たひお備忘録

趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

栃木県日光市 支那そば 朝日屋 本店

 以前、某ラーメン本で、ちょっと変わった焼きそばを出すお店としてその存在を知ったものの、結局お伺いできないまま閉店になってしまった、宇都宮市の朝日屋さんというお店がありました。
 ですがその後、宇都宮のお店は日光市(旧今市市)にある本店の暖簾分けだったと知り、更にその本店は、クルマやバイクで日光に行く際によく通る国道461号が旧今市市内で森友バイパスと交差するところにあると知ったのが最近のこと。(ほんと、何度も通っていたのに!)
 で、知ったからには行くしかあるまいということで、12月の半ば、週末のバイク転がしを兼ねて、時折風花の舞う日光まで。バイクには(見た目度外視で)ハンドルカバー付けないと、外気温的にそろそろ厳しくなってきた今日この頃ですなぁ。

 色々あって、お店にはお昼をちょっと回った頃に到着。駐車場はお店に隣接してではなく、隣接するハーマンのを使って良いとのことなので、その端の方にバイクを駐車してから再びお店に向かうと、バイクを停めている間に入店待ちが出ていたようで、ちょっとだけ外で待ってから店内へ。その後、1人だったこともあり、先に待っていた2人組、3人組の方々を抜かしてカウンター席にご案内。
 座れば早速、来たらこれをいただこうと決めていた、焼き麺(そば)とつけ麺のセットをホールの店員さんに注文すると、すぐにつけ麺のつけダレが登場しました。その後、店内のテレビで流れる、また北朝鮮が弾道ミサイル飛ばしたニュースを聞きながら待つこと暫し。入店から30分ちょっとで焼き麺(そば)が登場です。

【焼き麺(そば)並+つけ麺(小) 1,100円】
焼き麺(そば)並+つけ麺(小) 1,100円の、焼き麺(そば)並
焼き麺(そば)並+つけ麺(小) 1,100円の、つけ麺(小)

 それでその焼き麺(そば)。見た目的には、ラーメン丼に入った色の薄いヤキソバというか野菜炒めですが、下の方から麺を引っ張り出して啜ってみれば、これが、もう!
 じつは焼き麺と言っても、丼の底には結構な利用のタレというか味の濃いスープが入っていて、そこに麺を絡めてから口に入れてみたのですが、まず感じるのは、酸味の効いた味付けで、そこにコショウのような香りと辛みが。ちなみにソースは使われてないようで、ベースは醤油でしょうか?(自信なし)あと清湯スープ的旨味(これまた自信なし)や野菜を炒めた時に出る旨味などが加わって、今まで食べたことがないけど、どこか懐かしくもあり、しっくりとくる味付けです。
 また麺は、自家製でしょうか?モチモチっとした歯応えが良く、前出の味付けが麺自体にも染みてくるのか、それらが相まって旨い麺になっていて。
 それと具は、たっぷりのモヤシに、キャベツ、ニンジンなどの野菜に豚肉がほんの少しという感じですが、モヤシ以外は細く切られていて、自然に麺と一緒に口に入る感じに。すると、麺のモチっとした食感と、野菜のシャキっとした食感の対比ができて、これが何とも良い感じなんです!
 これは、クセになりますねぇ。

 その後、焼き麺を食べ終わるのを見計らったかのように、つけ麺の麺が登場。(小)サイズの筈ですが、(並)でも十分通用するボリュームですね。
 で、早速麺をダレに浸けてから啜ってみたところ、これが、また!
 こちらも酸味が効いていますが、焼き麺よりも数段階上の、お酢のエッジ感。そこに醤油がビシっと効き、旨味や甘みもあり、更に白ネギがアクセントとなる、シンプルながら濃い味付け。昔のつけ麺って、みんなこういう感じでしたよね。(個人的には好きなんですが。)
 しかしながら、このタレが麺を旨くするというか、焼き麺よりもツルツル感、そして何よりもシコシコっとした弾力が増した麺にベストマッチ!
 これもクセになりますねぇ。

 というわけで、どちらも色々感心しつつ美味しくいただいたのですが、一見奇抜な麺 and 麺というセットも、旨い麺を堪能する為だと思えてきたし、今度は看板にある支那そばもいってみたいですね。
 ごちそうさまでした。

令和4年12月訪問

宮城県仙台市 立ちそば処 杜 (JR仙台駅 改札内コンコース)

 ここ暫く前から、何故だか妙に「乗り鉄」づいている中の人。この日も、家人と常磐線の特急ひたちに乗って仙台まで。
 で、あとは鈍行を乗り継いで帰るだけとなったのですが。その前に、コンコースにあるこちらのお店で夕食というか、私に関しては、特急内で駅弁などをつまみに飲んだので、その〆を。仙台という自宅からわりと遠いところにあるにもかかわらず、10月にお伺いして以来、2ヶ月ちょっとでの再訪となりました。

 それでお伺いした時は、夕方5時過ぎというわりと中途半端な時間帯だったのですが、店外の券売機で買った食券をカウンターに出すと、まわりには出来上がりを待っている人が数名ほど。こんな時間でもお客さんが入っているって、さすがは100万都市の中心駅の立ち食いそば店ですね。

【上かき揚げそば 500円 +生玉子 70円】
上かき揚げそば 500円 +生玉子 70円

 なので食券提出から多少待って呼び出された私の上かき揚げそば。
 まずはツユからいってみたところ、前回いただいた時と同じく、出汁感そこそこで、醤油の色は控えめというか当地らしくない薄さなものの、塩気はわりとあり(個人的な好みからするともう少しばかりあってもいいですが)、甘みが控えめな味付けと相まって、悪くないですね。
 またソバは、前回の記事では触れるの忘れてしまっていたものの、太さが結構細め。蕎麦の香りはそこそこあり、湯が時間は短めですが、ツルっシコっと、今回は食感が生麺のように感じました。
 そしてかき揚げは、イマドキの高さがあるタイプ。「上」だけあって、表面に甘エビサイズの海老や、サイコロより大きめなイカがビルトイン。他の種はタマネギがメインでしょうか。また揚げてから多少時間が経っていたのか、クリスプ感はそこそこなれど、ツユとの馴染みは良い感じ。ボリューミーで、積極的に食べないと、かき揚げだけ余ってしまいますね。

【カレーライス 480円】
カレーライス 480円

 こちらは、家人がいただいた品。
 例によって少々味見させて貰いましたが、こういうところのカレーとしてはスパイス感がしっかり有り、辛みもそこそこ。具は、豚肉のほか定番の野菜ですが、ゴロゴロしたジャガイモが嬉しいです。

 というわけで、どれも美味しくいただいたのですが、仙台にはまた遠からず来る予定があるので、その時はまたこちらで1食いただきたいと思います。
 ごちそうさまでした。

令和4年12月訪問

栃木県さくら市 中華そば みやこ家

 (令和4年)12月半ばの金曜日だったこの日。昼くらいにちょっと出たついでの昼食となったのですが、その時、思い浮かんだのが、さくら市の国道4号沿いにあるみやこ家さんのカレーつけ麺。金曜日はカレーの日ですしね。
 それでこちらのお店のカレーつけ麺は以前いただいたことがあったなと、当ブログの過去記事を調べてみたところ、平成20年(2008年)4月と、14年も前のことだったんですね。(嗚呼、歳を感じる……。)

 お店には、お昼をちょっと回った頃に到着したのですが、入店したところ、ラッキーなことにカウンターに空席がいくつか。もっとも、その後すぐにテーブル席も含めて埋まり、背後に待っている人の圧を感じながらの食事となりましたが。で、早速注文ですが、今(というかお伺いした時)はランチタイム、大盛り無料なんですね。それにかなり心惹かれたものの、この品は半ライスが付いているので我慢しました。

【石焼きカレーつけめん 979円】
石焼きカレーつけめん 979円

 それで久しぶりいただくみやこ家さんのカレーつけ麺。まずは、極太ストレート麺を、グツグツと煮立っているつけ汁に浸けてから、カレーが飛び散らないようお玉の上に載せてから啜れば、これが!
 麺は、表面がツルツル、噛むとグミシコっとした食感。じつは、歯応えの強い太麺は苦手なのですが、こちらのは極太ながら、弾力のある程よい歯応えが良いですね。
 そこに絡むカレー味のつけ汁ですが、出汁が効いたカレールーといった味わいが、とても良いです。辛さは、(辛いものがわりと好きな私からすると)万人向けとは思いますが、先述の出汁感とカレー粉というかスパイスがしっかりと合わさって、塩気も程よく。(個人的には、もっとしょっぱくてもオッケーですが。)
 それと具は、厚めにカットされたバラチャーシューがホロトロ。丸々1つ分載る味玉は、黄身がトロトロでしっかり目の味付けですが、カレー味との相性も悪くないです。それとメンマは、カレー味のつけ汁に入れるのが憚られ、箸休めのようにいただきましたが、ごま油がほのかに香る、結構繊細な味付けだったんですね。これまで、例えば濃厚つけ麺の時などは、無造作につけ汁に投入していたのですが、今後は単体でしっかり味わっていただくことにします。
 そして麺を全て食べ終わったあとは、セットで付いてる半ライスを、つけ汁の容器に投入。ついでに残しておいたチャーシューと味玉半個分も投入すれば、これも、また!出汁が効いたカレーライスの出来上がりです。

 というわけで、だいぶ久ぶりだったにもかかわらず美味しくいただいたというか、前にいただいた時、こんなに美味しかったっけ?!というか。こちらのお店は、ただでさえ、濃厚つけ麺かエビつけ麺か、はたまたまぜそばか注文時に迷うところなのに、また新しい選択肢、できちゃいましたね。
 ごちそうさまでした。

令和4年12月訪問

栃木県矢板市 らぁ麺屋 麺処 花火 【移転前店舗(現:麺処 一心)】

 (令和4年)12月も中旬に入ったこの週。師走だからというわけではありませんが、月曜日から土曜日まで公私共に忙しいのが判りきっていたので、朝ラーをバキっとキメて気合を入れようかと、出勤途中に矢板市の麺処花火さんまで。

【自家焙煎担々麺 800円 + 辛さ増し 50円 + シビレ増し 100円 + 追い飯 50円】
自家焙煎担々麺 800円 + 辛さ増し 50円 + シビレ増し 100円
自家焙煎担々麺の追い飯 50円

 それでその気合を入れるべくいただいたメニューは、この日の限定メニューだった、自家焙煎担々麺。こちらの担々麺は、以前家人がいただいたのを味見した他、泡とろ冷やし汁無しなど色々なバリエーションもいただいてきましたが、「自家焙煎」と付くのは初めてで、店主さんによると、ゴマの焙煎の他、それを使ったゴマダレや、ラー油、肉味噌、辛みやシビレの香辛料等全て自家製とのことです。
 で、まずはスープからいってみたところ、これが思わず唸る味わい。ゴマの香ばしさが強く、コクはしっかり有りつつもも、スープ自体はサラっとしていて味付けもベタッとせず、何ていうか、キレのある味わいというか。そこに、辛さ増しと痺れ増しをしたものだから、唐辛子などのバシっとくる辛みと、花椒?のフルーティーでスースーするシビレが加わって、相当エキサイト!!更に、白ネギ青ネギのフレッシュ感やクラッシュナッツのカリッとした食感と香ばしさも加わり、これは癖になる味わいですね。
 また麺は、こちらのお店ではお馴染みの全粒粉を使用した細ストレートタイプですが、このスープの絶妙な軽さと丁度良くマッチする感じ。
 そして具は、味に深みを与える肉味噌の他、発酵味がありしっかりと味が付いた太メンマがアクセント。
 最後は、残ったスープを底に沈んだ肉味噌と共に追い飯にかけていただけば、これもまた!個人的に、担々麺系の追い飯は「美味いけど……。(やっぱりゴマが持ってくよなぁ)」と何故か微妙にモヤることが多いのですが、こちらのは味付けが好みなのかモヤらずに最後まで堪能できました。

 というわけで、美味しくいただいて満足すると共に、バキっとキマって気合も入りました。それにしても、提供されている時、どれをいただこうか迷う限定メニューに出会ってしまいましたね。
 ごちそうさまです。

令和4年12月訪問

栃木県大田原市 中華そば おおの 【移転前店舗】

 このところ、ラーメンに関する情報収集はツイッターなどのSNSが中心となり、お伺いしたところを中心にいくつかお店をフォローもさせていただいているのですが、お店によっては限定メニューの提供情報なんかも流しており、それに誘われることもしばしばあり、今回もそんな感じでバイクを転がしつつ大田原市の美原公園まで。

 駐車場にバイクを停めお店に入ると、日曜日の午前9時40分頃というものすごく中途半端な時間にもかかわらず先客が数名。1人だったので、そこだけ空いていたカウンター席の真ん中に座ることができましたが、両隣そしてテーブル席のお客さん全てが、これから私がいただこうとしている、卓上のお品書きには書いていない限定メニューを注文していたのには(内心)笑ってしまいました。

【辛味噌そば 800円 + 味玉 100円】
辛味噌そば 800円 + 味玉 100円

 それがこの、辛味噌そば。この前日、急遽告知されたメニューで、何でもユズと山椒が効いた生七味を使用しているとのこと。
 注文から程なくして登場した際、上にたっぷり載せられた柚子皮の香りが鮮烈ですが、味噌味のスープの色が若干赤く、また柚子の他にも唐辛子が振りかけられているようです。
 で、まずはスープからいってみたところ、これが、もう!!味のベースである味噌のまろやかな味は、以前いただいた牛味噌そばでも感じたところでしたが、そこに生七味が加えらていて、程よい辛さと和っぽい香辛料の香りのほか、味噌とは別の発酵味もプラスしているでしょうか。このバランスが、とにかく絶妙で、後をひきまくるというか、ずーっと味わっていたい程。加えて、生の柚子皮が後味をさっぱりさせてくれるのが、何とも心憎いです。
 そこに合わせるのは、若干平べったい断面の太縮れ麺で、このモチモチっとした食感が、また。スープともよく合っていますね。
 そして具は、口当たりは柔らかくもしっかりと肉を感じる焼豚が素晴らしいのですが、モヤシも高相性。ネギのシャキシャキ感も良く合っていて、追加した味玉も、黄身のトロトロ具合としっかりと染みた味付けが良い感じです。

 というわけで、大変美味しくいただいたのですが、これが期間限定というのがほんとに残念。年内は提供を続けていただける(ちなみに、今回の訪問は、令和4年の12月中旬に入ったところです。)そうなので、ぜひともその期間内にまたお伺いしたいと思います。
 ごちそうさまでした。

令和4年12月訪問

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馬 たひお (@uma_tahio)
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自己紹介:
栃木県のちょいと北の方に住んでいるアラフィフのオッサン。
ラーメン・そば・うどんなどの食べ歩き、乗り鉄、競馬の旅打ち、モータースポーツ観戦、PC自作など嗜んでいます。

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