、開店時刻(午前7時)の10分ほど前にお店に着いたところ、既に数人が、シャッターの向こうの食券券売機があると思しきあたりで開店待ち。その後開店時刻となる頃には更に待つ人が増えましたが、ベテランとおぼしき2人の店員さんが、素早い調理でそのお客さん達を捌いていました。
それでいただいたのが、個人的定番の天玉うどん(こちらでは、かき揚げうどんに生玉子追加)。
まずはツユからいってみると、温度は若干高めでしょうか。朝イチというコンディショクもあるかとは思いますが、出汁感が結構あって、味加減は良い塩梅。
またウドンは、ツルプリっとした食感。茹で麺ということもあるでしょうが、大阪らしく変に歯応えがないのが良い感じ。
そしてかき揚げは、衣がフワポソっとしたタイプ。タネは、タマネギ、ニンジンといった野菜がメインで、ツユとの馴染みは良い方です。
こちらは、一緒にいただいた品。関東の人間からすると馴染みのない「かやくごはん」という名前ですが、要するに炊き込みご飯のこと。また中身は季節ごとに変わるようで、現在は五目ご飯となっています。
で、こちらも味加減が程よいというか、うどんと一緒にいただいて丁度良いですね。
というわけで、全て美味しくいただきましたが、うどんやかやくご飯の味付けなどから、度の3日目にして「ほんと、関西に来てるんだなぁ」と、改めて実感いたしました。
ごちそうさまです。
令和7年7月訪問
前の記事でも触れた、5泊(うち車中1泊)6日で行く令和7年夏・関西方面乗り鉄旅の2日目の夕方というか夜。阪急電車の未乗路線や、これも未乗だった能勢電鉄に乗ったりした後に立ち寄ったのが、阪大石橋前駅の大阪梅田方面と箕面方面ホームとの付け根あたりあるこちらのお店。今から約3時間半前、前の記事のそばをいただいたものの、この日は長丁場というか、宿に着くのが遅くなる予定だったので、ここでもう一食キメておこうかと。
午後7時頃という夕食時ですが、店内は先客が数組。空いているカウンター席に座り、カウンター内の微妙な人間模様を眺めながらの食事となりました。
それでいただいたのが、個人的定番の天玉そば(こちらでは天ぷらそば+生たまご)。
まずはツユからいってみると、しっかりと熱めで出汁感もそこそこあるのですが、それよりも、東日本のそれっぽく、醤油が強めに効いるのにちょっとびっくり。約1年前に同じ品を別のお店でいただいた時、ここまで醤油感が強かったかは記憶にないのですが、ともかく今回はちょっと驚いたというか。もっとも、味覚なんて体調ですぐ変わるし、記憶違いもあると思うので、今回たまたまそう感じただけかもしれませんが。ただ、それは別として、塩気がしっかりして甘さ控えめな味付けは記憶のとおりで、個人的には、キリっとした感じが好きな味わいです。
またソバは、生か冷凍かはわらないというか、この手のお店の一般的な茹で麺とは違う、噛んだ時、弾力というよりは密度感のあるソリッドな食感が良いですね。(個人的には、いかにもな茹で麺も大好物ですが。)
そして天ぷらは、当地らしいほぼ衣に乾燥小エビ(アミエビ?)が少し入ったもの。最初はかなりクリスピーですが、ツユとの馴染みは悪くなく。(ただし溶けない)ちなみに、当地のこの手のお店で「天ぷら」といった場合こういうのが出てくることが儘あるというか、タマネギとかのタネがしっかり入ったものは「かき揚げ」といって区別するところもあるので、注意が必要だったりして。(こちらのお店は、この「天ぷら」だけのようですが。)あと、わかめが入っているのが嬉しいですね。
というわけで、はじめは少し驚いたものの、美味しくいただくことができました。ごちそうさまです。
令和7年7月訪問
前の記事でも触れた、5泊(うち車中1泊)6日で行く令和7年夏・関西方面乗り鉄旅の2日目の午後。神戸市のケーブルカーを乗り終え、阪急電車の未乗路線を乗っている途中に立ち寄ったのが、塚口駅の大阪梅田方面ホーム上にあるこちらのお店。
阪急電車の駅そばといえば、色々あって今は「若菜そば」という屋号になっていますが、ここ塚口駅においては、「蕎麦屋のサンジ」。運営会社は同じ(平野屋さん)ですが、このお店は、店内製麺の打ちたて茹でたてを売りにしているそうで。
そんなわけなので、今回の旅で阪急電車に乗っている合間を見てお伺いしたいと思っていたのですが、上手いこと時間を作ることが。
お店に入ると、ホーム上の比較的コンパクトな作りながら、店内は、よくあるセルフうどん店のような、っていうか、個人的によく知る宇都宮市にある某セルフそば店の同じシステムになっています。午後3時半頃という中途半端な時間ゆえ空いてはいますが、注文する際、焦らず済むのでありがたかったりして。そんなわけで、トレーに角皿と注文するそばの書かれたプレートを載せ、角皿には天ぷらを1つ載せた後、お会計。そばは、もりそばではなく、ぶっかけタイプのにしてみました。
【鬼おろしぶっかけそば 580円】
【半熟たまご天 170円】
そんなわけで、まずは添えられたレモンを避けてから、ツユを適宜回しかけ、ワサビをちょいと付けて行ってみれば、これが、もう。
ソバは、生麺茹でて提供するタイプのお店らしく細めですが、シャッキリした食感が良いですね。しっかり水切りされているのも好印象。また、表面には皮を挽いたような黒い粒粒も見て取れますが、蕎麦香は適度。
そしてツユは、ぶっ掛けタイプなのに、味が濃過ぎないないのが良いですね。味加減は、醤油感、塩気、甘みが突出せず、良いバランスに感じます。
それと鬼おろしは、つゆだくではないけどポロシャキっとした食感で、夏場にも関わらず辛味はマイルド。味よりも、どちらかというと食感をアシストするほうが大きいかな、と。それよりも、花鰹がツユの出汁香をブーストして、なんとも良い感じ。あと、レモンは途中から味変として使いましたが、当然ながらサッパリ感が増して、これも良し。
途中から、半熟たまご天も載せていただきましたが、名前のとおり玉子は白身までトロッとした半熟で、これが、また。ソバやツユとの相性も良かったです。
というわけで、どれも美味しくいただいて、満足いたしましたが、こういうお店が駅のホームに普通にあるんだから、都会が羨ましくなりますね。(でも、田舎のネズミだから、都会じゃ暮らせないのよ。)
ごちそうさまです。
令和7年7月訪問
ここいくつかの記事で触れた、5泊(うち車中1泊)6日で行く令和7年夏・関西方面乗り鉄旅の2日目。この日は午前中、京都府の京都市までいったあと、午後からは兵庫県神戸市のケーブルカーと、その周辺の阪急電車を攻めることに。でもその前に昼食をと立ち寄ったのが、JR六甲道駅に隣接する商業ビル「メイン六甲」内にあるこちらのお店。阪神電車の今津駅前に昭和の頃からあるお店が、こちらにも支店を出しているようで。
そのお店は、JRの改札口から直結の2階フロアの一角に。カウンターだけのコンパクトなつくりですが、平日のお昼時も、お客さんが途切れず入っている様子。暖簾をくぐってあいていた椅子に腰掛け、早速注文ですが、最初はうどんだけで済まそうと思っていたものの、こちらのお店はたこやきも売りだし、更にお品書きに「だし付きたこ焼き」というのがあったので、珍しいなと思ってせっかくだからそちらもお願いすることに。するとまずはたこやきが、続けてうどんが登場しました。
で、たこ焼きはとても熱そうだったので、まずはうどんから。
丼に顔を近づけると漂ってくる出汁の香りがなんとも食欲をそそりますが、実際口に入れてもその印象は変わらず。熱めのツユは、しっかりと出汁が効いていて、薄口醤油ベースの味付けも程よく。みりんの甘みもあからさまではないけれど、控えめに効いている感じがして、あっさりしつつも良い感じにまとまっている印象です。
またウドンは、普通麺と細麺から選べますが、今回は普通麺にしたところ、まさしく普通なうどんで良し。茹で麺でしょうか、チュルプリっとした自然な食感が良いですね。このツユなら、細麺でも合いそうですが。
そして海老天は、衣を太らせていないタイプ。揚げ置きですが、衣にはカリっとしたところも残っていて、ツユとの馴染みも良かったです。
お品書きを見ると、こちらのたこ焼きは、通常のものとネギのせ、そしてこのだし付きの3種類あり、通常とネギのせは7種類から、だし付きは2種類から味付けが選べるそうで、ソース味と素焼きの中から素焼きを選択。見た目的には、青ネギの散らされた出し汁が付くことにより明石焼き(玉子焼き)っぽい感じです。
それで少し冷めた頃を見計らい、まずは何も付けずに1つ口に入れると、まだ熱かった!それはともかくとして、粉の味と出汁の味が一体となった当地のたこ焼きという感じ。次に、別添の紅ショウガを振り掛けていただけば、塩気と酸味、そして辛味で味が引き締まり、これだけでも良いくらい。次に出し汁に入れていただけば、小麦粉の風味、それが香ばしく焼かれた風味と歯応えが、これは明石焼きとは別の食べものなんだな、と理解させてくれますが、これはこれで良い感じ。で、ここで思い付いたのが、ウドンに入れても美味しいんじゃ?と。早速試してみたら、たこ焼きの味的には出し汁に入れるのとさほど変わりませんが、うどんの具としても悪くない、というか、適度にトロっとした感じが、結構合うんですね。
というわけで、どちらも美味しくいただいて満足いたしましたが、どちらも出汁がよく効いていたので、食後のマスクの中は、その香りがほわほわと漂い、しばらく余韻に浸ることが。こういう、何気ない美味しさに出会えるって、幸せだなぁ、と。
ごちそうさまでした。
令和7年7月訪問
前の記事の串かつをいただいた帰り、歩いて宿へと向かっている途中に目に入ったのが、「うどん170」という看板。今や新世界でも観光地的な価格設定が当たり前(それが悪いこととは思いませんが)な中、(看板には値上げの跡はあるものの~調べたら15年で20円しか上げていないらしい)未だにこんな価格設定を続けてくれているお店があるんだと驚くと同時に、腹具合も多少は余裕があったので、締めの一杯にいただいていくことに。
それで、かけうどんでも良かったのですが、つい、きつねうどんと注文。熟練の手さばきであっという間に登場。暑い中、外気温と変わらない店内の立ち食いカウンターでいただくのも、このお店なら逆に雰囲気を感じますね。
で、まずはツユからいってみたところ、値段からしてリッチな出汁感や極上の味わいがあるわけではないのですが、閉店間際といった感じのコンディションながら、出汁的旨味は感じられますし、甘みをぐっと抑えた味付けも潔いというか。そこに、上に載った海苔が風味を加えているのが特徴的に感じました。
またウドンは茹で麺でしょうか。こちらも、お値段考えたら立派というか、柔めながらちゃんと食感もあります。
そしてお揚げさんは、こちらも甘み控えめですが、ツユよりは甘い感じ。これが有るだけで、かけうどんよりもぐっと料理っぽく感じます。
というわけで、美味しくいただいたのですが、加えて、こういうお店が残っていることが嬉しく感じます。
ごちそうさまでした。
令和7年7月訪問
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