たひお備忘録

趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

栃木県宇都宮市 仙台蔵出しみそラーメン 髙なべ 下岡本店

 (令和4年)11月3日、文化の日となった木曜日。実はこの翌日の金曜日、新型コロナウイルスのワクチン4回目接種を家人共々する予定=これまでの3回の経験から土日は副反応で臥せっていること確実だったため、この日のうちに色々と済ませてしまおうと、家人と共に宇都宮まで。
 で、その途中、昼食のために立ち寄ったのがこちらのお店。国道4号で北から行くと、左側の道沿いかつ宇都宮市に入ってさほど走らないところにあるという立地のお陰で、とても寄り易いのが有り難いというか。しかも、ここなら何いただいても外れはありませんし、キャパシティもわりとあるので開店時刻を狙ってお伺いすれば確実にすぐお店に入れますし。(今回も数分間だけ開店待ちの状態となりましたが、すんなりと入店できました。)

【海老味噌らーめん 980円 + 味玉 ガチャガチャ4等で100円】
海老味噌らーめん 980円 + 味玉 ガチャガチャ4等で100円

 それで今回私は、かつて期間限定メニューとして出されていて、私も約3年ほど前にいただいた時に美味しかった記憶がある海老味噌ラーメンが復刻していたので、それを。ちなみに9、10月の期間限定として復刻したのが好評につき期間延長となっていたのはラッキーでした。
 で、早速スープからいってみたところ、スープがどのような造りになっているのかはいただいただけじゃ解りませんが、髙なべさんらしいまったり濃密、そしてまろやかな味噌味のベースに、大量の甘エビ由来という海老の風味が程よく混ざり合って、もう。そこにシャキっとした白ネギと桜エビ(小エビ?)の香ばしさが加わり、ほんと、後をひきまくる味わいです。
 また麺は、こちらのお店の他のラーメン同様、太麺と細麺が選べましたが、太麺をチョイス。モチっとした重めの食感が、濃密なスープと良く合っています。
 それと具は、こちらのお店では天板の具の、厚めに切られたホロトロ食感のチャーシュー、しっかりとした味付けの軟らかい太メンマは相変わらずのクオリティ。店頭のガチャガチャ4等と交換した味玉は、黄身がトロトロの仕上がりで味加減もバッチリ。
 そして途中から、味変用のレモンを絞り入れれば、これが、また!酸味が加わるというよりも、味わいに軽快感が加わるというか、ややもするとクドくなりがちな濃密な味わいのスープも、このお陰で最後までしっかりと味わうことができます。
 ただ今回、小さめご飯を頼んでおかなかったのは痛恨事。残ったスープに投入すれば、絶対に間違いがないとは思ったものの、餃子ね頼んでしまったのでお腹のキャパシティ的に無理だと思い、結局途中からも頼まなかったんですよね。

【生姜ギョーザ 3コ 320円】
生姜ギョーザ 3コ 320円

 こちらは、一緒にいただいた品。大ぶりで、皮もしっかりしていて、中の餡はジューシーと、間違いのないサイドメニューかと。

【チャーハン 770円】
チャーハン 770円

 こちらは、家人がいただいた品。
 で、チャーハン好きの家人によれば、「岩手屋さんとはまた違う美味しさ」とのこと。確かに以前いただいた時や、今回一口貰って味見した印象は、こちらの方は味がうるさくない程度に豪華というか、旨味が強いというか。このあたりは好みの問題とは思いますが、個人的には家人が挙げた岩手屋さんもこちらも、どっちも旨いんだよなぁ、と。

 というわけで、今回もしっかりと美味しくいただき、(ライス投入をしなかった以外は)満足でございます。
 ごちそうさまでした。

令和4年11月訪問

栃木県矢板市 山の駅たかはら

 秋の行楽シーズンも紅葉がメインコンテンツとなる頃。ラジオの交通情報で日光のいろは坂では毎年恒例の紅葉渋滞が始まっているという話が聞こえるなか、じゃあ矢板の高原(たかはら)山ならばさほど混んではいないだろうと、バイクで山坂道へと。
 それで実際走ってみると、普段より交通量は多いものの混むという程ではなく、ただ見頃にはちょっと早いという状態。そんな紅葉を眺めつつ坂を登ること暫しで、山の駅たかはらへと到着しました。

 こちらは前回、5月の大型連休にお伺いした時もまあまあ混んではいたのですが、今回はそれよりも混んでいて、バイクを停める場所を探すのにも一苦労。それでも何とか停めたあと、今度はレストハウスの中に入っても人がいっぱい。ですが今回、ここでお昼をいただくと決めていたので、意を決して食堂へ。入り口のところで食券を買う際に店内を見たところ、僅かながらも空席があったのは良かったのものの、今度は食券を出してから番号を呼ばれるま相当待つことに。私の直後に入店して相席となった老夫婦も、「ここは何度も来てるけど、これだけ待つのは初めてだ」などとおっしゃっていたのですが、結局30分以上かかって私の番号が呼ばれました。

【特製つけそば 800円】
特製つけそば 800円

 それで今回、私がいただいたのが、特製つけそばという品。手渡されたのを見ると、冷たいそばに温かいつけ汁という組み合わせは、栃木県北のソウルフード(と私が勝手に思っている)、冷やし・ひたしそば・うどんスタイルですね。
 で、席に戻って、まずはソバを何も付けずにひと啜り。地粉を使用したというそれは、ソバの表面にそば殻の黒い粒粒が見て取れるものの、全体の色合いや太さ的に、田舎そばと言うより、挽きぐるみと言った方がしっくり来る感じ。(それよりももう少し白っぽい気もしますが。)表面のツルっと感は程々ですが、噛んだ際の弾力と、口に広がる適度な風味、そして甘みのある味わいが印象的です。
 それを今度は、ツユに浸けてズルズルっと啜りこめば、これが、もう!そのツユは、醤油味のベースに、豚肉とナス、そして白ネギが一緒に煮込まれていましたが、それらの旨味が合わさって、庶民的ながら魅力ある味わい。特にナスは、ツユの旨味が十分に染みていて、ソバと一緒に口に入れるとたまらないものがありました。

 というわけで、美味しくいただいたのですが、途中から、大盛りにしなかったことを激しく後悔。ほんと、待った甲斐がある一杯でした。
 ごちそうさまです。

令和4年10月訪問

栃木県大田原市 札幌ラーメン どさん子 大田原店

 この日というからこの前の週末から、家人から「味噌ラーメンが食べたい」というリクエストを受けていたにもかかわらず、お伺いしたお店には味噌ラーメンがなかったりして果たせず、しからばこちらのお店なら間違いがなかろうということでお伺い。

【みそバターラーメン 800円】
みそバターラーメン 800円

 それで私は、定番のみそバターラーメンを。
 登場して早速、バターが乗っていない側のスープからいただくと、サラっとしたベースの出汁に、炒めた野菜と豚ひき肉の風味と旨味、そしてニンニクが効いた適度にパンチのある味噌ダレが合わさって、ほんと、個人的にはこれが味噌ラーメンのスタンダードと言うべき味わい。以前の記事にも書きましたが、1970年代~1980年代にかけて、どさん子、どさん娘、どさん子大将というFC店があちこちにできると共に味噌ラーメンがブームとなった頃、当時小学生の私に、ラーメンにバターを入れると美味しいということを教えてくれた罪深い味を今も味わえるのが、ほんと、有り難いというか。
 て、ついつい昔の話になってしまいましたが、スープ以外も、ツルポニョシコっとした中太縮れ麺に、絶妙な火の通し加減の野菜(モヤシとキャベツ)、入っていると嬉しいコーン、柔らかく優しい味のメンマ、こちらのお店のオリジナリティを主張する茎わかめなど、安心していただけるメンバーが揃っており、ほんと、何度いただいても良いですね。

【しそ餃子 350円】
しそ餃子 350円

 こちらは、一緒にいただいた品。っていうか、こちらのお店の隠れた(隠れてないか)逸品だと思っているのが3種類ある餃子類で、その中から一番いただいた回数が多いのが、このしそ餃子だったりします。
 で、今回のも焼き目がサクっとして他はモチっとした皮に、適度にジューシーさがある肉肉しい餡。そこにシソの風味が加われば、もう、無敵ですね。

【みそバターチーズラーメン 850円】
みそバターチーズラーメン 850円

 こちらは、家人がいただいた品。
 私のいただいたみそバターラーメンにシュレッドチーズを追加したしたような感じで、家人に感想を聞いたところ、「美味しいけどかなりこってりしている。チーズとバター、両方入れるしつこくなりすぎるかも。次はチーズだけにする。(意訳)」とのこと。しかし壁のメニュー短冊には、みそチーズラーメンが無いんですよね。言えばやってくださるのでしょうか。

 というわけで、今回も、どれも美味しくいただき満足いたしました。やっぱりここの懐かしい味噌(バター)ラーメンは、間違いがないですね。
 ごちそうさまでした。

令和4年10月訪問

栃木県塩谷郡高根沢町 麺処 いろ葉

 新年あけましておめでとうございます。
 旧年中は当ブログに多大なるご厚情をいただき、誠にありがとうございます。
 本年も代わり映えしない内容ですが、ぼちぼち更新させていただく予定ですので、お付き合いいただければ幸いに存じます。

 と、年頭の挨拶をしたところで、ふと食べたくなる味というかお店というのが誰しもあると思うのですが、個人的には、高根沢町にあるこちらのお店もそのひとつ。
 もっとも、食べたくなったとしても、時間や距離の都合も合って必ずしも食べられるとは限らないのですが、この日は平日にもかかわらず、昼休みに抜け出せばいただけそうだったので、必ずいただく!との決意のもと、クルマを烏山街道へ。実際には、時間の関係で混み具合によっては諦めなくてはならなかったのですが、素直に駐車場にも停められ、先客はいるものの諦めるほどではない混み具合だったので、入店して食券を購入。いただくは、このところ何度かリピートしている背脂煮干し+味玉+温野菜という組み合わせです。

【背脂煮干ラーメン 800円 + 味玉 100円 + 温野菜 50円】
背脂煮干ラーメン 800円 + 味玉 100円 + 温野菜 50円

 カウンター席に着き待つこと少々で、注文した品が登場。丼から漂う醤油と煮干しの香りに食欲をそそられます。
 で、早速スープからいってみると、これが、やっぱりもう。煮干しの風味と旨味、背脂のコクと甘みとコッテリ感、若干濃いめだけど角が取れた醤油と控えめに効かされた甘みが織りなす味付けに、生タマネギの薬味が味をピシっと引き締めています。ほんと、これらのハーモニーにまずうっとりしますね。
 ですが、このラーメンのハイライトはやっぱり麺じゃないでしょうか。ピロ(外縁部)ツル(口当たり)モチっ(噛み心地)とした食感の幅広麺は、スープが若干染みることによって更に旨くなるというか。とにかく、個人的にめっちゃ好みな麺なんです。
 そして具の、厚めに切られたホロトロ食感のバラチャーシューは、控えめな味付けが逆にこのラーメンと合ってます。これまた若干甘みがある軟らかいメンマも良い感じ。更に追加した温野菜は、スープの味の濃さを適度に柔らげると共に罪悪感を軽減し、味玉はこれも若干甘みがある味付けそして黄身の固まり具合が絶妙です。

 というわけで、今回もやっぱり美味しくいただいて、とても満足いたしました。
 ごちそうさまです。

令和4年10月訪問

栃木県日光市 日光のけっこう漬け本舗 森友バイバス店

 何時だったか忘れましたが、以前、人づてに、「今市にあるたまり漬けのお店で出している蕎麦が美味い。」との話を聞いたことがありました。
 それ以来気になってはいたものの、具体的な店名が出てこなかったこともあって、なんとなく探してまで食べにお伺いすることはなかったのですが、(令和4年)10月下旬の日曜日。バイク転がしの理由に調べたところ、日光のけっこう漬け本舗さんで蕎麦を出されているのがわかりました。ちなみに、たまり漬けとけっこう漬けは違う食べ物らしいのですが、そのあたりは人づてに聞く際、混同されたものと推察。ちょっと気温が低いけど気持ちいい秋晴れの下、国道461号などを走って東へと向かい、旧今市市へ。それでけっこう漬け本舗で蕎麦を出されているのは今市インター店と森友バイパス店の2店舗あったのですが、今回は、森友バイパス店の方にお伺いすることにしました。

 お店には、店内のお食事処が始まる午前10時30分頃到着。店舗横には、かつて国鉄で使われていた貨車移動機(構内入換用の機械扱いの(車籍のない)機関車)とその横には国鉄0系新幹線電車の鼻先が、店舗裏には東武鉄道で使われていたED4010形電気機関車(4011号機)が鎮座と、私のような鉄道マニア的にはちょっと小躍りしたくなる状況。更にお店に入ると、東武鉄道1720系DRC(デラックスロマンスカー)で使用さされていた「けごん」「きぬ」といったヘッドマークや、国鉄日光線や東北本線で使われていたサボ(列車種別や列車名、行き先などが書かれた板。車両側面に取り付けて使用。)、更には駅に貼ってあった掲示物などが飾られて、これがもう、パラダイス!(その後ほどなくして後客が何組か来店したため、その前に写真を撮らせてもらえばよかったと後悔。)
 と、思わず取り乱してしまいましたが、肝心なのは蕎麦の味。お品書きを一瞥すると、活〆あなご天もりそば(1,750円)が目を引きましたが、ここはひとつ冷静に、ベーシックなもりそばをお願いしました。(まぁ、お財布の中身が少なかったこともあるんですがね。)

【もりそば 700円】
サービスのけっこう漬けとお茶
もりそば 700円

 注文からすぐ、まずはけっこう漬け?とお茶が登場。けっこう漬けはお茶請けにも良いですが、個人的にはお米が欲しくなりましたね。
 それからちょっとだけ待ってから登場した、もりそば。見た目はベーシックですが、早速ソバを1、2本箸でつまみ、何も付けずに啜ってみれば、これが、もう!蕎麦の香りはもちろん、適度にツルッとした口当たりと、シャッキリした歯応えが、何とも良いですね。
 更に、今度はツユに浸けていってみれば、これが、また!ツユ自体、出汁がしっかり効き、味付けも個人的には若干甘みのたったバランスかと思ったのですが、ソバもそれに負けてないというか、浸けることによって双方の味が引き立ちます。
 あとはワサビや晒しネギを適宜加えながら、気が付いたら完食。最後の蕎麦湯までしっかりと堪能させていただきました。

 実はいただく前、こちらのお店が聞いていたお店と同じかわからなかったですし、鉄道マニア的には嬉しい数々の鉄道グッズはおいといて、大箱で駐車場は観光バス用のスペースがしっかり確保してあるなど、昭和の頃の観光客向けのお店(=味的にどうなの?)というイメージを持ってしまっていたのですが、申し訳ありません。大変美味しくいただきました。
 これなら、観光客じゃなくてもまたお伺いしたいですし、ソバを提供されているもう1つの店舗である今市インター店にも是非お伺いしてみたいですね。(こちらと一部メニューが違うようですし。)
 大変けっこうでございました。ごちそうさまです。

令和4年10月訪問


追伸

 当ブログの本年(令和4年)中の更新は、この記事が最後になります。今年もご覧いただき、ありがとうございました。
 実は当ブログを食べ歩き系とそれ以外に分割しようと思っているのですが、作業時間が取れず停滞中。出来れば、来年(令和5年)には何とかしたいと思っているのですが。
 何にせよ、来年もお付き合いいただければ幸いに存じます。
 それでは良いお年を。

このブログの管理人

HN:
馬 たひお (@uma_tahio)
性別:
男性
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このブログのとおり
自己紹介:
栃木県のちょいと北の方に住んでいるアラフィフのオッサン。
ラーメン・そば・うどんなどの食べ歩き、乗り鉄、競馬の旅打ち、モータースポーツ観戦、PC自作など嗜んでいます。

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