たひお備忘録

とりとめのない趣味の、とりとめのない活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

福島県南会津郡南会津町 山口温泉 道の駅 きらら289

 今年の大型連休前半の締めは、昨年秋にもお伺いした福島県の只見町にあるキャンプ場でということになり、そこに向かう道すがら、休憩に立ち寄ったのが、南会津町にある、山口温泉道の駅きらら289。
 この道の駅がある旧南郷村は、昔からトマトの栽培が盛んで、こちらに併設のレストランでは、トマトラーメンなど、そのトマトを使ったメニューがいただけますが、残念ながら営業時間が午前11時から。それまでにはだいぶ時間があるので、何もいただけないのは残念と思ったものの、なんと、トマトを使ったソフトクリームだけは、売店でも販売されているそう。そんなわけで売店のお姉さんに注文したところ、お姉さんが売店からレストランまで行って作ってきてくれました。

【南郷トマトソフト 400円】
南郷トマトソフト 400円

 そんな南郷トマトソフトですが、見た目は、あまりトマトトマトしていないというか、ほんのり赤いソフトクリームと行った感じ。ですが一口いただいたところ、のっけからからトマト感が強いですね!なんでも南郷トマト100%ジュース「夏秋(かしゅう)」を使用しているそうで、そのお陰か、トマトらしい酸味やフレッシュな青臭さがちゃんと生きています。また、クリーム感もわりと強いので、個人的には、トマトクリーム系パスタを連想。もっとも、味は塩気がなく、適度な甘みが効かされていますが。
 ちなみに、家人に味見を勧めたところ、一口で満足、とのこと。このあたりは食に対する好みや許容範囲もあるので何とも言えませんが、少なくとも、良い思い出にはなったようです。

 というわけで、(個人的には)美味しくいただきました。ごちそうさまです。

令和4年5月訪問

群馬県利根郡片品村 道の駅 尾瀬かたしな スナックコーナー

 この日、バイクの日帰りツーリングで、前の記事であげた日光宇都宮道路を含む国道120号を、いろは坂、中禅寺湖、戦場ヶ原、湯ノ湖と走って金精峠を超えてやってきたのは「尾瀬」で有名な群馬県利根郡片品村。ここらでちょっと一休みしようと、道沿いにある道の駅尾瀬かたしなに立ち寄りました。ここって、村役場と隣接して道の駅があるんですね
(村役場の方にバイクを停めるよう、駐車場入口にいた係の人に誘導された。)
 しかしながら、何処も道の駅というのは盛況のようで、場内は結構な混雑。時間も中途半端だったゆえ、レストランも開いていなかったのですが、建物の外側に面したところにスナックコーナーを発見。ソフトクリームの文字が見えたので、いってみることに。

 で、先客が何組かいたので注文する品をチェックしていたところ、一番上に書かれた花豆ソフトが人気のようで、続いて花豆の(バニラとの)ミックスという感じ。その下に書かれたトマトソフト(と、そのミックス)、更にその下に書かれたりんごソフト(と、そのミックス)は私の観察している範囲では人気薄。一見ネタっぽい花豆が一番人気だったので何をいただこうかちょっと迷ったのですが、結局、りんごソフトをカップでお願いしました。

【りんごソフト 400円】
りんごソフト 400円

 カップを手渡された時、カップは小ぶりで見た目的にも花豆のように色がついているわけでもなかったので、やはりこれはネタとしては微妙だったかと思ったのですが、一口いただいて即ごめんなさい。
 これ、めっちゃリンゴ。
 アイスやジェラートのように果肉が入っているというわけではないのですが、ほんと、リンゴというかリンゴ果汁の存在感が凄いんです。これは、元々のリンゴ果汁が良いのはもちろんのこと、甘味やミルク感がリンゴを引き立てるよういい塩梅にチューンされているようにも感じられました。また、カップも一見すると小ぶりだと思いきや、量的にもみっちりというか、食べているとしっかりとした満足感がありましたね。

 というわけで、美味しくいただいたのですが、また機会があればお伺いして、今度こそ花豆、そしてネタ的にトマトもぜひいってみたいなぁ、と。
 ごちそうさまでした。

令和3年10月訪問

千葉県山武郡九十九里町 葉武里 (海の駅九十九里内)

 バイクに乗るようになって、更には自分のバイクを手に入れると行きたくなるのはツーリングということで、この日から、一泊二日で千葉方面に。
 その途中の目的地に九十九里浜があったのですが、九十九里浜といえばイワシが有名。当地には、イワシ料理で有名な食堂も複数あるものの、今回は休憩で立ち寄った「海の駅九十九里」という観光施設内で、何かしらの鰯料理をいただくことに。
 ちにみにこの海の駅九十九里。館内には、「いわし資料館」も併設されているのですが、今回は時間の都合でスルーしてしまったのは、あとから考えると痛恨事でした。

 施設は1階が直売所といわし資料館、2階がフードコートになっていて、フードコートには3つのお店が入っているものの、この日はそのうち1つがお休み。なので残りの2つのお店のお品書きを見比べた結果、奥にあったこちらのお店で、いかにもな「いわし三昧」という品の食券を購入。秋なのに暑かったこの日、館内は冷房が効いていたのですが、換気の良さを求めてベランダにあるテラスでいただくことにしました。
 で、店頭で手渡された時、ご飯のイワシ料理の入った器がわりと大きな桶になっていたので、これいっぱいにご飯入っていたらとビビったのですが、席に持ち帰ってよく見たところ、奥1/4は大根のツマで一安心。(このくらいなら食べられるっちゃ食べられるけど、この数時間後に次の食事が控えていたもので。)それでしゃもじが付いていたので、おかずを種類ごとに、ご飯とともに茶碗によそいつついただいてみました。

【いわし三昧 1400円】
いわし三昧 1400円

 それでまずは、なんとなく蒲焼から。一度揚げたものにタレを絡めてあるのでしょうか。イワシの身は柔らかくて、タレの甘辛い味付けもいい塩梅だったのですが、冷めていたのがちょっとだけ残念。
 次にいただいた天ぷらは、揚げたてで衣がサクサク、イワシの身はフワっフワ。ただ、衣に包まれたイワシの魚魚した風味がストレートに来るので、その風味が駄目な人はつらいかも。(今じゃ平気で食べていますが、私も子供の頃は、それが苦手なクチでした。)
 お次はインターバルで、しらすに醤油をちょろりとかけて。これは間違いないです。
 お次は刺身。個人的に、あまり好きではなかったイワシという魚の美味しさに気付かせてくれたきっかけの料理のひとつが刺身だったのですが、トロトロっとした口当たりの身の味わいと脂の甘味が、もう。
 そして最後にいただいたのが、当地の郷土料理でもあるなめろう。で、結果的に、これを最後に持ってきて良かったというか、身と一緒に叩かれた味噌と薬味がイワシの魚魚した風味を個性に昇華させ、これが、また。さすがに、当地に昔から伝わる青魚(など)の調理法。イワシをより美味しくいただけますね。

 というわけで、数々の鰯料理に満足したのですが、ちょいと心残りだったのが、個人的にイワシの二番目に好きな食べ方である塩焼き(ちなみにイワシの一番好きな食べ方は、申し訳ないけど味付け缶詰だったりする。)と、当地の名物料理であるイワシのごま漬けがいただけなかったこと。このあたりは、再訪時の楽しみにとっておくことにしますかね。
 ごちそうさまでした。

令和3年9月訪問

栃木県宇都宮市 カレーショップ フジ

 宇都宮市民のみならず県央エリアに在住の人なら昔からお馴染みの、宇都宮のオリオン通りにある昭和40年(1965年、私が生まれる前!)創業の老舗カレー店でといえば、カレーショップフジさん。で、カレー好きの相方にも一度食べさせておこうと、この日、宇都宮での用足しの後でお伺いしました。

 お店に入ったのは開店からちょっと後くらいでしたが、既に常連さんっぽい人が何人か、静かにカレーと向き合って居るという状態。それでも、私たちが入った頃は席に余裕があったものの、その後、リーマンっぽい人が続々と来店。この時は、皆さん、カツカレーもしくはその大盛りを注文されているようでしたね。

【ビーフカレー 750円】
ビーフカレー 750円

 ですがそんな中、私がいただいたのが、ビーフカレー。関東地方というか、栃木県でも、カレーと言えばポークの方が一般的だとおもっているのですが、その所為もあってか実は、こちらでビーフカレーをいただくのって、これが初めてだったりします。

 で、まずはルーをスプーンで軽く一口いこうとしたところ、感触的にはかなりのモッタリ感。それを口に入れれば、「牛」の風味や旨味、個人的には「牛感」と表現したくなるようなものがグググっときて、それと同時に豊かなスパイス感も迫ってきますが、それから一拍おいて辛味が。もっとも、辛さ自体は、お店のメインのポークカレーよりは辛いそうですが、辛いものがわりと好きで、ココイチでは3辛あたりを良く食す私的な感覚では、ちょい辛からピリ辛くらいでしょうか。ただ、辛味の元は唐辛子ですので、いただいていると口の中に辛さが蓄積する感覚は当然ありますが。
 次に、ルーをライスに乗せていってみれば、これが!当然ながらこのためにルーは作られているのであって、単体では重めのルーが、ライス一緒になることによって、より味がわかるというか。
 それと具の牛肉ですが、ホロホロとしたところやトロとしたところなど食感と味のバラエティーがあり、肉や筋の部分など色々な部位が使われているような。とても良く煮込まれていて、ルーと一体になっています。

 あと、付属のサラダは、サラダで大切な3C(クール、クリーン、クリスプ)がちゃんとしていて、たっぷり目にかかったドレッシングが嬉しいです。

【ハンバーグカレー 700円】
ハンバーグカレー 700円

 こちらは、相方がいただいた品。
 先述のとおり、今回お伺いした目的は相方に食べさせることだったのですが、そのカレー好きな相方も「美味しい。さすが専門店。」と太鼓判を押しておりました。

 というわけで、どちらも美味しくいただいて、相方ともども満足したのですが、いつまでもこの味が、宇都宮の街なかでいただけると良いなぁ、と。
 ごちそうさまでした。

令和3年9月訪問

東京都台東区 駒形どぜう 本店

 栃木の田舎で生まれ育った御年五十ん歳の私にとって、ドジョウというのは夏場のスタミナ食というか、実家は農家ではなかったのですが、夏になると時々、知り合いの農家さんなどから貰ったり、近所のスーパーで買った、生きたドジョウがお勝手の片隅に置かれたプラスチックの樽に入れられていて、それが然る後(泥抜き後?)、調理されて食卓に出てくるという感じでした。
 で、それがわりと普通の事だと思っていたのですが、当地ローカルというか、我が家ローカルだと知ったのは大人になってから。その頃には、スーパーでドジョウを売っているのを見かけることもなく。
 ちなみに、(実家の)食卓に上がる回数が一番多かったのが、ナスと共に煮た味噌汁で、次がささがきゴボウと共に割下で煮て卵とじにした柳川鍋。(っていうか、ほぼその2択。)他に、川魚料理の店などでも唐揚げなども食べた記憶がありますが、どれも田舎料理の域を出ないものだったような。
 そんなわけなので、東京の、ドジョウを「どぜう」と書くようなお店に憧れがあったというか、一度いただいてみたいと思っていたものの、なかなか機会が無く、この歳になって今回ようやく。2月の某土曜日に、相方と浅草周辺に行く機会があったので、浅草駅からわりと近いところにある、超有名店であるこちらのお店でいただくことにしました。

 ちょうど開店時刻の頃にお店に着いたところ、既に何組かがお店に入るところ。
 その後に続いて入店したところ、さすがは(良い意味で)有名店といった感じの接客で迎えられ、1階の「入れ込み座敷」へと案内してもらうことに。この、いかにも江戸情緒な広々とした座敷でいただくことも、こちらのお店にお伺いした目的の一つだったりします。
 そこで、まずは以下の品々をお願い。

【どぜうなべ 1850円(税抜)】
どぜうなべ 1850円(税抜)
【さきなべ 1900円(税抜)】
さきなべ 1900円(税抜)
【薬味のネギと、ささがきごぼう 450円(税抜)、ご飯 350円(税抜)】
薬味のネギと、ささがきごぼう 450円(税抜)、ご飯 350円(税抜)
【ふり袖 たれ口 しぼりたて新酒 1300円(税抜)】
ふり袖 たれ口 しぼりたて新酒 1300円(税抜)

 程なくすると、ドジョウが丸のまま入ったどぜうなべと、骨を取った状態で開きになって入っているさきなべは、浅い鉄鍋に割下と共炭でクツクツと煮立っている状態で登場。あとは、追加投入分の割下と薬味のネギがたっぷりと付く他、別料金で追加したささがきごぼう、主に相方がいただくためのご飯と私の日本酒が続々と運ばれてきます。
  で、様子を見て割下を継ぎ足しながら、ゴボウを鍋に適宜投入しつつ、頃合いを見てネギを載せ、そこに七味(「なないろ」と読む)や山椒を振りかけていただきます。

 それでまずはどぜうなべですが、ドジョウはとても立派なサイズで本来なら骨が硬い(実家では身を歯でしごいて食べていた)のですが、下拵えとして味噌で骨が柔らかくなるまで煮込まれ、苦も無く丸ごといただける柔らかさ。丸のままだからドジョウの味が濃厚だし、内臓?のほろ苦さが良いアクセントになっていますね。そこに出汁の効いた割下と、ネギのピリッとした香りと辛味が相まって、これが、もう。また、追加したゴボウもベストマッチ。七味や山椒との相性も言わずもがなです。
 またさきなべは、ドジョウの身のみを使っているため、どぜうなべよりも上品な味わい。ドジョウを食べるのがほとんど初めてという相方は、こちらの方が食べやすいとのことでした。
 そしてこれらの鍋をつつきつついただく酒が、また。味の濃いドジョウと日本酒の味が口の中で味が調和して、後口がスっと。なので鍋、酒、鍋、酒とエンドレスにいけそうです。ちなみに今回は、こちらのお店のレギュラーメニューである日本酒、ふり袖たれ口の新酒があったのでお願いしたのですが、新酒のフレッシュ感がことさら良いですね。それとこの日は2月にしては暖かい日だったので、キンと冷えた冷酒有り難かったです。

【どぜう汁 318円(税抜)】
どぜう汁 318円(税抜)

 そんなこんなで鍋をあらかた食べ終わる頃、どじょう汁を追加注文。相方が食べてもまだ1杯分以上残っていたご飯のお供にしようかと。
 で、このどぜう汁。汁の口当たりはトロっとしていて、江戸甘味噌がメインという味付けは、濃厚というかこっくりというか。そして丸のまま入るドジョウは、どぜうなべ同様の柔らかさ。これだけで、ご飯のおかずになる汁でした。
 自宅でかつて食べていたドジョウの味噌汁は、歯でドジョウの身をしごき取りながら食べていたし、味付けも甘味がないサラっとしたものだったので、それとは全く別物(それはそれで美味しいし好きだったんですがね。)ですが、これはこれで良いですね。

 というわけで、どれも美味しくいただいたのはもちろん、憧れだった「どぜう」をようやく味わうことが出来て感無量だったのですが、お昼時だったのと、この後の予定があったので、最低限のオーダーでササっと済ませてしまったのが少々心残り。
 なのでまた是非とも機会を作って、今度はもっとゆっくり「どぜう」を味わいたいと思います。
 ごちそうさまでした。

令和3年2月訪問

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栃木県のちょいと北の方に住んでいるアラフィフのオッサン。
ラーメン・そば・うどんなどの食べ歩き、乗り鉄、競馬の旅打ち、モータースポーツ観戦、PC自作など嗜んでいます。

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