趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
こちらのお店は、レギュラーメニュー以外にも、限定メニューを積極的に出されていて、それも楽しみになっている今日この頃の私ではありますが、この日もそんな感じでお店のSNSを見て明日の限定メニューをチェックしていたところ、何と、「背脂煮干し」という文字が。
実はここ暫く前から、個人的に煮干し出汁のスープに背脂という組み合わせが殊の外好きになっていて、それがこの花火さんでもいただけるとなれば、もう、行くしかないでしよう!そんなわけで、1月半ばの土曜日の朝。ウキウキしながらクルマでお店へと向かいました。
【背脂煮干しそば 970円 + 那須御養卵の味玉 120円】
それでその、背脂煮干しそば。
まずはレンゲでスープからいってみたところ、これが、もう!しっかりと風味と旨味は出てるけけどクドくなりすぎない出汁加減に、適切に調理された背脂の甘い風味、そしてコクとコッテリ感が加わって、更に醤油ダレがバシっと効き味に芯を通す感じが、何とも良い感じです。加えて、白ネギ、青ネギ、紫タマネギといった3種類のネギが風味と味を引き締め、スープの中で適度にバラける(まさしく)バラ海苔の香りがベストマッチ!もう、何も言うことはございません。
また麺は、こちらのお店では個人的にお初の、平打ち太縮れ麺。スープとの相性はバッチリで、ピロチュルっとした若干柔らかめの食感が、個人的には好みですね。
そして、しっとりして肉の味も楽しめるレアチャーシューや、しっかり調理されたメンマ、更に追加した玉子自体の味が濃くて固まり加減味加減共にバッチリな味玉といった具たちもいつものクオリティで、何ていうか、それらがまとまった一杯は、しっかりと、「花火の背脂煮干ラーメン」になっていました。
というわけで、美味しくいただいて大満足だったのですが、これでまた、お気に入りの限定メニューが1つ増えてしまいました。次にお伺いする時、どの品をいただこうかという嬉しい悩みが、また深くなってしまいますね。
ごちそうさまでした。
令和5年1月訪問
この日は、珍しいことに何だか塩ラーメンな気分。(袋麺の場合は、某一番の塩味一度なんですが。)しかし、平日だと行けるお店も限られているからどうしようかなと諦めかけたところ、いつも背脂煮干ばっかり食べてたのでパっと思い浮かばなかったこちらのお店にも、塩ラーメン、あるじゃないですか。この日に居たところからなら何とかなりそうだったので、午前中の仕事が終わり次第、風のように烏山街道を走ってお店へと。
幸い、駐車場も1、2台分空いていて、更にはちょうど何組か退店するタイミングと重なったこともあり、すんなり店内に。このあたり、実はこの日も時間との戦いで運が悪ければここまできて諦めるしかなかったのでラッキーでした。
あとは、券売機で食券を購入してカウンター席に着席。店主さんたちのキビキビした調理を眺めつつ待つこと少しで、食べたかった塩ラーメンとご対面です。
まず見た目的に、この季節限定の柚子の皮の小片が載っているのが嬉しいですね。もちろんその香りも食欲を唆るものの、丼に顔を近づけた時に印象的なのは、スープからの出汁素材の掛け合わさった風味と、麺からの全粒粉的香り。
それは、スープを口に入れても同様で、香りと共にじんわり、しかし深い旨味が国の中に広がり、これが、もう。味付けというか塩加減もバッチリです。
次にツルッとした口当たりの麺を啜れば、こちらも香りと共に、麺自体のしっかりした味が広がり、これが、また。シコシコっとした噛み応えも良いですね。
また、具の方も抜かりがないというか、バラ肉のチャーシューはホロトロ感と味加減が、太めのメンマも柔らかめの歯応えと味加減がどちらも良い感じだし、追加した味玉は、醤油っぽい風味が逆にアクセントとなって、ゼリー状の黄身までしっかり染みた味がこれまた良いですし。あと、ネギが偉大というか、この風味があってこそ、スープと麺の風味に調和が取れるというか。
というわけで、美味しくいただいたのですが、いつもは背脂煮干だけど、たまには塩も悪くないなぁと、改めて思った次第です。
ごちそうさまでした。
令和5年1月訪問
新潟県、長野県と回ってきた今回の乗り鉄旅も、久しぶりのJR小海線乗車をもって大方の目的は達成し、山梨県の小淵沢駅に到着。
あとは、中央本線、上野東京ラインと宇都宮線(どっちも東北本線)を乗り継いで帰るだけとなったのですが、その前にここ小淵沢駅で、この旅最後の駅そばを。というのも小淵沢駅は、元気甲斐やワインのめしなどの駅弁で知られる丸政さんの本拠地とも言える駅で、最近駅舎が建て替えになったにもかかわらず、その新駅舎内にも丸政さんが経営する駅そばのお店がしっかり入っているんですよね。
そのお店は、改札口から出て左手方向の、待合室手前のスペースにありました。
厨房を囲むようにL字型の立ち食いカウンターがあり、向かって左隅には食券の券売機が。で、いただくのは名物となっている山賊そばと決めてはいたものの、他にはどんな品があるのだろうと券売機を見たところ、これが(一部品切れランプが点灯してましたが)ものすごい品数というか。まず麺が、そば、うどんのほか黄そば(中華麺)もあり、更に種物として、名物となっている山賊(揚げ)の他、肉系は豚バラ軟骨、肉(馬肉)といった珍しいものが並び、天ぷらもかき揚げ、紅生姜天、野沢菜天、舞茸天と4種類。他にも定番の月見、きつねや、とろろ、山菜、わかめ、カレーもあり、更にはどれも単品で注文可という。これ、毎日通っても全部の組み合わせ試すのに相当な日数が掛かりそうです。
そんな中から先述のとおり、山賊そばの食券を買って店員のお姉さんに手渡すと、素早い調理で登場。上に載った山賊揚げの大きさに、ついつい笑顔になってしまいますね。
で、まずはツユからいってみたところ、店内に張ってあった雑誌記事には「甘辛い」味付けと書かれていたものの、個人的な感覚だと甘さ控えめのキリっと感があるあっさり系の味。素朴な味わいが良いですね。
またソバは、太めの乱切りタイプ。茹で麺ですが、口当たりはツルっと感があり、太さも相まって噛み応えもわりとしっかり。蕎麦の風味もちゃんと感じます。
そして巨大な山賊揚げは、揚げ置きなので、時間的(いただいたのが夕方)に衣がシナシナっとなっているのは仕方ありませんが、それでも、肉の部分(多分胸肉)はしっとりしていたのと、味付けに使われているニンニクのパンチが良い感じ。さらに食べ進めていくと、その風味がツユと一体化してきて、これも、また。
というわけで、名物を美味しくいただき満足させていただいたのですが、是非ともまたお伺いしたいというか、膨大なメニューに再挑戦したいです。
ごちそうさまでした。
令和5年1月訪問
今回の乗り鉄旅で、新潟県の直江津駅から、えちごトキめき鉄道の妙高はねうまライン、しなの鉄道北しなの線を乗り継いでやってきたのが、長野県の長野駅。ここには、駅のホームの立ち食いそば・うどん店が健在ということで、乗り換え時間を利用してささっといただいていくことにしていました。
うまい具合に、しなの鉄道の列車が到着したホームに、そのお店を発見。見たところ、とても懐かしいタイプの立ち食いスタンドで、カウンター下の手荷物を入れるスペースの奥には「長野駅名物立そば」と大書き。一昔前まで当たり前だった立ち食いの駅そばがが、今では「名物」としてPRできるほど希少になってしまったのかなぁ、などと思いつつ、カウンターの隅に置かれた食券の券売機で食券購入。
ここで、このあたりでは珍しいちくわ・ごぼう天そば(ごぼう天は九州だとよく見るんですが。)と相当迷ったものの、ついいつもの天玉そばに。(でも買ったあとも「やっちゃったかなぁ」と若干後悔。)ちなみに、天ぷらは他にえび天もあり、それ以外の種物としては、きつね、たぬき、月見、山菜、きのこ、わかめ、そしてカレーもあるようでした。
そんな天玉そばですが、食券提出から、店員のお姉さんの素早い調理で登場。
早速ツユからいってみたところ、それなりに濃口醤油は効いていますが、効きすぎることはない塩梅で、塩気も後述のかき揚げや玉子に負けないものの(しょっぱいもの好きな私基準では )強くなく、どことなく上品な味わいに感じます。
またソバは、駅そば王道の茹で麺ですが、ちゃんと蕎麦の香りがして、歯応えなどの食感もそれなりに感じられます。
そしてかき揚げは、タマネギなどは入らず衣と桜海老様の小エビという懐かしい、というか、今も地域によっては主流のスタイル。ツユに溶けはしませんが馴染みは良く、ちょいと齧りつつソバを啜れば、これが、もう。更にそこに崩した生玉子を絡めれば、これも、また。
というわけで、美味しくいただいて大満足だったのですが、やっぱり、ホームで啜るソバは最高。そして長野には、また遠からずお伺いする用事があるので、その時は必ずや、今回選ばなかったちくわ・ごぼう天そばいただきたいと思います。
ごちそうさまでした。
令和5年1月訪問
昔はちょっと大きな駅ならホームなり待合室なりに早朝から開店する立ち食いそば・うどんのお店、いわゆる駅そば店があったのですが、誠に残念なことに、特に地方部では、ここ暫く前から加速度的にそういったお店が無くなってしまっているんですよね。
ですが逆に、駅ビルがあるような大きな駅だと、厳密には駅そばとは違うかもしれませんが、近年出来た駅ビルの中に、それまで駅そば店を運営していた業者さんや、全く別の業者さんが、そば・うどん店を営業されていることも。
今回、旅の途中に立ち寄った長岡駅もそのひとつで、駅ビルであるCoCoLo長岡の1階フードコートに、しかも、駅ビルというかフードコートの営業時間は午前10時からにもかかわらず、午前7時半から開店するそば・うどん店があるそうで。
で、知ったからにはお伺いしてみたくなり、午前8時頃、長岡駅に到着後、そのお店へ。先述のように駅ビルは閉まっているためコンコースからではお店に行けず、一度駅の外に出てから、改めて1階外側のフードコート入口からお店へと入ります。
その店内は、(当たり前ですが)まさしくフードコートの一角で、注文は券売機で食券を買うスタイル。そのボタンを見たところ、メニューがかなり豊富で、天ぷらだけでもえび天、いか天、かき揚げがあり、他にも肉、きつね、たぬき、月見、山菜、とろろ、コロッケといった定番から、辛葱、辛肉玉なんて品も。それに冷やしやラーメン、カレーやかき揚げ丼、セットメニューまで加わって、もう、どれをいただいてよいのやら。
でもこんな時こそ、個人的定番の品だと思い、天玉そばの食券を購入。笑顔が素敵な店員のお兄さんにそれを手渡し、待つこと少々で登場しました。
それでその天玉そば。
まずはツユからいってみたところ、出汁感はそこそこなれど、濃口醤油が効き、更には甘みが結構あるタイプ。そこだけみると万人向けという感じですが、少々振りかけられた青海苔の香りが個性を主張します。青海苔自体、七味にも入っているので、そばとの相性は良いのですが、こういうふうにツユというか丼表面に直接振りかけられているのは、はじめての体験です。
またソバは、乱切りタイプで、湯がき時間からすると冷凍麺でしょうか。ですが蕎麦の香りも感じられ、食感は比較的自然で、悪くないですね。
またかき揚げは、タマネギに(桜海老ではなく芝海老的な)海老の小片という組み合わせ。ツユには溶けませんが、馴染みは良い方です。
そこにワカメと、小振りながらも、途中から崩そうと箸でつまむも一発では破れなかったくらい新鮮な生玉子が。
というわけで、美味しくいただきましたが、こういったかたちでも、駅にそば・うどん店が残っていることが、とても有難く思います。
ごちそうさまでした。
令和5年1月訪問
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