趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
このところ宇都宮市下岡本町にご縁があるというか、前の記事であげた髙なべさんにお伺いした翌日。先月以来3回目となるこちらのお店に。
開業からそれほど時間が経っていないにもかかわらず、皆この辺りにこういうお店を待っていたのか、昨日、お店の前を通りかかった時も駐車場が一杯で、この日もそれより少しばかり時間を早くしたにもかかわらず、駐車場の空きは僅かという賑わいっぷり。
もっとも、店内は席数に余裕が有るので、そんな状態でも食券を出した後、あたふたせずに空いた席に座れるのはありがたいです。
それで今回いただくのが、季節メニューである、海老としめじのかきあげそば。先月までのギッシリあさりと葱のかき揚げも良かったというか、もう一度いただきたかったものの、月が変わってしまいかき揚げも変わってしまったという。で、この日は暑かったので、ぶっかけタイプの冷たい方にして、あと大盛りにしたり温玉や鬼おろし付けたりしたら、しめてちょうど1,000円となりました。
【海老としめじのかきあげそば(冷) 700円 + 大盛 100円 + 鬼おろし 100円 + 温泉玉子 100円】
番号が呼ばれたので受け取り、席に戻って早速。
まずはソバからいってみたところ、しっかりと冷たく締められたかなり細めのそれは、蕎香ビンビンというわけではありませんが、ツルツル感と硬質な歯応えが、やっぱり良いですね。今回は大盛りにしたのでたっぷりいただけますが、気持ち的には、もっと食べたいなぁ、と。
またそしてぶっかけ用のツユは、前回同様、何かの味が突出しない、万人向けの味わいという印象ですが、味のバランスとして甘みがあまり強くないのが、個人的にはナイスなポイント。
それと、このメニューでのメインを張る季節のかき揚げは、プリプリの小海老がゴロゴロ入り、ブナシメジが海老の方向性とは違う、旨味と歯応えをプラス。なかなかに悪くない取り合わせですね。当然揚げたてなので、サクサク感もバッチリです。
そしてひととおり味わった後は、追加した鬼おろしや温泉玉子を投入。特に鬼おろしは、ソバは勿論、かき揚げともベストマッチ。あと、途中から袋入りのワサビも使って味変して、あっという間に完食。この手のそばって、伸びるのを嫌うという理由もあるけど、一瞬で食べ終わってしまうのが、ほんとに残念ですね。
というわけで、今回も美味しくいただきました。ごちそうさまです。
令和5年6月訪問
梅雨入り前でも暑さが堪える今日この頃。そんな時、熱いラーメンよりも麺だけでも冷たいつけ麺の方に食指が伸びがちなのですが、この日、仕事の合間にお伺いしたこちらのお店でも、店内に貼られた限定メニューのつけ麺を見つけ、即座に注文。ちなみに、麺量は250g、100円増しで350gから選べましたが、この日は平日だったこともあり、またこの品を見てある目論見を思いついた為、麺量250gにする替わりに、ランチタイムサービスのミニご飯をお願いしました。
【旨辛味噌つけ麺 1,100円 + ミニご飯(平日ランチタイム無料)】
登場したら早速、麺をつけ汁に浸けていただけば、これが。
まずは麺ですが、ラーメンと違って、茹でた後で冷たく締められていることもあり、チュルチュルっとした口当たりに、シコシコっとした噛み応え。こちらのお店の標準的太麺でしょうか?(つけ麺専用だったら申し訳ない。)冷たくしてもそのポテンシャルを、ラーメンと別方向に発揮しているような気がします。
またつけ汁は、品名のとおりピリっとした辛みが付けてありますが、ヒーヒー辛くする方向ではなく、その辛みによって味を引き締めている感。あと、気のせいかもしれませんが、コク深くまろやかさは十分に感じられるものの、こちらのお店の看板である味噌ラーメンよりも幾分スッキリした味わいに感じました。また、甘みが付けられていないのも個人的好みにピッタリ。酸味もありませんが、(このつけ麺に限ったことではない方法だけども)麺にお酢を掛けていただくと、つけ汁の味をあまり変えないで酸味を足すことが出来ます。
それから別皿に盛られた具は、こちらのお店のラーメンでもお馴染みの、ホロトロっとした厚めのチャーシュー、しっかりとした味わいの太メンマと味玉。ここに、辛ネギを足したら更に素敵だと思いましたが、今回、時間の関係で慌てて入店したため、店頭のガチャガチャ(大抵は4等なので、辛ネギに替えていた)を忘れたのは痛恨事。
そして麺を食べ終わったあとは、(配膳時に有ることを確認していた)熱々の割りスープを持ってきてもらい、それで適宜伸ばしたつけ汁に、ミニご飯を投入すれば、また!これが試したくて麺量を250gにした替わりにミニご飯を貰ったのですが、目論見通りバッチリな相性。というか、通常の味噌ラーメンのスープにご飯投入よりも、味わい的にこの旨辛味噌つけ麺の方が、より自分好みでした。
というわけで、今回も美味しくいただき、また目論見も決まって、大変満足でございます。
ごちそうさまでした。
令和5年6月訪問
仕事の都合もあり、2回連続のさくら市の、国道4号沿いにあるお店ネタとなってしまいましたが、場所的には前の記事がさくら市の旧氏家町のエリアでは北の方、今回は南の方のお店。それにしても、このお店があるあたりの国道4号沿いはお店の入れ替わりがわりと激しいというか、ここも昔は、セ○ン・イレブンでしたね。(それが閉店後、別の業態になったと思うけど確たる記憶無し。)
お店の看板には「カルビ丼とスン豆腐専門店」と書いてあったので、個人的食べ物の好みからすれば、それほどプライオリティが高くは無かった=これまでスルーしてきたのですが、先日お店の前を通った際、「冷麺」と書かれた幟旗が目に入りました。
というのも、大分昔に仕事の関係で、韓国から来られた職人さんが作ったものをいただいて以来、冷麺という食べ物が好きになったんですよね。ただ、普段は焼肉店や冷麺専門店に行く機会が無い生活をしている=冷麺に飢えているので、次にこのあたりに来る機会があったらいただこうと思っていたところ、思いのほか早くその機会が。
お昼時の真っ最中にお店到着。店舗前の駐車場には、多分店内の厨房からであろうダクトが引き回されていて、そこから肉とタレの焦げた香ばしい匂いがモワモワと漂っているのは、ちと卑怯かもしれません。
店内に入ると、注文は食券制ということがわかり、券売機で先客に続いて購入。その際、お目当ての冷麺の他、お店の看板メニュー、カルビ丼の小サイズもあったので、それも、つい……。それらをカウンターの店員さんに渡し、あとは空いている席に座り、大型のディスプレイでも食券番号が表示される呼び出しを待つこと少し。程なくして番号が呼ばれました。
そこでご対面となった今回の冷麺。見た目的には、やや濁りのあるスープと、具材として白菜キムチの他、茹で卵のスライスが数枚、大根の漬物、そしてカルビ丼のものと同じだと思われる焼き肉という構成で、練り辛子とお酢が添えられています。
で、まずはスープから、キムチの影響を受けていなさそうなところから味見してみると、塩気に加えて明確に効かされた甘みにちょっとびっくり。個人的に、ここまでの甘みが付いた冷麺は個人的な少ない経験ではあまり記憶にないのですが、ソウル式の冷麺だと、味付けでわりと甘くするようですね。他には酸味も効いていますが、このスープ自体の味付けか、大根の漬物からの味かは正直わからず。また漬物と言っても、冷麺のスープによく用いられる大根の水キムチのような発酵味というかクセの有る(だが個人的にはそこが良い)味ではない感じです。あと、ベースの出汁は何でしょうか?旨味は明確に感じられますが、何の出汁かはわからず。食レポとしてわからず尽くしで駄目駄目ですが、全体的にさっぱりした食べやすい味わいになっていると思いました。
また麺は、白っぽい感じが日式っぽいですが、チュルチュルっとした啜り心地と、コシが有りつつもわりと噛み切りやすい食感。
それでスープと麺の味見が終わったら、次は全体的に具材を混ぜでいただくと、キムチの刺激ある旨味が加わることによって、味が完成されるような。更に、お酢や練り辛子の味変もバッチリ決まります。(ちなみに、発祥とされる平壌式冷麺だと、お酢も辛子も使わないそう。)ただ、焼いたカルビが急冷されてパキパキの食感になっちゃうのは、ちょっと勿体ない感がありました。
小と言っても普通にご飯茶碗くらいのサイズ感ですが、そのご飯の上には、焼いたカルビと白ネギという構成。
で、このカルビが、強めに焼かれていて、端の方は一部焦げているのですが、それ故の香ばしい匂いと味わいが、もう。醤油ダレと肉の適度に焦げた味なんて、美味しいに決まってるじゃないですか!また、白ネギの薬味も合っています。
というわけで、美味しくいただいたのですが、こちらの冷麺は、今回いただいたムル(水)冷麺タイプの他、ビビン麺タイプもあったので、そちらもいってみたいですね。
ごちそうさまでした。
令和5年6月訪問
この日は、仕事の関係もあって、久しぶりにさくら市のこちらのお店で昼食を。でもそれは僥倖というか、実はちょっと前から、こちらのお店の或る品がいただきたかったんですよね。
それがこの、ラーメン。ついつい大盛りにしてしまいましたが、こちらのお店で(素の)ラーメンをいただく時って、何故かそうしてしまうというか。
で、早速なみなみと注がれたスープからいってみれば、出汁と旨味と表面の油と、ビシッと効いたでも濃過ぎない醤油ダレが相まって、これが、もう。シンプルで奇をてらわない、トラディショナルな食堂のラーメンといった味わいが、何とも良いですね。こういうスープは薬味の白ネギが合うのは勿論、コショウやお酢といった味変アイテムとも良く合います。
また麺は、細い縮れ麺で、スープとの相性も最高レベル。
そして具は、柔らかいチャーシューの他、メンマ、ナルト、海苔にホウレン草。
そんなラーメンを一通りいただきながら、「そうそう!これが食べたかった!!」と。
齢50を過ぎた私が子供の頃の、ラーメンの原体験の一つが、スープは醤油味、麺は細縮れ麺で、具がチャーシュー、メンマ、ナルト、海苔、ホウレン草、そして薬味に白ネギというというもので、それが今でもたまに、無性に食べたくなるんですよね。で、そんな時、こちらのお店のラーメンは、まさしくぴったりというか、今回も、そんな一杯を美味しくいただけて、とても満足いたしました。
ごちそうさまです。
令和5年6月訪問
先日、とある知り合いから、「ここの昆布水つけ麺美味しいよ!」と教えて貰ったのがこちらのお店。教えて貰ったからには早々にお伺いしなきゃという義務感に駆られた訳ではないのですが、日曜日のこの日、ちょうどつけ麺が食べたい気分だったので、家人と共にお伺いすることに。
それで名前で検索して実際にお伺いしてみると、以前何度かいただいたことがある(このブログでの訪問記その1、その2。)カレー屋さんと同じ建物というか、ここって確か「三銃士」という洋風居酒屋さんでは。暫く前から昼の時間帯だけ、ラーメン屋さんとして営業されていたのを、寡聞にて知らなかったという。
駐車場にクルマを止め階段を上り、美味しそうな(いや実際美味しい)カレーの匂いを振り切ってお店に入ると、店内は土足禁止というか、靴を脱いで入店するスタイル。
店内はラーメン屋さんというよりも居酒屋さんの雰囲気で、若い店員さん達の醸す雰囲気も、ピリッとした空気感のラーメン屋さんとは対極的な、かなりカジュアルなものでした。
そんな中、開店してすぐの時間帯にもかかわらず、何組かの先客が、既に注文を済ませ注文の品を待っていたり、またつけ麺やラーメンを啜っています。
それで今回私がいただいたのが、知り合いにお勧めされさ昆布水つけ麺。
まず盛り付けからして「映え」を意識しているというか、美しく巻かれた麺の上には、外周には店名にもなっている水菜を茹でたものでしょうか、中央には2種類のチャーシューが載り、その間のレモンスライスに、あしらわれたラディッシュや三つ葉。大ぶりな器に入ったつけ汁や、その表面に散らした正方形に切ったネギ。更には、薬味や味変用の塩、おろしショウガ、おろしワサビが添えられ、ほんと、どれもお洒落な感じですね。
で、まずは店員さんのお勧めに従って、昆布水に浸かった麺をそのままいってみたところ、わりと細めにもかかわらず、麺自体にしっかりと味と香りがあり、締められた故の硬質な歯応えが良い感じで、そこに昆布水の旨味が加わって、これがなかなか。更に、麺を匙の上に取り、少量の塩を掛けていただけば、塩で味がぐんと立ち上がって更にわかりやすくなるというか。
次に、麺をつけ汁に浸けてからいただけば、これが、もう。ベースは澄んでいるけど濃厚な鶏出汁でしょうか?そこに表面の鶏油と思しき油がコッテリ感と鶏の香りを更にプラス。そこに、コクのある若干甘みを加えた醤油味がバシっと効き、白ネギのアクセントが全体を引き締めています。麺とつけ汁との相性は、言わずもがなですね。
また具は、イマドキの流行でもある、低温調理されたチャーシューと鶏肉が、どちらもしっとりジューシー。
味変は、ショウガとワサビは、麺と一緒にちょいとつまんでいただくと、それぞれを足した時の味わいがよくわかって良い感じ。レモンスライスは途中からつけ汁に投入して箸で絞りましたが、これも相性良いですね。
最後は、残ったつけ汁に残った昆布水を投入しますが、微妙にぬるくなる温度を別とすれば、これまた良い味わいです。
元の麺を食べ終わった時、腹具合に若干の余裕があったものだから、つい、追加注文してしまったのが、この和え玉。麺の下には、油と醤油ダレ、上にはチャーシューのフレークとネギと魚の節という感じでしょうか。
で、登場したらすぐに全体を混ぜていただけば、暖かい麺に、油のコッテリ感、タレのしょっぱさ、具材からの風味と旨味が加わって、これが、また。
つけ汁に浸けてしまうと、更にしょっぱくなるのと温度が下がることもあり、個人的には、このまま全部いただいてしまう方がモア・ベターに感じました。
こちらは、家人がいただいた品。
「濃厚」と付いているので、勝手に鶏白湯を想像していたら清湯スープのラーメンが出てきてびっくりしたものの、例によって味見させて貰ったら、これが本当に、「鶏」を濃厚に感じて二度びっくり。
それと醤油ベースの味付けが、濃い醤油にコクの有る甘みが若干加わっているつけ麺のつけ汁とは明確に違う、濃いけどすっきり感のあるものになっているのにも感心したというか。更に、レモンも味変も、とてもキマっています。
これは丸々一杯、いただいてみたいですね。
というわけで、どれも美味しくいただいて、満足いたしました。
家人も気に入ったようで、二人で是非またお伺いしたいところなのですが、その時は、今回家人がいただいた濃厚鶏そばもいってみたいですし、今回(いただいている間に)他のお客さんの頼む率の高かった、昆布水つけ麺の塩味で悩むことになりそうです。
ごちそうさまでした。
令和5年6月訪問
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