趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
前の記事にも書いたとおり、5月の大型連休前半、家人と福島県の只見町にキャンプに来たのですが、キャンプ場にチェックインする前、只見町内で昼食となった時にお伺いしたのがこちらのお店。
道沿いの看板には「十割蕎麦」との文字が見え、ちょうどそばが食べたい口になっていたので、家人に確認してすぐさま駐車場にクルマを入れました。
お店に入ると、店内は小さいお座敷、いわゆる小上がりがメイン。その1つに案内され、卓上のお品書きを拝見したところ、蕎麦の他にも寿司、定食、丼もの、更には一品料理など、「和風レストラン」にふさわしい品数です。
そんな中、私がいただいたのが、天ぷら蕎麦。こちらのお店、十割蕎麦がウリでしたが、お伺いしたこの日は、5月にもかかわらず雨のせいもあって3月並に気温が寒かったので……。
それでまずはツユからいってみたところ、出汁感ビンビンというよりも、蕎麦の香りを殺さない風味。味付けも、濃口醤油は効いているものの、濃さや甘みとのバランスなど上品さがありますね。
またソバは、かけだけあってわりと柔らかめの口当たりですが、コシもちゃんとありますね。またかけでも、蕎麦自体の香りや味わいはしっかりと感じられるかと。
そして天ぷらは、エビ、舞茸、カボチャとピーマンと気取らない感じですが、揚げたてでサっクサク。あと、白ネギと小ネギの2種類の薬味も上品。
で、ソバと天ぷらを堪能したあとは、湯飲みに入った蕎麦湯を入れて味わいますが、元々の味がしっかりしているのか、薄まった感があまりないのが良かったです。
こちらは、家人がいただいた品。実はここに来る前、当地のスーパーマーケットに立ち寄った際、弁当コーナーにソース煮込みカツ丼という品があるのを発見していたんですよね。会津地方ではソースカツ丼が一般的に食べられているとは聞いていましたが、それを卵とじにしたものが只見町では普通に食べられているようで。
で、例よって少々味見させてもらいましたが、甘み強めで酸味のあるソース味に、コショウがピリピリっと効いている味付け。このコショウが、味を引き締めているのではないでしょうか。それと、卵とじの卵がトロっトロで、これも、また。これは大いにアリですね。
ちなみに家人は、食べ始めに複雑な表情をしていましたが、最終的にはアリになったとのことです。
というわけで、どれも美味しくいただき、当地での良い思い出の一つとなりました。
ごちそうさまです。
令和4年5月訪問
今年の大型連休前半の締めは、昨年秋にもお伺いした福島県の只見町にあるキャンプ場でということになり、そこに向かう道すがら、休憩に立ち寄ったのが、南会津町にある、山口温泉道の駅きらら289。
この道の駅がある旧南郷村は、昔からトマトの栽培が盛んで、こちらに併設のレストランでは、トマトラーメンなど、そのトマトを使ったメニューがいただけますが、残念ながら営業時間が午前11時から。それまでにはだいぶ時間があるので、何もいただけないのは残念と思ったものの、なんと、トマトを使ったソフトクリームだけは、売店でも販売されているそう。そんなわけで売店のお姉さんに注文したところ、お姉さんが売店からレストランまで行って作ってきてくれました。
そんな南郷トマトソフトですが、見た目は、あまりトマトトマトしていないというか、ほんのり赤いソフトクリームと行った感じ。ですが一口いただいたところ、のっけからからトマト感が強いですね!なんでも南郷トマト100%ジュース「夏秋(かしゅう)」を使用しているそうで、そのお陰か、トマトらしい酸味やフレッシュな青臭さがちゃんと生きています。また、クリーム感もわりと強いので、個人的には、トマトクリーム系パスタを連想。もっとも、味は塩気がなく、適度な甘みが効かされていますが。
ちなみに、家人に味見を勧めたところ、一口で満足、とのこと。このあたりは食に対する好みや許容範囲もあるので何とも言えませんが、少なくとも、良い思い出にはなったようです。
というわけで、(個人的には)美味しくいただきました。ごちそうさまです。
令和4年5月訪問
大型連休の前半。この日は朝から天気が良かったので、バイクの洗車三昧。で、1台洗い終わったところで午前11時過ぎとなり、家人には、ついでに昼食も食べてくると伝えていたので、さて、どこでいただこうかと思案した時に思い浮かんだのが、大田原市にあるこちらのお店。この時、以前聞いていた、こちらのお店にまつわる、ある大事なことも思い浮かんでくれたら良かったのですが、この時は「初めてお伺いするの、楽しみだなぁ」くらいにしか思っていなかったんですよね。
お店の裏手の駐車場にバイクを停めると、お店の厨房あたりから、とても良い出汁の香りが。これは美味そうだと思いつつお店に入ると、店内は、座敷席のみなんですね。この時、洗車のためブーツを履いていたのでちょいとばかり苦労して脱いでから上がるも、大事なことはこれではなく、ここは相席が基本らしいものの、これも大事なことではなく。それでまだ開店直後だったこともあり、先客が居ない座卓に座って、置いてあるお品書きを見た時に「そういえばここって!」と、ようやく大事なことを思い出したというか。
もっとも、ここまで引っ張ったわりには、そうそう凄いことではないというか、当地の方はよく存じていることだとは思うのですが、こちらのお店って、丼ものとうどんのセットメニューが基本だったんですよね。700円から1,000円の、各種丼とたぬきうどんがセットになった写真が、一面に載っています。ちなみに、丼ものはセットでしか頼むことができず、セットの丼ものやうどんは大盛不可とのこと。また裏面には、うどん単品もいろいろと載っていたものの、先客は皆、「○○丼」「××丼」と、丼の名前を言ってセットメニューを注文している様子。ここは、郷に入りては郷に従えということで、わたしもセットの中から、かつどんをお願いしました。
注文から、さほど待たずに登場した、そのかつどんのセット。写真で判ってはいましたが、丼の大きさが、片方だけでもフルサイズじゃありませんか!
で、まずはたぬきうどんの方から、ツユを一口いってみたところ、先程香ってきた、出汁の風味がビンビンに。また味付けも、当地によくある濃口醤油がガツンとくる味わいではなく、出汁の旨味が生きた上品なもの。
そしてウドンは、コシや噛み応えは強くはないものの、プリモチっとした自然な食感が良い感じ。注文からの提供時間からして、ある程度見込みで茹でてはいるとは思うものの、スイトンのような茹で置き感があまり感じられませんでした。
それと具は、天かすのほか、わかめがたっぷり。わかめうどんといっても差し支えないくらい載っています。ちなみに、うどん単品のお品書きにはわかめうどんもあるのですが、写真からすると、卵とじタイプみたいですね。
あと、セットのかつどんですが、タマネギと共に煮て卵でとじたオーソドックスなスタイル。で、甘じょっぱい濃いめの味付けが、うどんとは逆に、実に当地ライクというか、個人的な好みとも合致して、これは良いですね。
というわけで、どちらも美味しくいただいたのですが、流石に食後はお腹いっぱいに。お値段を考える、ものすごくリーズナブルで、あと20年早く、こちらのお店に行っていればと。
なので次にお伺いする時は思いっきりお腹を空かせるか、今回は注文している人がほとんどいなかったうどん単品メニューを行ってみたいと思います。
ごちそうさまでした。
令和4年4月訪問
大型連休前半の初日だったこの日。連休中は暇を見てバイクのメンテなどをすべく、それに必要な物資を求めて宇都宮のとあるバイク用品店へ。で、そのついでに腹ごしらえということで、そのお隣にあるこちらのお店にお伺いすることに。
それでこの宇都宮テクノポリスセンター店。現在建設中の宇都宮市のLRT絡みでしょうか、最近、お店が改装されたというか、建て替わったんですよね。以前の店舗は一度だけお伺いしたことがあったものの、新しくなってからは初めてのお伺いとなります。
お昼時に入りつつあったせいか空きが少ない駐車場にクルマを停めて入店したあとは、他の山岡家のお店と同じく食券を購入するのですが、その券売機が、店舗改装とともに取り替えられたのか、最新式になっていました。で、この券売機がスグレモノで、高額紙幣はもちろん、電子マネーやクレジットカード決済に対応。連休に入り、財布の中の実弾(現金)を極力減らしたくなかったので、これは助かりました。しかし、改装直後にもかかわらず、店内の床がオイリーで滑りやすかったのは、さすが山岡家さんという感じで。あと同行の家人は「やっぱりここも山岡家の臭いがする」とのこと。私はすっかり慣れてしまったというか、気にならなくなった、あの独特の匂いも、改装直後にもかかわらずしっかりとするんですね。
【特製味噌ネギラーメン 890円 + 味付玉子 120円】
【半ライス 130円】
それで今回は、私がよくいただく2品の中から、久しぶりに特味噌ネギを、味付玉子、半ライスと共に。
登場したら、まずはスープをそのまま一口いただけば、ベースの豚骨スープは他のメニューと共通なれど、白味噌メインのコクのある味わいは、やっぱり特製味噌ならではですね。次に、ニンニクをスプーンで山盛り一杯レンゲに取り、スープで適度に希釈してから、全体にふりかけていただけば、これが、もう。相性の良いニンニクのパンチが、甘みを感じる元々の味を引き締めると共に、グンと旨味を膨らませます。
また麺は、いつも書いているとおり、まとめて口に入れるよりもちびちび数本づつ啜ったほうが美味しく感じる太ストレート麺ですが、私が慣れたのか、以前よりも、まとめて口に入れてもそんなには違和感が無くなったというか。
そして具は、タレで和えられたネギが、他のお店よりも多く感じたのは気のせいですかね。先述のニンニクをふりかけたあとは、一部を半ライスの上に移植してライスと共に、一部をスープに浸してしんなりさせてから麺と共に。角切りのチャーシューや追加した味付け玉子、更にはスープに浸した海苔もライスのお供として、一緒にワシワシと。
あとその半ライスですが、登場したらすぐに、スプーン1杯分の豆板醤を載せてからよく混ぜておくと、特製味噌との相性が一層良くなる気がします。
こちらは、家人がいただいた品。
中辛で頼んだのが家人的には失敗だったようで、「辛い」と。で、少々味見させてもらったところ、中辛の場合、個人的にはチョイ辛~ピリ辛程度と思っていたところ、わりとエッジの効いた辛味が感じられたような。山岡家さんってお店や作る人によって味の濃さや辛みの強さが微妙に違うと思っていて(あくまで、個人の感想です。)、体調のせいか、たまたま辛めになったのかはわかりませんが、これは体調の良い時に「激辛」で頼んで、こちらのお店の辛さを確かめなくてはいけませんね。
というわけで、今回も美味しくいただきました。ごちそうさまです。
令和4年4月訪問
なぜか最近、ふと「食べたいなぁ」と頭に思い浮かぶのが、ふうふう亭さんの「コク旨塩」味のラーメン。そういえばお店にも、昨年の大晦日以来お伺いできていなかったので、に曜日のこの日、こちらのお店にお伺いすると言えば文句の出ない(って、どんなお店でも、よく一緒に行ってくれますがね。)家人と共に、旧黒磯市へGO!。午前中の用足しが押した所為で、開店から30分ほど経ったあたりの到着となったというか、概ね開店時間かその直後にお伺いしていたので、「ウエイティングに名前を書いて待つのは久しぶりだね」などと言っていたら、ちょうど最初に入ったお客さんが出てくる頃で、あまり待たずに入店となりました。
それで今回は、前述のとおり「コク旨塩」が食べたいということで、注文用のタブレットで探すも、お伺いしない間にメニューの並びが変わったこともあってなかなか見つからず。その後、「常連さんのメニュー」というというタブにあったのを無事発見し、いつもはネギラーメンでいくところを今回はワンタンメンを注文。家人も今回はあっさりピリ辛みそのワンタンメンを注文したところ、ちょうどワンタンが切れてしまったとのことで、まずはワンタンが1粒だけ載った状態で出てきて、その後、茹でたて熱々のものが3粒、別の器で登場しました。(1粒おまけしてくださった?)
そんな念願のコク旨塩ですが、まず見た目からして、以前いただいたものよりもスープに濃度がありそうというか、記憶の中にあるものよりも茶色みがかっているような。
で、そのスープからいってみたところ、コク深くまろやかな味わいは以前の面影もあるものの、今回の動物系を中心としたエキス分が、とっても濃い!!更に、結構なオイル感もあって、以前が「コク旨塩」だったとすれば、今回のは「コクコクコクコク旨塩」くらいにはなっているような気がします。もっとも、前回までは(白ネギを醤油ダレで和えた)黒ネギ入りでいただいていたので、それがない今回、ベースのスープが持つ味わいが、(具として白ネギはのっていたものの)よりダイレクトに感じられたのかもしれないというか。
また、太めの縮れ麺は、前回同様のムチモチっとした食感で、小麦てき味わいもしっかり。この強いスープも、余裕をもって受け止めていますね。
それと具は、大粒で、肉肉しい餡がたっぷり入ったワンタンが、しっかりとした皮と相まって圧巻の食べ応え。更に、大ぶりで厚みのあるチャーシューは、ホロホロかつ肉の繊維感もあり、更にはとってもジューシー。個人的にチャーシューは、ホロホロ系のものよりも焼いてミシっとしたくらいのいわゆる叉焼が好きなのですが、こちらのはそんなの関係ない、良いものは良いんだとばかりに気持ちを持っていかれます。これまでは入っていなかった具だと思うのですが、お麩が面白かったというか、最後の頃、十分に汁を吸って戻った状態でいただくと、旨味の爆弾ですね、これは。
そして最後は残ったスープにサービスのライスを投入。そのおかげで多少はスープの味をより味わえるようになったものの、最後まで濃かったというか、こちらのお店で初めて、卓上のペッパーミルを使用したほど。当たり前ですが、挽き立ての黒コショウは、とても良い相性でした。
こらの、先述のとおり家人がいただいた品。で、家人も「美味しいけれど、あっさりなのにスープが濃い。」とのこと。やっぱり、こちらも出汁というかエキス分がよく出ていたんですかね。
というわけで、美味しくいただいたのですが、エキス分が脂と共にたっぷり溶け込んだスープは腹持ちがよく、夕食の時間がだいぶ遅くなったくらいでした。
これが今回たまたまなのか、それともいまのふうふう亭さんの味なのかはわかりませんが、またお伺いして、今回との違い(もしくは同じか)確かめさせていただきたいと思います。
ごちそうさまでした。
令和4年4月訪問
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