たひお備忘録

趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

中山競馬場訪問記 【平成30年12月23日・第63回有馬記念(GⅠ)他】

有馬記念の最終コーナー

 有馬記念。当時の日本中央競馬会理事長、有馬頼寧(ありまよりやす)によって、中山競馬場の新たな目玉とすべく、それまで類を見なかったファン投票により出走馬を決定するレースとして、昭和31年(1956年)に「中山グランプリ」という競争名で創設。「皐月賞」、「東京優駿」、「菊花賞」の牡馬クラシックレース3戦と、「桜花賞」、「優駿牝馬」の牝馬クラシックレース2戦、そして春と秋に行われる「天皇賞」と共に、中央競馬では最も格付けが高い、八大競走と呼ばれるレースとされました。

 しかし、第1回が開催されたそのわずか17日後、有馬は急逝。翌年に行われた第2回からは、有馬の功績を讃えて競争名が「有馬記念」と変更になりました。ちなみに当初は内回りコース2600mで行われ、昭和35年(1960年)に行われた第5回から外回り2600mに変更。更に昭和41年(1966年)に行われた第11から現在と同じ内回り2500mにレース距離が変更。また、昭和59年(1984年)のグレード制導入によってGⅠに格付けされ、平成19年(2007年)からは国際競争に指定されました。

 その有馬記念ですが、私を含む競馬ファンにとって特別なレースであると共に、一般的にも認知度が高いため、競馬場が非常に混雑するレースとしても有名。中でも指定席は、ハガキと(JRAカード会員は)ネットによる抽選販売のみということもあって、入手困難なプラチナチケットとなっています。で、その指定席の抽選に毎年挑み続けて幾年月。(ちなみにJRAカード入会の個人的動機の一つが、有馬記念の指定席だったりするのですが。)今年、初めて当選することができました。しかも今年は、7月の福島競馬で平地競争再挑戦を見て以来追いかけている稀代の名ジャンパー、オジュウチョウサン号が出走するので、どうしても生で観たかったんですよね。

※ 他の競馬場や、過去に中山競馬場を訪れた時の記録については、こちらの記事(というかカテゴリ)に一覧がございますので、よろしければ。


千葉県船橋市 下辰 (中山競馬場内) 【閉店】

 「有馬記念」と言えば、日本で一番有名かつ馬券が売れるレースなのですが、平成最後の有馬記念が行われるこの日、幸運にも中山競馬場を訪れることが出来ました。

 それで個人的に競馬場での食事は、そば・うどんの類いをいただくことが多いのですが、今回は中山競馬場スタンド地下1階レストランプラザ内にあるこちらのお店で。さすがに混雑する有馬記念当日だけあって、何時間も行列して食べたと言いたいところですが、午前8時半過ぎにお伺いした時、テーブル席こそ満席でしたが、店舗中央の立ち食い用テーブルは空いており、並ぶことなく入口のところで購入した食券を出すと、程なくそばが手渡されました。

下辰そば 460円
下辰そば 460円

 その今回いただいた品は、お店の名前を冠したこちら。関東で言うところの「たぬきそば」の豪華版というか、ソバの上にはたっぷりの天かすの他、ゆで卵やナルト、ワカメ、お麩などが載っています。で、早速ツユに口を付けたところ、出汁感は程ほどで、それよりも濃口醤油がビンビン香ります。そして味付けは、具の天かすのお陰で味わいは若干マイルドにはなっているものの、飲み干すのがちょっと憚られるくらいの濃さ。でも逆に、このエッジの効いた濃さが良いというか、「トラディショナルな立ち食いそば喰ってんな」と実感できます。またソバは、湯がき時間からして茹で麺だと思うのですが、若干柔らかめだけど香りもそこそこ有って悪くないですね。あと、前述の具が、味と食感のバラエティーを豊かにしていて楽しいです。

 というわけで、美味しくいただきました。ごちそうさまです。

平成30年12月訪問

栃木県鹿沼市 ラーメンショップ 運転免許センター北口店

 土曜日のこの日、朝起きたら、(1)急に朝ラーがしたくなった、(2)ラーショ(ラーメンショップ)で食べたくなった。ということで向かったのが、自宅からはかなり遠くにあるこちらのお店。

ネギミソチャーシューメン 930円
ネギミソチャーシューメン 930円

 それで今回は、ネギミソチャーシューをチョイスしたのですが、注文の際試そうと思っていた「コッテリで」と言うのを忘れてしまい、ノーマルなスープでの提供となりました。で、登場したらまずはチャーシューをどかして全体を良く混ぜ混ぜ。しかるのち、スープからいってみたところ、やっぱり旨いですね。ラーショって、スープの取り方は店舗間で差があれど、タレは基本的に同じものを使っているという認識なのですが(間違っていたら申し訳ない)、こちらのお店の味噌ダレは、他のいろいろなラーショで感じる酒精っぽい尖った風味がなく、豚骨ベース?のスープと相まって実にまろやか。それでいて味噌味噌したラーショっぽい味わいもあって、これが、もう。そこに合わせるのは、細めのいわゆるラーショの麺なのですが、茹で加減は注文を付けなければ気持ちソフト。もっとも、個人的にはこれくらいでも全然アリ。そして具の、ホロトロッとしたチャーシューですが、この、チャーシュー増しならではの、いくら食べてもなくならない感覚って素敵ですよね。それと最初によく混ぜたので麺やスープと一体化した香りの良いネギ。あとメンマやワカメはラーショのラーメンにつきものですが、こちらのお店だと味噌系の品だけに入っているモヤシと合わせ、箸休め的な感じ。それらを、最初はそのまま味わい、次にニンニクを投入し、その次に豆板醤はレンゲに取って麺に付ける感じで使い、終盤にお酢投入、最後に紅生姜投入と、カウンター上に掲げられたマスターおすすめの食べ方を一部アレンジして完食しました。

玉丼 290円
玉丼 290円

 こちらは、一緒にいただいた品で、卵とネギをタレでさっと煮たものを、ネギと海苔と共にご飯に載せたもの。今回のは黄身が破れてしまっていますが、どうせいただく時に潰しちゃうので問題なし。それにしても、ラーメンと一緒に食べてもくどくなりすぎないタレの味加減が良いですね。もっとも、ラーメン+この品だと、私の場合確実に食べ過ぎになってしまうのですが、それでも今回はいただきたかったというか。

 というわけで、とても美味しくいただいたのですが、こちらのお店、個人的にいただいたことがあるラーメンショップの中では、やっぱりトップクラスの味わいだなと、改めて感じた次第で。ごちそうさまでした。

平成30年12月訪問

東京臨海高速鉄道りんかい線乗車記 【平成30年12月19日】

新木場駅に入線する大塚行き普通列車

 今回、所要のために上京した際に色々(楽しいことが)あって、最終的に新木場駅から渋谷方面へと向かうことになったのですが、そこで乗るのが、東京臨海高速鉄道りんかい線。個人的にこれまで、一部区間のみ乗ったりしたことはあったものの、全線に乗るのは初めてということで、個人的記録のために、メモ書き程度の乗車記を。


東京都江東区 麺酒蔵 どさん子 新木場店

 前の記事でも書いたとおり、S-TRAINから東京メトロ有楽町線に乗り換えて新木場駅に到着。ここでりんかい線に乗り換えて、今回上京した目的の場所へと向かうことにしていたのですが、ここらで夕食を食べておかないと、下手すりゃ今夜はメシ抜きという事態になりかねなかったので、駅ナカもしくは周辺で探すことに。

 そんな中、目に付いたのがこちらのお店。「どさん子」さんは、家から近いところにあるお店にわりとお伺いしているのですが、そことは違って店名に「麺酒蔵」と付いています。で、どうやら、居酒屋メニューがとりそろえてある、近年流行りのチョイ飲みが出来るお店のようで、用足し前に一杯引っかけたかったこの日の自分的ニーズにピッタリだなと、即座にお伺いすることを決定しました。

角ハイボール 400円
角ハイボール 400円

 で、お店に入って案内された席につき、卓上にあった居酒屋メニューのお品書きを開いたところ、店員さんから「申し訳ありませんが、そちらのメニューは午後7時からです。」「そちらのメニューは午後6時からです。」と。現在時刻は午後5時半を少しまわったところ。少し粘れば午後6時からのメニューはいけそうだったのですが、生憎、新木場駅18時7分発の通勤快速が用足しへのリミットだったので、ハイボール1杯飲むだけにしてそれらは諦め、ラーメンを頼むことに。

ラーメン(味噌) 659円
ラーメン(味噌) 659円

 頼んだラーメンは、「どさん子」ということで味噌味を。早速スープからいってみたところ、口に広がる味噌ダレの味は、ニンニクの効いた味噌味噌しい慣れ親しんだ「どさん子味」というべきものだったのですが、逆にそれで感じたのが普段との違い。いつもお伺いするお店は、具材の野菜類とスープが一体になったような味わいなのですが、こちらのは、作り方に違いがあるのか、調理しているところを見ていないのでそれによる差なのか不明なものの、具材の野菜の味が混ざらないというか、ストレートに味噌ダレの味が来るような。加えて旨味調味料的後味もかなり強めに感じます。また麺は、黄色みがかった中太の「どさん子」の麺というべき味。そして具はチャーシューの他、茹でもやし、コーン、メンマと、薬味的な白ネギでした。

 というわけで、同じような材料を使っても、作っている環境が違えば味も違うという当たり前のことを、わざわざ新木場まで来て実感した次第で。ごちそうさまでした。

平成30年12月訪問

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栃木県のちょいと北の方に住んでいるアラフィフのオッサン。
ラーメン・そば・うどんなどの食べ歩き、乗り鉄、競馬の旅打ち、モータースポーツ観戦、PC自作など嗜んでいます。

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