たひお備忘録

趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

東京都新宿区 わおん。 (新宿駅 小田急線西口地下改札外コンコース)

 前々の記事前の記事とちょこちょこ書いていますが、この日は、推しアーティストさんの1年ぶりのワンマンライブを観るべく東京まで。それで行ったついでに、乗り鉄やら前の記事で書いたラーメンやらの寄り道も一通りこなして、それでもライブまでちょっとだけ時間があったので、新宿駅の小田急線西口地下改札近くにあるこちらのお店へ。以前、似たような状況で上京した時、ライブ前にここで軽く飲んで気分を盛り上げたことを思い出し、今回もちょっと一杯というわけで。こういう敷居が低いお店って、私のようなお上りさんには有り難いというか。
 ちなみにこちらのお店のシステムは、まず、入り口のところの注文カウンターで酒とつまみを注文し、酒はその場で受け取り、つまみはそのすぐ奥の窓口で受け取ってから、空いている立ち飲みカウンターに移動して飲むというスタイル。お伺いしたのが平日の午後6時頃だったこともあり、店内は盛況でしたが、1人2人位なら空いているスペースが有ったので早速入店することに。

【ハイカラセット 520円】
ハイカラセット 520円

 それでいただいたのが、ハイボールと唐揚げという鉄板級の組み合わせなハイカラセット。
 まずはハイボールで喉を湿したあと、唐揚げを1つかじってみると、衣のサクサク感が心地よく、中の鶏肉は柔らかくしっとりジューシー。味付けに八海山酒造の塩麹を使用しているそうですが、おかげで肉が柔らかくなっているんですかね。あと塩麹由来の発酵味というか複雑な旨味が加わって、これがなかなか。
 それをまたハイボールで流し込めば、これはもう。何も言うことはございません。

【ホッピー(黒) 450円】
ホッピー(黒) 450円
【牛すじ煮込 300円】
牛すじ煮込 300円
【焼酎ホッピー(ナカ) 220円 ※写真なし】

 唐揚げ1つ(ちなみに、唐揚げは2つあります。)でハイボールが無くなってしまったため、再び注文カウンターで追加の酒として黒ホッピーを。で、先述のようなシステムなので、席によってはなかなか追加注文もしづらいのですが、なんと今回、私が最初の注文の品を受け取った時に空いていたのは注文カウンターの目の前のスペース。なので心置きなく、更に追加でナカと、さらにもう一品、当店一押しという牛すじ煮込みも。
 それで牛すじ煮込みは、トロトロっというよりも、濃い味が染みたお陰でちょっと水分抜けている感。その味付けは結構甘みが効いています。また具は牛すじの他、コンニャクと大根が嬉しいですね。

 というわけで、ちょっと一杯の訳が都合三杯も飲んでしまいましたが、新宿駅構内という場所とお値段考えれば味も悪くなかったですし、また上京した際に都合が合えば多分お伺いすると思います。
 ごちそうさまでした。

令和4年11月訪問

神奈川県藤沢市 江の島らぁめん 片瀬商店

 前の記事にもちょっとだけ書きましたが、今回、東京で推しのライブを観るついでの寄り道で訪れたのが、神奈川県藤沢市の江ノ島。といっても江ノ島観光ではなく、湘南モノレールと小田急江ノ島線に乗るのが目的だったのですが、他にもう一つ目的がありまして、それがこちらのお店、片瀬商店というラーメン店。
 以前ツイッターの、確か鉄道系アカウントのツイートで紹介されていたのを見て、ぜひとも食べたくなってしまったんですよね。だって、日替わりでその日仕入れた地魚を出汁に使うラーメンなんて、私の住む栃木県では不可能ですもの。

 そんなわけで、湘南モノレールで湘南江の島駅に到着後、江ノ電の江ノ島駅方面に向かって歩くこと程なくで、目的のお店に到着。建物が外装工事中で、入り口部分以外はシートに覆われていましが、シートの一部に「営業中」と大書きされていましたが、そのお陰で見つけやすかったかもしれません。
 店頭には黒板が置いてあり、そこに「本日のスープ サバとカツオとイナダ(注:ブリの幼魚)とメジマグロ」と書かれていましたが、今日は青魚たっぷりのスープがいただけるんですね。更に、「蛤ラーメン」と書かれたものなど、メニューの紹介のPOPも多数貼ってありました。
 それらを一通り眺めてから、おもむろに店内へ。内部はカウンター席のみだったでしょうか、コンパクトな印象。ピーク時は相当混雑しそうですが、午後3時過ぎという中途半端な時間帯だったので、すんなりと着席することが。そこで卓上のお品書きを見て、いただくものの最終確認。ここは元々の訪問の目的ということで、地魚出汁のラーメンにしようと思ったものの、最後の最後、塩味か醤油味かで悩んだ結果、醤油味でお願いしました。

【地魚醤油らぁめん 680円】
地魚醤油らぁめん 680円

 その後、程なくして登場した地魚醤油らぁめん。早速スープからいってみたところ、これが、もう、新鮮なフィッシュ!すごくフィッシュ!踊ろうフィッシュ。素敵にフィッシュ。お品書きにも書いてありましたが、組合せる魚が違えば味も変わるし、同じ魚の組合せでも魚の脂乗りによって味が違ってくるという、まさしく一期一会の地魚出汁は、圧倒的な「鮮魚」感を発揮しています。そこに、コッテリ感を加えるスープ表面の油や、醤油をはじめとする味付け、白ネギの薬味感が加わることによって、しっかりとしたラーメンのスープの味わいになっていますが、鮮魚の出汁にブレンドされているという煮干し出汁の存在も、そのラーメン的味わいを感じさせるのに一役買っている気がしますね。
 また、ウェーブがかった細めの麺は、シコシコっと弾むような歯応えが特徴的。スープの鮮魚感に目が行きます(というか舌が行きます)が、この麺もスープに負けない存在感を発揮しているかと。
 そして具は、柔らかいけどしっかりと肉っ!なチャーシュー1が枚と、さり気なく凝った感じのメンマとシンプル。っていうか、これだけスープが引っ張り、麺が負けじとついていくような展開では、シンプルな具のほうが合っていると思いました。

【イカの肝みそ漬けごはん(小さめ) 200円】
イカの肝みそ漬けごはん(小さめ) 200円

 こちらは、予定になかったのですが、店頭のPOPを見て、つい注文してしまった品。(塩辛とかイカゴロとか好物なんです。)
 白いご飯の上には、味噌漬けされたイカの肝が乗っていますが、味噌漬けされたことによって肝の水分が抜けて旨味と風味が凝集され、更に味噌の発酵的旨味まで加わって、ものすごく濃厚な味わい。白いご飯に生臭しょっぱいものって、ほんと合うんですよね。
 更に、ちょっと勿体無いと思いつつも、最後はラーメンのスープをかけていただけば、高級なお茶漬けのようでした。

 というわけで、どれも美味しくいただいたのですが、加えてやっぱりこんな地魚を出汁に使ったラーメン、栃木県じゃ味わうのは難しいというか、海沿いの当地ならではということで、感激。本当ならまめに通って、日によっての地魚出汁の違いも堪能したいところですが、それは無理なので、せめて当地をまた訪れた時に、お店にも再訪させていただきたいと思います。
 ごちそうさまでした。

令和4年11月訪問

栃木県宇都宮市 野州そば (JR宇都宮駅 7・8番線ホーム)

 この日は、夜に東京で用事(推しのアーティストさんの約1年ぶりのワンマンライブなんですがね。)があったため、そのついでにちょっと寄り道しようと昼前で仕事を上がり、JRの宇都宮駅へと。
 で、宇都宮駅から湘南新宿ラインの列車に乗る前に、最近ご無沙汰だったホームの立ち食いスタンド「野州そば」にて、昼食にそばでもいただいていこうかと。以前は9・10番線ホームにあったスタンドはすでに無くなり、今や7・8番線だけとなり、更には営業時間も昼だけとなってしまいました(故に、利用する機会もなくなってしまいました。)が、ホームに残っているだけでも有り難いというか。

 それで今回は、個人的定番の天玉そばをいただくべく、かき揚げ天玉そば・うどんの食券を、これだけ真新しいイマドキの券売機で購入。店員の愛想のいいお姉さんに「そばで」と渡せば、あっという間に登場。このスピーディーさは、昔ながらでした。

【かき揚げ天玉そば 470円】
かき揚げ天玉そば 470円

 出されたそばの写真を撮ってると「冷めないうちに食べてね」と店員のお姉さんに言われたからではないのですが、写真をバシバシと何枚か大急ぎで撮ってから、まずはツユからいってみると、アツアツじゃないのがこれまたトラディショナルな駅そばっぽいですね。出し感は控えめで、味付けは東日本というか関東というか当地らしく濃口醤油が主張するものの、甘からず辛からずという感じ。この野州そばのつゆの味は変遷があり、個人的に認識している(単なる思い込みかもしれませんが)だけでも、少なくとも平成20年くらいまでの甘みが少ないタイプから、その後JR東日本系列の駅そば店で多い甘みの効いたタイプになって、近年、また甘みの少ないタイプになってきたような気がします。また塩気は十分(個人的にはもっと濃くても良いのですが。)で、かき揚げや生卵に負けないのが良いですね。
 そして蕎麦は、袋に入った茹で麺を使用。蕎麦の香りもそれなりに感じ、ツルっと自然な啜り心地と、茹麺の中では歯応えも有るように感じます。
 それとかき揚げは、タマネギ、ニンジン、長ネギ(あと小エビ?)など野菜をメインとした、カリポソっとしてツユとはあまり馴染まないタイプ。先述のツユの味の変遷と共に、こちらのかき揚げも変わっていて、少なくとも平成22年までは、ツユとの馴染みが良い、長ネギとゲソのかき揚げだったのですが、平成23年頃から今と似たタイプになったような気がします。

 というわけで、久しぶりにホームのスタンドで美味しくいただいたのですが、それ同時に、昔とは味こそ変われど、昔ながらのトラディショナルな駅そばが、まだここには残っているんだよなぁ、と。東西自由通路や新幹線コンコースにあるイマドキのお店は、ソバは生麺っぽいのを使っているし、かき揚げなどの天ぷら類も店内調理しているしで、それらと比べるとレトロ感は否めないところなのですが、でも、個人的にはそこが良いところでもあると思うんですよね。
 こちそうさまでした。

令和4年11月訪問

栃木県矢板市 らぁ麺屋 麺処 花火 【移転前店舗(現:麺処 一心)】

 11月中旬のとある日曜日。
 この日は早朝から忙しく、夜明け前から日課の運動(元々はそんな事する人間じゃありませんが、先日受診した人間ドックで引っかかったもので……。)をして、帰宅後シャワーを浴びてバイク転がし(通勤に使っていない方のバイクも、極力週に一度は乗るようにしているもので。)に。
 で、バイクに跨って向かったのが、最近(この訪問をした頃の話です。)営業時間の変わっても、有り難いことに週末の朝営業は続けてくれている、こちらのお店。今回は、事前にお店のSNSを見ていなかったので、限定にどんなメニューが有るのかチェックしていなかったものの(もっとも、いつもいただく一番のお気に入り「金色のとりそば」は有るだろうとは思っていましたが。)、いざお店に入って限定メニューが貼られているところをチェックしたら、大好きな「金色のとりそば」の横に、これまた大好きな限定メニューの名前が有るじゃありませんか!しかもこちらの品は、「金色の…」と違っていつも有るわけではないので、カウンター席に座ったあと、店主さんにその品を追加トッピングと共にお願いしました。

【Dashi中華そば 850円 + 那須御養卵の味玉 120円 + 鶏つくね(3個) 150円 】
Dashi中華そば 850円 + 那須御養卵の味玉 120円 + 鶏つくね(3個) 150円

 それがこの、Dashi中華そば。今回は、運動の後なのでタンパク質を摂るべく、味玉とつくねも追加してしまいましたが。
 で、まずは早速、スープを一口いってみれば、これが、もう!数種類の出汁と数種類の醤油を混ぜ合わせたというそれは、口に含むと味わいがアタック鋭く立ち上がっていくというよりも、じんわりと、しかし力強くひろがり、その後、その味わいにほっこり。しかも、単一の素材が強いというよりも、複数の素材が掛け合わされた旨味が、何とも良いんですよね。そこに、適度なコッテリ感を与えてくれる表面の油や、他の品とは違う切り方の白ネギ、更に三つ葉という薬味が良く合っています。
 また麺は、こちらのお店のラーメン共通の、全粒粉を使った細麺でしょうか。麺自体、わりと香りが強いほうだとは思いますが、香りのある麺と出汁の、蕎麦的なマッチングが心地よく。また細めながら、シコっとした歯応えも良いですね。
 そして具は、標準で入る鶏チャーシュー、レアチャーシューの、どちらもしっとりした食感と程よい味付けももちろん良いのですか、ほろっとした食感のつくね、そして卵自体の味がしっかりとしていて黄身のトロトロ加減もたまらない味玉。

【お茶漬け 150円】
お茶漬け 150円

 そんなラーメンをいただいている途中から、これ絶対合うとの確信にいたり、追加注文したのがお茶漬け。確か、朝ラーメンの限定だったと思いますが、今日、朝にしかお伺いできなかったことがしたことを逆にラッキーだったと思える相性の良さ。

 というわけで、今回も美味しくいただき、大変満足させていただきました。
 ごちそうさまです。

令和4年11月訪問

栃木県那須塩原市 手打ラーメン ふくべ

 この日は、例によって家人とお昼はどこでいただこうかと思案しながら車を走らせていたところ、こちらのお店のモチモチした手打ち麺のことを思い出し、進路を国道4号へ。お店の近くの国道4号はわりと高い頻度で走っているため、前回お伺いしてからそんなに経っていないと思っていたものの、実は2年半以上(間隔が)空いてしまっていたんですね。

【チャーシューメン 900円】
チャーシューメン 900円

 それで私は、こちらにお邪魔すると毎回いただいている気がする、チャーシューメンを。
 早速スープからいってみたところ、油が結構浮いたそれは、一口目から結構ワイルド、でも強すぎない動物系の風味。そうそう、こちらのスープは、このちょっとした荒々しさが特徴的でしたっけ。逆に醤油ダレは、それほど濃くは効かされていないものの、追加で出してくれる白ネギをトングでひとつかみほど追加すれば、いい感じに味がまとまるというか。
 そして何と言っても、こちらのラーメンの白眉たる手打ち麺が、もう!表面のテクスチャはツルっとして啜るに際に麺のうねりを楽しめ、噛めばモチモチっとした弾力が、これまた何とも良い感じなんですよね。そりに量がたっぷりはいっているのも有り難いです。
 またチャーシューは、ホロっとしつつも繊維を感じる柔らかめのものがたっぷり。チャーシュー自体の味付けも、素朴な感じが悪くなく。あと、メンマは味付けあっさり目で、カイワレは薬味っぽくマッチ。あとゆで卵が懐かしくもあり、嬉しくもありという感じで。

【塩ラーメン 700円】
塩ラーメン 700円

 こちらは、家人がいただいた品。
 例によって味見させてもらったところ、何故か、私の醤油味よりも、スープそのものというか動物系の出汁の味わいがあっさりと感じられました。あと、塩気もごく控えめに感じました。

 というわけで、久しぶりにこちらの手打ち麺を堪能させていただき、満足でございます。
 ごちそうさまでした。

令和4年11月訪問

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栃木県のちょいと北の方に住んでいるアラフィフのオッサン。
ラーメン・そば・うどんなどの食べ歩き、乗り鉄、競馬の旅打ち、モータースポーツ観戦、PC自作など嗜んでいます。

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