趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
福岡・熊本方面に団体旅行で行ったついでの食べ歩き2軒目は、福岡市地下鉄七隈線賀茂駅1番出口下車徒歩6分のところにあるこちらへ。
お店にお伺いしたのは日曜日の午後2時過ぎだったんですが、流石に超有名店だけあって、その時間帯でも店外には10人近くの待ち客が。(写真だと駐車中のクルマの陰に隠れてしまっていますが。)ただ、お客さんの回転は速く、列の最後尾について15分程で席に着くことができました。そしていただいたのは、お品書きを見て気になったワンタンメン。白河系以外のラーメン店だとあまり見かけないメニューですが、ここ博多だと、置いてあるお店がわりと多いような気がします。
ワンタンメン 750円
というわけで、そのワンタンメン。まずは丼から溢れる程なみなみと注がれたスープからいただくと、口当たりはマイルドでとても飲みやすいんですが、豚の風味はちゃんと感じられる、何ともいい塩梅のスープ。また麺は、長浜ラーメンとは違う中細麺で、何でも、これが博多ラーメン本来の麺だそう(※後述)。標準の茹で加減でも結構歯応えとコシがあります。(それでも、固めで頼むお客さんが多いように感じましたが。)そして具は、皮は極薄でしっかりとした餡が入ったワンタンの他、チャーシューは歯応えがあるタイプ。それと卓上には調味料類の他、薬味の白ごま、紅ショウガ、クラッシャー付き生ニンニク、ニラキムチ、揚げニンニクチップが置かれ、そのどれを入れてもバッチリ合いますね。(中でも、個人的にはマイルドな味付けのニラキムチが印象的でした。)
ところで、個人的には、行列の出来る老舗のラーメン店って、特徴がありつつも良い意味で中庸な味を出すところが多いような気がするのですが、こちらもまさにそんな印象を受けました。とってもバランスの良い味が、何とも美味しかったです。ごちそうさまでした。
平成22年1月訪問
『博多ラーメン』と『長浜ラーメン』って、別物らしいですね。調べてみると、その大きな違いはスープの味の濃さと麺の太さだそうで、当地で食べられていたラーメンが、市場で働く人向けに、味は濃く(肉体労働には塩分?)麺は極細に(短時間で食べるため茹で時間が短くなるよう?)変化していったのが長浜ラーメンとのこと。また、替玉も長浜の特徴だそうです。もっとも、個人的には、その区分は曖昧というか、両者がリユニオンした結果が、現在の当地のラーメンなんじゃないかな、なんて思ってたりして。それに、茹で時間が短くなるよう麺が極細になっていったのって、何も時間に追われる市場関係者のせいじゃなく、ものすごくせっかちな当地の人の気質の所為、だと思うのですが。
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